JPH0658245B2 - 手動式組合せ秤 - Google Patents

手動式組合せ秤

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JPH0658245B2
JPH0658245B2 JP63163185A JP16318588A JPH0658245B2 JP H0658245 B2 JPH0658245 B2 JP H0658245B2 JP 63163185 A JP63163185 A JP 63163185A JP 16318588 A JP16318588 A JP 16318588A JP H0658245 B2 JPH0658245 B2 JP H0658245B2
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幸信 林
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は組合せ秤、詳しくは被計量物の供給および取集
めを作業者の人手により行なう手動式組合せ秤における
零点調整手段に関する。
(従来技術とその技術的課題) 従来、被計量物の計量、組合せ選択及び排出動作を自動
的に行なわせる全自動又は半自動式の組合せ秤において
は、選択された被計量物(商品)が計量ホッパから自動
排出されることを利用し、その商品排出時点で零点補
正、すなわち商品排出時の計量データを新たな零点デー
タとして記憶させるようにし、装置を稼動した状態で零
点調整を行ない、正確な組合せ計量を可能にしている
(特開昭 56-100318号公報)。
しかし手動式の組合せ秤では、商品の排出(取集め)を
手作業により行なうため、前記全自動又は半自動式と同
じ手法による零点調整は不可能である。
しかるに従来の手動式においては一日の作業開始前、あ
るいは所定時間毎に装置動作を停止させた状態で、かつ
計量部の皿上から商品を取除いた状態で零リセットキー
を操作して零点調整を行なうようにしていた。そのため
次のような問題点がある。
零点調整の際に、装置を停止し秤皿上から商品を取除
く必要があることから、組合せ作業を中断しなければな
らず、処理効率が低下するとともに調整作業のために人
手作業を必要とし操作性に劣る。
通常の電子秤と違い計量部の計量値が表示されないの
で、実際に零点誤差があっても作業者は発見することが
できず、頻繁に零点調整をしなければ誤計量の原因とな
る。
零点調整をしないで、3g,5gなど半端な計量値が
存在した場合に、組合せ秤は原理的に前記半端な計量値
が組合せに選択される確率が高いので、結果として目標
重量自体に誤差が発生する原因となる。
手動式で取扱う商品は、全自動式,半自動式で処理で
きない変形し易い商品やいたみ易い商品、例えばタラコ
や肉などの生鮮食料品であることが多く、そのため肉片
などのカスが秤皿に付着しやすく、このカスの付着によ
り零点誤差が生じる可能性が極めて大きい。そのため秤
皿から商品を取集めた都度、零点調整することが望まし
いが、前述の通り処理能力の問題もあって実際上不可能
である。
而して本発明は上記従来の手動式組合せ秤における問題
点に鑑み、秤皿上から商品を取集めたときに当該計量部
の零点調整を自動的に行なうようにすると共に、秤皿が
取り外された状態のときや不正使用により重量値がマイ
ナスになった場合にその計量データが組合せ演算に加わ
らないようにして、組合せ精度を高めるとともに組合せ
作業の処理効率を向上させ得る手動式の組合せ秤を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための技術的手段) 斯る本発明の組合せ秤は、手動式組合せ秤において、各
計量部の計量信号が安定した状態で、その計量信号
(W)がメモリに記憶されている零点データ(W)に
対し所定範囲(|W−W|≦Wc,Wcは定数)かど
うか判断する手段、及び計量信号が所定範囲にある場合
に該計量信号を新たな零点データとしてメモリを書換え
させる零点データ書換手段と、前記計量信号(W)が前
記所定範囲になく、かつマイナス重量でない場合(W−
>0)その計量信号を組合せ演算に参加させる当該
計量部の被計量物の計量データとして記憶させると共
に、前記計量信号(W)が前記所定範囲内になく、かつ
マイナス重量の場合(W−W<0)組合せ演算に参加
させる当該計量部の被計量物の計量データとして零を記
