JPH067977Y2 - 自動車のランプ取付構造 - Google Patents

自動車のランプ取付構造

Info

Publication number
JPH067977Y2
JPH067977Y2 JP13547989U JP13547989U JPH067977Y2 JP H067977 Y2 JPH067977 Y2 JP H067977Y2 JP 13547989 U JP13547989 U JP 13547989U JP 13547989 U JP13547989 U JP 13547989U JP H067977 Y2 JPH067977 Y2 JP H067977Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
engaging
vehicle body
bumper
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13547989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0373237U (ja
Inventor
和真 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP13547989U priority Critical patent/JPH067977Y2/ja
Publication of JPH0373237U publication Critical patent/JPH0373237U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH067977Y2 publication Critical patent/JPH067977Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車の車体側パネルにランプを取り付ける
ためのランプ取付構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のランプ取付構造として、例えば、実開昭
62−100619号公報には、車体側パネル外側に固
定された下部ブラケットに、一対の弾性挟持片を上下に
所定間隔をあけて取り付けて係止部を設ける一方、ラン
プのハウジング下部に上記係止部に係合可能な先端膨大
状の係止突起を予め設け、ランプ取付時にランプを車体
側パネルに向かって移動させ、上記係止突起を上記係止
部に嵌入させてランプを下部ブラケットに固定するよう
にしたものが開示されている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記公報記載のものでは、バンパをつけたまま
でランプを取り付ける場合、バンパのすぐ上でランプを
車体側パネルに向かって移動させて上記係止突起を係止
部に嵌入させることになるので、 ランプを移動させる際にランプがバンパに干渉しない
ように注意しなければならないこと。
係止部はバンパ奥の車体側パネル面に配設されている
ので、係止部及びランプ下部の係止突起がバンパ及びラ
ンプ自身の陰になって視認困難であること。
などの理由からランプ取付の作業性は極めて悪いもので
ある。
特に、車体フロント回りの見映えをよくするために、ヘ
ッドランプとフロントコンビネーションランプとを一体
構造にした場合、この一体形ランプをその側部において
車体側パネルに取り付けることは構造上困難となるた
め、一体形ランプを、例えば、その下側及び上側におい
て車体側パネルに取り付けるしかない。その場合には、
上述したランプ取付作業性の悪さは不可避な問題とな
る。
本考案はこのような点に着目してなされたものであり、
その目的とするところは、バンパを取り付けたままでの
ランプ下側の取付作業を容易にできるようにすることに
ある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案では、まず、車体側パ
ネルに固定したブラケットの先端に係合部材を利用して
ランプを簡単に仮止めし、その後、ランプを車体側パネ
ルに向かってスライドさせて固定するようにしている。
具体的には、車体側パネルにランプを取り付けるための
自動車のランプ取付構造を対象とする。そして、係合部
を有して車体側パネルに固定されたブラケットと、ラン
プの下面に下方に向かって突設された係止突起と、この
係止突起を係合するように上方に向かって開口する係合
孔を有し、かつ、上記ブラケット係合部先端に係止して
仮止め後、上記ブラケット係合部を車体側パネルに向か
ってスライドしてブラケット中途部に係止される係合部
材と、を備える構成としたものである。
(作用) 上記の構成により、本考案では、まず、係合部材をブラ
ケットの係合部先端に係止して仮止めしておき、この係
合部材の係合孔にランプ下面の係止突起を上方より挿入
して係止する。その後、ランプを車体側パネルに向かっ
て押し込むと、係合部材がブラケット係合部を車体側パ
ネルに向かってスライドしブラケット中途部に係止さ
れ、ランプの下側が固定される。
その場合、ブラケットは車体側パネルに固定されている
ので、その係合部はバンパのすぐ奥上部に位置してい
る。そのため、ブラケットに仮止めされた係合部材の係
合孔の視認性が良く、ランプ下面の係止突起の上記係合
孔への係合作業がバンパをつけたままで容易に行える。
また、ランプ下面の係止突起を係合部材の係合孔に挿入
するには、ランプを係合部材の上方より係合孔へ向けて
下方に移動させるので、バンパがその作業の邪魔になる
ことなく、また、移動の際のバンパとの干渉の恐れもな
い。また、ランプを車体側パネルに向かって押し込ん
で、係合部材を車体側パネルに向かってスライドさせる
際も、ランプは上下方向には移動しないのでバンパとの
干渉の恐れはない。
この結果、ランプ下側の取付は、バンパをつけたままで
バンパにその取付作業を阻害されることなく行える。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第5図は本考案の実施例である自動車のランプ
取付構造を示す。
まず、第2図は、自動車の左側前部において本考案の実
施例によるランプ取付構造によって取り付けられたヘッ
ドランプ回りを示しており、1はヘッドランプとフロン
トコンビネーションランプを一体構造とした左側のフロ
ントランプセットであって、バンパ2のすぐ上で車体前
面上部を形成する位置にあり、車体前方に面するヘッド
ランプ部1aと、同じく車体コーナ部に面するフロント
コンビネーションランプ部1bとを有している。
また、このフロントランプセット1の下面には、第1図
に示すように、下方に向かって先端部が傘状に開いたき
のこ形の係止突起1cが、車体幅方向に所定間隔をあけ
て2本設けられている。そして、第3図に示すように、
このフロントランプセット1は車体の前面に設けられた
シュラウドパネル10の開口10aにその後部がはめ込
まれ、下側が下部ブラケット13に、上側がアッパシュ
ラウドプレート16にそれぞれ取り付けられて固定され
ている。
第4図は、フロントランプセット1とバンパ2及びフロ
ントグリル3を取り付ける前の自動車の左側前部を示し
ており、10は車体前方に面してフロントランプセット
