JPH0692598B2 - ベントナイト含有布帛柔軟化重質液体洗剤 - Google Patents

ベントナイト含有布帛柔軟化重質液体洗剤

Info

Publication number
JPH0692598B2
JPH0692598B2 JP60291801A JP29180185A JPH0692598B2 JP H0692598 B2 JPH0692598 B2 JP H0692598B2 JP 60291801 A JP60291801 A JP 60291801A JP 29180185 A JP29180185 A JP 29180185A JP H0692598 B2 JPH0692598 B2 JP H0692598B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sodium
water
range
alkyl
liquid detergent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60291801A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61157592A (ja
Inventor
アダム・エイ・ロサナビブハタ
リチヤード・ケイ・ペイン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Colgate Palmolive Co
Original Assignee
Colgate Palmolive Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Colgate Palmolive Co filed Critical Colgate Palmolive Co
Publication of JPS61157592A publication Critical patent/JPS61157592A/ja
Publication of JPH0692598B2 publication Critical patent/JPH0692598B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/02Inorganic compounds ; Elemental compounds
    • C11D3/12Water-insoluble compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
    • C11D3/001Softening compositions
    • C11D3/0015Softening compositions liquid
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/02Inorganic compounds ; Elemental compounds
    • C11D3/12Water-insoluble compounds
    • C11D3/124Silicon containing, e.g. silica, silex, quartz or glass beads
    • C11D3/1246Silicates, e.g. diatomaceous earth
    • C11D3/1253Layer silicates, e.g. talcum, kaolin, clay, bentonite, smectite, montmorillonite, hectorite or attapulgite
    • C11D3/1266Layer silicates, e.g. talcum, kaolin, clay, bentonite, smectite, montmorillonite, hectorite or attapulgite in liquid compositions

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は布帛柔軟化用重質液体洗剤組成物に関するもの
である。さらに具体的には、膨潤性ベントナイトおよび
低分子量ポリアクリレートと一緒に水性媒体中で記載の
合成有機洗剤およびビルダーの成分から成るその種の液
状洗剤に関するものである。本発明の生成物は一ケ月貯
蔵後でも改善された安定な粘度あるいは粘稠性をもち、
容易に流し出すことができ、かつ良好な洗濯物洗剤およ
び布帛柔軟剤である。
従来技術: 洗濯物の機械洗濯にとつて有用である重質液体洗剤が市
販されており、各種の特許および文献に記載されてき
た。ベントナイトは布帛柔軟剤として粒状洗剤組成物の
中に含まれてきており、水性組成物中で増粘剤として利
用され、それは液体媒体中に懸濁する研磨剤のような不
溶性粒状物質を維持するのを助けることができる。米国
特許4,469,605(ラマチヤンドランとグラント)におい
ては、ベントナイトはその当時許容できる安定な布帛柔
軟化用重質液体洗剤であると考えられたものの製造にお
いて使用して成功し、それの中でベントナイトは布帛柔
軟化成分であつた。その特許に記載の洗剤組成物は、実
験室およびパイロツトプラントにおいてつくるときには
貯蔵時の粘度が安定でかつ比較的一定ではあるが、生産
設備で以てつくるときには貯蔵の際にしばしば増粘する
ということが、ここでわかつたのである。
問題点を解決するための手段: 本発明によると、室温における1.15から1.35g/mlの範囲
の密度、9.5から11の範囲のpH、および1,000から5,000
センチポイズの範囲にあり室温において30日間静止貯蔵
の際に5,000または6,000センチポイズ以上に増すことが
ない粘度、をもつ布帛柔軟化用重質液体洗剤は、高級ア
ルキルが10個から16個の炭素原子のものである5から15
%の直鎖または分枝鎖の高級アルキルベンゼンスルホン
酸アルカリ金属塩、アルキルが10個から16個の炭素原子
のものでありポリエトキシが2個から11個のエチレンオ
キサイド基のものである1.5から5%のアルキルポリエ
トキシ硫酸アルキル金属塩、5から25%の水溶性ビルダ
ー塩、5から20%の膨潤性ベントナイト、0.05から0.5
%の分子量が1,000から5,000の範囲の水溶性ポリアクリ
レート(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム)、及び40
〜75%の水からなる。記載の液体洗剤は商業的に受け容
れ得る重質洗濯洗剤であり、油質および粒子質の汚れの
両方を含む洗濯物を満足に清浄化しかつ同時にその種の
洗濯物の上に十分なベントナイトを沈着させてそれらを
柔軟化することができる。記載の組成物はまた洗濯され
るべき品物の襟および袖のようなひどく汚れた部分の予
備処理に用いてもよく、その処理においては、いくらか
のこすり摩擦と一緒に汚染部分へ直接付与してよい液中
のベントナイトの存在は、汚れをゆるめそして/あるい
は除くのを機械的に助けるのに有用であると考えられ
る。
