JPH07115655B2 - 自動車の車体前部組立方法 - Google Patents
自動車の車体前部組立方法Info
- Publication number
- JPH07115655B2 JPH07115655B2 JP61251179A JP25117986A JPH07115655B2 JP H07115655 B2 JPH07115655 B2 JP H07115655B2 JP 61251179 A JP61251179 A JP 61251179A JP 25117986 A JP25117986 A JP 25117986A JP H07115655 B2 JPH07115655 B2 JP H07115655B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- core support
- radiator core
- hood
- ridges
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車の車体前部組立方法に関する。
従来の技術 自動車の車体前部には、周知のようにエンジンコンパー
トメントがカウルボックス，ダッシュロア，左右のフロ
ントピラー，左右のフードリッジ，ラジエータコアサポ
ートそれぞれを接合して構成されており、このエンジン
コンパートメントで隔成したエンジンルーム内にはエン
ジンやその他の機能部品が後組付けされていると共に、
ラジエータコアサポートにはラジエータ，ヘッドラン
プ，バンパ，ラジエータグリル等の機能部品が後組付け
されている。
トメントがカウルボックス，ダッシュロア，左右のフロ
ントピラー，左右のフードリッジ，ラジエータコアサポ
ートそれぞれを接合して構成されており、このエンジン
コンパートメントで隔成したエンジンルーム内にはエン
ジンやその他の機能部品が後組付けされていると共に、
ラジエータコアサポートにはラジエータ，ヘッドラン
プ，バンパ，ラジエータグリル等の機能部品が後組付け
されている。
発明が解決しようとする問題点 ラジエータ，ヘッドランプ，バンパ，ラジエータグリル
等はラジエータコアサポートにエンジンルーム側と前部
側とから取付けなければならず、左右のフードリッジが
邪魔となり組付けにくいものである。またエンジンを組
付ける場合にあっては、エンジンルームの前部，後部が
ラジエータコアサポート，カウルボックス，ダッシュロ
アで隔成されているので、ボディを吊り下げ、これの下
方よりエンジンをエンジンルーム内にリフトして取付け
なければならず、前記同様に組付けにくいものである。
等はラジエータコアサポートにエンジンルーム側と前部
側とから取付けなければならず、左右のフードリッジが
邪魔となり組付けにくいものである。またエンジンを組
付ける場合にあっては、エンジンルームの前部，後部が
ラジエータコアサポート，カウルボックス，ダッシュロ
アで隔成されているので、ボディを吊り下げ、これの下
方よりエンジンをエンジンルーム内にリフトして取付け
なければならず、前記同様に組付けにくいものである。
そこで本発明は、各種の機能部品の組付け性を向上する
ことができる自動車の車体前部組立方法を提供するもの
である。
ことができる自動車の車体前部組立方法を提供するもの
である。
問題点を解決するための手段 カウルボックス，ダッシュロア，左右のフロントピラー
と、該各ピラーから車体前端部まで延出する左右のフー
ドリッジとを含み、かつ、該各フードリッジの上下端
に、フードリッジと共に閉断面部を形成するレイフォー
スとサイドメンバがそれぞれ接合されると共に、該レイ
ンフォースとサイドメンバの各前端にクロージングプレ
ートが接合されて成る前部車体本体を形成し、該前部車
体本体の左右のフードリッジ間にその開放されている前
方よりエンジンを組付ける一方で、ラジエータコアサポ
ートにラジエータ，ヘッドランプ，バンパ及びラジエー
タグリルを組付けると共に、該ラジエータコアサポート
の背面に複数個のブラケットを接合し、その後、該ラジ
エータコアサポートを前記左右のフードリッジに前方よ
り近接させ、ラジエータコアサポートの各ブラケットを
フードリッジの各クロージングプレートに結合する。
と、該各ピラーから車体前端部まで延出する左右のフー
ドリッジとを含み、かつ、該各フードリッジの上下端
に、フードリッジと共に閉断面部を形成するレイフォー
スとサイドメンバがそれぞれ接合されると共に、該レイ
ンフォースとサイドメンバの各前端にクロージングプレ
ートが接合されて成る前部車体本体を形成し、該前部車
体本体の左右のフードリッジ間にその開放されている前
