JPH07110052A - 歯付ベルト - Google Patents

歯付ベルト

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JPH07110052A
JPH07110052A JP5280420A JP28042093A JPH07110052A JP H07110052 A JPH07110052 A JP H07110052A JP 5280420 A JP5280420 A JP 5280420A JP 28042093 A JP28042093 A JP 28042093A JP H07110052 A JPH07110052 A JP H07110052A
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Japan
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belt
tooth
core wire
toothed belt
distance
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JP5280420A
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Inventor
Nobutaka Osako
信隆 大迫
Kazutoshi Ishida
和利 石田
Taisuke Nakai
泰典 中井
Takeshi Murakami
武史 村上
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Mitsuboshi Belting Ltd
Original Assignee
Mitsuboshi Belting Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G1/00Driving-belts
    • F16G1/28Driving-belts with a contact surface of special shape, e.g. toothed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 心線を保護してその損傷を軽減して、ベルト
の耐屈曲疲労性を向上させるとともに走行寿命を延長さ
せた歯付ベルトを提供することを目的とする。 【構成】 長さ方向に沿って配置した複数の歯部2と、
心線3を埋設した背部4と、そして歯部2表面および歯
底部7の表面を被覆した歯布5とからなる歯付ベルトで
あり、上記ベルト歯底部7にてベルト長さ方向と直角に
切断した断面での歯底面9から心線3までの距離が0.
30〜0.50mmであり、また歯底面9から心線3の
中心までの距離が0.73〜0.85mmである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯付ベルトに係り、耐屈
曲疲労性が良好で走行寿命を延長させてなる歯付ベルト
に関する。
【0002】
【従来の技術】歯部ピッチが8.0mmや9.25mm
の歯付ベルトは、主に自動車のオーバーヘッドカムシャ
フト駆動用に使用されている。近年の技術進歩によりエ
ンジンの高出力化やエンジンルームのコンパクト化に伴
って、べルトにかかる負荷や張力が増大し、またベルト
走行時の雰囲気温度も上昇しているところから、それら
に対応できる高品質の歯付ベルトが要求されている。
【0003】そこでこの対策に一つとして歯付ベルトの
構成材料を改善する方法が志向されている。例えば、歯
部や背部のゴムには、従来のクロロプレンに代わって水
素化ニトリルゴム(H−NBR)やクロロスルフォン化
ポリエチレン(CSM)等が使用され、また心線も従来
のEガラスから高強度ガラスやアラミド繊維へ移行され
ている。例えば、水素化ニトリルゴムとKガラスの心線
をを使用した歯付ベルトは、例えば実開平1−1118
48号公報に開示され、水素化ニトリルゴムとアラミド
繊維の心線を用いた歯付ベルトは、例えば特開平5−2
15186号公報に開示されている。
【0004】また、歯布も従来の6ナイロン、66ナイ
ロンに代えてアラミド繊維を使用することが検討されて
いる。この歯布を使用した歯付ベルトは、例えば特開平
4−8948号公報に開示されている。このようにゴム
弾性体、歯布、そして心線等の材料改良により、ベルト
の耐熱性、耐摩耗性、耐歯欠け性は大きく改善された
が、しかしこれにも限度があり、ベルトの形状も併せて
検討されつつある。
【0005】従来の自動車歯付ベルトの形状では、所定
の張力を受けて走行している時の仮想ピッチライン上で