本発明の液体洗剤中に存在する合成アニオン性有機洗剤
混合物は直鎖または分枝鎖(好ましくは直鎖)の高級ア
ルキルベンゼンスルホン酸塩とアルキルポリエトキシ硫
酸塩との混合物である。その他の水溶性の直鎖高級アル
キルベンゼンスルホン酸塩、例えばカリウム塩、そして
ある場合には適切ならばアンモニウム塩および/または
アルカノールアンモニウム塩、も本発明の調合の中に存
在してもよいけれども、ナトリウム塩がきわめて好まし
く、それはまたアルキルポリエトキシ硫酸塩洗剤成分に
関しても同じであることが発見された。アルキルベンゼ
ンスルホン酸塩はその高級アルキルが12個から16個、好
ましくは12個から15個、より好ましくは12個から13個、
最も好ましくは13個の炭素原子のものである。アルキル
ポリエトキシ硫酸塩は、これはまた硫酸化ポリエトキシ
ル化高級直鎖アルコールあるいは高級脂肪族アルコール
とエチレンオキサイドまたはポリエチレングリコールと
の硫酸化縮合生成物ともよばれるが、そのアルキルが10
個から16個、好ましくは12個から15個例えば13個の炭素
原子のものであり、かつ、2個から11個のエチレンオキ
サイド基、好ましくは2個から7個、より好ましくは3
個から5個、最も好ましくは3個または約3個のエチレ
ンオキサイド基を含むものである。適当な環境において
は、その他のアニオン性洗剤例えば脂肪族アルコール硫
酸塩、パラフインスルホン酸塩、オレフインスルホン酸
塩、モノグリセライド硫酸塩、サルコシネート、スルホ
コハク酸塩および類似の官能性洗剤が例えばナトリウム
塩として、ときには、前述合成有機洗剤を部分的に置換
して存在することができるが、しかし通常は、存在する
場合にはその種の洗剤のほかに、存在することができ
る。通常は、その種の他の洗剤は硫酸化またはスルホン
酸化生成物(通常はナトリウム塩として)であり、長鎖
(8個から20個の炭素原子)の直鎖または脂肪族のアル
キル基を含む。このような他のあるいは補充用のアニオ
ン性合成有機洗剤のほかに、非イオン性物質および両性
物質も存在することができ、例えば、シエルケミカル・
カンパニーが販売するネオドール であり、それらはエ
チレンオキサイドと高級脂肪族アルコールとの縮合生成
物であり、例えば約12個から13個の炭素原子の高級脂肪
族アルコールと約6.5モルのエチレンオキサイドとの縮
合生成物であるネオドール23−6.5がある。上述の洗剤
の各種の洗剤と種類の例示はテキストSurface Active A
gents,2巻(シユワルツ、ペリーおよびバーチによる。
インターサイエンス・パブリツシヤーズ、1958年)と一
連のMcCu-tcheon′s Detergents and Emulsifiersの標
題の年報、例えば1969年発行のもの、において見出すこ
とができ、それらの記述は本明細書において参照されて
いる。
本発明のビルダー塩の組合せは、合成アニオン性有機洗
剤の混合物の洗滌性を満足に改善することが見出されて
おり、液体洗剤中および洗濯水中で所望pHをつくり出
し、かつ、洗濯工程および柔軟化工程において洗剤およ
びベントナイトと共同作用するものであるが、トリポリ
燐酸ナトリウムとの混合物である。ある場合には不完全
中和のトリポリ燐酸塩も使用されるが、通常は使用する
燐酸塩はトリポリ燐酸五ナトリウムNa5P3O10であると考
えてよい。もちろん、ある場合には、他の物質のカリウ
ム塩が存在するときのように、水性媒体中のイオン相互
交換が存在するトリポリ燐酸ナトリウム以外の他の塩を
もたらし得るが、しかしこの明細書の目的のためには、
通常ミキサーへ装填されて本発明の液状洗剤をつくる物
質である、五ナトリウム塩としてのトリポリ燐酸ナトリ
ウムが使用されるトリポリ燐酸塩であると考えられる。
トリポリ燐酸ナトリウムおよび炭酸ナトリウムの代りに
あるいはそれらのほかに用い得る他の好ましいビルダー
塩はクエン酸ナトリウムおよびクエン酸カリウム、およ
びナトリウムニトリロトリアセテート(NTA)を含む。
相当するカリウム塩をまた、これらの他のビルダー塩の
部分置換で使用してよい。もちろん、上述水溶性ビルダ
ー塩の各種混合物を使用できる。記述のトリポリ燐酸塩
−炭酸塩混合物は、他のビルダーおよびそれらの混合物
もまた操作可能であるけれども、最も好ましいことが発
見された。さらに、他のビルダーを補充として、後述す
る上記ビルダーの割合のほかに用いてもよい。このよう
に、その他の燐酸塩、例えば、ピロ燐酸四ナトリウムあ
るいはピロ燐酸四カリウム、重炭酸ナトリウム、セスキ
炭酸ナトリウム、グルコン酸ナトリウム、硼砂、珪酸ナ
トリウム、およびセスキ珪酸ナトリウム、を用いてよ
い。また、米国特許4,144,226および他の関連のモンサ
ント・カンパニーの特許に記載されているポリアセター
ルカルボキシレート・ビルダーも有用であり、それらは
ビルダーUの商標で入手できる。使用できる水不溶性の
ビルダーのなかで、通常は結晶性水和物の形のゼオライ
トAのようなゼオライトがあり、ただし無定形ゼオライ
トも有用である。本発明の一つの特徴は、珪酸ナトリウ
ムが有効な重質洗剤−柔軟剤組成物をつくるのに必要で
はなく、従つてその種の珪酸塩は通常は本発明の調合か
ら省かれ、それがもつ望ましくない性質がそれゆえ回避
されるということである。例えば、珪酸塩がゼオライ
ト、炭酸ナトリウム、あるいはその他のビルダーのよう
な液体洗剤の他成分と反応して洗濯物へ付着し従つてそ
れの望ましい明色に悪影響をおよぼす傾向のある不溶性
物質を生成する傾向が避けられる。洗剤媒体中に珪酸塩
が存在しないことは珪酸塩の不溶性珪酸質分解生成物の
形成を防ぐものであり、これらの生成物は、液体洗剤中
に目に見えるようになりあるいは洗濯物の上に沈着する
場合には、液体洗剤および洗濯物の外観に悪影響を及ぼ
す傾向がある。
用いられるベントナイトはモンモリロナイトを含むコロ
イド状粘土(珪酸アルミニウム)である。本発明のベー
スビードをつくる際に最も有用であるベントナイトのタ
イプはナトリウムモンモリロナイト(あるいはワイオミ
ングまたはウエスタンベントナイト)として知られるも
のであり、それは通常は淡色からクリーム色であり、あ
るいはやや黄褐色の手でさわつても分らない粉末であ
り、水中では強いシクソトロープ性のあるコロイド状懸
濁体を形成することができる。多くの場合においては、
カリウムベントナイトまたは混合ナトリウム・カリウム
ベントナイトを代りに使用してよい。水中では、この種
の粘土の膨潤能力は通常は3から15または20ml/g、好ま
しくは7から15ml/gの範囲にあり、その粘度は水中で6
%濃度において通常は3から30センチポイズ、好ましく
は8から30センチポイズの範囲にある。このタイプの好
ましい膨潤性ベントナイトは工業的ベントナイトとして
ミネラルコロイドの商標でベントン・クレー・カンパニ
ー、工業への主要粘土供給者、によつて販売されてい
る。これらの物質は、以前にはチクソージエルの商標で
販売されたものと同じものであるが、選択的に採掘およ
び選鉱され、最も有用であると考えられるものはミネラ
ル・コロイド、No.101などであり、チクソージエルNo.