1の後部がはね込まれる開口10aを有するシュラウド
パネルであって、このシュラウドパネル10の下部前面
側には、第4図及び第5図に示すように、2つの下部ブ
ラケット13が車体幅方向に所定間隔をあけてボルトで
固定されている。また、16は車体前面上部を車体幅方
向に延設されたアッパシュラウドプレートで、フロント
ランプセット1の上側を固定するための取付孔16aが
車体幅方向に所定間隔をあけて2つ設けられている。
上記下部ブラケット13は、シュラウドパネル10に取
り付けられる取付部14と、この取付部14の上端から
車体前方に延びる係合部15とを有している。そして、
第1図に示すように、この係合部15は、係合部材20
を嵌合する溝が間に形成されるように車体前方に延びる
2本の挟持片15a,15aと、この挟持片15a,1
5aの車体前後方向中間部において、相対向する面に突
出形成された突起部15b,15bとを備えており、突
起部15bよりも先端側に第1係合部31を、突起部1
5bよりも基端側の係合部中途部に第2係合部32を形
成している。また、この下部ブラケット13は可撓性を
有する樹脂でできており、2本の挟持片15a,15a
が車体左右方向に拡開可能になっている。
また、20は係合部材であって、断面がI字形状をして
おり、その縦壁を上記係合部15の挟持片15a,15
aの間に嵌入すると、係合部材20は、まず、突起部1
5bによってシュラウドパネル側への移動が阻止され
て、第1係合部31に係止されて仮止めされる。そし
て、係合部材20をシュラウドパネル10に向かって押
し込むと挟持片15a,15aが拡開して、係合部材2
0は第1係合部31からシュラウドパネル10に向かっ
てスライドして第2係合部32に係止されて固定され
る。また、この係合部材20の中央部分には、上記フロ
ントランプセット1の係止突起1cが挿入される係合孔
20aが上下方向に貫通して設けられている。
次に、上記フロントランプセット1の取付作業の手順を
第1図を参照しつつ以下に説明する。
まず、予め係合部材20を下部ブラケット13の第1係
合部31に嵌入して仮止めしておいて、この状態でフロ
ントランプセット1を上方より移動させて、その下面の
係止突起1cを上記係合部材20の係合孔20aに挿入
して係止させる。この際、フロントランプセット1はバ
ンパ2の上方からバンパ2のすぐ奥上部に位置する係合
部材20に向けて移動させるので、バンパ2がその作業
の邪魔になることはなく、また、フロントランプセット
1とバンパ2との干渉の恐れもない。また、係止突起1
cをバンパ2のすぐ奥上部に位置する係合孔20aに挿
入するについても、上方に向けて開口している係合孔2
0aを上方から見ているので、手前にあるバンパ2が邪
魔になって見にくいということもない。すなわち、その
作業はバンパ2に阻害されることなく容易に行うことが
できる。そして、この後、フロントランプセット1をシ
ュラウドパネル10に向かって押し込むことにより、そ
の下側で係止されている係合部材20を第1係合部31
からシュラウドパネル10側へスライドさせて、第2係
合部32に係止させて固定する。これによって、フロン
トランプセット1の下側の取付は完了し、最後にフロン
トランプセット1の上側をアッパシュラウドプレート1
6の取付孔16aにてボルトで固定して、フロントラン
プセット1の取付は完了する。その場合、フロントラン
プセット1をシュラウドパネル10に向かって押し込ん
で、係合部材20をシュラウドパネル10側へスライド
させる際も、フロントランプセット1は上下方向には移
動しないのでバンパ2との干渉の恐れはない。
この結果、フロントランプセット1の下側の取付は、バ
ンパ2をつけたままでバンパ2にその取付作業を阻害さ
れることなく、作業性良く容易に行うことができる。
尚、上記実施例では、ヘッドランプとフロントコンビネ
ーションランプとを一体構造としたものについて説明し
たが、別体にしたものについても本考案を適用できる。
また、リヤのコンビネーションランプ取付構造にも本考
案を適用できる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の自動車のランプ取付構造
によれば、係合部を有して車体側パネルに固定されたブ
ラケットと、ランプ下面に下方に向かって突設された係
止突起と、この係止突起を係合するように上方に向かっ
て開口する係合孔を有した係合部材とを設け、上記ブラ
ケット係合部の先端側で仮止めされた係合部材の係合孔
にランプの係止突起を係合した後、係合部材を車体側パ
ネルに向かってスライドさせてブラケット中途部に係止
するように構成したので、ランプ下側の取付作業はその
下側に位置するバンパに阻害されることなく、作業性良
く容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例を示し、第1図はラン
プ下側の取付を説明するための分解斜視図、第2図は自
動車の左側ヘンドランプ回り部分の斜視図、第3図は第
2図のA−A線断面図、第4図はフロントランプセット
取付前の車体側パネルまわりの斜視図、第5図は第4図
のB−B線断面図である。 1…フロントランプセット 1a…ヘッドランプ部 1b…フロントコンビネーションランプ部 1c…係止突起 2…バンパ 10…シュラウドパネル 13…下部ブラケット 15…係合部 20…係合部材 20a…係合孔 31…第1係合部 32…第2係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側パネルにランプを取り付けるための
    自動車のランプ取付構造であって、 係合部を有して車体側パネルに固定されたブラケット
    と、 ランプの下面に下方に向かって突設された係止突起と、 この係止突起を係合するように上方に向かって開口する
    係合孔を有し、かつ、上記ブラケット係合部先端に係止
    して仮止め後、上記ブラケット係合部を車体側パネルに
    向かってスライドしてブラケット中途部に係止される係
    合部材と、を備えたことを特徴とする自動車のランプ取
    付構造。
JP13547989U 1989-11-21 1989-11-21 自動車のランプ取付構造 Expired - Lifetime JPH067977Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13547989U JPH067977Y2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 自動車のランプ取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13547989U JPH067977Y2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 自動車のランプ取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0373237U JPH0373237U (ja) 1991-07-24
JPH067977Y2 true JPH067977Y2 (ja) 1994-03-02