方よりエンジンを組付ける一方で、ラジエータコアサポ
ートにラジエータ，ヘッドランプ，バンパ及びラジエー
タグリルを組付けると共に、該ラジエータコアサポート
の背面に複数個のブラケットを接合し、その後、該ラジ
エータコアサポートを前記左右のフードリッジに前方よ
り近接させ、ラジエータコアサポートの各ブラケットを
フードリッジの各クロージングプレートに結合する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1,2図に示すように、車体前部のエンジンコンパート
メント１は、カウルボックス2,ダッシュロア3,左右のフ
ロントピラー４と、この各ピラー４から車体前端部まで
延出する左右のフードリッジ５とを含む前部車体本体1a
と、ラジエータコアサポート６とに分割されている。こ
の左右のフードリッジ５の上部にはレインフォース７を
接合して、車体骨格部としての前後方向に延長する閉断
面部８を備えている。左右のフードリッジ５の下部には
サイドメンバ９を接合して、車体骨格部としての前後方
向に延長する閉断面部10を備えている。これらレインフ
ォース７とサイドメンバ９の前端それぞれにはクロージ
ングプレート11,12を接合してある。また前記ラジエー
タコアサポート６はラジエータ13,ヘッドランプ14,バン
パ15,ラジエータグリル16等を後組付けするようになっ
ている。ラジエータコアサポート６の背面には略コ字形
の複数のブラケット17を接合してある。これらの複数の
ブラケット17それぞれは前記クロージングプレート11,1
2と位置が対応しており、ボルト28,ナット19でクロージ
ングプレート11,12に取付けられるようになっている。
メント１は、カウルボックス2,ダッシュロア3,左右のフ
ロントピラー４と、この各ピラー４から車体前端部まで
延出する左右のフードリッジ５とを含む前部車体本体1a
と、ラジエータコアサポート６とに分割されている。こ
の左右のフードリッジ５の上部にはレインフォース７を
接合して、車体骨格部としての前後方向に延長する閉断
面部８を備えている。左右のフードリッジ５の下部には
サイドメンバ９を接合して、車体骨格部としての前後方
向に延長する閉断面部10を備えている。これらレインフ
ォース７とサイドメンバ９の前端それぞれにはクロージ
ングプレート11,12を接合してある。また前記ラジエー
タコアサポート６はラジエータ13,ヘッドランプ14,バン
パ15,ラジエータグリル16等を後組付けするようになっ
ている。ラジエータコアサポート６の背面には略コ字形
の複数のブラケット17を接合してある。これらの複数の
ブラケット17それぞれは前記クロージングプレート11,1
2と位置が対応しており、ボルト28,ナット19でクロージ
ングプレート11,12に取付けられるようになっている。
以上の実施例の構造において車体前部を組立てるには、
カウルボックス2,ダッシュロア3,左右のフロントピラー
４と左右のフードリッジ５とを含む前部車体本体1aを形
成，組立てし、これに図外のエンジンやサスペンション
装置等を左右のフードリッジ５の開放されている前方よ
り組付ける。これとは別のラインでラジエータコアサポ
ート６を形成，組立てし、これにラジエータ13,ヘッド
ランプ14,バンパ15,ラジエータグリル16等を組付けし、
ヘッドランプ14のエーミング調整を行なっておく。その
後、このラジエータコアサポート６を前記左右のフード
リッジ５に前方より近づけて、複数のブラケット17をク
ロージングプレート11,12にボルト18,ナット19で結合す
る。これにより、エンジン，サスペンション装置，ラジ
エータ13,ヘッドランプ14,バンパ15,ラジエータグリル1
6等の各種の機能部品を組付けた車体前部が完成される
のである。
カウルボックス2,ダッシュロア3,左右のフロントピラー
４と左右のフードリッジ５とを含む前部車体本体1aを形
成，組立てし、これに図外のエンジンやサスペンション
装置等を左右のフードリッジ５の開放されている前方よ
り組付ける。これとは別のラインでラジエータコアサポ
ート６を形成，組立てし、これにラジエータ13,ヘッド
ランプ14,バンパ15,ラジエータグリル16等を組付けし、
ヘッドランプ14のエーミング調整を行なっておく。その
後、このラジエータコアサポート６を前記左右のフード
リッジ５に前方より近づけて、複数のブラケット17をク
ロージングプレート11,12にボルト18,ナット19で結合す
る。これにより、エンジン，サスペンション装置，ラジ
エータ13,ヘッドランプ14,バンパ15,ラジエータグリル1
6等の各種の機能部品を組付けた車体前部が完成される