1、2、3および4に相当する。これらの物質は8から
9.4の範囲のpH(水中6%濃度)をもち、4%から8%
の最大遊離水含量(液体洗剤媒体へ添加する前)と約2.
6の比重をもつ。これらの物質の微粉砕級品については
少くとも約85%は米国篩系列の200メツシユを通過す
る。好ましくはすべてのベントナイトが200メツシユの
篩を通過し、最も好ましくは、それのすべてがNo.325の
篩を通過するかあるいは丁度通過する寸法とほぼ同じで
あつて、従つて、ベントナイトの等価直径が74ミクロン
より小さく、より好ましくはほぼ44ミクロンかそれ以下
であるものと考えてよい。満足できる色の微細分割ベン
トナイトの有用な商業源はアメリカン・コロイド・カン
パニーであり、そしてAEG325ベントナイトとして販売さ
れる入手可能ベントナイトについては、前述のミネラル
・コロイドおよびチクソージエルと互換性があると考え
られる。選鉱したワイオミング・ベントナイトが本発明
の液体洗剤組成物の成分として好ましいけれども、合成
ベントナイト(交換可能のカルシウムおよび/またはマ
グネシウムを持つベントナイトから炭酸ナトリウム処理
によつてつくられるもの)を含めた他のベントナイトも
有用であり、本発明の組成物中に含めることが考えられ
ている。本発明の液体洗剤をつくるのに有用であるいく
つかのベントナイトの代表的化学分析は、それが64.8か
ら73.0%のSiO2、14から18%のAl2O3、1.6から2.7%のM
gO、1.3から3.1%のCaO、2.3から3.4%のFe2O3、0.8か
ら2.8%のNa2Oおよび0.4から7.0%のK2Oを含むことを示
している。
本発明の液体洗剤組成物中で布帛柔軟剤としてベントナ
イトを用いることは、ベントナイトがスプレードライヤ
ー中のように、乾燥されねばならないことがなく、従つ
てそれの成分プレートの乾燥しすぎによる不動化に基づ
くベントナイトの柔軟化力を失なう危険が回避されると
いうことである。また、洗濯水中での洗剤ビードの急速
崩壊を促進してベントナイト粒子を遊離させるような処
方の本発明の洗剤組成物をもつ必要はなく、なぜなら
ば、液体洗剤中でベントナイト粒子が崩壊にさらに時間
を必要とする硬質塊へ凝集していないからである。
用いるポリアクリレートは低分子量のポリアクリル酸ナ
トリウムであり、その分子量は通常は約1,000から5,00
0、好ましくは1,000から3,000、最も好ましくは1,500か
ら2,500、の範囲にあり、例えば約2,000である。他のポ
リアクリレートも、他のアルカリ金属ポリアクリレート
を含めて、記述のポリアクリル酸ナトリウムの一部をと
きには置換えてよいが、そのような置換は、許される場
合には、少割合にとどめることが好ましく、好ましくは
用いられるポリアクリレートはポリアクリル酸ナトリウ
ムである。そのような物質はアルコ・ケミカル・コーポ
レーシヨンからアルコスパーズの名前で入手できる。ポ
リアクリル酸ナトリウムは明澄のコハク色液体または粉
末として入手でき、水中で完全に可溶であり、その溶液
は固体含量が約25から40%、例えば30%であり、それら
の溶液のpHあるいは粉末の30%水溶液のpHは約7.0から
9.5の範囲にある。これらの製品のうちで、好ましいも
のは現在アルコ・ケミカル・コーポレーシヨンによりア
ルコスパーズ104、107、107D、109および149として販売
され、その中、アルコスパーズ107D、100%固体粉末、
がきわめて好ましく、ただし、アルコスパーズ107、30
%水溶液、を代りに使用してよく結果においてはほとん
ど差がない。ともに、ポリアクリル酸ナトリウムであ
り、水中で30%の濃度において、液体(107)は8.5から
9.5の範囲のpHにあり、粉末(107D)のpHは7.0から8.0
の範囲にある。
本発明の液体洗剤の唯一の他の必要成分は水である。通
常はこのような水の硬度はCaCO3として約300p.p.m.以下
であり、好ましくは150p.p.m.以下である。50または100
p.p.m.以下の硬度の水道水がしばしばほぼ満足できるも
のであるけれども、脱イオン水を用いることがしばしば
望ましい。さらに硬い水を本発明洗剤をつくる際にうま
く用いることができるけれども、軟水は、液体洗剤の外
観に悪影響を及ぼしあるいは洗濯中に洗濯物の上に妨害
的に沈着する妨害物質を生成する可能性が少ない。
審美的および機能的の両方の各種助剤が液体洗剤中に存
在することができ、例えば螢光増白剤、香料および着色
剤である。螢光増白剤は商標名チノパール、例えば5BM
として販売されているような木綿およびナイロン増白剤
を含む公知のスチルベン誘導体を含む。用いられる香料
は通常は精油、エステル、アルデヒドおよび/またはア
ルコールを含み、それらはすべて香料分野において知ら
れている。着色剤は染料とウルトラマリンブルーを含め
た各種タイプの水分散性顔料を含む。ベントナイト存在
に基づく淡色化効果のために、製品の色はしばしば魅力
的なパステル風の色合いである。二酸化チタンを製品の
色を淡白色しあるいはさらには白色化するのに使用して
よい。硫酸ナトリウムおよび塩化ナトリウムのような無
機充填剤塩類が存在してもよく、ナトリウムカルボキシ
メチルセルロースのような沈着防止剤、酵素、漂白剤、
殺菌剤、殺カビ剤、シリコーンのような消泡剤、コポリ
エステルのような汚染防止剤、ホルマリンのような防腐
剤、ラウリルミリスチルジエタノールアミドのような泡
安定剤、およびエタノールのような補助溶剤も同様であ
る。通常は、この種の助剤の個々の割合は、3%以下、
ときには1%以下、ときには0.5%以下でさえあるが、
ただし、充填剤と溶剤および追加的洗剤とビルダーは別
であり、それらについてはその割合はときには10%程度
に多くてよい。指定されない合成洗剤とビルダーを含め