Family

ID=31682746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13547989U Expired - Lifetime JPH067977Y2 (ja) 1989-11-21 1989-11-21 自動車のランプ取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH067977Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4978540B2 (ja) * 2008-04-10 2012-07-18 トヨタ車体株式会社 車両のランプユニット取付け構造
JP5978503B2 (ja) * 2013-07-05 2016-08-24 トヨタ車体株式会社 車両のランプユニット支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0373237U (ja) 1991-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4806495B2 (ja) 車両用外装部材の取付構造
JPH11334428A (ja) スライドロアレールのカバー取付構造
JPH067977Y2 (ja) 自動車のランプ取付構造
JP4099644B2 (ja) フロントバンパ取付構造
JP3723034B2 (ja) 自動車用ドアトリムのスイッチパネル取付け構造
JPH0329609Y2 (ja)
JP3937293B2 (ja) ラジエータグリルの取付構造
JP3248347B2 (ja) 車両用ドアグリップ
JP3265873B2 (ja) グリル取付構造
JPH0537720Y2 (ja)
JP3465290B2 (ja) フェンダパネルの取付構造
JP2002347660A (ja) 車両用装飾部品の取付構造
JP4214241B2 (ja) 自動車のヘッドランプおよびフロントターンランプの建付構造
JPH065266Y2 (ja) 車両用コンソールボックスの取付け構造
JP3812786B2 (ja) 自動車のダッシュサイドトリムの取付構造
JPH0423747Y2 (ja)
JP3173241B2 (ja) トランクトリムの取付構造
JP2004114712A (ja) ランプ取付装置
JP3506110B2 (ja) 車両用外装部品の取付け構造
JP3937289B2 (ja) グリルおよびグリルの取付構造
JP2661350B2 (ja) 車室後部のストップランプカバー構造
JPH0349074Y2 (ja)
JPH0924782A (ja) 車両用外装品の取付構造
JP2580971Y2 (ja) クリアランスランプ取付構造
JP2002316664A (ja) 車体前部構造

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term