憶させる計量データ記憶手段とを設け、更に前記定数
(Wc)の値を入力操作部の操作により設定可能に構成
したことを特徴とする。
(実施例) 本発明の実施例を図面により説明すれば、第1図及び第
2図において(A)は秤本体部、(B)は制御ボックス
である。
秤本体部(A)は機枠(1)上に複数個(実施例では10
個)の計量皿(秤皿)(2)で夫々形成される計量部
(a)(a)(a)…(a)(総称するときは
を用いる)を並置して構成され、その各計量部毎に
選択表示灯(3)(3)…を配設してなる。
制御ボックス(B)はその表面盤に表示部(4)及び入
力操作部(5)を備え、必要に応じてプリンタ部(図示
せず)を設ける。
上記秤本体部(A)及び制御ボックス(B)の電気的構
成を第3図のブロック図により説明する。
第3図において、(10)は中央処理装置(CPU)であ
り、ワンチップの16ビットマイクロコンピュータにより
構成されている。
CPU(10)には外部バス(11)を介してROM(12)
およびRAM(13)からなるメモリ部(14),前記表示
部(4),入力操作部(5),計量部(a),表示灯
駆動部(15)およびブザー駆動部(16)が接続されてい
る。
ROM(12)にはCPU(10)が実行する制御プログラ
ムと組合せ演算に使用する組合せテーブルが記憶されて
おり、このROM(12)及び前記CPU(10)により組
合せ秤の制御部を構成する。
組合せテーブルは、前記10個の計量部を用いて作られる
全ての組合せ、あるいはそのうちの適当な組合せを順番
に記憶しているもので、後述する如く組合せ演算を実行
する場合に適宜読出して用いられる。
尚、この組合せテーブルの記憶順番及びデータ数につい
ては任意であり限定されない。
例えば1個の計量部が参加する組合せから2個,3個…
の順番に記憶する様にし、あるいは反対に10個の計量部
が参加する組合せから9個,8個…と順番に記憶する様
にし、あるいは5個の計量部の組合せから4個,6個,
3個,7個…の様に組合せ数が多いものを優先する様に
し、あるいは計量部(a)が参加する組合せが優先さ
せ、次いで計量部(a),(a)…の様に計量部順
となる様にし、あるいは組合せに参加する計量部が平均
化する様な順番を選び出す等何れとすることもよい。本
実施例では前記10個の計量部を用いて作られる全ての組
合せ(1023通り)が前記テーブルに所定の順番で記憶さ
れているものとする。
RAM(13)はCPU(10)がROM(12)の制御プロ
グラムを実行するに際し用いられる各種フラグ用エリ
ア,重量レジスタ(20),零点レジスタ(21)及び零補
正上限値レジスタ(22)その他のレジスタ用エリア,秤
番号カウンタ(23)その他のカウンタ用エリア,プリセ
ットデータ用エリア,集計データ用エリア等が設けられ
ているが(第4図)、本発明に直接関連するのは前記レ
ジスタ(20)(21)(22)及びカウンタ(23)であるの
で、それ以外の説明は省略する。重量レジスタ(20)は
10個のレジスタ(WA)(WA)(WA)…(W
)を備え、零点レジスタ(21)は10個のレジスタ
(WR)(WR)(WR)…(WR)を備えて
構成され、それぞれ第5図に示す如く前記10個の計量部
(a)(a)(a)…(a)に対応して設けら
れている。
重量レジスタ(20)の各レジスタ(WA)には対応す
る計量部(a)上の商品の重量値(W′)が記憶さ
れ、零点レジスタ(21)の各レジスタ(WR)には、
対応する計量部(a)の零点データ(W)が記憶さ
れる(n=0〜9)。
なお、実施例において、レジスタ(WA)は重量値の
形で、レジスタ(WR)は内部カウント値の形で記憶
されるものとし、電源スイッチをONにしたとき、レジ
スタ(WA)には初期データとして「O」が設定さ
れ、レジスタ(WR)には電源スイッチON時の計量
データが記憶される。
零補正上限値レジスタ(22)は、零点データ(W)に
対し零補正が行なわれる計量値(W)の範囲を決定する
上限値(Wc)、すなわち|W−W|≦Wcの範囲を
判別する上限値(Wc)を記憶する。このレジスタ(2
2)には前記入力操作部(5)を操作することによって
前記上限値(Wc)を入力するようにする。
なお、このレジスタ(22)は電源スイッチをONしたと
きに、一定値、例えば10g(内部カウント値 100)が自
動的に設定されるようにしておく。