た助剤の合計割合は製品の20%より多くなく望ましくは
10%以下、さらに望ましくは5%以下である。もちろ
ん、用いられる助剤はその液体洗剤の洗濯作用および柔
軟化作用を妨害せず、かつ放置時に製品の不安定性を促
進することがない。また、それらは洗濯物の上への妨害
的沈着の生成をひきおこさない。
本発明の液体洗剤中の各種成分の割合は、5から15%、
好ましくは6から12%、さらに好ましくは8から10%、
最も好ましくは約9%の直鎖高級アルキルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム;1.5から5%、好ましくは1.5から3
%、より好ましくは1.7から2.7%、最も好ましくは約2
%のアルキルポリエトキシ硫酸ナトリウム;5から25%、
好ましくは9から22%、さらに好ましくは約12から19%
のビルダー塩;5から20%、好ましくは8から15%、さら
に好ましくは10から14%、最も好ましくは約12%の膨潤
性ベントナイト;0.05〜0.5%、好ましくは0.1〜0.3%、
より好ましくは0.12〜0.18%、最も好ましくは0.15%若
しくは約0.15%のポリアクリル酸ナトリウム及び40〜75
%、好ましくは50から70%、さらに好ましくは55から70
%、最も好ましくは約60%の水、である。ビルダー塩に
ついては、それらがトリポリ燐酸ナトリウムおよび炭酸
ナトリウムであるときには、それらの割合は通常は、7
から15%、好ましくは9から13%、より好ましくは約11
%のトリポリ燐酸塩、および、2から7%、好ましくは
3から6%、より好ましくは約4%の炭酸ナトリウムで
あり、トリポリ燐酸塩対炭酸塩の比が2:1から6:1の範囲
にある。
液体洗剤はその各種成分を適切に混合することによつて
つくることができ、好ましくは、ベントナイトは水の大
部分の予備混合物へ、トリポリ燐酸塩、炭酸塩、CMCお
よびアニオン性洗剤と一緒に添加される。例えば、ポリ
燐酸塩と炭酸塩が、通常はNo.160の篩を通過する十分な
細かさの微細分割状形態で、水の大部分と混合および溶
解され、その後、CMCとアニオン性洗剤が混合され、次
いで、ベントナイト、ポリアクリレートおよび処方成分
の残りが任意の適当な順序で混合される。控えておいた
水の部分を次に液体洗剤の残りへ添加し、増粘された液
体を所望見掛け濃度へ薄める。
経験では、控えておいて製造工程の最後で混合される水
の所望割合は通常は最終液体洗剤の5から20%、例えば
それの約10%である。各種成分と水性媒体との混合中
で、そして特にベントナイトを添加し残りの水を混合す
るときには、混合物をそれを混合または攪拌し続けるこ
とによるような方法で運動状態に保つことが重要であ
る。好ましくは、混合器を決してとめず、工程は連続的
で、通常はバツチあたり約3から30分を必要とする。各
種の製品成分が中で溶けるのを促進しかつベントナイト
の分散を促進するために水を温めてよいが、そのような
ことは必要でなく、室温水、例えば15℃から30℃の範囲
の温度、例えば20℃から25℃の水を使用してよい。
製造工程完了直後の本発明の液体洗剤の粘度は通常は約
1,000から2,000センチポイズの範囲にあり、例えば約1,
500センチポイズである。液体洗剤は比較的口の細いガ
ラス瓶またはプラスチツク瓶の中に詰めそれから小出し
することが考えられており、正常な熟成の前後において
流れ出るものでなければならない。ポリアクリレートを
調合から省くときには、商業的に製造される液体洗剤は
最初はより粘稠であり放置等により粘稠となり、従つて
室温で約1ケ月後、その粘度は3,000センチポイズから1
8,000センチポイズ以上へ増加するようになる。18,000
センチポイズにおいては、液体洗剤は粘稠すぎて満足に
流出せず、消費者は瓶からそれが流出できるよう十分に
粘度を下げるように振とうあるいは攪拌することが必要
になる。いうまでもなく、そのような増粘化特性は望ま
しくない。本発明液体洗剤の好ましい粘度は約4,000±
1,000センチポイズであり、これらに似た粘度は消費者
に好まれる粘度であることがわかつた。本発明のポリア
クリレート成分と調合を用いると、実施例1に例証され
るとおり、約1ケ月貯蔵後において粘度は約4,000セン
チポイズへ増し(28日後において4,050センチポイ
ズ)、それ以上の貯蔵において著しいその後の粘度増加
をもたらさいことが見出される。記述の粘度は、2,000
センチポイズ以下の粘度についてはNo.2スピンドルを、
2,000から9,000センチポイズの範囲の粘度についてはN
o.3スピンドルを、そして9,000センチポイズより大きい
粘度についてはNo.4スピンドルを用いて、ブルツクフイ
ールドLVT粘度計によつて測定する。粘度はすべて12r・
p.m.と25℃において測定した。
以下の実施例は本発明を例証するが制限するものではな
い。本明細書においては作業実施例と特許請求の範囲を
含めて、特記しないかぎり、部はすべて重量により、温
度はすべて℃である。
実施例 1. 成 分 直鎖トリデシルベンゼンスルホン 8.8 酸ナトリウム アルキルポリエトキシ硫酸ナトリ 2.2 ウム(アルキル=炭素原子が12 個から15個の直鎖アルキル; ポリエトキシ=3個のエトキシ基) トリポリ燐酸五ナトリウム 11.0 炭酸ナトリウム(無水) 4.0 ナトリウムカルボキシメチル 0.2 セルロース ポリアクリル酸ナトリウム 0.15 (分子量=2,000) 二酸化チタン 0.5 ホルマリン 0.2 ベントナイト(325メツシユ、 12.0 アメリカンコロイドCo.325AEG) 螢光増白剤(チノパールLMS− 0.3 X、〔チバガイギー〕) 香料 0.4 染料(CI アシツドブルー 0.0045 9/CI 42090) 顔料(CI ピグメントブルー 0.04 29/CI 77007) 水 60.2055 100.0 水の調合量の約84%を、加熱手段および冷却手段を備え
