JPH0787813B2 - 枠 - Google Patents

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JPH0787813B2
JPH0787813B2 JP2061079A JP6107990A JPH0787813B2 JP H0787813 B2 JPH0787813 B2 JP H0787813B2 JP 2061079 A JP2061079 A JP 2061079A JP 6107990 A JP6107990 A JP 6107990A JP H0787813 B2 JPH0787813 B2 JP H0787813B2
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武夫 駒村
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Sofken Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば、額縁,ポスターフレーム等の枠に関
する。
従来の技術 従来、額内の被掲示物前面を被覆する透明板の周縁部を
保持している枠体の係止部を、枠の外側へ回動して取り
除くものとして、実公昭50−24390号公報、特開昭60−4
3687号公報、実開昭61−184470号公報、実開昭63−1975
85号公報等が開示されている。
また、雌,雄の挾持部材からなり一方の挾持部材に設け
た枢軸部を他方の挾持部材に設けた軸嵌着部に嵌着する
ことにより雌,雄の挾持部材を回動可能に枢結すると共
に該枢結部を中心にして雌,雄の挾持部材を対抗方向に
回動させ、強引に加圧することにより雌,雄の挾持部材
に一方に他方を挾み込むことができるように設けた一対
の突片の先端に設けた凹,凸部を互いに嵌合せしめて
雌,雄の挾持部材を結合し、雌,雄の挾持部材に設けた
物品挾持部間で物品を挾持することができるようにした
額縁などに使用される挾持部材が実公昭52−4313号とし
て提案されている。
しかし、このものは雄の挾持部材に設けられた突片は物
品を雌雄の挾持部材によって挾持位置に固定するためだ
けのものであって、雌雄の挾持部材の開放位置の限定は
雌の挾持部材の枢軸部に設けた係合突起と雄の挾持部材
の軸嵌着部に設けた係合突起によるものであった。
発明が解決しようとする課題 本発明は、枠部材に設けた中仕切により、収容物を収容
する第1の空間と枠部材を隅連結部材に取付けるための
第2の空間が同時に形成できると共に、中仕切に設けた
回動係合部によって枠部材が隅連結部材に対して収容物
収容位置及び収容物取出位置にぞれぞれに固定でき、中
仕切によって収容物の収容空間,取付空間及び枠部材の
収容ならびに取出位置固定が同時にできる枠を提供する
こと目的とするものである。
課題を解決するための手段 本発明の枠は、それぞれ定められた長さの複数の長い枠
部材と、該枠部材よりも短かく、外側角部を形成するた
めの交叉する側面を有し、その側面に枠部材が互いに角
度をつけて取付けられ、その側面は枠部材が係合される
隅連結部材とからなり、枠部材の少くとも1つがその長
手方向軸線のまわりに回動するようにされ、前記枠部材
は中仕切によって第1及び第2の部分に分割され、前記
第1の部分は収容される物の前面周縁を支持する第1の
空間を定めるように形成され、前記第2の部分は前記隅
連結部材が固定される第2の空間を定めるように形成さ
れ、前記中仕切が回動係止部を有すると共に、前記隅連
結部材の上部及び下部に前記中仕切の回動係止部に係止
される回動停止部がそれぞれ設けられたことを特徴とす
る。
隅連結部材に対して、枠部材の一つが回動不動に取付け
られてもよく、回動自在の枠部材の端部にキャップが取
付けられてもよい。
枠部材と隅連結部材とがそれらの間の回動軸方向の移動
を制限する連結係止部をそれぞれ有しており、前記連結
係止部が傾斜側面を有している。
枠は、また、側板の側面に沿って長手方向に形成された
中仕切、該側板の上縁に沿って形成され、前記中仕切と
所定の間隔を有する前方係合部、該中仕切の前端に形成
された回動係止部をそれぞれ有する複数の枠部材、及び
前記枠部材の側板下端に係合する枠固定部と、該枠部材
を係合位置に保持するために前記枠部材の回動係止部と
