JP2580971Y2 - クリアランスランプ取付構造 - Google Patents
クリアランスランプ取付構造Info
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- JP2580971Y2 JP2580971Y2 JP6642893U JP6642893U JP2580971Y2 JP 2580971 Y2 JP2580971 Y2 JP 2580971Y2 JP 6642893 U JP6642893 U JP 6642893U JP 6642893 U JP6642893 U JP 6642893U JP 2580971 Y2 JP2580971 Y2 JP 2580971Y2
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- JP
- Japan
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- clearance lamp
- clearance
- mounting structure
- lamp
- groove
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両の前部コーナ部への
クリアランスランプの取付構造に関する。
クリアランスランプの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図1(A)に示すように、車両のヘッド
ランプ3の側方より車両側面にかけてのコーナー部には
クリアランスランプ1が配設してあり、クリアランスラ
ンプ1は、フェンダパネル2の前端縁とバンパカバー4
の上縁とヘッドランプ3の側面とで形成したクリアラン
スランプ収納部に収納され取付けられる。
ランプ3の側方より車両側面にかけてのコーナー部には
クリアランスランプ1が配設してあり、クリアランスラ
ンプ1は、フェンダパネル2の前端縁とバンパカバー4
の上縁とヘッドランプ3の側面とで形成したクリアラン
スランプ収納部に収納され取付けられる。
【0003】従来のクリアランスランプ取付構造の代表
例を図2に示す。クリアランスランプ1は、その前端縁
に設けた差込みピン11をヘッドランプ3側面の枠部3
0に設けた差込み穴31に挿通するとともに、後端縁に
設けた上下の係止爪部12をフェンダパネル2のフラン
ジ部21に係着し、さらに、前端縁に設けた取付けブラ
ケット13をヘッドランプ3の枠部30の上部に設けた
ボス部32にねじ止めして取付けられる。
例を図2に示す。クリアランスランプ1は、その前端縁
に設けた差込みピン11をヘッドランプ3側面の枠部3
0に設けた差込み穴31に挿通するとともに、後端縁に
設けた上下の係止爪部12をフェンダパネル2のフラン
ジ部21に係着し、さらに、前端縁に設けた取付けブラ
ケット13をヘッドランプ3の枠部30の上部に設けた
ボス部32にねじ止めして取付けられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
クリアランスランプ取付構造においては、クリアランス
ランプ1の後端縁は係止爪部12にてフェンダパネル2
に係着しただけなので、クリアランスランプ1が前後方
向に長い場合には、経時により、後部がたれ下がること
がある。その結果、クリアランスランプ1の見切り線と
その下方のバンパカバー4の見切り線との間隔が不均一
となり、車両前部コーナ部の見栄えが悪化し、好ましく
ない。
クリアランスランプ取付構造においては、クリアランス
ランプ1の後端縁は係止爪部12にてフェンダパネル2
に係着しただけなので、クリアランスランプ1が前後方
向に長い場合には、経時により、後部がたれ下がること
がある。その結果、クリアランスランプ1の見切り線と
その下方のバンパカバー4の見切り線との間隔が不均一
となり、車両前部コーナ部の見栄えが悪化し、好ましく
ない。
【0005】そこで、本考案は上記実情に鑑みてなされ
たもので、クリアランスランプを車体前部コーナ部に見
栄え良く、かつ作業性容易に取付けることができるクリ
アランスランプ取付構造を提供することを課題としてな
されたものである。
たもので、クリアランスランプを車体前部コーナ部に見
栄え良く、かつ作業性容易に取付けることができるクリ
アランスランプ取付構造を提供することを課題としてな
されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、図1に示すよ
うに、バンパカバー4の上縁のフェンダパネル2前端縁
近傍位置に、前端が開口した前後方向の溝42を有する
突出部41を形成し、クリアランスランプ1の後端に、
上記溝42に係合する係合部10を設け、該係合部10
を溝42に挿入係合せしめてクリアランスランプ1の後
端を位置決め固定することを特徴とする。
うに、バンパカバー4の上縁のフェンダパネル2前端縁
近傍位置に、前端が開口した前後方向の溝42を有する
突出部41を形成し、クリアランスランプ1の後端に、
上記溝42に係合する係合部10を設け、該係合部10
を溝42に挿入係合せしめてクリアランスランプ1の後
端を位置決め固定することを特徴とする。
【0007】
【作用】クリアランスランプ1に形成した係合部10
を、バンパカバー4に形成した突出部41の溝に係合せ
しめることにより、フェンダパネル2の前端縁と、バン
パカバー4の上縁とヘッドランプ3の側面との間の収納
部に収納されたクリアランスランプ1の後端は、バンパ
カバー4に対して位置ずれすることなく取付けられる。
