JP2555260Y2 - 自動車用ドア - Google Patents

自動車用ドア

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JP2555260Y2
JP2555260Y2 JP1991076321U JP7632191U JP2555260Y2 JP 2555260 Y2 JP2555260 Y2 JP 2555260Y2 JP 1991076321 U JP1991076321 U JP 1991076321U JP 7632191 U JP7632191 U JP 7632191U JP 2555260 Y2 JP2555260 Y2 JP 2555260Y2
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Japan
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伊藤  渉
直樹 神谷
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高島屋日発工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ドアボディに対しウェ
ザーストリップ付のドアトリムを的確容易に行うことの
できる自動車用ドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドアボディに対しウェザーストリップ付
のドアトリムを取り付けた従来の自動車用ドアは、実開
昭60ー98517号公報や実開昭62ー112636
号公報に見られるように、トリム基板の上端を下向きの
係合部としてこれをドアボディの上縁に係合させるよう
にした縦付式であるため、取付作業に手数を要し量産上
支障のあるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
するところは前記のような課題を解決して、ドアボディ
に対しウェザーストリップ付のドアトリムを前方から的
確容易に行うことのできるようにして取付作業を容易に
行なえる自動車用ドアを提供しようとすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記のような課題を解決
した本考案に係る自動車用ドアは、下縁がクリップ係合
部に形成された金属芯板の上縁に第1シールを一体に設
けたウェザーストリップをトリム基板の上部裏面に前記
金属芯板の中間部をもって取り付けて前記第1シールの
先端をトリム基板より裏側に張出させてあるドアトリム
と、前記クリップ係合部と係脱自在なクリップ部材をウ
インドガラスに密接する第2シールとともに上縁に取り
付けてあるドアボディとよりなり、前記ドアトリム
アボディの内側面に前記クリップ係合部がクリップ部材
に係合され且つ前記ウェザーストリップの第1シールの
先端が前記ウィンドガラスに密接された状態として横方
向から押し付けられた横付式として装着されていること
を特徴とするものである。
【0005】
【作用】このような自動車用ドアは、常法により車体に
組み付けられて使用すれば、ドアトリムにより内装効果
が発揮されるとともに第1シールおよび第2シールによ
り雨水の浸入が的確に防止できることは従来のものと殆
ど変わることがない。
【0006】
【実施例】次に、本考案を図示の実施例について詳細に
説明する。図中1はドアトリムであって、該ドアトリム
1は表面が三次元立体曲面に形成されたトリム基板2を
表皮材3で覆ったものであるが、該トリム基板2の上縁
裏面にはウェザーストリップ4が取付けられている。ウ
ェザーストリップ4は下縁をクリップ係合部5に形成し
た金属芯板6の上縁に第1シール7を一体に設けたもの
で、該ウェザーストリップ4はトリム基板2の上部裏面
に設けた筒状取付部8に前記第1シール7の先端が該ト
リム基板2の上縁より裏側に延出されるようにして前記
金属芯板6の中間部をもってビス9により取り付けられ
ている。
【0007】11はドアボディであって、該ドアボディ
11の上縁には前記クリップ係合部5と係脱自在な係合
部12が底辺部13の遊端に形成されたクリップ部材1
4が該底辺部13から逆樋状に連設された取付部15を
ドアボディ11の上縁に嵌合させて第2シール18とと
もに取り付けられている。第2シール18はウインドガ
ラス21に密接するシール用中空突部16を逆樋状部1
7と一体成形したもので、逆樋状部17を前記逆樋状の
取付部15が嵌着されたドアボディ11の上端に嵌着し
たものであって、前記ドアトリム1はドアボディ11
内側面に向け横方向から押し付けられて前記クリップ係
合部5がクリップ部材14の係合部12に係合され且つ
前記ウェザーストリップ4の第1シール7の先端が前記
ウィンドガラス21に密接された状態とされた横付式と