係合するように形成された回動停止部とをそれぞれ有す
る複数の隅連結部材とからなり、連結部材の枠固定部が
側板の下端に形成された凸部からなり、該隅連結部材の
凸軸と係合する枠部材の凹状軸受部が枠部材の側板の下
端に形成され、枠部材の側板から内方に突出するフラン
ジが隅連結部材の凸軸と係合するように設けられてい
る。
中仕切の上部は凸状に湾曲され、隅連結部材の回動停止
部が枠部材の回動係止部と摺擦する回動摺擦面の下端に
形成され、隅連結部材の中間回動停止部が回動摺際面に
形成され、隅連結係合傾斜面が枠と連結部材の一方に設
けられ、連結係合部が連係係合傾斜面と接触して滑動す
るように枠と連結部材の他方に設けられ、枠部材が隅連
結部材に対して回動すると、連結部材に関して長手方向
に移動可能になっている。
作用 枠部材の第2の空間に隅連結部材の側面と回動停止部か
ら回動摺際面までを押し込んで挿嵌する。
隅連結部材の側面は、フランジで弾性変形しながら枠部
材の第2の空間に納まり、側面の下端は、枠部材の凹状
軸受部と摺接し、軸部として枢着状に連結される。
枢着状の連結と同時に枠部材の凸状係止部と隅連結部材
の凹状連結部も嵌合され、軸方向の移動も阻止できる。
また、隅連結部材が固定される枠部材の各第2の空間は
凹状軸受部を有する内向きのフランジが設けられた下端
を有し、隅連結部材の枠部材の中仕切に摺接する回動摺
接面に回動停止部が設けられ、隅連結部材の枠部材の中
仕切に摺接する回動摺接面の中間部にさらに別の回動係
合部が設けられ、枠部材は側板と前記側板に連結された
上板を有し、収容される物が前記側板と前記上板の内縁
に設けられた前面係合部と前記隅連結部材の支え壁とで
保持される。
枠部材内に装着された隅連結部材の側面は、該枠部材の
凹状軸受部に外側へ撥ね出す力を付与し、枠部材を閉じ
た状態にあっては、回動摺擦面へ回動係止部を圧接する
力が該摺擦面によって、回動係止部を回動停止部へ送り
込む力となって作用する。
枠部材を閉じている状態では、側面は弾性変形している
が、枠部材を外側へ開くことによって該側面を弾性変形
させていた力はなくなり、側面は外側へ撥ね出す。
その際、枠部材の軸部も外側へ移動することになる。
また、該枠部材1の凸状係止部の隅連結部材の凹状連結
部に対する移動によって、枠部材を隅連結部材に対して
その長手方向に移動させる。
実施例 枠部材1はそれぞれ定められた長さの複数のものからな
り凹状軸受部15aと前面係合部12とその間に設けた中仕
切11とを基本構成とする。
この枠部材1を構成する各要素について説明する。
図中符号1は枠部材を示し、11は中仕切、12は枠部材1
の前面係合部、13は中仕切11の先端部に設けた回動係止
部、14は隅連結部材5外側部の支え、15は枠部材1の隅
連結部材5が固定される第2の空間Aの下側端部の内側
に突出させたフランジ、15aはフランジ15によって形成
される凹状軸受部、16は凹状軸受部15aに隣接して突出
させた滑り止め係止段差、17は中仕切11に設けた隅連結
部材5と連結のための凸状係止部をそれぞれ示してい
る。
12pは枠部材1の前面部を変化させた場合の実施例の假
想図を示しているものである。
第2図は、第1図に図示した枠部材1を枢着状に連結す
る隅連結部材5の斜視図である。
隅連結部材5は枠部材1よりも短かい、外側角部を形成
するための交叉する側面51と、凹状連結部55と、上下の
回動停止部52,53と、中間の回動係合部54と、下方の回
動停止部52の上方に設けた回動摺擦面52aとを隅木状補
強板50に対して直角に一体に配している。
そして、この側面51に枠部材1が互いに角度をつけて取
付けられ、枠部材1はその長手方向軸線のまわりに回動
するようにされている。52は枠を閉じた位置の回動停止
部を示し、53は枠を開いた位置の回動停止部を示し、54
は枠を回動させている途中での回動係合部を示し、55は
枠部材1の凸状係止部17と係合する凹状連係部を示し、
56は隅木状補強板50に設けた被掲示物3の支え壁を示
し、57は補強板50に設けた壁面固定用の孔を示し、58は
隅連結部材側部51の一部を弾性変形するため欠切した角
部を示し、51aは側面51の先端部の軸部を示し、52aは枠
部材1の回動係止部13を回動停止部52へ送り込む傾斜面
を示し、54a,54bは回動摺接面を示し、152aは舌状バネ
体の先端部に設けた傾斜面を示したものである。