のである。
なお、第1,2図に仮想線で示すようにエンジンフード20
としてフロントヒンジ後開きタイプを使用する場合に
は、ラジエータ13,ヘッドランプ14,バンパ15,ラジエー
タグリル16等の組付けと同時に、エンジンフード20をラ
ジエータコアサポート６にフードヒンジ21を介して組付
けておき、このラジエータコアサポート６を前方より左
右のフードリッジ５のクロージングプレート11,12に取
付けることができる。
としてフロントヒンジ後開きタイプを使用する場合に
は、ラジエータ13,ヘッドランプ14,バンパ15,ラジエー
タグリル16等の組付けと同時に、エンジンフード20をラ
ジエータコアサポート６にフードヒンジ21を介して組付
けておき、このラジエータコアサポート６を前方より左
右のフードリッジ５のクロージングプレート11,12に取
付けることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ラジエータコアサポート
の取付けられていない前方を開放したままの左右のフー
ドリッジ間に、エンジンを前方より入れ込んで組付ける
ので、エンジンの搭載性を向上できる。しかも、ラジエ
ータ，ヘッドランプ，バンパ及びラジエータグリルを、
左右のフードリッジに邪魔されることなく、ラジエータ
コアサポートに組付けることができる。ヘッドランプの
エーミング調整を従来のエンジンコンパートメントに比
べて小形で軽量なラジエータコアサポートに取付けた状
態で行うことができるので、該エーミング調整への移送
が容易であるという新規な効果がある。
の取付けられていない前方を開放したままの左右のフー
ドリッジ間に、エンジンを前方より入れ込んで組付ける
ので、エンジンの搭載性を向上できる。しかも、ラジエ
ータ，ヘッドランプ，バンパ及びラジエータグリルを、
左右のフードリッジに邪魔されることなく、ラジエータ
コアサポートに組付けることができる。ヘッドランプの
エーミング調整を従来のエンジンコンパートメントに比
べて小形で軽量なラジエータコアサポートに取付けた状
態で行うことができるので、該エーミング調整への移送
が容易であるという新規な効果がある。
また、本発明においては、車体前端部まで延出するフー
ドリッジをエンジンを搭載する前の段階でのフロントピ
ラー等を一体化することから、ホイールハウス部からエ
ンジンルーム内への泥水等の浸入を阻止すべく厳密な組
付けを要求されるフードリッジをフロントピラー等に正
確、かつ、容易に組付けることができ、しかも、エンジ
ン搭載後のフードリッジの最終的な結合をホイールハウ
ス部から最も離れた位置となる車体前端部側で行うた
め、ホイールハウス部からエンジンルーム内への泥水等
の浸入をも確実に防止することができる。
ドリッジをエンジンを搭載する前の段階でのフロントピ
ラー等を一体化することから、ホイールハウス部からエ
ンジンルーム内への泥水等の浸入を阻止すべく厳密な組
付けを要求されるフードリッジをフロントピラー等に正
確、かつ、容易に組付けることができ、しかも、エンジ
ン搭載後のフードリッジの最終的な結合をホイールハウ
ス部から最も離れた位置となる車体前端部側で行うた
め、ホイールハウス部からエンジンルーム内への泥水等
の浸入をも確実に防止することができる。
第１図は本発明の一実施例を分会して示す斜視図、第２
図は同実施例の組付けた状態での前後方向に沿う縦断面
図である。 1a……前部車体本体、２……カウルボックス、３……ダ
ッシュロア、４……フロントピラー、５……フードリッ
ジ、６……ラジエータコアサポート、７……レインフォ
ース、９……サイドメンバ、11,12……クロージングプ
レート、13……ラジエータ、14……ヘッドランプ、15…
…バンパ、16……ラジエータグリル。
図は同実施例の組付けた状態での前後方向に沿う縦断面
図である。 1a……前部車体本体、２……カウルボックス、３……ダ
ッシュロア、４……フロントピラー、５……フードリッ
ジ、６……ラジエータコアサポート、７……レインフォ
ース、９……サイドメンバ、11,12……クロージングプ
レート、13……ラジエータ、14……ヘッドランプ、15…
…バンパ、16……ラジエータグリル。
Claims (1)
- 【請求項１】カウルボックス，ダッシュロア，左右のフ
ロントピラーと、該各ピラーから車体前端部まで延出す
る左右のフードリッジとを含み、かつ、該各フードリッ
ジの上下端に、フードリッジと共に閉断面部を形成する
レインフォースとサイドメンバがそれぞれ接合されると
共に、該レインフォースとサイドメンバの各前端にクロ
ージングプレートが接合されて成る前部車体本体を形成