かつ排出ポンプへ連結された垂直の円筒状タンクのよう
な適当混合器へ添加し、ポリ燐酸塩と炭酸塩(No.160の
篩を通過する粒径)の調合量を攪拌しながら(ライトニ
ンタイプの混合器による)添加し、続いてCMCを添加
し、次にアニオン性洗剤を混合し、その後、他の成分を
適当な順序で混合する。水の残りを添加し、混合物を薄
め、香料を攪拌しながら次に添加し、生成物は混合器か
ら容易にポンプで取出して最終用途用の細頚瓶の中へ入
れることができ、それは小出し用容器として役立つ。混
合操作中は、それは全部で約9分かかるが、添加される
物質と最終生成物は約20℃の温度にある。ある場合に
は、諸成分の急速溶解と迅速小出しを促進するために、
水と装填される他の成分の温度は、最終生成物温度が約
30℃から40℃であるように40℃から50℃へ上げてよく、
その場合に、混合時間は約5分または6分へ短縮され
る。
生ずる液体洗剤(室温)は約1,550センチポイズの粘度
をもち、約2.5cmの排出開口をもつプラスチツク洗剤瓶
から満足に流出する。それは約10.5のpHをもつ。この液
体洗剤は汚染洗濯物の混合負荷を洗濯するのに用いら
れ、その洗濯物は木綿とポリエステル/木綿の粒状汚れ
および皮脂汚れで汚染されたスワツチを含む。液体洗剤
を標準の洗濯機の桶へ添加し、約半カツプの液体洗剤を
毎回の洗濯について用いる。(洗濯水中の液体洗剤濃度
を約0.18%にする)。洗濯水の温度は21℃であり(製品
の「冷」水洗濯能力を試験するため)、その水はCaCO3
として約150ppmの混合カルシウム・マグネシウム硬度の
ものである。洗濯物とテスト・スワツチを洗濯したの
ち、それらを「物干し場乾燥」するかあるいは機械乾燥
(慣用の洗濯物乾燥器)する。
上記と同じ操作を対照標準用洗剤調合物について繰返す
が、その場合、ポリアクリル酸ナトリウムを省き、水で
置換える。
実験組成物(ポリアクリル酸ナトリウムを含むもの)と
対照標準組成物の両者はすぐれた布帛柔軟化用洗剤であ
るが、しかし、実験製品は一つの重要な特性、貯蔵時の
満足すべき粘度の維持、においてはるかにすぐれてい
る。例えば、5日後において、実験製品の粘度は2,580
センチポイズであり、一方、対照標準品の粘度は9,400
センチポイズであり、14日後においては、粘度はそれぞ
れ、3,400および13,500センチポイズであり、21日後に
おいては、それぞれ3,500および14,500センチポイズで
あり、28日後において、それぞれ4,050および18,500セ
ンチポイズである。4,050センチポイズにおいては、製
品はそれでも瓶から注ぐことができるが、18,500センチ
ポイズにおいては、注ぐことができず、分散状にするた
めに振とうまたは攪拌せねばならない。製造後28日後
は、実験調合の粘度は著しくは増さず、対照標準品の粘
度は、18,000センチポイズ以上では製品が市販できるも
のでないので、いくら増加しても大して意味がない。
この実験から、きわめて少量のポリアクリル酸ナトリウ
ムの存在が記述の洗剤組成物の貯蔵時粘度を安定化する
のを助けるものであり、その効果は当業において従来認
められていなかつたことが明らかである。
この実験液体洗剤は魅力的な明るい青色の均質外観をも
ち、貯蔵時に各種物質の層に沈降することがない。
機械的洗濯用洗剤として有用であることのほかに、本発
明の製品は洗濯物の手洗いおよび洗濯物の極度に汚染し
た領域の前処理のための液として用いることができる。
洗濯物の手洗いにおいて、洗濯物上へのベントナイトの
最大沈着を促進しそれによつてそれの柔軟化効果を改善
するために、洗濯溶液は、それが洗濯物を通過するよう
に底の排水口を通つて洗濯槽から排出させ、その後、洗
濯物を普通の方式ですすいでよい。洗濯物の汚染領域の
前処理として用いるときには、この液体洗剤を薄めない
でそのまま(稀釈液も使えるが)汚染領域へ施用しその
中へすりこむことが好ましい。その施用とすり込みの間
に、ベントナイトは、汚染物が油状であつても粒状汚染
であつても洗剤が汚染物をゆるめ除去するのを助け、そ
して同時にそのベントナイトのいくらかは洗濯物材質の
フアイバーへ付着し、従つてその位置において洗濯物物
質を柔軟化するのを助ける。物質のこのような柔軟化
は、汚染領域がシヤツの袖口または襟であるときには特
に、その部分の汚染を減らし、以後の汚染保持を少くす
るのに寄与する。
実施例 2. 実施例1と似た液体洗剤を調合するが、8.8%の直鎖ト
リデシルベンゼンスルホン酸塩の代りに9%の直鎖ドデ
シルベンゼンスルホン酸塩、アルキルが12個から13個の
炭素原子のものでありポリエトキシが平均6.5個のエト
キシ基のものであるアルキルポリエトキシ硫酸ナトリウ
ムの2%をさきに使用した2.2%の代りに、アルコスパ
ーズ107D(実施例1で使用)の代りに0.2%のアルコス
パーズ107(固体含有ベース)、11%のSTPP、6%の炭
酸ナトリウム、15%のベントナイト(ミネラルコロイド
101)、前述の助剤、および55.7%のCaCO3硬度100ppmの
水道水、を使用する。追加の炭酸ナトリウムは製造工程
中の各種成分の混和性を改善し、洗剤の置換は製品の性
質に著しくは悪影響を及ぼさない。この製品は前述と本
質上同じにつくられる。
この液体洗剤は、洗濯物の機械洗濯、手洗い、あるいは
予備処理のいずれに用いられるとしても、実施例1の液
体洗剤について記述した所望の洗浄性および柔軟化性を
もつ安定な注ぎ可能の液体である。それの粘度は室温で
1ケ月貯蔵後において5,000センチポイズをこえない。
同様に、3%のラウリルアルコール硫酸ナトリウム、2
