JPH071043Y2 - コンパクト容器 - Google Patents

コンパクト容器

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JPH071043Y2
JPH071043Y2 JP1988122633U JP12263388U JPH071043Y2 JP H071043 Y2 JPH071043 Y2 JP H071043Y2 JP 1988122633 U JP1988122633 U JP 1988122633U JP 12263388 U JP12263388 U JP 12263388U JP H071043 Y2 JPH071043 Y2 JP H071043Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
lid
locking member
piece
container
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988122633U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0243908U (ja
Inventor
一男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication of JPH0243908U publication Critical patent/JPH0243908U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧用のコンパクト容器に関する。
〔従来の技術〕
従来、化粧用のコンパクト容器の蓋体の係止機構として
実公昭58−25935号公報がある。
この公報に記載されたものは、第7図・第8図に示すよ
うに、前部に係止段部3を設けた容器本体1に、蓋体10
を軸着し、蓋体10の前部には段部12を設けた係止部材11
を設けて、蓋体10の段部12を容器本体1の係止段部3に
係止できるように形成し、そして、蓋体10の前部には、
スライダー部材30を前後方向に摺動可能に設け、スライ
ダー部材30の内端部には、発条の役目をする一対の当接
部を備えた円弧状の部片32を一体に形成すると共に、ス
ライダー当接部31を、容器本体1の前部に形成した傾斜
した面33に当接するように形成したものである。
そして、スライダー部材30を円弧状の部片31の抵抗力に
抗して押圧し、スライダー部材30を傾斜した面に沿って
押し上げ開蓋するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第7図・第8図に示されるコンパクト容器は、スライダ
ー部材30を押圧することにより開蓋でき、そして、スラ
イダー部材30は一対の当接部を備えた円弧状の部片32に
より常に前方に押圧され、がた付くことがないものであ
る。
しかしながら、第7図・第8図に示されるコンパクト容
器は、スライダー部材30が、直線状に前後進するので、
スライダーと一体に形成した弾片32は、円弧状に形成し
て、一対の当接する先端部を備えるように形成されてお
り、成形が面倒である。
本考案は前記事項に鑑みなされたものであり、コンパク
ト容器のがた付くことのない開蓋機構を容易に形成でき
るようにすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の請求項1記載の考案は、容器本体1の前部に係
止段部3を設けると共に、本体当接部4を設け、この容
器本体1の後部に蓋体10を回動可能に軸着し、蓋体10の
前部には係止部材11を設け、係止部材11には容器本体1
の係止段部3に係止する段部12を設け、さらに、蓋体10
の前部にはフック20を回動可能に装着し、フック20の下
部には前記本体当接部4に当接するフック当接部21を形
成し、本体当接部4は後方に向かって上方に傾斜する傾
斜面に形成し、さらに、フック20の内側より蓋体10に設
けた係止部材11の外側面に当接する可撓性を有する弾片
22を突設してコンパクト容器とした。
請求項2記載の考案は、請求項1記載のコンパクト容器
において、フック20の内側より蓋体10に設けた係止部材
11の外側面に当接する可撓性を有する弾片22を突設する
代わりに、係止部材11の外側よりフック20の内側に当接
する可撓性を有する弾片22を突設してコンパクト容器と
した。
〔作用〕
本考案のコンパクト容器は、閉蓋状態において弾片22
が、フック20を前方に弾圧し、フック20はがた付くこと
がない。
フック20の下部を押圧すると、フック20は上部の装着部
を中心として回動する。そして、フック当接部21が本体
当接部4に当接し、フック当接部21は傾斜面により押し
上げられ、フック20は上昇する。そして、フック20が装
着された蓋体10は、前記装着された部分を介して押し上
げられ、係止段部3と段部12の係止が外れ開蓋する。
このとき、フック20は弾片22を撓め回動する。
そして、弾片22の突設方向が、第6図に示すように、水
平方向に設けられ、フック20を押圧したときの当初の押
圧方向と一致していても、さらに、フック20を押圧し、
フック20が回動すると、押圧方向も変化し、弾片22には
弾片22の突設方向と異なる横方向の力が加わることとな
り、弾片22は撓み易くなる。
開蓋後フック20の押圧力を解除すると、フック20は弾片
22により復帰する。そして、開蓋状態でもフック20はな
おも弾片22で前方に弾圧されがた付くことがない。
そして、本考案のフック20は、回動可能に蓋体10に装着
されているので、前後進するものの如く、2箇所を均等
に弾圧しなくても、フック20は滑らかに回動する。
〔実施例〕
第1図乃至第4図は請求項1記載の考案の第1実施例の
コンパクト容器を示すものである。
このコンパクト容器は、化粧料の収容部2を設けた容器
本体1の前部に、係止段部3を設けると共に、本体当接
部4を設け、この本体当接部4は後方に向かって上方に
傾斜する傾斜面に形成してある。
この容器本体1の後部に蓋体10を回動可能に軸着し、蓋
体10の前部には係止部材11を垂下して設け、係止部材11
には容器本体1の係止段部3に係止する段部12が設けて
ある。
さらに、蓋体10の前部には切欠き部が形成され、この切
欠き部の両側に短軸13が突設してあり、この短軸13,13
が、フック20の両側部に形成された凹溝23に挿入される
ことにより、蓋体10の前部にフック20が回動可能に軸着
され装着されている。
フック20の下部には、前記容器本体1の傾斜面として形
成された本体当接部4に当接するフック当接部21が形成
してあり、さらに、フック20の内側より後方に向かって
斜め下方に可撓性を有する平板状の弾片22を突設し、こ
の弾片22を蓋体10の一部である係止部材11の外側面に当
接するように形成したものである。
そして、この実施例は、フック20を回動させると、係止
部材11に当接した弾片22は、弾片22の突設方向に対して
略90度の横方向の力を受けて撓み、フック20を復帰させ
る力が発生する。
第5図は第2実施例を示し、以下さきの実施例と同様の
部分は同一の符号を用い説明を省略した。
この実施例は、フック20の内側から弾片22を水平方向に
突設したものである。
この実施例は、フック20を回動させると、弾片22は弾片
22の突設方向に対して鋭角ではあるが、横方向の力を受
けて撓み、フック20を復帰させる力が発生する。
第6図は請求項2記載の考案の一実施例であり、この実
施例は可撓性を有する弾片22を係止部材11の前部から前
方の略水平方向に突設して、フック20の内側に当接させ
たものである。
この実施例も弾片22が水平方向に突設しているが、フッ
ク20を回動させることによって、弾片22は弾片22の突設
方向に対して横方向の力を受け撓みフック20を復帰させ
る力が発生する。
また、蓋体10に周壁が形成されたものでは、周壁の前部
を係止部材11とすることの可能である。
さらに、弾片22も蓋体10の周壁に当接させるように形成
することも可能であり、また、フック20を装着手段も、
蓋体10の周壁前部に水平方向の透孔を設け、この透孔に
フック20の上部から水平方向の後方に突設した板体を挿
入して取り付け、この板体を撓めることによって、フッ
ク20を回動させるように装着することも可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、蓋体10の前部にフック20を回動可能に装着
し、フック20の内側より蓋体10に設けた係止部材11の外
側面に当接する可撓性を有する直線状の弾片22を突設
し、又は、前記弾片22を、フック20に突設する代わり
に、弾片22を係止部材11の外側よりフック20の内側に当
接するように突設したものである。
前記の如く、本考案は、フック20を回動可能に装着した
ので、弾片22が直線上で、その突設方向が、フック20を
押圧したときの当初の押圧方向と弾片22の方向が一致し
ていても、さらに、フック20を押圧し、フック20が回動
すると、フック20の押圧方向も変化し、弾片22には弾片
22の突設方向と異なる横方向の力が加わることとなり、
弾片22は撓み易くなる。
したがって、弾片22の突設方向がフック20に対して斜め
方向だけでなく、水平方向に突設することが可能であり
成形が容易であると共に、いずれの突設方向の弾片22で
も撓み易く操作が容易である。
そして、本考案はフック20と係止部材11間に設けた弾片
22で、常にフック20を押圧しているので、フック20は閉
蓋時も、また開蓋時も弾圧されてがた付くことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1記載の考案の第1実施例の断面図、第
2図はその1部破砕した平面図、第3図はその要部の断
面図、第4図はそのフックの1部のみを破砕した要部の
正面図、第5図は第2実施例の要部の断面図、第6図は
請求項2記載の考案の一実施例の要部の断面図、第7図
は従来例の要部の断面図、第8図はその要部の分解斜視
図である。 1……容器本体、3……係止段部、 4……本体当接部、10……蓋体、 11……係止部材、12……段部、 20……フック、21……フック当接部、 22……弾片。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体1の前部に係止段部3を設けると
    共に、本体当接部4を設け、この容器本体1の後部に蓋
    体10を回動可能に軸着し、蓋体10の前部には係止部材11
    を設け、係止部材11には容器本体1の係止段部3に係止
    する段部12を設け、さらに、蓋体10の前部にはフック20
    を回動可能に装着し、フック20の下部には前記本体当接
    部4に当接するフック当接部21を形成し、本体当接部4
    は後方に向かって上方に傾斜する傾斜面に形成し、さら
    に、フック20の内側より蓋体10に設けた係止部材11の外
    側面に当接する可撓性を有する弾片22を突設したコンパ
    クト容器。
  2. 【請求項2】請求項1記載のコンパクト容器において、
    フック20の内側より蓋体10に設けた係止部材11の外側面
    に当接する可撓性を有する弾片22を突設する代わりに、
    係止部材11の外側よりフック20の内側に当接する可撓性
    を有する弾片22を突設したコンパクト容器。
JP1988122633U 1988-09-19 1988-09-19 コンパクト容器 Expired - Lifetime JPH071043Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988122633U JPH071043Y2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 コンパクト容器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988122633U JPH071043Y2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 コンパクト容器

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Publication Number Publication Date
JPH0243908U JPH0243908U (ja) 1990-03-27
JPH071043Y2 true JPH071043Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31370743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988122633U Expired - Lifetime JPH071043Y2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 コンパクト容器

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JP (1) JPH071043Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0448732Y2 (ja) * 1987-09-29 1992-11-17

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JPH0243908U (ja) 1990-03-27

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