JP2531553Y2 - 組合せ秤 - Google Patents

組合せ秤

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JP2531553Y2
JP2531553Y2 JP1990077731U JP7773190U JP2531553Y2 JP 2531553 Y2 JP2531553 Y2 JP 2531553Y2 JP 1990077731 U JP1990077731 U JP 1990077731U JP 7773190 U JP7773190 U JP 7773190U JP 2531553 Y2 JP2531553 Y2 JP 2531553Y2
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、組合せ秤に関し、特に物品を運転者が計量
手段に直接に供給する組合せ秤において適当な組合せが
得られなかった場合の処理に関するものである。
[従来の技術] 運転者が物品を計量手段に直接に供給する組合せ秤と
しては、いわゆる半自動式の組合せ秤がある。これで
は、例えば、複数の計量手段に運転者が直接に物品を供
給し、各計量手段から得られた計量信号を種々に組合
せ、これら各組合せの中から合計重量が予め設定した目
標重量に等しいか近い組を1組選択する組合せ演算を行
なう。さらにこの選択された組の合計重量が予め設定し
た許容範囲内にあるか判定し、許容範囲内にあれば選択
された組を構成している計量手段から自動的に物品を排
出する。また選択された組の合計重量が許容範囲内にな
いと、計量手段内の物品を入れ替えて、再度上記組合せ
演算を行なう。
従来、物品を入れ替える計量手段の指示は、各計量手
段のそばに、これらにそれぞれ対応するように設けた複
数の表示手段のうち、任意に選択したものを点灯するこ
とによって行なっていた。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記のように物品を入れ替える計量手段を任
意に選択して行なっているので、指示された計量手段の
物品を入れ替えて、再度組合せ演算を行なっても、必ず
しも許容範囲内に入る組合せが簡単に得られるとは限ら
ない。即ち、許容範囲内の組合せが得られない場合に
は、各計量手段の物品中に重量の重いものが存在してい
ることが多く、このような物品を重量の軽い物品と取り
替えると、合計重量が許容範囲内になる組合せを再度の
組合せ演算で得られる確率が高くなる。しかるに、従来
のものでは任意に選択した計量手段の物品を入れ替えて
いるので、なかなか許容範囲内に入る組合せが得られ
ず、何度の試行錯誤を繰り返さなければならないという
問題点があった。
本考案は、上記の問題点を解決した組合せ秤を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、第1の考案は、手動で
物品の供給が行なわれる複数の計量手段と、これら計量
手段からの計量信号を種々に組合せこれら組合せの中か
ら合計重量が予め定めた目標重量に等しいか近い組合せ
を1組選択する組合せ演算手段と、上記選択された組の
合計重量が予め定めた許容範囲内にあるか判定する判定
手段と、この判定手段によって上記許容範囲内にあると
判定されたとき選択された組を構成する上記計量手段か
ら物品を排出する指示を与える指示手段と、上記判定手
段によって上記選択された組の合計重量が上記許容範囲
内にないと判定されたとき上記各計量信号のうち最も値
が大きいものから順に所定個数の計量信号を選択する手
段と、選択された各計量信号を発生している計量手段を
それぞれの計量信号の大きさの違いを認識できる状態で
表示する表示手段とを、具備するものである。
第2の考案は、第1の考案に新たに滞留検出手段を設
けたものである。即ち、滞留検出手段は、選択された組
合せの合計重量が判定手段によって許容範囲内にないと
判定されたとき、各計量手段のうち物品が排出されずに
滞留しているものを検出するものである。そして、選択