%のネオドールおよび0.5%のシリコーン消泡油を実施
例1の成分へ添加することによつて(水を置き換えて)
組入れるときに、許容できる液体洗剤がつくられる。ま
たクエン酸ナトリウムまたはクエン酸カリウムと炭酸ナ
トリウムを置換えるために用いるときには(あるいは部
分置換、例えば30%置換をその種のクエン酸塩または三
ナトリウムニトリロアセテートで以て行なうときには)
また、有用な液体洗剤が生じ、前述組成物と同様の望ま
しい性質をもつ。
実施例 3. 実施例1と似た液体洗剤をつくり、ただし2%だけの炭
酸ナトリウムを調合中に用い、水の含量をそれに応じて
増す。炭酸ナトリウムの含量を減らしたけれども、この
混合物は所望性質をもつ最終生成物へそれでも加工が可
能であり、それは木綿および合成材料の洗濯と柔軟化の
ための重質洗濯洗剤として有用であり、またその種の洗
濯物の前処理として有用である。0.5%のナトリウムカ
ルボキシメチルセルロースを水の一部の代りに調合へ添
加するときには、そのCMCの再沈着防止活性能のために
柔軟化力を実質上失なうことなく、洗濯物の改善された
白色化が得られる。
本発明のその他の変形において、実施例1の液体洗剤の
各種成分の割合が±10%または±20%で本発明明細書中
で与えられる範囲の外にでることなく変動するときに
は、有用な洗浄と柔軟化の効果をもつ安定で注ぎ可能の
液体洗剤が生ずる。いくつかのこの種の製品中で、10%
ほどの多くのゼオライトAあるいは4%までのNa2O:SiO
2モル比が約1:2.4である珪酸ナトリウムを含むことが望
ましいかもしれないが、ただし珪酸塩はしばしば避けら
れ、そしてゼオライトが存在する場合には、ゼオライト
−珪酸塩の凝集体または反応生成物の沈着をさけるため
に、珪酸塩は通常は省略される。
前記の記述と作業例から見られるとおり、本発明の布帛
柔軟化性重質液体洗剤は安定、均質、魅力的および機械
的である。液体媒体中で実質的割合のゲル化剤(ベント
ナイト)が存在するにもかかわらず、それらは妨害的な
ゲルを形成せず貯蔵中に注ぎ可能のままである。長時間
貯蔵し、その間、懸濁されているベントナイトが水性媒
体中で界面活性剤および無機塩ビルダーと均密に接触せ
しめられるにもかかわらず、ベントナイトは妨害的な凝
集をおこさず、洗濯物へのその柔軟化作用は破壊されな
い。ポリアクリル酸ナトリウムがまた存在している水性
媒体の中で上記の洗剤とビルダーを使用することによつ
て、膨潤タイプのベントナイトを実質的割合で含んでい
るにもかかわらず、液状で注ぎ可能のままでありかつそ
の物理的および化学的特性を保持する液体洗剤が生成さ
れ、それらの特性により、洗濯物の上へベントナイトを
沈着させそれのフアイバーについての潤滑剤として作用
し、それによりその洗濯物の柔軟化を促進する。また、
前述したとおり、液体媒体を用いることによつてベント
ナイトが噴霧乾燥塔のような過熱による脱活性化を受け
る可能性が回避される。
本発明の液体洗剤は、洗濯物の機械洗濯および手洗いの
ための製品として有用であることのほかに、洗濯物の汚
れた部分の前処理にも良好であり、その処理において
は、ベントナイトの含有は汚れを取除き汚染部分の柔軟
化するのを助ける(そして、その製品はまたその後に洗
濯の目的で用いてよい)。このように、本発明の洗剤の
性質と利点についての前記の記載から、それが洗剤組成
物分野において顕著な進歩を示すことが見られ、なぜな
らば、すぐれたアニオン性合成有機洗剤を利用しかつそ
のようなアニオン性洗剤と一緒に四級アンモニウム塩の
ような化学的に悪い反応性のカチオン性物質を組入れる
必要もなく、洗濯物の清浄化と柔軟化の両方を達成する
よう、非ゲル化性液体洗剤を便利に使用することを可能
にするからである。その上、用いられるベントナイトは
生態学的に、四級アンモニウム塩のように有害ではな
く、そして四級塩について時々あるように、洗濯物をし
ばしば変色させることがある。妨害的脂肪性沈着物を洗
濯物上に蓄積させることがない。
本発明の液体洗剤の各種成分のナトリウム塩とナトリウ
ム化合物は、それらが特に好ましくかつ商業的に入手で
きるので記載してきたが、相当するカリウム化合物をそ
れらに、少くとも一部を、置換えることができ、そして
また本発明の中にある。例えば、カリウム洗剤、カリウ
ムビルダー塩、カリウムベントナイトおよびカリウム助
剤塩を使用でき、これらは与えられる調合の中で「アル
カリ金属」としてナトリウム塩と一緒に含まれるものと
考えている。
本発明は各種具体化および作業実施例に関して記載した
が、それらに限定するものではなく、なぜならば、当業
熟練者は本明細書を参考にして本発明から逸脱すること
なく代替物および等価物を用いることができることが明
らかであるからである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室温において1.15〜1.35のg/mlの範囲の密
    度、9.5〜11の範囲のpH、及び1,000〜5,000センチポイ
    ズの範囲にあり、室温で30日間静止貯蔵するときに6,00
    0センチポイズ以上に増加しない粘度、を持つ布帛柔軟
    化性重質液体洗剤において、高級アルキルが10〜16個の
    炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖の高級アルキルベンゼ
    ンスルホン酸アルカリ金属塩の5〜15%、アルキルが10
    〜16個の炭素原子のものであり、ポリエトキシが2〜11
    個のエチレンオキサイド基のものであるアルキルポリエ
    トキシ硫酸アルカリ金属塩の1.5〜5%、水溶性ビルダ
    ー塩の5〜25%、膨潤性ベントナイトの5〜20%、1,00
    0〜5,000の範囲の分子量の水溶性ポリアクリレートの0.