すなわち、上限値(Wc)はその内容を書換えない限り
一定値(10g)となっている。なお、上記内部カウント
値は表示値の10倍の分解能をもっており、実施例では、
上限値(Wc)を例えば9gと設定する場合は「90」と
入力するようにする。
秤番号カウンタ(23)は計量データを読取る計量部の番
号を記憶するカウンタである。
入力操作部(5)各種指令信号及び各種データを入力す
るためのもので、入力された商品番号、目標重量等の各
データは前記RAM(13)で記憶され、表示部(4)で
表示される。
表示部(4)は前記入力データの他に、RAM(13)の
記憶内容あるいは演算結果等をCPU(10)の制御に基
づいて表示する。
計量部(a)は前記10個の計量部(a)(a
(a)…(a)で構成され、それぞれ図示しないロ
ードセル、増幅器及びA/D変換器を備え、計量皿
(2)上に供給された商品の重量値をデジタル信号に変
換し、CPU(10)へ供給する。表示灯駆動部(15)は
前記計量皿(2)の近傍に対応して配設した10個の選択
表示灯(3)を、CPU(10)からの指令により点灯あ
るいは点滅させるものである。
ブザー駆動部(16)は秤本体部(A)又は制御ボックス
(B)に配設されたブザー(6)を、CPU(10)から
の指令により駆動して警報を発生させる。
前記組合せ秤の制御動作を第6図のフローチャートによ
り説明すれば、作業者が秤の動作を運転モードに設定
し、入力操作部(5)により目標重量,許容偏差,商品
番号など各種所要データを入力した後、手作業によって
計量部(a)の各計量皿(2)上に商品を供給すること
によってスタートする。
運転モードにおいて先ず計量処理が行われる(SP
1)。
この処理はCPU(10)が計量部(a)(a)(a
)…(a)からの計量信号を取込み、計量信号が安
定した状態にあり、その計量値が所定範囲(例えば10g
以内)の場合は零点を補正し、所定範囲を越えた計量値
の場合に各計量部(a)に対応する重量レジスタ(2
0)のレジスタ(WA)にその計量値を書込むが、そ
の詳細は第7図により後述する。
次に前記レジスタ(WA)に書込まれた計量値に基
づいてROM(12)の組合せテーブルより組合せ演算を
行なう(SP2)。
組合せ演算の結果、許容偏差内の組合せ重量が成立す
るものがあるか否かを判断する(SP3)。
組合せが成立した場合に、その組合せに選択された計
量部(a)に対応する選択表示灯(3)を点灯表示す
る(SP4)。
表示灯が点灯した状態は作業者による商品取集めの作業
待ちであり、この状態で表示灯点灯によって指定された
計量部の計量皿上から作業者が商品を取集め処理する。
すべての組合せについて組合せ演算をしても成立する
組合せがない場合には、商品を交換するためにブザー駆
動部(16)を介してブザー(6)を鳴音させるとともに
取除き作業をすべき計量皿を表示灯(3)を点滅させる
ことによって表示する(SP5)。この状態で作業者が
所定の計量皿上の商品を交換するまで待つ。
次に上記計量処理(SP1)の詳細を第7図のフローチ
ャートにより説明する。
秤番号カウンタ(23)の計量部番号を0番に設定する
(SP10)。
n番の計量部(a)から計量信号(計量値)(W)
を読取る(SP11)。
読取った計量信号が安定しているか否かを判断する
(SP12)。
計量安定の判断方法は任意であるが、基本的には計量値
の変化が所定量以内に落着いている場合又は計量値が連
続して複数回一致した場合を計量安定と判断する。
計量信号が安定した場合に、該計量信号(W)が当該
計量部(a)の零点レジスタ(WR)に対応する零
点データ(W)及び零補正上限値(Wc)との関係で
|W−W|≦Wcの範囲にあるか否か判断する(SP
13)。
すなわち読取ったn番計量部の計量データ(内部カウン
ト)から零点レジスタ(WR)の零点データ(W
を引いた絶対値がレジスタ(22)に記憶されている内容
(Wc)より大きいか、小さいかを判断する。
上記判断結果がNO、すなわち計量信号が前記範囲
(|W−W|≦Wc)にない場合は、重量値がプラス
かマイナスかを判断する(SP14)。この場合の判断は
W−W>Oで行ない,計量データが零点データ
(W)より大きい場合は重量値がプラスであり、小さ
い場合は重量値がマイナスである。
この判断は、秤皿が取り外された状態のときや不正使用
により重量値がマイナスのとき、その計量データが組合
せ演算に参加することを防止するためのものである。