8.0mmと9.25mmの長さの歯部ピッチを有して
いる。その時の仮想ピッチラインとは、ベルト歯部とプ
ーリ溝部とが噛み合った状態で、ベルト歯底面からピッ
チラインまでの距離(PLD値)が0.686mmに設
定された仮想の距離である。そこで、ベルトの断面寸法
では、歯底面から心線中心までの距離が走行時に0.6
86mmになるように設定されるが通常で、歯付ベルト
の静的状態における歯底面から心線中心までの距離は、
0.68〜0.72mmである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の歯付ベ
ルトを走行させると、ベルト歯底面がプーリ歯頂部に当
接あるいは衝突し、ベルト歯底面が摩擦、摩耗を引き起
こし、また心線が摩擦時の発熱の影響よって機械的な損
傷や熱劣化を受けていた。特に、歯底面から心線までの
距離が小さくなると、心線の受ける影響は大きく、例え
ば心線の引張強さの低下が大きく、やがてベルト切断に
至ることもあった。本発明はこのような問題点を改善す
るものであり、心線を保護してその損傷を軽減して、ベ
ルトの耐屈曲疲労性を向上させるとともに走行寿命を延
長させた歯付ベルトを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、長さ方
向に沿って配置した複数の歯部と、心線を埋設した背部
と、そして歯部表面および歯底部の表面を被覆した歯布
とからなる歯付ベルトにおいて、上記ベルト歯底部にて
ベルト長さ方向と直角に切断した断面での歯底面から心
線までの距離が0.30〜0.50mmであって、かつ
歯底面から心線の中心までの距離が0.73〜0.85
mmである歯付ベルトにあり、また心線の直径が0.6
〜1.1mmである歯付ベルトも含む。
【0008】第1図は本発明に係る歯付ベルトの側面図
であり、図2は図1のA−A断面図である。歯付ベルト
1はベルト長手方向に沿って複数の歯部2と、心線3を
埋設した背部4、そして歯部表面6および歯底部7の表
面を被覆した歯布5とからなっている。そして、心線3
と歯布5との間には、薄いゴム層8が介在し、歯底面9
から心線3までの距離Lと歯底面9から心線3の中心ま
での距離Dを調節している。
【0009】前記歯部2及び背部4に使用されるゴム
は、水素化ニトリルゴムを始めとして、クロロスルホン
化ポリエチレン(CSM)、アルキル化クロロスルホン
化ポリエチレン(ACSM)、クロロプレンゴムなどの
耐熱老化性の改善されたゴムが好ましい。尚、水素化ニ
トリルゴムは水素添加率が80%以上であり、耐熱性及
び耐オゾン性の特性を発揮するためには90%以上が良
い。水素添加率80%未満の水素化ニトリルゴムは、耐
熱性及び耐オゾン性は極度に低下する。上記ゴムの中に
は配合剤として、カーボンブラック、亜鉛華、ステアリ
ン酸、可塑剤、老化防止剤等が添加され、また加硫剤と
して硫黄、有機過酸化物があるが、これらの配合剤や加
硫剤は、特に制限されない。
【0010】上記心線3としては、Eガラスまたは高強
度ガラスの5〜9μmのフィラメントを撚り合わせたも
のを、ゴムコンパウンドからなる保護剤あるいは接着剤
であるRFL液等で処理されたものである。また、有機
繊維としては応力に対して伸びが小さく、引張強度が大
きいパラ系アラミド繊維(商品名:ケブラー、テクノー
ラ)の0.5〜2.5デニールのフィラメントを撚り合
わせ、RFL液、エポキシ溶液、イソシアネート溶液と
ゴムコンパウンドとの接着剤で処理された撚りコードが
使用される。しかし、本発明ではこれらに限定されるこ
とはない。上記心線3の直径は、0.6〜1.10mm
の範囲設定されるが、0.6mm未満では心線3の引張
強さが低く、高負荷伝動に耐えることができない。一
方、1.10mmを越えると、ベルト寸法上成立しな
い。
【0011】歯布5として用いられる帆布は、6ナイロ
ン、66ナイロン、ポリエステル、アラミド繊維等であ
って、単独あるいは混合されたものであってもよい。歯
布5の経糸(ベルト幅方向)や緯糸(ベルト長さ方向)
の構成も前記繊維のフィラメント糸または紡績糸であ
り、織構成も平織物、綾織物、朱子織物でいずれでもよ
い。なお、緯糸には伸縮性を有するウレタン弾性糸を一
部使用するのが好ましい。
【0012】上記歯布5は、RFL液、イソシアネート
溶液あるいはエポキシ溶液によって処理される。RFL
液は、レゾルシンとホルマリンとの初期縮合物をラテッ
クスに混合したものであり、ここで使用するラテックス
としてはスチレン.ブタジエン.ビニルピリジン三元共
重合体、水素化ニトリルゴム、クロロスルフォン化ポリ
エチレン、エピクロルヒドリンなどのラテックスであ
る。
【0013】しかして、本発明の歯付ベルトにおいて
