JPH0669783B2 - 自動車のボデイサイド構造 - Google Patents
自動車のボデイサイド構造Info
- Publication number
- JPH0669783B2 JPH0669783B2 JP60222485A JP22248585A JPH0669783B2 JP H0669783 B2 JPH0669783 B2 JP H0669783B2 JP 60222485 A JP60222485 A JP 60222485A JP 22248585 A JP22248585 A JP 22248585A JP H0669783 B2 JPH0669783 B2 JP H0669783B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- finisher
- panel
- rear quarter
- body side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動車のボデイサイド構造、特にリヤピラ回
りのウインド構造に関するものである。
りのウインド構造に関するものである。
従来のボデイサイド構造として4ドアハードトップ車の
リヤドアからリヤクオータウインドに至る部分を例にと
って説明すると、第2図において、1はリヤピラ、2は
このリヤピラ1のドア開口DO周縁部にスクリューグロメ
ット3及びビス4の組み合わせによって取付けられたリ
テーナ、6はこのリテーナ2に嵌装され、リヤドアガラ
ス8が弾接するボデイサイドウエザストリップ(以下ウ
エザストリップとする)、10はリヤピラ1の開口SO周縁
部に接着剤12を介して取付けられたリヤクオータウイン
ドパネル(ガラス製)、14はリテーナ2からリヤクオー
タウインドパネル10の前縁までの間、及びリヤピラ1の
外表面部1aを隠すためにクリップ16、ホルダ18の組み合
わせによって取付けられたリヤクオータガラスモール
(フイニッシャ)、20はリヤピラ1のドア開口DO側接合
フランジに被冠されたウエルト、22はリヤピラ1の内表
面部1bを隠すためのピラガーニッシュである。
リヤドアからリヤクオータウインドに至る部分を例にと
って説明すると、第2図において、1はリヤピラ、2は
このリヤピラ1のドア開口DO周縁部にスクリューグロメ
ット3及びビス4の組み合わせによって取付けられたリ
テーナ、6はこのリテーナ2に嵌装され、リヤドアガラ
ス8が弾接するボデイサイドウエザストリップ(以下ウ
エザストリップとする)、10はリヤピラ1の開口SO周縁
部に接着剤12を介して取付けられたリヤクオータウイン
ドパネル(ガラス製)、14はリテーナ2からリヤクオー
タウインドパネル10の前縁までの間、及びリヤピラ1の
外表面部1aを隠すためにクリップ16、ホルダ18の組み合
わせによって取付けられたリヤクオータガラスモール
(フイニッシャ)、20はリヤピラ1のドア開口DO側接合
フランジに被冠されたウエルト、22はリヤピラ1の内表
面部1bを隠すためのピラガーニッシュである。
ところが、このような構造では、リヤピラ1の外表面部
1aはフイニッシヤ14を取りつけるための面及び接着剤12
を取りつけるための面が必要となるため、リヤピラ1の
外表面部1aの幅B0が広くなり、リヤピラ1自体が太く
なり視界が悪いという問題がある。
1aはフイニッシヤ14を取りつけるための面及び接着剤12
を取りつけるための面が必要となるため、リヤピラ1の
外表面部1aの幅B0が広くなり、リヤピラ1自体が太く
なり視界が悪いという問題がある。
またボデイサイドとしてリヤドアガラス8からウエザス
トリップ6、フイニッシヤ14を経てリヤクオータウイン
ドパネル10に至る外郭面を形成するわけであるが、リヤ
ピラ1の外表面部1aにフイニッシヤ14をクリップ16、ホ
ルダ18の組み合わせで取りつける構造であるため、フイ
ニッシヤ14の幅L0が広くなり、リヤドアガラス8とリ
ヤクオータウインドパネル10との一体感を出すのが難し
くなり、フイニッシヤ14が逆に目立つてしまい、外観品
質が低下する場合もあるという問題点がある。
トリップ6、フイニッシヤ14を経てリヤクオータウイン
ドパネル10に至る外郭面を形成するわけであるが、リヤ
ピラ1の外表面部1aにフイニッシヤ14をクリップ16、ホ
ルダ18の組み合わせで取りつける構造であるため、フイ
ニッシヤ14の幅L0が広くなり、リヤドアガラス8とリ
ヤクオータウインドパネル10との一体感を出すのが難し
くなり、フイニッシヤ14が逆に目立つてしまい、外観品
質が低下する場合もあるという問題点がある。
この発明はかかる従来の問題点を解決することを目的と
する。
する。
この発明はかかる目的を達成するために、リヤピラのド
ア側開口周縁部にリテーナを介してドアガラスに弾接す
るウエザストリップを取付ける一方、このリヤピラにリ
ヤクオータウインドパネルを固着するようにした自動車
のボデイサイド構造において、前記リテーナの車外側ウ
エザストリップ保持部の端部より一体にリヤクオータウ
インドパネルの前縁部を覆うフィニッシャ部を延設し、
フィニッシャ部にはリヤクオータウインドパネルの前縁