前記ステップ(SP14)において判断結果がYESの
場合は、計量信号(W)を重量値[W′=(W−W
×K,Kはスパン定数]に変換し、該重量値(W′)を
該当する計量部(a)のレジスタ(WA)に記憶さ
せ、組合せ演算に参加させるようにする(SP15)。
前記nが9か否か、すなわち0番の計量部(a)か
ら始めて最後の9番の計量部(a)まですべて計量処
理が終了したか否か判断し(SP16)、その判断結果が
YESの場合に次の組合せ演算処理を実行する(前記S
P2へ)。
前記SP16において判断結果がNOの場合、秤番号
(n)を+1して前記SP11からの処理を繰返す(SP
17)。
上記SP12の判断結果がNO、すなわち計量安定の状
態にない場合は、この計量部について計量値が確定して
いないので前記SP16をジャンプする。
上記SP13の判断結果がYESの場合、すなわち計量
信号(W)が前記範囲(|W−W|≦Wc)にある場
合は、該当する計量部(a)のレジスタ(WR)に
新たな零点データ(W)として前記計量信号(W)を
書換え記憶する(SP18)。これにより零点調整が自動
的に実行される。
上記SP14の判断結果がNO、すなわち計量信号が前
記範囲にあるがマイナス(W−W<0)の場合は、こ
の計量信号を無視し該当レジスタ(WA)の内容を
「0」として組合せに参加しないようにする(SP1
9)。
而して上記組合せ秤によれば、作業者が選択表示又は取
除き表示された計量部(a)の計量皿(2)から商品
を取上げたときに、商品のカスが計量皿に付着し該計量
部が零点まで完全に復帰しない場合あるいは温度変化等
の原因で零点が変動した場合に、その計量データが現在
記憶されている零点データ(W)に対し所定範囲内の
ときは自動的に零点調整が行なわれる。
又、計量皿を清掃し、カスが取除かれて零点がマイナス
側に変化した場合も自動的に零点調整が行なわれる。
又、計量データと零点データとの差が所定範囲を越える
場合でも、計量値がマイナスの場合には計量データが
「0」とされ、組合せに参加することが防止される。
以下に上記実施例変形例を示す。
上記計量信号(W)及び零点データ(W)は内部カ
ウント値(A/D変換の出力データ)あるいは重量値
[(内部カウント値−零点データの内部カウント値)×
スパン定数]の何れでもよく、目標重量、該容偏差を内
部カウント値に変更し、組合せ演算処理を内部カウント
値で行なうようにしてもよい。
実施例はすべての計量皿に商品が載っていない場合で
も、載っている計量部のみで組合せ演算を実行する場合
を説明したが、すべての計量皿に商品が載っている場合
にのみ組合せ演算を実行する構成とすることもよい。こ
の場合に前記第6図中のSP1とSP2の間に「すべて
の計量皿に商品があるか否か」を判断するステップを介
在させ、その判断結果がYESの場合はSP2へ進み、
NOの場合はSP1に戻すようにすればよい。なお、こ
の場合の判断は重量レジスタ(20)の各レジスタ(WA
)に重量値が記憶されている否かで行なう。
上記実施例はすべての計量部(a)に同一の零補正
上限値(Wc)を用いたが、大小2種類の商品組合せを
選択させる方式の組合せ秤において、大商品用の計量部
と小商品用の計量部との秤量が異なる場合には、両種計
量部の前記上限値(Wc)を異ならせることもよい。
又、実施例は前記上限値(Wc)を入力操作部(5)の
操作により設定する場合を説明したが、設定可能な最大
値(Wcmax)を記憶しておき、その値以上を設定しよう
とした場合に警報を発する手段を設けておくこともよ
い。さらに、目標重量、許容偏差等と共に前記上限値
(Wc)を商品番号(品番)に対応してプリセットして
おき、品番を入力する操作で前記上限値(Wc)の設定
を自動的に行なうようにすることも任意である。
上記実施例は定量式の組合せ秤について説明したが、
重量と単位重量とから個数を算出し一定個数の組合せを
得る定数式あるいは重量及び個数が一定な組合せを得る
定数定量式の組合せ秤であることも任意である。
(効 果) 本発明の手動式組合せ秤は以上説明したように、計量信
号がメモリに記憶されている零点データに対し所定範囲
かどうか判断する手段と、計量信号が所定範囲にある場
合に該計量信号を新たな零点データとしてメモリに書換
えさせる零点データ書換手段とを備えているので、a.作
業者が計量部から被計量物(商品)を取上げたとき、b.