第3図は、枠部材1と隅連結部材5を枢着状に嵌めた状
態を示し、側面51の先端部の一部欠切部51pと、舌状バ
ネ152の先端の傾斜面152aを示すものである。
第4図は、枠部材1の回動係止部13と係合する舌状バネ
152に設けた回動固定用係止爪152dと回動固定用係止爪1
52dに対向して設けた挟持壁152hを示すものである。
第5図は、傾斜面52aから上部の回動停止部53迄の枠部
材1の回動係止部13の動きを示す説明図である。
第6図は、側部51の撥ね出し幅を大きくした場合の実施
例である。
第7図は、隅連結部材5に枠部材1を係着した角部を背
面から見た斜視図であり、符号19は段差を示している。
以下、前記した要素によって構成した枠部材1と隅連結
部材5の組立て、被掲示物3の装着,枠部材1の回動な
どの使用状態を説明する。
枠の組立ては、枠部材1の第2の空間Aの端部に、隅連
結部材5の側面51と上部の回動停止部53から下部の回動
係止部52迄を押し込んで挿嵌し、枢着状に連結する。
側面51はフランジ15は押圧され、バネ弾性変形しながら
枠部材1の第2の空間Aに納まる。
また、側面51の軸部51aは枠部材1の凹状軸受部15aと摺
接し、枠部材1の枢着点とされる。
枠部材1の凸状係止部17と隅連結部材5の凹状連結部55
は、該枢着状の連結と同時に嵌合させるので、枢着軸線
方向の移動係止も完了する。
4個の枠部材1の第2の空間Aに4個の隅連結部材5の
側部51を押し込む動作を四回繰り返すと、第8図に示
す、回動する枠部材1をもつ額枠の組立てが完了する。
被掲示物の装着は、第9図或は第11図に示すように、隅
連結部材5の軸部51aを中心に枠部材1を外側に回動し
て開き、該枠部材1の円弧状の中仕切11の上に被掲示物
3を乗せ、軸部51aを中心に反対方向に回動させて、第1
0図のように閉じる。
枠部材1の円弧状の中仕切11は、被掲示物3の背面周縁
部に摺接しながら回動して、枠部材1前面の係合部12と
の間の第1の空間Bに被掲示物3を挟持することにな
る。
枠部材1の回動を大きくし、第9図のように前面係合部
12を中仕切11の上面より下方に倒せば、枠の横から被掲
示物3を引き出すことができる。
隣接する2辺の枠部材1を第8図のように開けば、上面
から被掲示物3の着脱ができる。
枠部材1の回動停止は、枠部材1の回動係止部13と摺接
する隅連結部材5の摺接面に段差及び凹部を設けて形成
した回動停止部52,53,54によって行う。
凹部の深さ及び段差の高低と側部51の強さによって、一
時停止用及び停止用に設定される。
第5図に示す回動停止部52の上方に設けた傾斜面52a
は、枠部材1の係止爪13を回動停止部52へ送り込む働き
をする。
該傾斜面52aによって枠部材1の係止部13は停止部52へ
係着され、枠部材1が不用意に開くことを防止できる。
該傾斜面52aの角度を回動停止面52に対して90度以内に
して枠内側へ突出する斜面とすれば、強い力で固定でき
る。
枠部材1の端部を45度に切断し、枠部材1を直角に突き
当てている場合は、隣接する枠部材1の端面と衝突して
枠体を閉じることができないといった設計上の問題点が
ある。
こうしたことから第2図及び第3図に示すように、傾斜
面152a部を回動摺接面54a,54bに設けた舌状バネ152の先
に設け、該舌状バネ152を隅連結部材5の内側へ押圧す
ることで、枠部材1を閉じるようにする。係止の強さ
は、素材と舌状バネ152の形状、傾斜面152aの角度で自
在に調整できる。
舌状バネ152の先を傾斜面152aとせず、第4図に示すよ
うに係止段部152dとし、回動係止部13と咬合状にして回
動を防止することもできる。
この場合、係止段部152dと傾斜面152aとを併用し、舌状
バネ152の係止段部152dを溝152eの部位で折り切りでき
る状態にすれば、折り切った舌状バネ152に対する枠部
材1は回動可能な枠部材となり、舌状バネ152の係止段
部152dをそのままとした枠部材1は回動しない枠部材1
となる。このように同一の隅連結部材5をもって回動す
る枠部材と回動させない枠部材を任意選択できる。
152fは係止段部152dの固着解除用爪或は指掛かりである 本実施例の舌状バネ152に設けた係止段部152dに代え
て、別部材を組み付け、回動係止部13の固着係止、固着
解除の切り換えを任意に行えるようにすることもでき
る。