    05〜0.5%、及び水の40〜75%、からなる布帛柔軟化性
    重質液体洗剤。
  2. 【請求項2】粘度が室温において30日間静止貯蔵する際
    に5,000センチポイズ以上に増すことがなく、高級アル
    キル12〜15個の炭素原子のものである直鎖高級アルキル
    ベンゼンスルホン酸ナトリウムの6〜12%、アルキルは
    12〜16個の炭素原子のものでありかつポリエトキシが2
    〜7個のエチレンオキサイド基のものであるアルキルポ
    リエトキシ硫酸ナトリウムの1.5〜3%、トリポリ燐酸
    ナトリウムの7〜15%、炭酸ナトリウムの2〜7%、微
    細分割状ベントナイトの8〜15%、分子量が1,000〜3,0
    00の範囲にあるポリアクリル酸ナトリウムの0.1〜0.3
    %、及び水の50〜70%、からなる、特許請求の範囲第1
    項記載の重質液体洗剤。
  3. 【請求項3】アルキル基中の炭素原子が12〜13個の直鎖
    高級アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの8〜10
    %、アルキルが12〜15個の炭素原子のものでありポリエ
    トキシが3〜5個のエチレンオキサイド基のものである
    アルキルポリエトキシ硫酸ナトリウムの1.7〜2.7%、ト
    リポリ燐酸ナトリウムの9〜13%、炭酸ナトリウムの3
    〜6%、乾燥状で非膨潤状の粒径がほぼNo.325の米国篩
    系列のものである微細分割状ベントナイトの10〜14%、
    分子量が1,500〜25,000の範囲にあるポリアクリル酸ナ
    トリウムの0.12〜0.18%、及び水の55〜70%、からなる
    特許請求の範囲第2項記載の重質液体洗剤。
  4. 【請求項4】直鎖トリデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
    ウムの約9%、アルキルが12〜15個の炭素原子のもので
    ありかつポリエトキシが約3個のエチレンオキサイド基
    のものであるアルキルポリエトキシ硫酸ナトリウムの約
    2%、トリポリ燐酸ナトリウムの約11%、炭酸ナトリウ
    ムの約4%、ベントナイトの約12%、分子量が約2,000
    のポリアクリル酸ナトリウムの約0.15%、及び水の約60
    %、からなる、特許請求の範囲第3項記載の重質液体洗
    剤。
  5. 【請求項5】室温において1.15〜1.35のg/mlの範囲の密
    度、9.5〜11の範囲のpH、及び1,000〜5,000センチポイ
    ズの範囲にあり、室温で30日間静止貯蔵するときに6,00
    0センチポイズ以上に増加しない粘度、を持つ布帛柔軟
    化性重質液体洗剤において、高級アルキルが10〜16個の
    炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖の高級アルキルベンゼ
    ンスルホン酸アルカリ金属塩の5〜15%、アルキルが10
    〜16個の炭素原子のものであり、ポリエトキシが2〜11
    個のエチレンオキサイド基のものであるアルキルポリエ
    トキシ硫酸アルカリ金属塩の1.5〜5%、水溶性ビルダ
    ー塩の5〜25%、膨潤性ベントナイトの5〜20%、1,00
    0〜5,000の範囲の分子量の水溶性ポリアクリレートの0.
    05〜0.5%、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの
    約0.2%、ホルマリンの約0.2%及び水の40〜75%、から
    なる布帛柔軟化性重質液体洗剤。
  6. 【請求項6】室温における1.15〜1.35g/mlの範囲の密
    度、9.5〜11の範囲のpH、及び1,000〜5,000センチポイ
    ズの範囲にあって室温において30日間静止貯蔵する際に
    6,000センチポイズ以上に増すことがない粘度、をもつ
    布帛柔軟化性重質液体洗剤組成物において、アニオン性
    のスルホン酸化タイプ及び/又は硫酸化タイプの水溶性
    合成有機洗剤の6.5〜20%、その洗剤用の水溶性ビルダ
    ー塩の5〜25%、膨潤性ベントナイトの5〜20%、分子
    量が1,000〜5,000の範囲のポリアクリル酸ナトリウムの
    0.05〜0.5%、及び水の40〜75%、からなる、布帛柔軟
    化性重質液体洗剤組成物。
JP60291801A 1984-12-24 1985-12-24 ベントナイト含有布帛柔軟化重質液体洗剤 Expired - Lifetime JPH0692598B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US685346 1984-12-20
US68534684A 1984-12-24 1984-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61157592A JPS61157592A (ja) 1986-07-17
JPH0692598B2 true JPH0692598B2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=24751795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60291801A Expired - Lifetime JPH0692598B2 (ja) 1984-12-24 1985-12-24 ベントナイト含有布帛柔軟化重質液体洗剤

Country Status (31)

Country Link
JP (1) JPH0692598B2 (ja)
KR (1) KR930003245B1 (ja)
AR (1) AR241933A1 (ja)
AT (1) AT394863B (ja)
AU (1) AU582603B2 (ja)
BE (1) BE903942A (ja)
BR (1) BR8506368A (ja)
CA (1) CA1265653A (ja)
CH (1) CH667280A5 (ja)
DE (1) DE3544762A1 (ja)
DK (1) DK163308C (ja)
EG (1) EG17442A (ja)
ES (1) ES8802397A1 (ja)
FI (1) FI81376C (ja)
FR (1) FR2575177B1 (ja)
GB (1) GB2168717B (ja)
GR (1) GR853104B (ja)
HK (1) HK45891A (ja)
IE (1) IE58675B1 (ja)
IN (1) IN165509B (ja)
IT (1) IT1208721B (ja)
LU (1) LU86227A1 (ja)
MX (2) MX163303A (ja)
MY (1) MY102610A (ja)
NL (1) NL8503550A (ja)
NO (1) NO167516C (ja)
PH (1) PH23906A (ja)
PT (1) PT81698B (ja)
SE (1) SE466963B (ja)
ZA (1) ZA859403B (ja)
ZW (1) ZW23285A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8528798D0 (en) * 1985-11-22 1985-12-24 Unilever Plc Liquid detergent composition
GB8711059D0 (en) * 1987-05-11 1987-06-17 Unilever Plc Detergent liquid
US5573701A (en) * 1987-07-31 1996-11-12 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Liquid detergent composition
GB8718217D0 (en) * 1987-07-31 1987-09-09 Unilever Plc Liquid detergent compositions
NZ226709A (en) * 1987-11-05 1990-10-26 Colgate Palmolive Co Al 2 o 3 or tio 2 and polyacrylic acid polymer in thixotropic dishwashing compositions
GB8823655D0 (en) * 1988-10-07 1988-11-16 Unilever Plc Liquid detergent compositions
GB2223611A (en) * 1988-10-07 1990-04-11 Nigel Anthony Collier Electronic bark suppressor