計量部の皿上に商品のカス等が付着して商品を取上げた
ときに零点まで正確に復帰していないとき、c.付着した
カス等を取除いたとき、等の各状況下において自動的に
零点調整が行なわれる。
また、計量信号が所定範囲になく且つマイナス重量でな
い場合にその計量データを組合せ演算に参加させると共
に、計量信号が前記所定範囲内になく且つマイナス重量
の場合にその計量データを零として組合せ演算に参加さ
せない計量データ記憶手段を備えているので、秤皿が取
り外された状態のときや不正使用により重量値がマイナ
スのとき、或いは商品を収容するトレイ等を秤皿上に載
置して被計量物の計量を行なう場合にそのトレイ等の風
袋引きをしたことによって、商品をトレイごと取集めた
後に重量値がマイナスとなったとき、その計量データが
組合せ演算に参加することを防止することができる。
従って、作業者に何らの操作を要求することなく且つ装
置の停止させ作業の中断をきたすことなく一計量動作毎
に零点調整を行なうことができ、しかも、半端な計量値
が組合せに参加することを防止して正確な計量を可能と
すると共に風袋引きをすることによる不都合をなくし
て、組合せ精度が高いと共に作業の処理効率に優れた手
動式組合せ秤を提供し得る。
更に、計量信号(W)がメモリに記憶されている零点デ
ータ(W)に対し所定範囲にあるかどうかを判断する
基準となる定数(Wc)の値を入力操作部の操作によっ
て設定できるようにしているので、該定数(Wc)の値
を容易に設定変更することが可能である。
従って、各秤皿上に載せる被計量物(商品)の種類や軽
重等に応じて、その定数(Wc)の値を適宜に設定する
ことができ、取り扱う商品に適した計量が可能となっ
て、より組合せ精度並びに効率の良い手動式組合せ秤と
なし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明組合せ秤の外観を示す平面図、第2図は
その正面図、第3図は電気的構成のブロック図、第4図
はRANの概念図、第5図はRANの重量レジスタ及び
零点レジスタと計量部との対応構成図、第6図及び第7
図はフローチャート図である。 図中、(1)は機枠、(2)は計量皿、(3)は選択表
示灯、(4)は表示部、(5)は入力操作部、(6)は
ブザー、(a)(a)(a)…(a)は計量
部、(a)はそれら計量部の総称、(20)は重量レジ
スタ、(21)は零点レジスタ、(22)は零補正上限値レ
ジスタである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の計量部に被計量物を夫々手動により
    供給し、それら複数の被計量物の計量データから目標重
    量又はそれに近い重量の組合せ、あるいは目標個数又は
    それに近い個数の組合せを選択させ、選択された計量部
    の被計量部を手動により取集める組合せ秤において、上
    記各計量部の計量信号が安定した状態で、その計量信号
    (W)がメモリに記載されている零点データ(W)に
    対し所定範囲(|W−W|≦Wc,Wcは定数)かど
    うか判断する手段、及び計量信号が所定範囲にある場合
    に該計量信号を新たな零点データとしてメモリを書換え
    させる零点データ書換手段と、前記計量信号(W)が前
    記所定範囲になく、かつマイナス重量でない場合(W−
    >0)その計量信号を組合せ演算に参加させる当該
    計量部の被計量物の計量データとして記憶させると共
    に、前記計量信号(W)が前記所定範囲内になく、かつ
    マイナス重量の場合(W−W<0)組合せ演算に参加
    させる当該計量部の被計量物の計量データとして零を記
    憶させる計量データ記憶手段とを設け、更に前記定数
    (Wc)の値を入力操作部の操作により設定可能に構成
    したことを特徴とする手動式組合せ秤。
JP63163185A 1988-06-29 1988-06-29 手動式組合せ秤 Expired - Lifetime JPH0658245B2 (ja)

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