額の角の密着度の向上と、端面を45度に切断した枠部材
1を隅連結部材5と枢着状に組み、該枠部材1の切断面
を互いに突き当てた状態から枠部材1を外側へ回動する
と、枢着軸線の内側へ入り込む部分は互いに衝突して動
かないので、この衝突部に第7図に示す欠切部18を設け
なければならない。
しかし、この欠切部18は、額を商品として見た場合、額
の角に穴が明いているといった重大な欠陥となる。
額の角の密着度は、額の命と称されるように、精度を要
求されている。
また、傾斜面152aの送り込み効果と共に側面51の先端部
の開き角度を大きくし、第5図及び第6図に示すよう
に、外側へ撥ね出すようにすれば、側部51によって枠部
材1の凹状軸受部15aは外側へ押し出され、角を密着さ
せる力として作用させることができる。
なお、側面51の撥ね出す力は第5図,第6図は仮想線に
示すように、枠部材1の凹状軸受部15aを外側へ撥ね出
す作用をする。
凹状軸受部15aは側面51の力で外側へ移動されるので、
枠部材1の回動に伴う枠部材1の端面の衝突部は外側に
移動した分だけ小さくなり、したがって、欠切部18も小
さくて済む。
さらに、この欠切部18をより小さくするには第8図のよ
うに、側面51の先端部を薄くし、軸部51aを小さくする
とよい。
或は0.4〜0.5mm程度の金属板バネを組み付ければ、より
小さくすることができる。
また、枠部材1の凸状係止部17と隅連結部材5の凹状連
結部55との摺接側面を斜面状にすれば、該枠部材1を閉
じる回動作用によって、隅連結部材5を枠部材1の枢着
軸線方向に移動することができる。
また、該枠部材1を開くように回動させることによっ
て、隅連結部材5を枢着軸線方向へ送り出すことができ
る。
結果として、枠の外側へ枢着軸の軸線に沿って移動する
ことができる。
第7図に示す、欠切部18の上方向に突出した段差19を設
け、該欠切部18が額の前方から見えにくくすれば、さら
に効果的である。
被掲示物3の厚みが所定のものに比べ薄い場合、第9図
に示す枠部材1の前面係合部12と被掲示物3,透明板4な
どの間に隙間が生じてしまう。
これを防ぐため、第12図〜第16図に示す板バネ61或は61
aを中仕切11と枠体前面係合部12との間に設置して、被
掲示物3を中仕切11上に乗せた状態から枠部材1を閉じ
るにつれて、板バネ61によって被掲示物3が背面から押
し上げられて、枠部材1の前面係合部12へ押し付けら
れ、隙間を防ぐようにする。
枠部材1と隅係合部材5の連結部を着脱式とするか固定
したままとするかの選択によって、枠部材1及び隅連結
部材5との凸状係止部17及び凹状連結部55の形状及び付
設する位置を定める。
着脱式とする場合は、取り外す枠部材1の左右の枠部材
1を所定の角度まで回動して開き、中央の枠部材1を押
し上げて凸状係止部17と凹状連結部55とを解除する。
所定の角度は枠部材1を開き切った位置、或は回動途中
など、使い勝手上の感覚によって定める。
なお、回動途中に一時停止用の回動係合部54を設けて各
位置を察知せしめるなど手段を組み合わせると良い。
枠部材連結の解除は、次の方法によってもできる。
軸部51aとなっている側面51の下端部を部分欠切して第
2図,第3図に示す部分欠切部51pを形成し、これにス
クリュードライバ先端を当て、枠部材1のフランジ15縁
を支点として力を加えれば、側面51は弾性変形し、フラ
ンジ15から外れる。
枠部材1の両端を45度に切断し、1個の枠部材1の両端
にそれぞれ1個ずつの枠部材1の一端部を直接固定し、
それらの他端部に第2図に示す隅連結部材5を連結す
る。
そして、この隅連結部材5に残った枠部材1を嵌合連結
すれば、枠の一辺のみ、回動する額枠を得る。
この場合は、被掲示物3は側面から引き出す。
第5図に示すように、枠部材1の下端部1aの位置に比
べ、隅連結部材5の下端部58を突出させれば、枠部材1
の下端部1a部を壁面と接触させることなく回動させるこ
とができるので、額枠を壁面等に係止したまま、被掲示
物3の交換ができるものである。
第17図に示す実施例は、第1図,第2図に示した枠部材
1と隅連結部材5の凸状係止部17と凹状連結部55の連結
構造と異なった実施例を示すものである。
枠部材1の中仕切11に設けた孔117の連結係止斜面117a
と隅連結部材5に設けた連結係止突起155とは互いに摺
接して相対移動するものである。