は、ベルト歯底面9から心線3までの距離Lが0.30
〜0.50mmであることが重要な構成要件になる。
0.30mm未満では、ベルトとプーリとの噛み合い時
の衝撃によって心線3の機械的な損傷が発生しやすく、
またベルトとプーリとの噛み合い時のベルトの摩擦、摩
耗等によって心線3の熱劣化を防止する効果が少ない。
一方、0.50mmを越えると、ベルト寸法上成立しな
い。
【0014】また、ベルト歯底面9から心線3の中心ま
での距離Dは、心線径に関係する寸法である。従来のP
LD値は0.68〜0.72mmの範囲に設定されいた
寸法であるのに対して、本発明では0.73〜0.85
mmの範囲にあって、従来より大きく設定されているの
が特徴である。もし、このベルト歯底面9から心線3の
中心までの距離Dが0.73mm未満であれば、従来の
歯付ベルトの寸法であり、また0.85mmを越える
と、ベルトとプーリとの噛み合い時による衝撃によっ
て、歯欠けが生じやすくなる。
【0015】尚、歯付ベルトの噛み合い伝達の際におけ
る最も重要な要素の一つとして、プーリ寸法とベルト寸
法との関係がある範囲内にあることである。通常、自動
車用歯付ベルトのプーリでは、プーリ外周面より0.6
86mm外側にベルトのピッチラインが存在するように
設定されている。そのため、従来の歯付ベルトはPLD
値が0.68〜0.72mmに設定されていて、ベルト
長さもISO、JASO等に規定されているようにベル
ト幅および歯形に応じた一定の荷重を与えた時のベルト
歯数に歯ピッチを乗じた長さを基準値として一定範囲に
設定されている。しかし、本発明の歯付ベルトの場合に
は、ベルト長さを従来のような方法で設計するとプーリ
との噛み合い不良を起こすために、その対策としてベル
ト長さの基準値をより大きく設定するか、あるいはプー
リ外径をPLD値に対応して変更することにより、噛み
合い不良を修正することができる。
【0016】
【作用】このように本発明では、ベルト歯底部から心線
までの距離Lを0.30〜0.50mmの範囲に設定
し、かつ歯底部から心線の中心までの距離Dを0.73
〜0.85mmの範囲に設定することによって、心線を
歯布とゴム層によって十分に保護し、ベルトとプーリと
の噛み合い時の衝撃等による心線の機械的な損傷や、ベ
ルトとプーリとの噛み合い時のベルトの摩擦、摩耗等に
より発生する心線の熱劣化を防止することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例にて詳細に説明する。 実施例1〜10 表1および表2に示す経糸、緯糸からなる織物を製織し
た後、織物を水中で振動を与えて製織時の幅の約1/2
幅まで収縮させた後、表4に示すゴム糊に浸漬、乾燥
し、更に表3に示す厚さ0.20〜0.50mmのゴム
コンパウンドシートを上記織物に圧着して歯布とした。
尚、それぞれの歯布単体の厚みは表1に示している。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】次に、心線として表5の組成、素線径のフ
ィラメントを所定本数引き揃えて、保護剤および接着剤
であるRFL液に浸漬し、乾燥後、下撚りを行って子縄
とし、その子縄を所定本数引き揃えて下撚りとは逆方向
に上撚りを施してS、Z一対の撚りコードを作製した。
【0021】
【表3】
【0022】
【表4】
【0023】
【表5】
【0024】表1および表2の各歯布をエンドレス状の
筒状体に仕上げ、これを金型にセットした。その上から
表5に示すS、Z一対のコードを表6に示す心線ピッチ
と張力で交互に巻き付け、その上に表3のゴムコンパウ
ンドの圧延シートを巻き付け、通常の圧入による加硫方
法によって加硫後、加硫スリーブを所定の幅に切断して
個々のベルトを作製した。ベルトサイズは、歯数:10
5、ベルト幅:19.1mm、歯ピッチ:8mmで、ベ
ルトの歯型はSTPDであった。
【0025】次に、ベルトを図3に示す3軸耐熱走行試
験に取り付けて走行し、走行後のベルトの引張強さを測
定した。この3軸耐熱走行試験10は、駆動プーリ11
(歯数21)と、従動プーリ12(歯数42)、そして
テンションプーリ13(プーリ径52mmφ)からな
る。ベルト1を駆動プーリ11と、従動プーリ12に巻
き付け、そしてベルト背面をテンションプーリ13に係
合し、120°Cの雰囲気環境温度で駆動プーリ11の
回転数7,200rpm、従動プーリ12に負荷5p
s、ベルト初張力15kgで走行させた。そして、50
0時間、1000時間、1500時間走行後のベルトの
引張強さを測定した。その結果を表5に示す。また、図
5〜図8にベルトに使用した心線ごとにベルトの走行時
間と引張強さの関係を図示する。