手段は、選択された組合せの合計重量が判定手段によっ
て許容範囲内にないと判定されたとき上記各計量信号の
うち滞留しているもの以外の上記各計量信号の中から最
も値が大きいものから順に所定個数の計量信号を選択す
る。
[作用] 第1の考案によれば、選択された組の合計重量が許容
範囲内にないと判断されると、即ち排出するのに適切な
組が存在しないと判断されると、選択手段が、各計量信
号のうちから最も大きいものから順に所定個数の計量信
号を選択し、選択された計量信号を発生している計量手
段を、その計量信号の大きさがそれぞれ認識できる状態
で表示手段が表示する。従って、運転者は、この表示に
よって、選択された計量手段を発生している計量手段が
計量している各物品の重量関係が直ちに認識できる。こ
の認識と今までの経験とに基いて表示されている計量手
段のうちどれの物品を取り替えるか判断することができ
る。
第2の考案では、選択されるのは、物品が排出されず
に滞留している計量手段の計量信号を除いた計量信号の
中で最も大きいものから所定個数の計量信号である。従
って、物品が滞留している計量手段は入れ替えの対象か
ら除かれている。これは、滞留している物品を選択され
る組に含ませて、早急に排出したいからである。この早
急な排出は、特に物品が冷凍食品等であり、長時間に亙
って計量手段に滞留させておくことが望ましくない場合
に有効である。
[実施例] この実施例は、前述したような半自動式組合せ秤に本
考案を実施したもので、第5図及び第6図から明らかな
ように外形が概略直方体状をなす本体2を有している。
この本体2の上面には、第5図に示すように合計14個の
物品投入口4が7個ずつ2列に形成されている。第6図
に示すように、本体2の内部には物品投入口4に対応す
るように計量槽6が設けられている。これら計量槽6に
は投入口4を介して物品が供給され、また投入口4を介
して計量槽6内の物品を他の物品に入れ替えることが可
能である。これら計量槽6は、第6図に点線で示すよう
に本体2内に設けたロードセル8にそれぞれ結合されて
おり、このロードセル8が計量槽6内に供給された物品
の重量を表わす計量信号を生成する。また、これら計量
槽6には、それぞれ排出ゲート10が設けられ、第6図に
点線で示すように本体2内に設けたゲート駆動装置12に
よって開閉され、排出ゲート10が開かれたとき、計量槽
6の下方に本体2の長さ方向に沿って配置されたコンベ
ヤ14上に計量槽6内の物品が排出される。排出された物
品は図示しない包装機に搬送され、そこで一まとめにさ
れて包装される。
第5図に示すように、各投入口4のそばには発光ダイ
オード等からなる表示灯16が設けられている。これら表
示灯16は、後述するように合計重量が許容量範囲内に入
る組合せが得られなかったとき、これら表示灯16のうち
点滅しているものに対応する計量槽6の物品を入れ替え
ることを指示するために設けられている。
また本体2の上面の一方の隅には、第5図に示すよう
に再組合せスイッチ18が設けられている。この再組合せ
スイッチ18は、上記のように物品を入れ替えた後、再度
組合せ演算を行なわせる再組合せ指示を与えるためのも
のである。
また再組合せスイッチ18が設けられているのとは反対
側の本体2の側面には、操作制御部20が設けられてい
る。この操作制御部20の外面には、第6図に示すように
目標重量や、許容重量範囲の境界値を設定したり、これ
ら設定された目標重量や許容重量範囲の境界値等を表示
するための設定表示部22が設けられており、操作制御部
20の内部には演算制御部24が設けられている。
この演算制御部24は、第7図に示すようにCPU26を有
し、このCPU26には各ロードセル8からの計量信号、設
定表示部22からの目標重量、許容重量範囲の境界値、再
組合せスイッチ18からの再組合せ指示信号がCPU26に供
給されるが、計量信号は図示しないマルチプレックサを
介してA/D変換器32に供給され、ここで、ディジタル計
量信号に変換されて、CPU26に供給される。CPU26には、
駆動回路34及び表示回路36が接続され、上記入力された
データを、PROM28に記憶されているプログラムに従って
RAM30をワーキングメモリとして使用しながら処理し、
その処理結果に基いて駆動回路34及び表示回路36を制御
する。
またCPU26にはタイマ38も接続されており、これは所
定時間が経過するごとにCPU26に割込をかけるためのも
のである。また、CPU26は駆動回路34を介してコンベヤ1
4の制御も行なう。また、図には示していないが、物品
が滞留している計量槽6が存在していることに起因し
て、合計重量が許容範囲内に入る組合せが得られない場
合に作動させるアラームも設けられている。なお第7図
では、図面を簡略化するために計量槽6、ロードセル
8、ゲート駆動装置12、表示灯16は、それぞれ1台ずつ
しか示していないが、実際にはこれらはそれぞれ14台設
けられている。
以下第1図乃至第3図に示すフローチャートを参照し
ながら、この組合せ秤の動作を説明する。第1図に示す
ように、ますm、Tの設定を設定表示部22によって行な
う(ステップS2)。ここでmは合計重量が許容範囲内に
ある組合せが得られなかった場合に、入れ替えを指示す
るために表示灯16を点滅させる台数であり、Tはそれぞ
れ異なる点滅周期を決定するために用いる基準周期であ
る。なお、第1図には示していないが、目標重量及び許
容重量範囲は既に設定されているものとする。
ステップS2に続いて、各投入口4より物品を各計量槽
6に投入する(ステップS4)。これに続いて各ロールセ
ス8からの計量信号を変換したディジタル計量信号を種
々に組合せ、これら組合せの中から合計重量が目標重量
に等しいか、目標重量よりも大きくて最も近い組合せを
1組選択する組合せ演算を行なう(ステップS6)。次
に、選択された組合せの合計重量が適当であるか、即ち
許容重量範囲内にあるか判断する(ステップS8)。この
判断は、例えば選択された組合せの合計重量が目標重量
と許容上限重量との間にあるか判定することによって行
なう。このような判定を行なう場合には、許容重量範囲
を決定するための境界値としては許容上限重量のみを設
定すればよい。
ステップS8での判定結果がYESであると、包装機から
物品の排出を許可する排出信号が入力されているか判断
し(ステップS10)、その判断結果がNOであると、YESに
なるまでステップS10を繰り返し、YESになると選択され
た組の物品を排出できるように駆動回路34に信号を供給
し(ステップA12)、ステップS4に戻る。
ステップS8での判断結果がNOであり、選択された組合
せが適量でなかった場合、組合せ不良表示を行なう(ス
テップS14)。この組合せ不良表示は後述するようにし
て14台の計量槽6のうち、もし滞留している物品があれ
ば、これを除いて、重い物品が収容されている順に選択
したm台の計量槽6に対応する表示灯16を点滅させるも
ので、最も重い物品が収容されている計量槽6に対応す
る表示灯16の点滅周期が最も短くされ、以下順に点滅周
期が長くされている。この点滅周期の相違によって運転
者は、m台の計量槽6のうちどれが最も重い物品を収容
し、どれが最も軽い物品を収容しているか認識できる。
また滞留計量槽6がある場合にはアラームがなる。従っ
て運転者が今までの経験に基いて表示灯16が点滅してい
る計量槽6のうちその計量槽6の物品を取り替えるか決
定して、取り替える(ステップS16)。そして、再組合
せスイッチ18を操作し(ステップS18)、再度組合せ演
算を行なう指示を与えてステップS6に戻る。もしステッ
プS6で再度組合せ演算を行なっても、ステップS8で適量
と判断されなかった場合には、ステップS14が実行さ
れ、新たなm台数の計量槽6に対応する表示灯16が点滅
するので、ステップS16において取り替え、ステップS18
において再組合せスイッチ18を操作する、以下、このよ
うな動作をステップS8で適量と判断されるまで繰り返
す。
第2図は、ステップS14の詳細なフローチャートで、
先ず滞留計量槽6があるか判断する(ステップS20)。
これは次のようにして判断する。第8図に示すように各
計量槽6に対応させた14個のフラグをRAM30内に設け、
第1図のステップS12において物品を排出させるごと
に、物品を排出した計量槽6に対応するフラグを1とす
る。例えば第1回目の排出として第1、3、5、6、
8、9番目の計量槽6から物品が排出されたとすると、
第8図1)に示すように1、3、5、6、8、9のフラ
グが1となる。第2回目の排出として、第2、4、6、
8、10の計量槽6から物品が排出されたとすると、2、
4、10のフラグが新たに1とされ、1とされたフラグ
は、同図2)に示すように合計1、2、3、4、5、
6、8、9、10となる。第3回目に第1、3、5、9、
11、12番目の計量槽6から物品が排出されたとすると、
新たに11、12のフラグが1とされ、同図3)に示すよう
に1、2、3、4、5、6、8、9、10、11、12のフラ
グが1とされる。以下同様にしてn回目に第1、3、
5、6、9、11に計量槽6からの物品が排出され、同図
n)に示すように1乃至6、8乃至14のフラグが1とな
っているとすると、フラグ7のみが0であり、n回行な
われた排出において第7番目の計量槽6からは一度も物
品が排出されていない、即ち第7番目の計量槽6の物品
は滞留していることになる。ステップS20はこのような
各フラグのうち0のものがるかの判断を所定時間の経過
ごとに行なうものである。なお。この判断を行なった
後、各フラグは全て0とされ、再び排出に応じて1とさ
れる。ステップS20において滞留計量槽6があると判断
されると、各計量槽6に対応させて設けた14個のソフト
ウエアカウンタのうち滞留計量槽6であると判定された
計量槽6に対応するもののカウント値を1進める(ステ
ップS22)。即ち滞留回数をカウントする。そして、各
カウントの値が予め定めた許容値以上であるか判断する
(ステップS24)。このステップS24の答がYESである
と、適量の組合せが得られないのは滞留計量槽6が存在
しているからだと判断してアラームを作動させ(ステッ
プS26)、運転者にその旨を報知し、滞留計量槽6を除
いた残りの計量槽6の中から物品の重量が重い順にm台
のa1乃至amの計量槽6を選択する(ステップS28)。な
お、a1が最も重い物品を収容している計量槽6であり、
amが最も軽い物品を収容している計量槽6である。滞留
計量槽6を除いたのは滞留計量槽6の物品を強制的に排
出させるためである。
ステップS20の答がNOで滞留計量槽6が存在しない場
合、またはステップS24の答がNOで滞留計量槽6がある
が、また許容値まで滞留していない場合、全ての計量槽
6の中から物品の重量が重い順にm台のa1乃至anの計量
槽6を選択する(ステップS30)。
以後、選択したm台の計量槽6に対応する表示灯16を
点滅させるのであるが、そのためにタイマ38が所定時間
の経過ごとにCPU26に供給する割込信号に応じてCPU26は
第3図に示す割込ルーチンを実行する。なお、この割込
ルーチンでは、ステップS2においてmを設定したことに
応じてRAM内に形成されたC1乃至Cmのフラグを用いる。
この割込ルーチンでは、まずソフトウエアカウンタtを
1進め(ステップS32)、このカウンタtの値がステッ
プS2で設定したTに等しいか判断し(ステップS34)、
その答がNOであると、この割込ルーチンを終了する。
またステップS34の答がYESであると、Tで規定された
時間が経過したことになるので、次の計測に備えてカウ
ンタTの値を0とし(ステップS36)、Tで規定された
時間が経過したことを計測するためにソフトウエアカウ
ンタAの値を1進める(ステップS38)。
次にフラグC1の値が0であるか判断し(ステップS4
0)、この答がYESであるとフラグC1の値を1とし(ステ
ップS42)、この答がNOであると、即ちフラグC1の値が
1であると、これを0とする(ステップS44)。従っ
て、フラグC1の値は第4図に示すようにTで規定された
時間が経過することに反転する。
ステップS42またはS44に続いて、カウンタAの値が2
の倍数であるか判断し(ステップS462)、この答がNOで
あると、この割込ルーチンを終了する。ステップS462の
答がYESであり、カウンタAの値が2の倍数であると、
フラグC2が0であるか判断する(ステップS402)。この
答がYESであると、フラグC2を1とし(ステップS42
2)、ステップS402の答がNOで、フラグC2が0でないと
フラグC2を0とする(ステップS442)。従って第4図に
示すようにフラグC2は2Tで規定される時間が経過するご
とに反転する。
以下同様に処理が行なわれ、カウンタAの値が2m-1
倍数であるか判断し(ステップS46m)、その答がNOであ
ると、この割込ルーチンを終了する。ステップS46mの判
断結果がYESであると、フラグCmの値が0であるか判断
する(ステップS40m)、この判断結果がYESであるとフ
ラグCmの値を1とし(ステップS42m)、ステップS40mの
判断結果がNOであるとフラグCmを0とする。従って、フ
ラグCmは2m-1・Tで規定される時間が経過するごとに反
転する。このようにしているので、フラグC1の反転周期
が最も短く、以下順に反転周期が長くなり、フラグCm
反転周期が最も長くなる。
再び第2図のフローチャートに戻ると、ステップS28
またはS30に続いて、フラグC1が1であるか判断する
(ステップS481)。この判断結果がYESであると、a1
計量槽6に反応する表示灯16を点灯させ、ステップS481
の判断結果をNOであると、a1の計量槽6に対応する表示
灯16を消灯させる(ステップS521)。ステップS501また
はS521に続いて、フラグC2が1であるか判断し(ステッ
プS482)、その判断結果がYESであると、a2の計量槽6
に対応する表示灯16を点灯させ(ステップS502)、ステ
ップS482の答がNOであると、a2の計量槽6に対応する表
示灯16を消灯させる(ステップS522)、以下同様に処理
が行なわれ、フラグCmが1であるか判断し(ステップS4
8m)、その判断結果がYESであるとamの計量槽6に対応
する表示灯16を点灯させ(ステップS50m)、ステップS4
8mの判断結果がNOであるとamの計量槽6に対応する表示
灯16を消灯させる(ステップS52m)。ステップS50mまた
はS52mに続いて再組合せスイッチ18がオンされているか
判断し(ステップS54)、この判断結果がYESであると、
このルーチンを終了し、判断結果がNOであるとステップ
S481に戻る。従って、再組合せスイッチ18が操作される
まで、a1の計量槽6に対応する表示灯16は最も短い周期
で点滅し、以下順に点滅周期が短くなり、amの計量槽6
に対応する表示灯16の点滅周期が最も長くなる。この点
滅周期が異なるm台の表示灯16の表示に基いてステップ
S16での物品の入れ替えが行なわれる。
上記の実施例では、表示灯16の点滅周期はプログラム
によって異ならせたが、適当なクロック信号を分周器を
用いて分周し、この分周信号を用いてもよい。さらに、
上記の実施例では、物品の排出を自動的に行なったが、
手動で行なうようにすることもできる。また、上記の実
施例では計量槽6のみを設けたが、各計量槽6の下方に
補助槽を設け、各計量槽6は補助槽に物品を供給するこ
とができると共にコンベヤ上に物品を排出するように
し、各計量槽6から物品を補助槽に移した後に、各計量
槽6に物品を新たに供給し、補助槽の物品と計量槽6の
物品とで組合せ演算を行なうようにしてもよい。ただ
し、この場合、物品の取り替えを行なうのは計量槽6の
みに限定するのが取り替えが円滑に行なえるので望まし
い。また上記の実施例では、合計重量が適量である組合
せがえられなかった場合に選択した計量槽6の重量の違
いを表示灯16の点滅周期を異ならせることによって運転
者に認識させたが、例えば各計量槽ごとにm個の異なる
発光色の表示灯を設け、最も重い物品を収容している計
量槽6に対して第1の色の表示灯を点灯させ、2番目に
重い物品を収容している計量槽6に対して第2の色の表
示灯を点灯させ、以下同様にしてm番目の計量槽6に対
しては第m番目の色の表示灯を点灯させるようにしても
よい。
[考案の効果] 以上のように、本考案によれば、合計重量が許容範囲
に入らない組合せしか得られなかった場合、各計量層の
うち物品の重量が最も重いものから順に所定個数の計量
槽を選択し、これらの重量の大きさの違いを認識できる
状態に表示している。従って、組合せ秤の運転者は、こ
の表示に基いて今までの経験によって選択されている計
量槽に収容されている物品のうちどの程度の重量のもの
を取り替えればよいか判断できるので、比較的円滑に適
量となる組合せを得ることができる。また、本考案で
は、適量となる組合せが得られなかった場合、物品を入
れ替える計量槽を選択する際に、滞留計量槽を除去して
選択しているので、この滞留計量槽内の物品を取り替え
る必要がなく、この滞留計量槽内に物品の適量の組合せ
に含めて排出することができるので、物品が例えば冷凍
食品のように長時間に亙って計量槽内に収容しておくこ
とができないものの場合に、この冷凍食品を次工程に送
ることができ、有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による組合せ秤の一実施例のフローチャ
ート、第2図は第1図の組合せ不良表示のステップの詳
細なフローチャート、第3図は同実施例で用いる割込ル
ーチンのフローチャート、第4図は同実施例における表
示灯の点滅動作の説明図、第5図は同実施例の平面図、
第6図は同実施例の左側面図、第7図は同実施例のブロ
ック図、第8図は同実施例における滞留計量槽の検出過
程の説明図である。 6……計量槽、8……ロードセル、16……表示灯、20…
…操作制御部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手動で物品の供給が行われる複数の計量手
    段と、これら計量手段からの計量信号を種々に組合せこ
    れら組合せの中から合計重量が予め定めた目標重量に等
    しいか近い組合せを1組選択する組合せ演算手段と、上
    記選択された組の合計重量が予め定めた許容範囲内にあ
    るか判定する判定手段と、この判定手段によって上記許
    容範囲内にあると判定されたとき選択された組を構成す
    る上記計量手段から物品を排出する指示を与える指示手
    段と、上記判定手段によって上記選択された組の合計重
    量が上記許容範囲内にないと判定されたとき上記各計量
    信号のうち最も値が大きいものから順に所定個数の計量
    信号を選択する手段と、選択された各計量信号を発生し
    ている計量手段をそれぞれの計量信号の大きさの違いを
    認識できる状態で表示する表示手段とを、具備する組合
    せ秤。
  2. 【請求項2】手動で物品の供給が行われる複数の計量手
    段と、少なくともこれら計量手段からの計量信号を種々
    に組合せこれら組合せの中から合計重量が予め定めた目
    標重量に等しいか近い組合せを1組選択する組合せ演算
    手段と、上記選択された組の合計重量が予め定めた許容
    範囲内にあるか判定する判定手段と、この判定手段によ
    って上記許容範囲内にあると判定されたとき選択された
    組を構成する上記計量手段から物品を排出する指示を与
    える指示手段と、上記判定手段によって上記選択された
    組の合計重量が上記許容範囲内にないと判定されたとき
    上記各計量信号のうち滞留しているもの以外の上記各計
    量信号のうち最も値が大きいものから順に所定個数の計
    量信号を選択する手段と、選択された各計量信号を発生
    している計量手段をそれぞれの計量信号の大きさの違い
    を認識できる状態で表示する表示手段とを、具備する組
    合せ秤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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