JP2593442B2 - 自動車用サンバイザ - Google Patents

自動車用サンバイザ

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JP2593442B2
JP2593442B2 JP61015279A JP1527986A JP2593442B2 JP 2593442 B2 JP2593442 B2 JP 2593442B2 JP 61015279 A JP61015279 A JP 61015279A JP 1527986 A JP1527986 A JP 1527986A JP 2593442 B2 JP2593442 B2 JP 2593442B2
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JP
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sun visor
skin material
skin
shaft
reinforcing plate
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JP61015279A
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JPS62173317A (ja
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誠 田村谷
昌夫 本田
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Kasai Kogyo Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 《発明の分野》 この発明は、自動車用サンバイザに係り、特にサンバ
イザの天井面への格納時における室内美観の向上を図っ
た自動車用サンバイザに関する。
《従来技術とその問題点》 周知のように、自動車のフロントウインド上方には、
サンバイザなる日除けが設けられており、太陽光を遮蔽
し、乗員の運転視界を確保するようにしている。
上記サンバイザの大略構成を第7図を基に説明する。
図面において、サンバイザ本体1は所要形状に曲成さ
れたワイヤフレーム2と、このワイヤフレーム2の両側
面に積層されたポリウレタンフォーム等のパッド材3,3
と、更にこれらパッド材3,3の外側面に配置されるPVCシ
ート等の表皮材4,4とからなり、製品の外周縁5に沿っ
て上記表皮材4,4同士を高周波溶着することにより、表
皮材4でワイヤフレーム2並びにパッド材3を被包して
構成されている。
なおサンバイザ本体1の一方側縁にはL字形のシャフ
ト6の一端が挿入され、かつこのシャフト6の他端は車
体側に固定されたブラケット7内に回動自在に挿通され
ている。
更に、サンバイザ本体1の他方側縁に設けた係合ノブ
8を同様に車体側に固定したホルダー(図示せず)に嵌
合させることにより、上記サンバイザ本体1を上記シャ
フト6並びにノブ8で保持するようにしている(例えば
特開昭49−67323号公報参照)。
そしてこれらサンバイザ本体1の非使用時には、天井
面に沿って、天井面とほぼ平行に格納するようにしてい
る。このとき、例えば第8図に示すように、天井面に取
付けられたルーフガーニッシュ9の凹部9a内にサンバイ
ザ本体1を収納するようにし、ルーフガーニッシュ9に
サンバイザ本体1を一体的に収納することにより、室内
美観を向上させるとともに、車室内の有効スペースを図
るようにしている。
しかしながら、第7図で示す通常の構成のサンバイザ
にあっては、表皮材4の材質は、ルーフガーニッシュ9
の表面とほぼ同一材質のものを用いているので、ルーフ
ガーニッシュ9とサンバイザ本体1との違和感を乗員に
与えることはないが、サンバイザ本体1から露出するシ
ャフト6並びに係合ノブ8は室内側に露出しているた
め、美観の低下を招いている。
《発明の目的》 この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、本
発明の目的とするところは、サンバイザ本体を天井面に
形成した凹部内に格納した際、サンバイザ本体に設けた
シャフト並びにノブが車室内に露出しないようにするこ
とにより、車室内の美観を著しく向上させた自動車用サ
ンバイザを提供することにある。
《発明の構成と効果》 前記目的を達成するために、本発明は、車室内の天井
面に形成した凹部内にサンバイザ本体を格納するように
した自動車用サンバイザであって、 上記サンバイザ本体は、上記凹部の周縁とほぼ同一形
状でかつフラット面に形成した芯体と、芯体の両側面に
配置される表裏の表皮材とを備え、サンバイザ本体の格
納時下側に位置する表皮材をフラット面で、しかも、天
井一般面と同一平面上に位置させるとともに、他方側の
表皮材はエンボス部を有する湾曲状に成形され、このエ
ンボス部内にシャフト、並びに係合リブを収容し、上記
芯体の外周縁に沿って、上記表皮材同士を接合したこと
を特徴とする。
すなわち、前記構成によれば、サンバイザ本体を天井
凹部内に格納した際、下側に位置する表皮材は天井一般
面と面一状となり、サンバイザ本体と天井との一体感が
現出されるとともに、シャフト,係合ノブは、格納時上
側に位置する表皮材に形成されれたエンボス部内に収容
されるため、シャフト,係合ノブはサンバイザ格納時、
サンバイザ本体により覆われる。
したがって、車室内の美観が向上するとともに、安全
面においても好ましい。
《実施例の説明》 以下、本発明に係るサンバイザの一実施例について添
付図面を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本発明に係るサンバイザの材料構成並びにそ
の配置を説明する全体斜視図、第2図は本発明に係るサ
ンバイザの格納状態を示す断面図である。
図面においてサンバイザ本体10は、ループ状に曲成さ
れたワイヤフレーム11と、このワイヤフレーム11の一方
側面に配置されたフラットな補強板12と、上記ワイヤフ
レーム11の他方側面に配置されたウレタンフォーム等の
緩衝材をワイヤフレーム11とほぼ同一形状にトリムされ
たパッド材13と、更に上記補強板12並びにパッド材13の
外側面にそれぞれ位置するPVCシート,クロス材等の一
対の表皮材14(補強板側14a,パッド材側14b)とから構
成されており、ワイヤフレーム11は後述する軸受16を除
いて補強板12に当接し、補強板12をさらに剛性の高いも
のにしている。
そして、上記素材を第1図に示すように積層した後、