を、バンパカバー4に形成した突出部41の溝に係合せ
しめることにより、フェンダパネル2の前端縁と、バン
パカバー4の上縁とヘッドランプ3の側面との間の収納
部に収納されたクリアランスランプ1の後端は、バンパ
カバー4に対して位置ずれすることなく取付けられる。
【0008】
【実施例】図1(A)、図1(B)において、クリアラ
ンスランプ1は車両のコーナ部に沿った外面形状をな
し、その内部には図略のランプ本体が設けてある。クリ
アランスランプ1の前端縁の下部には差込みピン11が
後方に向け突設してあり、上部には、貫通孔を形成した
取付けブラケット13が外方へ突設してある。クリアラ
ンスランプ1の後端縁の上部には係止爪部12が後方に
向け突設してある。さらに、係止爪部12の下方には、
U字形の係合部10が後方に向けて突設してある。
ンスランプ1は車両のコーナ部に沿った外面形状をな
し、その内部には図略のランプ本体が設けてある。クリ
アランスランプ1の前端縁の下部には差込みピン11が
後方に向け突設してあり、上部には、貫通孔を形成した
取付けブラケット13が外方へ突設してある。クリアラ
ンスランプ1の後端縁の上部には係止爪部12が後方に
向け突設してある。さらに、係止爪部12の下方には、
U字形の係合部10が後方に向けて突設してある。
【0009】図1(B),図1(C)に示すように、バ
ンパカバー4のコーナ部上縁のフェンダパネル2近傍位
置には、バンパカバー4と一体に突出部41が立設して
ある。突出部41の下部にはボルト穴が貫設してあり、
上部外面には、前方に開口した溝42が前後方向に形成
してある。溝42の前部開口の上下壁は面取りしてあ
り、なだらかに傾斜したガイド部43を構成している。
そして、突出部41はフェンダパネル2のフランジ部2
1に重ね合せてボルト締めしてフェンダパネル2に固定
してある。
ンパカバー4のコーナ部上縁のフェンダパネル2近傍位
置には、バンパカバー4と一体に突出部41が立設して
ある。突出部41の下部にはボルト穴が貫設してあり、
上部外面には、前方に開口した溝42が前後方向に形成
してある。溝42の前部開口の上下壁は面取りしてあ
り、なだらかに傾斜したガイド部43を構成している。
そして、突出部41はフェンダパネル2のフランジ部2
1に重ね合せてボルト締めしてフェンダパネル2に固定
してある。
【0010】U字形の係合部10はクリアランスランプ
1の後端内面に固定してあり、脚部10a,10bの開
口端間隔は、突出部41の溝42形成部と、これに重ね
たフェンダパネル2フランジ部21の厚みにほぼ相当す
る間隔で、突出部41の溝42の幅は、係合部10の脚
部10aの厚みにほぼ等しくしてある。
1の後端内面に固定してあり、脚部10a,10bの開
口端間隔は、突出部41の溝42形成部と、これに重ね
たフェンダパネル2フランジ部21の厚みにほぼ相当す
る間隔で、突出部41の溝42の幅は、係合部10の脚
部10aの厚みにほぼ等しくしてある。
【0011】クリアランスランプ1を取付けるには、フ
ェンダパネル2前端縁、ヘッドランプ3の側面およびバ
ンパカバー4の上縁により形成したクリアランスランプ
収納部に前方側からはめ込み、クリアランスランプ1の
差込みピン11をヘッドランプ3の差込み穴31に挿入
し、係合部10の脚部10a先端を突出部41の溝42
のガイド部43に挿入し、脚部10aと脚部10bとで
突出部41およびこれにボルト締めしたフェンダパネル
2フランジ部21とをはさんだ状態で、クリアランスラ
ンプ1をフェンダパネル2に当接するまで押込む。これ
により、クリアランスランプ1の後端は、バンパカバー
4とフェンダパネル2に位置決めされ、係止爪部12で
フェンダパネル2のフランジ部21に係着される。その
後、取付けブラケット13を、ヘッドランプ3のボス部
32にねじ止めしてクリアランスランプ1の取付けが完
了する。
ェンダパネル2前端縁、ヘッドランプ3の側面およびバ
ンパカバー4の上縁により形成したクリアランスランプ
収納部に前方側からはめ込み、クリアランスランプ1の
差込みピン11をヘッドランプ3の差込み穴31に挿入
し、係合部10の脚部10a先端を突出部41の溝42
のガイド部43に挿入し、脚部10aと脚部10bとで
突出部41およびこれにボルト締めしたフェンダパネル
2フランジ部21とをはさんだ状態で、クリアランスラ
ンプ1をフェンダパネル2に当接するまで押込む。これ
により、クリアランスランプ1の後端は、バンパカバー
4とフェンダパネル2に位置決めされ、係止爪部12で
フェンダパネル2のフランジ部21に係着される。その
後、取付けブラケット13を、ヘッドランプ3のボス部
32にねじ止めしてクリアランスランプ1の取付けが完
了する。
【0012】上記構成のクリアランスランプ取付構造に
おいて、クリアランスランプ1後端縁に設けた係合部1
0を、バンパカバー4に一体に設けた突出部41の溝4
2に係合せしめるとともに、フェンダパネル2にも係止
するようにしたから、クリアランスランプ1は、その後
部がバンパカバー4およびフェンダパネル2の両方に対
して、上下、左右両方向に位置ずれすることなく、かつ
作業性よく取付けられる。
おいて、クリアランスランプ1後端縁に設けた係合部1
0を、バンパカバー4に一体に設けた突出部41の溝4
2に係合せしめるとともに、フェンダパネル2にも係止
するようにしたから、クリアランスランプ1は、その後
部がバンパカバー4およびフェンダパネル2の両方に対
して、上下、左右両方向に位置ずれすることなく、かつ
作業性よく取付けられる。
【0013】従って、クリアランスランプ1が前後方向