部を抱持する嵌合凹部が形成されているようにしたもの
である。
ア側開口周縁部にリテーナを介してドアガラスに弾接す
るウエザストリップを取付ける一方、このリヤピラにリ
ヤクオータウインドパネルを固着するようにした自動車
のボデイサイド構造において、前記リテーナの車外側ウ
エザストリップ保持部の端部より一体にリヤクオータウ
インドパネルの前縁部を覆うフィニッシャ部を延設し、
フィニッシャ部にはリヤクオータウインドパネルの前縁
部を抱持する嵌合凹部が形成されているようにしたもの
である。
第1図において従来と同一部分には同一符号を付して説
明すると、アウタパネル1bとインナパネル1cとで水平断
面箱形に形成されたリヤピラ1の前方はドア側開口部D
となっており、後方はリヤクオータウインド開口SOとな
っている。
明すると、アウタパネル1bとインナパネル1cとで水平断
面箱形に形成されたリヤピラ1の前方はドア側開口部D
となっており、後方はリヤクオータウインド開口SOとな
っている。
リヤピラアウタパネル1bのドア側開口D周縁部にはリテ
ーナ30を介してウエザストリップ6が装着され、このウ
エザストリップ6にリヤドアガラス8が弾接して車室内
外をシールするようにしている。
ーナ30を介してウエザストリップ6が装着され、このウ
エザストリップ6にリヤドアガラス8が弾接して車室内
外をシールするようにしている。
リテーナ30は、スクリュウグロメット3及びビス4の組
み合わせによってリヤピラアウタパネル1bに取りつけら
れている。
み合わせによってリヤピラアウタパネル1bに取りつけら
れている。
またリヤピラ1の開口SO周縁部には、接着剤12を介して
リヤクオータウインドパネル(ガラス製)10が取りつけ
られている。リヤクオータウインドパネル10の前縁部10
aの内面には半透明もしくは不透明のプリント薄膜32が
接着され、接着剤12の外観としての露呈を隠すようにし
ている。
リヤクオータウインドパネル(ガラス製)10が取りつけ
られている。リヤクオータウインドパネル10の前縁部10
aの内面には半透明もしくは不透明のプリント薄膜32が
接着され、接着剤12の外観としての露呈を隠すようにし
ている。
ここで特徴的なことはリテーナ30の車外側ウエザストリ
ップ保持部30aの端部より一体に、リヤクオータウイン
ドパネル10の前縁部10aを覆うフィニッシヤ部34が延設
されていることであり、フィニッシヤ部34にはリヤクオ
ータウインドパネル10の前縁部10aを抱持する嵌合凹部
が形成され、車体への組付前にはリテーナ30とリヤクオ
ータウインドパネル10とはサブアッセンブリされている
ことになる。
ップ保持部30aの端部より一体に、リヤクオータウイン
ドパネル10の前縁部10aを覆うフィニッシヤ部34が延設
されていることであり、フィニッシヤ部34にはリヤクオ
ータウインドパネル10の前縁部10aを抱持する嵌合凹部
が形成され、車体への組付前にはリテーナ30とリヤクオ
ータウインドパネル10とはサブアッセンブリされている
ことになる。
かかる構成により、従来のように別部品のフィニッシヤ
をわざわざ取りつける必要がなくなり、その分リヤピラ
1の幅特に外表面部1aの幅B1を細くでき、後側方視界
が向上する。
をわざわざ取りつける必要がなくなり、その分リヤピラ
1の幅特に外表面部1aの幅B1を細くでき、後側方視界
が向上する。
しかも、フィニッシヤ部34の幅L1も狭くでき、リヤド
アガラス8とリヤクオータウインドパネル10との一体感
を出すことができ、外観品質を向上できる。
アガラス8とリヤクオータウインドパネル10との一体感
を出すことができ、外観品質を向上できる。
しかも、フィニッシャ部34は、リテーナ30の成形時に同
時にロールフォーミングでき、別体のフィニッシャ部34
が不要になるため、部品点数の削減を図れる。
時にロールフォーミングでき、別体のフィニッシャ部34
が不要になるため、部品点数の削減を図れる。
また、該フィニッシャ部34には、リヤクオータウインド
パネル10の前縁部10aを抱持する嵌合凹部が形成されて
いるから、リテーナ30とリヤクオータウインドパネル10
とを自動車の直接の組立現場でない、予め別のラインで
組み立て(このことをサブアッシーとここでいう)で、
自動車の直接の組立現場に持ち込んでリヤピラー1に取
り付けるにあたり、フィニッシャ部34の嵌合凹部でもっ
てリヤクオータウインドパネル10の前縁部10aを抱持す
ることができるので、リテーナ30のリヤピラー1への位
置決めが容易に行えることになり、取付け工数の低減に
よるコストダウンが図れる。
パネル10の前縁部10aを抱持する嵌合凹部が形成されて
いるから、リテーナ30とリヤクオータウインドパネル10
とを自動車の直接の組立現場でない、予め別のラインで
組み立て(このことをサブアッシーとここでいう)で、
自動車の直接の組立現場に持ち込んでリヤピラー1に取
り付けるにあたり、フィニッシャ部34の嵌合凹部でもっ
てリヤクオータウインドパネル10の前縁部10aを抱持す
ることができるので、リテーナ30のリヤピラー1への位
置決めが容易に行えることになり、取付け工数の低減に