【0026】この結果よると、本実施例のベルトは、3
軸耐熱走行後の引張強さの低下が小さく、耐屈曲疲労性
に優れていることが判る。
【0027】更に、上記実施例で作製した各ベルトの幅
を12.7mmに切断し、これらのベルトを図4に示す
多軸屈曲走行試験機に装着して走行させ、各ベルトの寿
命に達するまでの時間とその故障形態を調べた。その結
果を表6に示す。また、図9に走行したベルトの歯底部
から心線までの距離Lと走行後の引張強さの関係を示
し、図10に歯底部から心線の中心までの距離Dと走行
後の引張強さの関係をそれぞれ同一のベルトについて示
した。
【0028】上記多軸屈曲走行試験機15は、駆動プー
リ16(歯数24)と、2つの固定した従動プーリ1
7、18(各歯数24)と1つの移動可能な従動プーリ
19(歯数24)を相対向して配置し、各プーリ間にプ
ーリ径32mmφのアイラープーリ20、21、22、
23を置いたものである。そして、走行条件としては、
雰囲気環境温度100°C、軸荷重60kgf、駆動プ
ーリ16の回転数5500rpmである。
【0029】
【表6】
【0030】この結果より、本実施例のベルトは、3軸
耐熱走行後の引張強さの低下量が小さく、耐屈曲疲労性
に優れており、また多軸屈曲走行後の引張強さの低下量
が小さく走行寿命時間も優れていることが判る。
【0031】比較例1〜8 比較例として、表7に示す歯布、心線、心線の巻きピッ
チ、心線の巻き張力によって前記実施例と同様の方法で
ベルトを作製し、3軸耐熱走行および多軸屈曲走行試験
を行った。その結果を表7および図5〜図10に示す。
【0032】
【表7】
【0033】この結果よりと、比較例のベルトは、本実
施例のベルトに比べて耐屈曲疲労性と走行寿命時間も短
くなっている。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明では、ベルト歯底部
から心線までの距離Lを0.30〜0.50mmの範囲
に設定し、かつ歯底部から心線の中心までの距離Dを
0.73〜0.85mmの範囲に設定することによっ
て、心線を歯布とゴム層によって十分に保護し、ベルト
とプーリとの噛み合い時の衝撃等による心線の機械的な
損傷や、ベルトとプーリとの噛み合い時のベルトの摩
擦、摩耗等により発生する心線の熱劣化を防止すること
ができ、耐屈曲疲労性に優れ、また走行寿命時間も延長
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歯付ベルトの側面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】3軸耐熱走行試験の概略図である。
【図4】多軸屈曲走行試験機の概略図である。
【図5】実施例1と比較例1、2に係る歯付ベルトの走
行時間とベルト引張強さの関係を示す図である。
【図6】実施例2、3と比較例3、4、5に係る歯付ベ
ルトの走行時間とベルト引張強さの関係を示す図であ
る。
【図7】実施例4、5、6と比較例6に係る歯付ベルト
の走行時間とベルト引張強さの関係を示す図である。
【図8】実施例9、10と比較例7、8に係る歯付ベル
トの走行時間とベルト引張強さの関係を示す図である。
【図9】各実施例と各比較例に係る歯付ベルトのベルト
歯底部から心線までの距離と寿命時間の関係を示す図で
ある。
【図10】各実施例と各比較例に係る歯付ベルトのベル
ト歯底部から心線の中心までの距離と寿命時間の関係を
示す図である。
【符号の説明】
1 歯付ベルト 2 歯部 3 心線 4 背部 5 歯布 7 歯底部 8 ゴム層 9 歯底面
フロントページの続き (72)発明者 村上 武史 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ方向に沿って配置した複数の歯部
    と、心線を埋設した背部と、そして歯部表面および歯底
    部の表面を被覆した歯布とからなる歯付ベルトにおい
    て、上記ベルト歯底部にてベルト長さ方向と直角に切断
    した断面での歯底面から心線までの距離が0.30〜
    0.50mmであって、かつ歯底面から心線の中心まで
    の距離が0.73〜0.85mmであることを特徴とす
    る歯付ベルト。
  2. 【請求項2】 心線の直径が0.6〜1.1mmである
    請求項1記載の歯付ベルト。
  3. 【請求項3】 歯布と心線との間にゴム層が介在してい
    る請求項1記載の歯付ベルト。
JP5280420A 1993-10-13 1993-10-13 歯付ベルト Pending JPH07110052A (ja)

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