AU669900B2 (en) * 1992-07-20 1996-06-27 Colgate-Palmolive Company, The Stabilized built aqueous liquid softergent compositions
ZA955191B (en) 1994-07-06 1996-12-23 Colgate Palmolive Co Aqueous liquid detergent compositions containing deflocculating polymers
EP0753567A1 (en) * 1995-07-14 1997-01-15 The Procter & Gamble Company Softening through the wash compositions
EP0754749A1 (en) * 1995-07-20 1997-01-22 The Procter & Gamble Company Fabric softeners containing water soluble dyes for reduced staining
GB2361929A (en) * 2000-05-05 2001-11-07 Procter & Gamble Liquid detergent compositions
CN113278475B (zh) * 2021-05-06 2022-09-30 广州市加茜亚化妆品有限公司 一种具有触变性的洗衣凝珠料体及其制备方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU549000B2 (en) * 1981-02-26 1986-01-09 Colgate-Palmolive Pty. Ltd. Base beads for detergent compositions
US4436637A (en) * 1982-12-13 1984-03-13 Colgate-Palmolive Company Fabric softening heavy duty liquid detergent containing a mixture of water insoluble soap and clay
US4469605A (en) * 1982-12-13 1984-09-04 Colgate-Palmolive Company Fabric softening heavy duty liquid detergent and process for manufacture thereof
EP0124913B1 (en) * 1983-04-08 1986-06-18 THE PROCTER & GAMBLE COMPANY Granular detergent compositions containing mixed polymer additive system

Also Published As

Publication number Publication date
AT394863B (de) 1992-07-10
BR8506368A (pt) 1986-09-02
ATA365885A (de) 1991-12-15
PT81698B (pt) 1987-11-30
FI854957A0 (fi) 1985-12-13
SE8505699L (sv) 1986-06-25
SE8505699D0 (sv) 1985-12-03
CA1265653A (en) 1990-02-13
GB2168717B (en) 1988-06-08
ZA859403B (en) 1987-07-29
FI81376B (fi) 1990-06-29
MX163303A (es) 1992-04-14
FI81376C (fi) 1990-10-10
PT81698A (en) 1986-01-01
GB8531655D0 (en) 1986-02-05
NO167516B (no) 1991-08-05
ZW23285A1 (en) 1986-07-09
FR2575177B1 (fr) 1990-03-09
EG17442A (en) 1991-03-30
GB2168717A (en) 1986-06-25
IT8548931A0 (it) 1985-12-16
JPS61157592A (ja) 1986-07-17
CH667280A5 (de) 1988-09-30
HK45891A (en) 1991-06-21
ES550336A0 (es) 1988-05-16
SE466963B (sv) 1992-05-04
MY102610A (en) 1992-08-17
DK583885D0 (da) 1985-12-16
DK163308B (da) 1992-02-17
KR930003245B1 (ko) 1993-04-24
KR860005007A (ko) 1986-07-16
AR241933A1 (es) 1993-01-29
IE58675B1 (en) 1993-11-03
IT1208721B (it) 1989-07-10
FR2575177A1 (fr) 1986-06-27
NL8503550A (nl) 1986-07-16
LU86227A1 (fr) 1986-07-17
FI854957A (fi) 1986-06-25
AU5084385A (en) 1986-06-26
NO167516C (no) 1991-11-13
IN165509B (ja) 1989-11-04
DK583885A (da) 1986-06-25
MX9101220A (es) 1993-07-01
NO855268L (no) 1986-06-25
PH23906A (en) 1989-12-18
AU582603B2 (en) 1989-04-06
ES8802397A1 (es) 1988-05-16
IE853272L (en) 1986-06-24
DK163308C (da) 1992-07-06
GR853104B (ja) 1986-04-24
DE3544762A1 (de) 1986-07-03
BE903942A (fr) 1986-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4469605A (en) Fabric softening heavy duty liquid detergent and process for manufacture thereof
US4436637A (en) Fabric softening heavy duty liquid detergent containing a mixture of water insoluble soap and clay
JPH0192299A (ja) 水性チキソトロープ液体組成物
CA1231806A (en) Fabric softening built detergent composition
US4715969A (en) Controlling viscosity of fabric softening heavy duty liquid detergent containing bentonite
JPH0692598B2 (ja) ベントナイト含有布帛柔軟化重質液体洗剤
NO154758B (no) Partikkelformig, tekstilmyknende, kraftig vaskemiddel, anvendbart for vasking av toey i en automatisk vaskemaskin.
US5080820A (en) Spray dried base beads for detergent compositions containing zeolite, bentonite and polyphosphate
US5024778A (en) Spray dried base beads for detergent compositions containing zeolite, bentonite and polyphosphate
US4619774A (en) Fabric softening heavy duty liquid detergent and process for manufacture thereof
US4761240A (en) Controlling viscosity of fabric softening heavy duty liquid detergent composition containing bentonite
NO852162L (no) Blekende, syntetisk vaskemiddel.
JPS63248900A (ja) 水性チキソトロープ液状組成物
JPH064875B2 (ja) 液体洗剤
JPS612798A (ja) ビルダー入り合成洗剤組成物