この連結係止斜面117aにより、枠部材1の回動によっ
て、隅連結部材5は枠部材1内へ引き込まれたり、引き
込む力が解除されたりする。
或は、仮想線のようにガイド117fを設け、強制的に隅連
結部材5を枠体1内から外へ送り出すこともできる。
352aは、回動停止部52,隅木状補強板50側から形成した
バネ体に設けた隅連結部5内へ屈倒する傾斜面を現わし
たものである。
第18図から第20図に示す実施例は、枠部材1の端を直角
に切断したものを用いた場合の実施例を示すものであ
る。
本実施例の隅連結部材は、直交する連結部の一方を回動
する連結部とし、他方を回動しない連結部として2個左
右一対として用い、回動する枠部材1の被掲示物3等の
前面係合部12の両端にキャップ121を取り付け、蓋とし
たものである。
本図における隅連結部材の一方の側面251は、回動しな
い枠部材1Qのフランジ215の内側に嵌合係止する際のバ
ネ体として機能しているものである。
枠部材1Qの中仕切に設けた孔217は隅連結部材の側面251
の上方に設けた凸起255と嵌合する連結係止部となる。
本実施例のように、枠部材1を直角に切断したものであ
れば、枠の角が鋭利な形状になることを防げる。
さらに、回動する枠部材1の端にキャップ121を取り付
けているので、より鋭角的な感じを除くことができる。
第21図に示す実施例は、枠部材1の形状を偏平で薄いも
のとしたものである。
第1図及び第18図に示した実施例は、枠部材1の第2の
空間Aと被掲示物3保持のための第1の空間Bを枠の厚
み方向に配列しているが、第21図に示す実施例において
は、枢着のための第2の空間Aと被掲示物3保持のため
の第1の空間Bを枠の水平方向に配列したものである。
この場合、被掲示物3などの保持は、隅連結部材5の補
強板50と枠部材の前面係合部112との間で挟持する。
発明の効果 本発明によれば、枠部材に設けた中仕切により、収容物
を収容する第1の空間と枠部材を隅連結部材に取付ける
ための第2の空間が同時に形成できると共に、中仕切に
設けた回動係合部によって枠部材が隅連合部材に対して
収容物収容位置及び収容物取出位置にそれぞれ固定さ
れ、中仕切によって収容物の収容空間,取付空間及び枠
部材の収容ならびに取出位置固定が同時にできる。
本発明は、種々の変形が可能であり、前記各実施例で記
したものに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の枠部材の実施例の要部斜面図、第2図
は本発明の隅連結部材の実施例の斜面図、第3図は本発
明実施例の要部断面図、第4図は第3図と異なる実施例
の要部断面図、第5図はさらに別の実施例の要部断面
図、第6図はさらに他の実施例の要部断面図、第7図は
本発明の底面側よりみた一部切欠斜視図、第8図は本発
明実施例の一部切欠斜視図、第9図は本発明の要部の断
面図、第10図は第9図の別の状態の断面図、第11図は第
9図のさらに別の状態の断面図、第12図は枠部材の別の
実施例の一部切欠要部斜視図、第13図は本発明の他の実
施例の要部断面図、第14図は第13図の別の状態を示す要
部断面図、第15図は本発明のさらに別の実施例を示す要
部断面図、第16図は第15図の別の状態を示す要部断面
図、第17図は本発明のさらに他の実施例を示す要部斜視
図、第18図は本発明のさらに別の実施例を示す要部分解
斜視図、第19図は第18図の実施例の一部切欠斜視図、第
20図は同上の断面図、第21図の本発明のさらに他の実施
例の要部断面図である。 A:第2の空間 B:第1の空間 1:枠部材 3:被掲示物 5:隅連結部材 11:中仕切 12:前面係合部 13:回動係止部 15:フランジ 15a:凹状軸受部 17:凸状係止部 51:側面 52,53:回動停止部 52a:斜視図 54:回動係合部 55:凹状連結部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ定められた長さの複数の長い枠部
    材と、該枠部材よりも短かく、外側角部を形成するため
    の交叉する側面を有し、その側面に枠部材が互いに角度
    をつけて取付けられ、その側面は枠部材が係合される隅
    連結部材とからなり、枠部材の少くとも1つがその長手
    方向軸線のまわりに回動するようにされ、前記枠部材は