補強板12を覆う如く該補強板12の外周に沿って上記表皮
材14a,14b同士を高周波溶着することによりサンバイザ
本体10が形成される。
なお図中符号15は、サンバイザ本体10の一方側を回動
自在に保持するシャフトであり、このシャフト15の一端
は、ワイヤフレーム11に固定された軸受16内に回動自在
に挿通され、かつその他端は車体側に固定されたブラケ
ット17内に同じく回動自在に挿通されている。
一方、サンバイザ本体10の他方側には係合ノブ18が形
成され、同様にこの係合ノブ18は車体側に固定されたホ
ルダ(図示せず)内に嵌合される。
このようにサンバイザ本体10は、シャフト15並びに係
合ノブ18により保持されている。
そして本実施例に係るサンバイザにあってはこれらの
シャフト15並びに係合ノブ18がサンバイザ本体10の格納
時、車室内側から見えないように、補強板12並びに一方
側の表皮材14aで被覆される構成となっている。すなわ
ち後述するように、サンバイザ本体10が格納される凹部
の周縁とほぼ同一形状に補強板12が設定されている。
上記表皮材14aは、フラットな補強板12によりフラッ
ト面を形成し、そのまま外周縁を他方の表皮材14bと接
合しているため、第2図に示すように、ルーフガーニッ
シュ19の凹部19a内にサンバイザ本体10を格納した際、
ルーフガーニッシュ19の外表面19bと上記表皮材14a,14b
との接合部および表皮材14aとはほぼ同一平面上に位置
し、更にこれら補強板12並びに表皮材14aによりシャフ
ト15,係合ノブ18が目隠しされるので、室内美観は極め
て良好なものになるとともに、安全面においても有効で
ある。
更に他方側の表皮材14bは、その外周縁をフラットな
表皮材14aと接合させるために、この表皮材14bの外周部
はかなり湾曲して形成する必要があるので、予め表皮材
14bは真空成形等により、その外周を湾曲させるととも
に、シャフト15並びに係合ノブ18の設定箇所にエンボス
部20を形成する。
なお、図中符号21は、補強板12と表皮材14aとの間に
介在される薄手のパッド材である。
また本実施例では、サンバイザ本体10の芯体として、
ワイヤフレーム11並びに補強板12を用いたが、第3図に
示すように、補強板12Aに軸受16Aを一体に設けて、ワイ
ヤフレーム11を省略してもよく、また第4図に示すよう
に合成樹脂の射出成形により、サンバイザ本体10の芯体
12Bを成形してもよい。このようにした場合、芯体の一
方側面はフラット面に形成されることは勿論であるが、
軸受16A,16Bが一体に成形できる利点がある。
更に、表皮材14a,14b同士の接合についても、本実施
例では高周波溶着加工を使用しているが、超音波溶着加
工,縫製加工等、表皮材同士の接合手段を特に制限する
ものではない。
また第5,6図に示す如く、係合ノブ18取付部のワイヤ
フレーム11Aに、鉄板22等を溶接し、係合ノブ18取付時
に上記鉄板22を共締めすることにより、ワイヤフレーム
11Aと補強板12とを確実に固定できるとともに、係合ノ
ブ18取付部の強度を向上させることができる。
以上説明したように、本発明に係るサンバイザにあっ
ては、サンバイザ本体10格納時、下側に位置する表皮材
14aをフラット面に形成し、ルーフガーニッシュ19の外
表面とほぼ同一平面に位置させることにより、表皮材14
aの外周縁とルーフガーニッシュ19の凹部19a周縁19cと
の間に間隙をなくしたものであるから、室内美観を著し
く向上させることができる。
更に、補強板芯体を設ければ表皮材14aの垂れ下がり
を防止できるとともに、サンバイザ本体10の使用時に乗
員と対向する側面に使用するパッド材13は厚く設定し、
緩衝機能を充分に付与しても、サンバイザ本体10格納時
何等支障を与えることがない等、非常に実用的な発明で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動車用サンバイザの材料構成並
びにその配置を説明する全体斜視図、第2図は本発明に
係るサンバイザの格納状態を示す断面図、第3,4図はそ
れぞれ本発明の他の実施例を示す第1図と同様の全体斜
視図、第5図は本発明のさらに異なる実施例を示す要部
分解斜視図、第6図は第5図と同様の要部断面図、第7
図は従来のサンバイザの構成を示す一部破断斜視図、第
8図は従来のサンバイザの格納状態を示す断面図であ
る。 10……サンバイザ本体 11……ワイヤフレーム 12……補強板 13……パッド材 14(14a,14b)……表皮材 15……シャフト 16……軸受 17……ブラケット 18……係合ノブ 19……ルーフガーニッシュ 19a……凹部 20……エンボス部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−124319(JP,U) 実開 昭62−83716(JP,U) 特公 昭45−28846(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内の天井(19)面に形成した凹部(19
    a)内にサンバイザ本体(10)を格納するようにした自
    動車用サンバイザであって、 上記サンバイザ本体(10)は、上記凹部(19a)の周縁
    とほぼ同一形状でかつフラット面に形成した芯体(12)
    と、芯体(12)の両側面に配置される表裏の表皮材(14
    a,14b)とを備え、サンバイザ本体(10)の格納時下側
    に位置する表皮材(14a)をフラット面で、しかも、天
    井(19)一般面(19b)と同一平面上に位置させるとと
    もに、他方側の表皮材(14b)はエンボス部(20)を有
    する湾曲状に成形され、このエンボス部(20)内にシャ
    フト(15)、並びに係合リブ(18)を収容し、上記芯体
    (12)の外周縁に沿って、上記表皮材(14a,14b)同士
    を接合したことを特徴とする自動車用サンバイザ。
JP61015279A 1986-01-27 1986-01-27 自動車用サンバイザ Expired - Lifetime JP2593442B2 (ja)

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JPS62173317A JPS62173317A (ja) 1987-07-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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