して装着されている。なお、ドアボディ11に対するド
アトリム1の装着手段はクリップ係合部5がクリップ部
材14の係合部12に係合させている外に周縁を図示し
ない止め具など周知の固定手段をも用いることは勿論で
ある。
【0008】このような自動車用ドアは、常法により車
体に組み付けられて使用すれば、ドアトリム1により内
装効果が発揮されるとともに、第1シール7および第2
シール18により雨水の浸入が的確に防止できることと
なるが、本考案においてはドアトリム1のウェザースト
リップ4として、下縁をクリップ係合部5に形成した金
属芯板6の上縁に第1シール7を一体に設けた特殊なも
のを用い、これをトリム基板2の上部裏面に前記第1シ
ール7の先端を該トリム基板2の裏側に張出させた状態
として取付けてドアトリム1としておく一方、ドアボデ
ィ11の上縁にも前記クリップ係合部5と係脱自在なク
リップ部材14をウインドガラス21に密接する第2シ
ール18とともに取り付けておき、このドアボディ11
に対しドアトリム1を従来のような縦付式でなく、ドア
トリム1を図2に一点鎖線で示した状態からドアボディ
11の内側面に向けて矢示するように横方向に押し付け
て装着する横付式としてドアトリム1のドアボディ11
に対する取付作業性を高めた点に特長がある。しかも、
このようにドアトリム1のドアボディ11に対する装着
をドアボディ11の内側面に向け横方向に押し付ける
付式としたにもかかわらずクリップ係合部5とクリップ
部材14は自動的に係合されることとなるので、ドアト
リム1が走行振動によりがたついたり脱落するようなお
それはない。
【0009】
【考案の効果】以上の説明からも明らかなように本考案
は、ドアトリムの裏面上部に取付けられるウェザースト
リップとして第1シールと第2シールが一体化されてい
る従来のウェザーストリップに代え、下縁をクリップ係
合部に形成した金属芯板の上縁に第1シールを一体に設
けたものを用いる一方、前記クリップ係合部と係脱自在
なクリップ部材をウインドガラスに密接する第2シール
とともにドアボディの上縁に取り付けておき、このドア
トリムをドアボディの内側面に向けて横方向に押し付け
前記クリップ係合部がクリップ部材に係合され且つ前
記ウェザーストリップのシール部材の先端が前記ウィン
ドガラスに密接された状態とする横付式によりドアトリ
ムをドアボディに装着できるから、従来のような上端を
下向きの係合部としたトリム基板をドアボディの上側か
ら下向きに押し込んでドアボディの上縁に係合させるよ
うにした縦付式に比べて取付作業性が著しく高められ、
構造が簡単なため部品コストも低くできる点と相俟ち安
価に提供できることとなる。しかも、このような横付式
としたにもかかわらずクリップ係合部とクリップ部材と
は自動的に係合されることとなるので、走行振動により
がたついたり脱落するようなおそれがなく、また、第1
シールおよび第2シールによる雨水の浸入防止効果は従
来のウェザーストリップを用いた場合に何ら劣ることが
ない等多くの利点がある。従って、本考案は従来の自動
車用ドアトリムの問題点を一掃したものとして、その実
用的価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム 2 トリム基板 4 ウェザーストリップ 5 クリップ係合部 6 金属芯板 7 第1シール 11 ドアボディ 14 クリップ部材 18 第2シール 21 ウインドガラス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下縁がクリップ係合部(5) に形成された
    金属芯板(6) の上縁に第1シール(7) を一体に設けたウ
    ェザーストリップ(4) をトリム基板(2) の上部裏面に前
    記金属芯板(6) の中間部をもって取り付けて前記第1シ
    ール(7) の先端をトリム基板(2) より裏側に張出させて
    あるドアトリム(1) と、前記クリップ係合部(5) と係脱
    自在なクリップ部材(14)をウインドガラス(21)に密接す
    る第2シール(18)とともに上縁に取り付けてあるドアボ
    ディ(11)とよりなり、前記ドアトリム(1) ドアボディ
    (11)の内側面に前記クリップ係合部(5) がクリップ部材
    (14)に係合され且つ前記ウェザーストリップ(4) の第1
    シール(7) の先端が前記ウィンドガラス(21)に密接され
    た状態として横方向から押し付けられた横付式として
    着されていることを特徴とする自動車用ドア。
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JPH0518924U JPH0518924U (ja) 1993-03-09
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