し、該前部車体本体の左右のフードリッジ間にその開放
されている前方よりエンジンを組付ける一方で、ラジエ
ータコアサポートにラジエータ，ヘッドランプ，バンパ
及びラジエータグリルを組付けると共に、該ラジエータ
コアサポートの背面に複数個のブラケットを接合し、そ
の後、該ラジエータコアサポートを前記左右のフードリ
ッジに前方より近接させ、ラジエータコアサポートの各
ブラケットをフードリッジの各クロージングプレートに
結合することを特徴とする自動車の車体前部組立方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61251179A JPH07115655B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 自動車の車体前部組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61251179A JPH07115655B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 自動車の車体前部組立方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63103771A JPS63103771A (ja) | 1988-05-09 |
| JPH07115655B2 true JPH07115655B2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=17218857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61251179A Expired - Fee Related JPH07115655B2 (ja) | 1986-10-22 | 1986-10-22 | 自動車の車体前部組立方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07115655B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5358304A (en) * | 1989-12-21 | 1994-10-25 | Mazda Motor Corporation | Front body structure of a vehicle and assembling method |
| JP2933702B2 (ja) * | 1989-12-21 | 1999-08-16 | マツダ株式会社 | 自動車の前部車体構造およびその組立方法 |
| JPH03213473A (ja) * | 1990-01-17 | 1991-09-18 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部車体組立方法 |
| FR2754235B1 (fr) | 1996-10-04 | 1998-12-31 | Plastic Omnium Cie | Piece-support pour elements de carroserie |
| CZ296648B6 (cs) | 1997-10-24 | 2006-05-17 | Decoma International Inc. | Modul masky vozidla a zpusob jeho sestavení |
| AU2002350328A1 (en) * | 2001-12-17 | 2003-06-30 | Decoma International Inc. | Front end assembly with component integration panel |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5918939Y2 (ja) * | 1979-05-21 | 1984-05-31 | 日産自動車株式会社 | ソフトフエイシアの取付部構造 |
| JPS6295989U (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-18 |
-
1986
- 1986-10-22 JP JP61251179A patent/JPH07115655B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63103771A (ja) | 1988-05-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |