JPS6317366Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6317366Y2 JPS6317366Y2 JP1421384U JP1421384U JPS6317366Y2 JP S6317366 Y2 JPS6317366 Y2 JP S6317366Y2 JP 1421384 U JP1421384 U JP 1421384U JP 1421384 U JP1421384 U JP 1421384U JP S6317366 Y2 JPS6317366 Y2 JP S6317366Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compact
- lid
- main body
- rotating body
- engaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、コンパクト本体と該本体上面を開閉す
る蓋体とを、各後縁部で枢着させ、又上記本体前
壁に付設させた第１係合突子下面に、蓋体前部か
ら垂設させた係合片下端の第２係合突子を係合さ
せたコンパクト容器に係る。
る蓋体とを、各後縁部で枢着させ、又上記本体前
壁に付設させた第１係合突子下面に、蓋体前部か
ら垂設させた係合片下端の第２係合突子を係合さ
せたコンパクト容器に係る。
この種コンパクト容器は、通常コンパクト本体
前壁の一部と蓋体前壁の一部とに指掛け部を付設
させておき、これ等指掛け部を同時に上下反対方
向へ押すことで上記第１，第２係合突子の係合を
外すが、その係合が強すぎると外し難く、又その
係合を適度にするために精度が要求され、コスト
高となるものであつた。このような欠点を除去す
るため、コンパクト本体前壁に回動体を枢着させ
て、該回動体下部を押込むと、該回動体に付設さ
れた係合板が上記係合片下面又は蓋体頂壁の前部
を押し上げして、上記第１，第２係合突子の係合
を外すようにしたものがあるが、このようにする
と、上記第１，第２係合突子の係合が外れた状
態、つまり蓋体が開いた状態で、回動体が上記枢
着部を中心として正逆両方向へ一定角度盲動する
ガタ付きを生ずることとなつた。該ガタ付きは、
構造上の支障に基因するものではないが、消費者
たる使用者にとつては好ましいものではなく、製
品に対する信頼感を損ねるものであつた。
前壁の一部と蓋体前壁の一部とに指掛け部を付設
させておき、これ等指掛け部を同時に上下反対方
向へ押すことで上記第１，第２係合突子の係合を
外すが、その係合が強すぎると外し難く、又その
係合を適度にするために精度が要求され、コスト
高となるものであつた。このような欠点を除去す
るため、コンパクト本体前壁に回動体を枢着させ
て、該回動体下部を押込むと、該回動体に付設さ
れた係合板が上記係合片下面又は蓋体頂壁の前部
を押し上げして、上記第１，第２係合突子の係合
を外すようにしたものがあるが、このようにする
と、上記第１，第２係合突子の係合が外れた状
態、つまり蓋体が開いた状態で、回動体が上記枢
着部を中心として正逆両方向へ一定角度盲動する
ガタ付きを生ずることとなつた。該ガタ付きは、
構造上の支障に基因するものではないが、消費者
たる使用者にとつては好ましいものではなく、製
品に対する信頼感を損ねるものであつた。
本案は上記回動体のガタ付きを防止したもの
で、以下第１図から第３図が示す第１実施例につ
いて説明すると、１はコンパクト本体、２は蓋体
で、これ等は各後部において枢着させてある。
で、以下第１図から第３図が示す第１実施例につ
いて説明すると、１はコンパクト本体、２は蓋体
で、これ等は各後部において枢着させてある。
コンパクト本体前壁３の前面には、後述回動体
嵌合用の第１凹部４が穿設させてある。該凹部は
前面および上面を開口するものであり、よつて底
壁５と後壁６と左右側壁７，７とで形成されてい
る。後壁６の中央部上方には第１係合突子８が横
設させてあり、かつ中央部下方には穴９が穿設さ
せてある。更に左右側壁には軸１０，１０が突設
させてある。
嵌合用の第１凹部４が穿設させてある。該凹部は
前面および上面を開口するものであり、よつて底
壁５と後壁６と左右側壁７，７とで形成されてい
る。後壁６の中央部上方には第１係合突子８が横
設させてあり、かつ中央部下方には穴９が穿設さ
せてある。更に左右側壁には軸１０，１０が突設
させてある。
蓋体２の前部からは係合片１１が垂下させてあ
り、該係合片の下部後面に付設させた第２係合突
子１２が第１係合突子８下縁に係合させてある。
り、該係合片の下部後面に付設させた第２係合突
子１２が第１係合突子８下縁に係合させてある。
既述第１凹部内には回動体１３が嵌合させてあ
る。該回動体は両端面に穿設させた軸受け１４，
１４に既述軸１０，１０を嵌合させ、回動体左右
両部上方の後面から突出させた係合板１５，１５
後部を蓋体頂壁の前部裏面に係合させている。又
回動体後面の左右および上下方向中間部からは板
バネ１６を後下方へ突出させており、該板バネ後
端部は水平に屈折させて該屈折部を既述穴９内に
嵌合させている。第３図の状態から回動体下部を
後方へ押すと、回動体は軸１０，１０を中心に、
板バネを弾性変形させて回動し、該回動により係
合板１５，１５が蓋体頂壁前部を押上げして第
１，第２係合突子の係合を外す。押下げを離すと
板バネの弾性復帰により回動体は図示の状態に復
帰する。
る。該回動体は両端面に穿設させた軸受け１４，
１４に既述軸１０，１０を嵌合させ、回動体左右
両部上方の後面から突出させた係合板１５，１５
後部を蓋体頂壁の前部裏面に係合させている。又
回動体後面の左右および上下方向中間部からは板
バネ１６を後下方へ突出させており、該板バネ後
端部は水平に屈折させて該屈折部を既述穴９内に
嵌合させている。第３図の状態から回動体下部を
後方へ押すと、回動体は軸１０，１０を中心に、
板バネを弾性変形させて回動し、該回動により係
合板１５，１５が蓋体頂壁前部を押上げして第
１，第２係合突子の係合を外す。押下げを離すと
板バネの弾性復帰により回動体は図示の状態に復
帰する。
第４図，第５図は第２実施例を示す。該実施例
は、板バネ１６基端部を係合板基端部と共通と
し、該基端部から後方へほゞ水平に板部を突出さ
せて、該板部を係合板１５としたものである。該
係合板後部上面は係合片１１下端面に接し、回動
体の回動により、係合板が係合片１１を押上げし
て第１，第２係合突子８，１２の係合を外す。
は、板バネ１６基端部を係合板基端部と共通と
し、該基端部から後方へほゞ水平に板部を突出さ
せて、該板部を係合板１５としたものである。該
係合板後部上面は係合片１１下端面に接し、回動
体の回動により、係合板が係合片１１を押上げし
て第１，第２係合突子８，１２の係合を外す。
本案は上記構成とするもので、回動体後面から
板バネ１６を突出させて該板バネ先端をコンパク
ト本体前壁の一部に、回動体の盲動を阻止するよ
う係合させたから、始めに述べた回動体のガタ付
きがなく、板バネは回動体と一体に成形できるか
ら、別部材を設ける場合のように部品数が多くな
つてコスト高となり、又板バネの装着が面倒とな
ることがない。
板バネ１６を突出させて該板バネ先端をコンパク
ト本体前壁の一部に、回動体の盲動を阻止するよ
う係合させたから、始めに述べた回動体のガタ付
きがなく、板バネは回動体と一体に成形できるか
ら、別部材を設ける場合のように部品数が多くな
つてコスト高となり、又板バネの装着が面倒とな
ることがない。
第１図から第３図は、本案コンパクト容器の第
１実施例を示すもので、第１図はその容器の分解
斜視図、第２図はその容器に使用している回動体
を後方側からみた斜視図、第３図はその容器要部
の断面図、第４図、第５図は第２実施例を示すも
ので、第４図は回動体を後方側からみた斜視図、
第５図は第４図の回動体を有する本案容器の断面
図である。 １……コンパクト本体、２……蓋体、３……回
動体。
１実施例を示すもので、第１図はその容器の分解
斜視図、第２図はその容器に使用している回動体
を後方側からみた斜視図、第３図はその容器要部
の断面図、第４図、第５図は第２実施例を示すも
ので、第４図は回動体を後方側からみた斜視図、
第５図は第４図の回動体を有する本案容器の断面
図である。 １……コンパクト本体、２……蓋体、３……回
動体。
Claims (1)
- コンパクト本体１と該本体上面を開閉する蓋体
２とが各後縁部で枢着され、コンパクト本体前壁
に付設された第１係合突子８下面に、蓋体前部か
ら垂下する係合片１１下端部の第２係合子１２が
係合されることで、蓋体閉塞状態が保持され、か
つコンパクト本体前壁に枢着された回動体１３の
下部を後方へ押込みして回動させると、該回動体
一部が蓋体を押上げして上記第１，第２係合突子
８，１２の係合を外すよう設けたコンパクト容器
において、上記回動体一部から板バネ１６を突出
させて該板バネ先端をコンパクト本体前壁の一部
に、該板バネの付勢により枢着部を中心とする回
動体の盲動を阻止可能に、係合させたことを特徴
とするコンパクト容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1421384U JPS60126107U (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1421384U JPS60126107U (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | コンパクト容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60126107U JPS60126107U (ja) | 1985-08-24 |
| JPS6317366Y2 true JPS6317366Y2 (ja) | 1988-05-17 |
Family
ID=30498928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1421384U Granted JPS60126107U (ja) | 1984-02-02 | 1984-02-02 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60126107U (ja) |
-
1984
- 1984-02-02 JP JP1421384U patent/JPS60126107U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60126107U (ja) | 1985-08-24 |
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