よるコストダウンが図れる。
また、リテーナ30とリヤクオータウインドパネル10との
関係が常に一定に保たれることになるので、リテーナ30
のフィニッシャ部34外面とリヤクオータウインドパネル
10の外面との間での段さ等が発生しないことになる。
関係が常に一定に保たれることになるので、リテーナ30
のフィニッシャ部34外面とリヤクオータウインドパネル
10の外面との間での段さ等が発生しないことになる。
以上この発明によれば、後側方視界が改善し、外観品質
が向上し、コストダウンが図れるという実用的効果を発
揮する。
が向上し、コストダウンが図れるという実用的効果を発
揮する。
第1図はこの発明の一例を示す水平断面図、第2図は従
来例を示す水平断面図である。 1……リヤピラ、1a……リヤピラ外表面、6……ウエザ
ストリップ、8……リヤドアガラス、10……リヤクオー
タウインドパネル、10a……リヤクオータウインドパネ
ル前縁部、12……接着剤、30……リテーナ、30a……車
外側ウエザストリップ保持部、34……フイニッシヤ部、
D……リヤドア開口、SO……リヤクオータウインド開
口。
来例を示す水平断面図である。 1……リヤピラ、1a……リヤピラ外表面、6……ウエザ
ストリップ、8……リヤドアガラス、10……リヤクオー
タウインドパネル、10a……リヤクオータウインドパネ
ル前縁部、12……接着剤、30……リテーナ、30a……車
外側ウエザストリップ保持部、34……フイニッシヤ部、
D……リヤドア開口、SO……リヤクオータウインド開
口。
Claims (1)
- 【請求項1】リヤピラのドア側開口周縁部にリテーナを
介してドアガラスに弾接するウエザストリップを取付け
る一方、このリヤピラにリヤクオータウインドパネルを
固着するようにした自動車のボデイサイド構造におい
て、 前記リテーナの車外側ウエザストリップ保持部の端部よ
り一体にリヤクオータウインドパネルの前縁部を覆うフ
ィニッシャ部を延設し、フィニッシャ部にはリヤクオー
タウインドパネルの前縁部を抱持する嵌合凹部が形成さ
れていることを特徴とする自動車のボデイサイド構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60222485A JPH0669783B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 自動車のボデイサイド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60222485A JPH0669783B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 自動車のボデイサイド構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6283217A JPS6283217A (ja) | 1987-04-16 |
JPH0669783B2 true JPH0669783B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=16783167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60222485A Expired - Lifetime JPH0669783B2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 | 自動車のボデイサイド構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669783B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE521504T1 (de) * | 2007-11-27 | 2011-09-15 | Pilkington Italia Spa | Verglasung |
EP4056127A1 (en) * | 2015-01-28 | 2022-09-14 | DePuy Synthes Products, Inc. | Battery enclosure for sterilizeable surgical tools having thermal insulation |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60128019A (ja) * | 1983-12-13 | 1985-07-08 | Nissan Motor Co Ltd | リヤサイドウィンドのモ−ルディング取付装置 |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP60222485A patent/JPH0669783B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6283217A (ja) | 1987-04-16 |
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