    中仕切によって第1及び第2の部分に分割され、前記第
    1の部分は収容される物の周縁を支持する第1の空間を
    定めるように形成され、前記第2の部分は前記隅連結部
    材が固定される第2の空間を定めるように形成され、前
    記中仕切が回動係止部を有すると共に、前記隅連結部材
    の上部及び下部に前記中仕切の回動係止部に係止される
    回動停止部がそれぞれ設けられたことを特徴とする枠。
  2. 【請求項2】前記隅連結部材が固定される枠部材の各第
    2の空間は凹状軸受部を有する内向きのフランジが設け
    られた下端を有する請求項1の枠。
  3. 【請求項3】前記隅連結部材の枠部材の中仕切に摺接す
    る回転摺接面に回動停止部が設けられている請求項1ま
    たは2の枠。
  4. 【請求項4】前記隅連結部材の枠部材の中仕切に摺接す
    る回動摺接面の中間部にさらに別の回動係合部が設けら
    れている請求項1または2の枠。
  5. 【請求項5】枠部材が側板と前記側板に連結された上板
    を有し、収容される物が前記側板と前記上板の内縁に設
    けられた前面係合部と前記隅連結部材の支え壁で保持さ
    れる請求項1の枠。
  6. 【請求項6】それぞれ定められた長さの複数の長い枠部
    材と、該枠部材よりも短かく、外側角部を形成するため
    の交叉する側面を有し、その側面に枠部材が互いに角度
    をつけて取付けられ、その側面は枠部材が係合される隅
    連結部材とからなり、枠部材の少くとも1つがその長手
    方向軸線のまわりに回動するようにされ、前記枠部材は
    中仕切によって第1及び第2の部分に分割され、前記第
    1の部分は収容される物の前面周縁を支持する第1の空
    間を定めるように形成され、前記第2の部分は前記隅連
    結部材が固定される第2の空間を定めるように形成さ
    れ、前記対応中仕切が回動係止部を有すると共に、前記
    隅連結部材の上部及び下部に前記中仕切の回動係止部に
    係止される回動停止部がそれぞれ設けられ、隅連結部材
    に対して、枠部材の一つが回動不動に取付けられた枠。
  7. 【請求項7】回動自在の枠部材の端部にキャップが取付
    けられた請求項6の枠。
  8. 【請求項8】枠部材と隅連結部材とがそれらの間の回動
    軸方向の移動を制限する連結係止部をそれぞれ有してい
    る請求項1の枠。
  9. 【請求項9】前記連結係止部が傾斜側面を有している請
    求項8の枠。
  10. 【請求項10】側板の側面に沿って長手方向に形成され
    た中仕切、該側板の上縁に沿って形成され、前記中仕切
    と所定の間隔を有する前方係合部、該中仕切の前端に形
    成された回動係止部をそれぞれ有する複数の枠部材、及
    び前記枠部材の側板下端に係合する枠固定部と、該枠部
    材を係合位置に保持するために前記枠部材の回動係止部
    と係合するように形成された回動停止部とをそれぞれ有
    する複数の隅連結部材とからなる請求項1の枠。
  11. 【請求項11】隅連結部材の枠固定部が側板の下端に形
    成された凸部からなり、該隅連結部材の凸軸と係合する
    凹状軸受部が枠部材の側板の下端に形成された請求項10
    の枠。
  12. 【請求項12】枠部材の側板から内方に突出するフラン
    ジが隅連結部材の凸軸と係合するように設けられている
    請求項10の枠。
  13. 【請求項13】中仕切の上部が凸状に湾曲されている請
    求項10の枠。
  14. 【請求項14】隅連結部材の回動停止部が枠部材の回動
    係止部と摺擦する回動摺擦面の下端に形成された請求項
    10の枠。
  15. 【請求項15】隅連結部材の中間回動停止部が回動摺擦
    面の中間に形成された請求項14の枠。
  16. 【請求項16】連結係合傾斜面が枠と連結部材の一方に
    設けられ、連結係合部が連結係合傾斜面と接触して滑動
    するように枠と連結部材の他方に設けられ、枠部材が隅
    連結部材に対して回動をすると、連結部材に関して長手
    方向に移動可能になっている請求項9の枠。
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