に長いものであっても、経時によってその後部が下方へ
位置ずれして前部より下がることはなく、クリアランス
ランプ1とバンパカバー4の見切り線の間隔は変化しな
い。又、クリアランスランプ1は車幅方向に位置ずれす
ることもない。
に長いものであっても、経時によってその後部が下方へ
位置ずれして前部より下がることはなく、クリアランス
ランプ1とバンパカバー4の見切り線の間隔は変化しな
い。又、クリアランスランプ1は車幅方向に位置ずれす
ることもない。
【0014】
【考案の効果】しかして、本考案のクリアランスランプ
取付構造によれば、クリアランスランプを正確な位置に
作業性よく取付けることができ、かつ取付け後にクリア
ランスランプの後部が下方へ位置ずれすることがないか
ら、クリアランスランプまわりの見栄えを良好に維持す
ることができる。
取付構造によれば、クリアランスランプを正確な位置に
作業性よく取付けることができ、かつ取付け後にクリア
ランスランプの後部が下方へ位置ずれすることがないか
ら、クリアランスランプまわりの見栄えを良好に維持す
ることができる。
【図1】図1(A)はクリアランスランプを設けた車体
前部コーナ部の斜視図であり、図1(B)は本考案のク
リアランスランプ取付構造を示す分解斜視図であり、図
1(C)は図1(B)の要部の拡大斜視図である。
前部コーナ部の斜視図であり、図1(B)は本考案のク
リアランスランプ取付構造を示す分解斜視図であり、図
1(C)は図1(B)の要部の拡大斜視図である。
【図2】従来のクリアランスランプ取付構造を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
1 クリアランスランプ 10 係合部 2 フェンダパネル 3 ヘッドランプ 4 バンパカバー 41 突出部 42 突出部に形成した溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−25284(JP,A) 特開 平6−312634(JP,A) 実開 平1−114339(JP,U) 実開 平2−48447(JP,U) 実開 平2−30734(JP,U) 実開 平7−15431(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60Q 1/28 B60Q 1/00 B60Q 1/32
Claims (1)
- 【請求項1】 車体のフェンダパネルの前端縁と、バン
パカバーの端部コーナ部の上縁と、ヘッドランプの側面
との間に形成された収納部にクリアランスランプを収納
し、その後端および前端をそれぞれフェンダパネルの前
端縁およびヘッドランプの側面に係止するクリアランス
ランプ取付構造において、バンパカバーの上縁には上記
収納部の後部位置に、前端が開口する前後方向の溝を有
する突出部を形成する一方、クリアランスランプの後端
に、上記溝に係合する係合部を設け、該係合部を上記溝
に挿入係合せしめてクリアランスランプの後端を位置決
め固定することを特徴とするクリアランスランプ取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6642893U JP2580971Y2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | クリアランスランプ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6642893U JP2580971Y2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | クリアランスランプ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730141U JPH0730141U (ja) | 1995-06-06 |
JP2580971Y2 true JP2580971Y2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=13315509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6642893U Expired - Fee Related JP2580971Y2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | クリアランスランプ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580971Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2971466B1 (fr) * | 2011-02-14 | 2015-06-26 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de montage et demontage simplifies d'au moins un projecteur de vehicule automobile |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP6642893U patent/JP2580971Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0730141U (ja) | 1995-06-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |