JPH06100490B2 - 電子秤の自動風袋引装置 - Google Patents

電子秤の自動風袋引装置

Info

Publication number
JPH06100490B2
JPH06100490B2 JP3054986A JP3054986A JPH06100490B2 JP H06100490 B2 JPH06100490 B2 JP H06100490B2 JP 3054986 A JP3054986 A JP 3054986A JP 3054986 A JP3054986 A JP 3054986A JP H06100490 B2 JPH06100490 B2 JP H06100490B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
tare
product
tare weight
electronic scale
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3054986A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62188914A (ja
Inventor
淳 明田
保男 道林
Original Assignee
株式会社石田衡器製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社石田衡器製作所 filed Critical 株式会社石田衡器製作所
Priority to JP3054986A priority Critical patent/JPH06100490B2/ja
Publication of JPS62188914A publication Critical patent/JPS62188914A/ja
Publication of JPH06100490B2 publication Critical patent/JPH06100490B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、商品をその風袋とともに計量し、その計量値
により風袋重量を決めて商品の正味重量を算出する電子
秤の自動風袋引装置に関する。
(従来の技術) 計量された風袋こみの商品の総重量から風袋の重量を差
し引いて、商品の正味重量を算出するには、風袋重量を
予め電子秤に設定しておく必要がある。例えば特公昭59
-47248号に記載された電子秤では、これから計量しよう
とする商品に対応した特定の風袋重量だけが商品の計量
前に電子秤に設定されている。
この設定方法としては、(1)いま計量しようとしてい
る商品の風袋が、以前に計量した商品の風袋と異なる場
合に、新たな風袋を計量してその重量を電子秤に予め設
定、記憶させる方法と、(2)いま計量しようとしてい
る商品の風袋が、以前に計量した商品の風袋と異なる場
合に、新たな風袋の重量をテンキーにより置数すること
でその重量を電子秤に設定、記憶させる方法とがある。
こうした従来の電子秤はいずれも、計量しようとする商
品のかさが異なり、従って風袋の重量が変るごとに、そ
の都度電子秤を操作して風袋重量の再設定が必要であ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 前記(2)の設定方法では、例えば風袋重量が8gである
にもかかわらず、誤ってテンキーの「6」が押圧される
と、6gに設定されてしまう。このように操作者が操作ミ
スをすると正確な計量ができず、誤った正味重量が表示
されてしまう。特に客の多いとき、又、風袋重量の異な
る商品が多い場合には、この種の操作ミスが発生しやす
くなる。このように従来の技術では、風袋が変る都度、
風袋の重量を電子秤に設定する操作が必要であったた
め、正味重量の正確な計量、表示が確実に行なわれない
可能性が生じるという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、このような従来技術の持つ問
題点を解消し、風袋の重量が変ってもその都度風袋の重
量を電子秤に再設定しなくてもよい電子秤の自動風袋引
装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、風袋こみの商品重量が計量される重量検出部
と、前記商品重量に対応して複数に区分された風袋重量
を登録した風袋重量登録部と、前記重量検出部での商品
重量に対応する風袋重量を前記風袋重量登録部から読出
して商品重量から差し引いて商品正味重量を算出する風
袋引手段を具備したことを特徴とする電子秤の自動風袋
引装置によって、上記のような従来技術の問題点を解決
している。
(作用) 本発明においては、風袋こみの商品の総重量に対応した
複数の風袋の重量を予め対応テーブルに登録しておい
て、計量された総重量に応じた風袋重量を自動的に読出
し、総重量から風袋重量を差し引くことによって、計量
作業の省力化と簡略化を可能にしている。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に説明する。
第1図は、本発明の電子秤のブロック図である。重量検
出部10は、計量皿(図示せず)の上に風袋とともに商品
を載せたときに風袋こみの商品の総重量を計量し、検出
するものである。この重量検出部10で検出された総重量
は、A/D変換器12に入力され、ディジタル値に変えられ
て演算制御部20の入力ポート22へ出力されている。キー
入力部14は、テンキー部16およびファンクションキー部
18を備えており、キー入力部14からのキーデータは入力
ポート22へ出力される。
演算制御部20は、基本的にはCPU24、RAM26、ROM28、入
力ポート22、出力ポート30で構成されている。RAM26
は、バッテリ27によってバックアップされているので、
装置の電源スイッチがオフのときにもRAM26の内容は消
えない。ROM28には、CPU24を制御するプログラムが書込
まれており、CPU24はこのプログラムに従って入力ポー
ト22より必要とされる外部データを読取ったり、あるい
はRAM26との間でデータの授受を行なって演算処理し、
その処理データを出力ポート30へ出力している。表示部
32は、価格表示器34、重量表示器36、単価表示器38、風
袋重量表示器40、風袋引ランプ42等を備え、出力ポート
30からの処理データが供給されて駆動される。
なお、上記風袋引ランプ42は、電子秤が自動風袋引モー
ドに設定されているか否かを操作者に知らせるためのも
ので、従来のテンキー操作による設定方法と切換えて、
モード選択可能にしておいて、この自動風袋引装置を駆
動するようにしてもよい。
第2図、第4図は、ROM28に書込まれているプログラム
に従って本発明の電子秤の自動風袋引装置を動作させる
ときのフローを示している。
第2図のフローチャートは、風袋重量を登録するときの
フローを示し、これによって、第3図の対応テーブルに
風袋重量が登録される。ここに示す対応テーブルにおい
ては、風袋こみの商品の総重量の範囲を境界値により示
しており、境界値150は重量範囲0乃至150gを意味し、
このときの風袋重量が8gとされ、境界値250は重量範囲1
51乃至250gを意味し、このときの風袋重量が10gとされ
ることを示している。なお、この種の対応テーブルをRO
M28内に予め登録し、記憶させておいてもよく、ユーザ
にはROM28の選択だけが必要な場合には、RAM26のこの種
のプログラムは不要である。また、境界値の近くの商品
重量の場合には、風袋重量を2通りに選択できるように
しておくと、操作者があやまって要求された重量と対応
しない重量の風袋を選択して、秤に載せた場合にも対処
できるので、好ましい。
CPU24は、例えばテンキー「5」を押しながら電源スイ
ッチをオンすると、所定のプログラムを格納しているRO
M28のアドレスをフェッチして、第2図のフローが実行
される。
以下、第2図の風袋重量登録の動作フローを詳細に説明
する。RAM26内の対応テーブルアドレス指定レジスタR
に、対応テーブルの先頭アドレス値m0を設定する(ステ
ップ1)。重量範囲の境界値をキー入力部14のテンキー
で置数する(ステップ2)。キー入力部14の登録キーを
オンする(ステップ3)。CPU24は、登録キーが押圧さ
れたことによって、テンキーで置数された境界値を、レ
ジスタR内のアドレスmで指定された対応テーブルの境
界値欄に登録する(ステップ4)。風袋重量をテンキー
から置数する(ステップ5)。風袋重量の登録を終了す
る場合には、キー入力部14の完了キーをオンし、登録を
続行する場合には、登録キーをオンする(ステップ
6)。登録キー又は完了キーのオン信号を受けて、CPU2
4がテンキーからの風袋重量データをレジスタRのアド
レスmで指定された登録テーブルの風袋重量欄に登録す
る(ステップ7)。
ステップ6で押圧されたファンクションキーが完了キー
か、登録キーかを判断する(ステップ8)。次に、アド
レス指定レジスタRに格納されているアドレス値をm+
1に更新して(ステップ9)、前記ステップ2に再び戻
る。こうしたフローが、完了キーが押されるまで繰り返
されて、対応テーブルが作成される。
第4図に示すフローチャートは、計量動作手順を示して
いる。つまり、CPU24が、例えば電源スイッチのみをオ
ンしたときROM28の所定アドレスをフェッチして、そこ
に記憶されている所定プログラムを実行し、計量された
風袋こみの商品の総重量を、RAM26又はROM28内の対応テ
ーブルの境界値と順次比較して、該当する範囲の風袋重
量を対応テーブルから読み出し、正味重量が算出され、
表示部32に表示される。
以下、第4図に従って詳細に説明する。計量する商品の
単価を設定して、単価表示器38で表示する(ステップ2
0)。風袋こみの商品を計量皿に載せる(ステップ2
1)。計量された総重量を重量表示器36で表示する(ス
テップ22)。計量値が安定したか否かを判断する(ステ
ップ23)。計量値が安定していないときにはステップ22
に戻り、計量値が安定するまでステップ22乃至23が繰り
返される。
なお、このステップ23は、計量値が安定した後に風袋重
量を差し引く上で必要なステップであるが、計量値がA/
D変換器12から入力される毎に、風袋重量を読出して正
味重量を算出する場合には、このステップ23は不要であ
る。
ステップ24乃至ステップ30は、対応テーブルから風袋重
量を自動的に読出すためのルーチンである。まず、計量
値が150gより小さいか否かを判断する(ステップ24)。
150g以下のときには対応テーブルから該当する風袋重量
8gを読出す(ステップ25)。151g以上のときには、次に
151g乃至250gの重量範囲にあるか否かを判断する(ステ
ップ26)。計量値が250g以下のときには対応テーブルか
ら該当する風袋重量10gを読出す(ステップ27)。計量
値が251g以上のときには、更に次の重量範囲にあるか否
かを判断する。このようにして計量値が1051g以上であ
るときには、ステップ28に進み、計量値が1051乃至1550
gの範囲にあるか否かを判断する(ステップ28)。計量
値が1550g以下のときには対応テーブルから該当する風
袋重量26gを読出す(ステップ29)。計量値が1551g以上
のときには、対応テーブルから該当する風袋重量30gを
読出す(ステップ30)。
こうしてステップ25、27、・・・29又は30の読出しの
後、読出した風袋重量は風袋重量表示器40で表示され、
風袋引ランプ42を点灯する(ステップ31)。計量値から
風袋重量を差し引いて正味重量を算出し、重量表示器36
でそれを表示する(ステップ32)。正味重量と単価とか
ら価格を算出し、価格表示器34で表示する(ステップ3
3)。
ステップ34乃至36は、電子秤の操作者、例えば肉屋の店
員が計量皿の上に載せた商品、例えば肉などを計量操作
して客に販売するためのステップである。つまり、肉の
正味重量が客の注文した量と一致しているか否かを判断
し(ステップ34)、異なっているときには正味重量を一
致するように調整して(ステップ36)、再度、正味重量
を算出するためのステップ22乃至33を繰り返させ、肉の
正味重量が一致したときに風袋とともに肉を計量皿から
おろし、包装して客に手渡す(ステップ35)。
(発明の効果) 以上、本発明によれば、風袋の重量がその都度変わって
も対応する風袋の重量を自動的に読出し、商品の正味重
量が算出されるようにしたので、操作の簡略化、省力化
が実現でき、同時に操作ミスにより不正確な計量のまま
商品を販売してしまうことを確実に防止できる電子秤の
自動風袋引装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す電子秤のブロック
図、第2図は、風袋重量を登録するためのプログラムを
示すフローチャート図、第3図は、RAM又はROM内に作成
される対応テーブルの一例を示す図、第4図は、正味重
量を算出するためのプログラムを示すフローチャート図
である。 10……重量検出部、12……A/D変換器、14……キー入力
部、20……演算制御部、32……表示部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】風袋こみの商品重量が計量される重量検出
    部と、前記商品重量に対応して複数に区分された風袋重
    量を登録した風袋重量登録部と、前記重量検出部での商
    品重量に対応する風袋重量を前記風袋重量登録部から読
    出して商品重量から差し引いて商品正味重量を算出する
    風袋引手段とを具備したことを特徴とする電子秤の自動
    風袋引装置。
  2. 【請求項2】前記風袋重量登録部に風袋こみの商品重量
    に対応させて複数の風袋重量を登録する風袋重量登録手
    段を具備し、その登録内容を書換えるようにしたことを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項に記載の電子秤の
    自動風袋引装置。
JP3054986A 1986-02-14 1986-02-14 電子秤の自動風袋引装置 Expired - Lifetime JPH06100490B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3054986A JPH06100490B2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14 電子秤の自動風袋引装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3054986A JPH06100490B2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14 電子秤の自動風袋引装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62188914A JPS62188914A (ja) 1987-08-18
JPH06100490B2 true JPH06100490B2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=12306876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3054986A Expired - Lifetime JPH06100490B2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14 電子秤の自動風袋引装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06100490B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01111029A (ja) * 1987-10-20 1989-04-27 Nisshinbo Ind Inc 練条機におけるケンス内正味重量の測定方法およびその装置
JP3088751B2 (ja) * 1992-05-15 2000-09-18 株式会社イシダ 風袋重量引き付き組合せ計量装置
JP5217857B2 (ja) * 2008-09-30 2013-06-19 株式会社寺岡精工 計量装置
JP2010122083A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 A & D Co Ltd 計量器
JP6142210B2 (ja) * 2013-03-27 2017-06-07 株式会社タニタ 体重測定方法、体重測定システム及び体重計

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62188914A (ja) 1987-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6687680B1 (en) Electronic cash register system
JPH06100490B2 (ja) 電子秤の自動風袋引装置
US4836309A (en) Electronic weighing instrument
US3861479A (en) Tare entry circuitry for a computing scale
JP5217857B2 (ja) 計量装置
EP0318741B1 (en) Division weigher
JPS6013222A (ja) 電子天びん
JPS6126892Y2 (ja)
JPS6027821A (ja) 電子天びん
JP3516001B2 (ja) 組合せによる定量計重方法とその装置
JPH0122891B2 (ja)
JP2546662B2 (ja) 電子秤
JPS6123774Y2 (ja)
JPS58198732A (ja) 減算演算式はかり
JPS6315791Y2 (ja)
JPS6193918A (ja) 電子天びん
JP2502354B2 (ja) 電子キャッシュレジスタ
JPS6126891Y2 (ja)
JPH0612574A (ja) 計量販売商品の販売価格決定方法及びpos端末装置
JPS6120507Y2 (ja)
JPH11241943A (ja) 電子料金秤
JPH0658252B2 (ja) 電子秤
JPS58187819A (ja) 計量計数変換秤
JPH0152794B2 (ja)
JPH0430504Y2 (ja)