JPH0654214U - 圧接コネクタ - Google Patents

圧接コネクタ

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JPH0654214U
JPH0654214U JP9317892U JP9317892U JPH0654214U JP H0654214 U JPH0654214 U JP H0654214U JP 9317892 U JP9317892 U JP 9317892U JP 9317892 U JP9317892 U JP 9317892U JP H0654214 U JPH0654214 U JP H0654214U
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connector
cover
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良次 辻
▲たく▼也 猪上
典 井上
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐配線を容易にし、分岐線の状態を安定に
させる。 【構成】 コネクタケース10における端子20の圧接
部21を配設した端部をカバー30にて被覆している。
同カバー30は上記端部を基壁31にて覆い、同基壁3
1の一辺から垂直に延設された規制壁33にて電線Wを
コネクタケース10側面に屈曲せしめている。これによ
りコネクタケース10の嵌合方向と被覆電線Wの取出方
向が一致し、接続される分岐線は同被覆電線Wと平行な
平面内に引き出されるので狭い場所にも配線できる。規
制壁33の方向を変えて取出方向を所望の方向とするこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、圧接コネクタに関し、特に、自動車用ハーネスなどに使用して好適 な圧接コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は一般的な自動車用ハーネス1を示しており、図6は配線状況を示してい る。自動車の灯具ハーネスにおいては、同時に複数のランプを点灯及び消灯する 関係上、図6に示すように一本の電線を分岐する必要がある。図7は一般的な分 岐を行った状態を示している。幹線となる電線2の中間部を皮剥きするとともに 、分岐線となる電線3の端部を皮剥きし、それぞれの導線部分を金属性の金具4 でかしめて接続する。分岐部分には導線などの金属部分が露出するため、一つの コネクタに複数の電線を分岐させるときには、わずかづつ位置をずらしている。 そして、分岐配線ができた後でテープなどによって被覆し、絶縁を図っている。 また、分岐となる電線3の先にはそれぞれ図示しないコネクタを接続させる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のハーネスにおいては、電線を分岐させる際に、皮剥きや金具の 圧着、また、皮剥きの際にそれぞれの位置をずらすなどの手間が大きく、さらに 、分岐先にコネクタを接続する手間も要するという課題があった。 ところで、電線を分岐させる方法として、圧接用スロットを備えた金具を電線 に圧接する方法も知られている。しかし、圧接して電線を分岐させたとしても、 分岐した電線にコネクタ端子を圧着させる手間を省略できないという課題があっ た。一方、コンピュータ機器においては、共通のバスに対して複数の基板などを 並列に接続させる際に電線の中間部に対してコネクタを圧接することもあるが、 このような接続においては幹線の電線と分岐する電線とが直角となるので、自動 車用ハーネスに適用すると分岐線が突出してしまう。自動車用ハーネスは一般的 に狭い場所に配設しなければならないので、スペース的に使用できないという課 題があった。また、分岐線はブラブラして不安定であり、振動で車体に当接して 異音を発生してしまうという課題もあった。
【0004】 本考案は、上記課題にかんがみてなされたもので、分岐配線を要するハーネス を効率的に製産できるとともに、分岐線の状態を安定にさせることが可能な圧接 コネクタの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる考案は、一端に嵌合金具が配設さ れた嵌合口を有するとともに他端に上記嵌合金具に導通する圧接金具を配設した 圧接コネクタにおいて、上記圧接金具を配設した端部に接続されて同圧接金具に 圧接される電線の取出方向を規制する規制カバーを備えた構成としてある。
【0006】
【作用】
上記のように構成した請求項1にかかる考案においては、圧接金具に電線を圧 接した時点では同電線が圧接金具の配設面と平行に並び、嵌合方向とは直角とな ってしまうものの、ここで圧接金具の配設された端部に規制カバーを覆蓋せしめ ると、同規制カバーによって電線の取出方向は所望の方向に規制される。従って 、分岐線を必要とする部分に向けて規制すれば分岐線が不安定となってしまうこ とはない。また、電線を嵌合方向と平行になるように規制すれば、分岐線と当該 電線とが平行となり、突出部分が少なくなる。
【0007】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、分岐配線を容易に行えるとともに、分岐線を所 望の方向に取り出せるので、分岐線が不安定となることを防止できるとともに、 必要な場合には分岐線が幹線から突出しないようにすることが可能な圧接コネク タを提供することができる。
【0008】
【実施例】 以下、図面にもとづいて本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の一実施例にかかる圧接コネクタの組付前の斜視図、図2は組付 後の斜視図である。 同図において、コネクタケース10は図示下方にフード部(嵌合口)11を備 え、図示上方に端子保持部12を備えている。同端子保持部12には端子20が 保持されており、同端子20の一端には圧接スロット21aを形成した圧接部( 圧接金具)21を備え、他端には嵌合端子(嵌合金具)を備え、中間部分にて上 記端子保持部12に保持されている。すなわち、端子20は圧接部21をコネク タケース10における端子保持部12側の端部から突出させ、嵌合端子をフード 部11内に突出させた状態で当該コネクタケース10にて保持されている。なお 、コネクタケース10は複数の端子20を保持しており、圧接部21はコネクタ ケース10における端子保持部12側の端部において千鳥状に配設されている。
【0009】 カバー30はコネクタケース10における端子保持部12側の端部を被覆する ものであり、同端部に対面する基壁31と、この基壁31の長手方向における両 端から垂直に延設された係合壁32a,32bと、同基壁31における一方の長 手辺から垂直に延設されて上記係合壁32a,32b間を連結する規制壁33と から構成されている。ここで、コネクタケース10における端子保持部12の側 面には一対の係合用突起13を形成してあり、この係合用突起13に合わせて上 記係合壁32a,32bには係合用孔34を形成してある。 また、規制壁33にはクランプ35を突出して形成してある。
【0010】 次に、上記構成からなる本実施例の作用を説明する。 組み付けるにあたっては、予めコネクタケース10に端子20を配設しておき 、図1に示すように、コネクタケース10のフード部11を下に向けた状態とす る。端子20の圧接部21に形成した圧接スロット21aに対して被覆電線Wを 押し込むと、圧接スロット21aを構成する金具の端部が被覆に切り込むため、 導線部分に接触し、電気的導通がはかれる。このようにして必要なだけの導線を 圧接する。 次に、カバー30をコネクタケース10に向けて押し込むと、係合壁32a, 32bは上記被覆電線Wと当接することなく押し込まれるものの、規制壁33は その先端で被覆電線Wに当接し、当該被覆電線Wを下方に押し曲げる。徐々にカ バー30を押し込むと、被覆電線Wはコネクタケース10の側面に密着するよう に90度屈曲され、係合壁32a,32bはコネクタケース10の側面に形成し た係合用突起13に当接する。
【0011】 同係合用突起13における上記カバー30の挿入側壁面は、傾斜をつけた斜面 としてあり、カバー30を押し込むと係合壁32a,32bは同斜面に乗り上が って外方に向かって押し広げられる。そして、基壁31の裏面に端子20の圧接 部21が近づいてくると同係合壁32a,32bに形成した係合用孔34内に上 記係合用突起13が入り込み、カバー30とコネクタケース10とは凹凸嵌合す る。 図2は、複数の被覆電線Wの中間部に二つの圧接用コネクタ40を配設した状 態を示している。同図に示すように被覆電線Wはコネクタケース10における端 子保持部12の側でカバー30と当該コネクタケース10との間に挟み込まれ、 その取出方向を規制されている。すなわち、被覆電線Wは規制壁33に沿ってフ ード部11の側に取り出され、この結果、嵌合方向と平行になっている。
【0012】 このハーネス50は、クランプ35によって自動車の車体に固定することがで きる。すると、コネクタケース10の嵌合方向は取付面と平行になり、分岐線を 取り付けても当該分岐線は取付面から突出しなくなる。従って、たとえ狭い場所 であっても容易に分岐線を配線することができる。 上述した実施例においては、被覆電線の取出方向のうち一方の方向だけを規制 しているが、両方向を規制するようにしても良い。また、規制方向については必 ずしも嵌合方向と平行とする必要はなく、分岐線を45度の方向で引き出したい ときには電線を45度の方向で取り出せるように規制すれば良い。
【0013】 図3は本考案の他の実施例にかかる圧接コネクタの組付前の斜視図、図4は組 付時における電線の状態を示す側面図である。 コネクタケース10は前後方向に貫通する筒状の端子保持部を備えており、 コネクタケース10は図示左上方にフード部(嵌合口)11を備え、図示右下方 に端子保持部12を備えており、同端子保持部12の上方には開口14を形成し ている。同端子保持部12には端子20が保持され、圧接スロット21aを形成 した圧接部21が上記開口14を介して外部に対面している。 カバー30は、コネクタケースの開口14部分とその前後を覆うように形成さ れており、係合壁32a,32bにて端子保持部12の側面に係合可能に構成し ている。
【0014】 端子保持部12に端子20を収容した後、図4に示すように、開口14を介し て電線Wを端子20の圧接部21に押し込み、圧接する。電線Wの残りの部分を 図に示すようにして前後に折り曲げ、カバー30を上方から覆蓋して電線Wの取 出方向をその方向に固定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例にかかる圧接コネクタの組付
前の斜視図である。
【図2】圧接コネクタの組付後の斜視図である。
【図3】本考案の他の実施例にかかる圧接コネクタの組
付前の斜視図である。
【図4】組付時における電線の状態を示す側面図であ
る。
【図5】従来のハーネスを示す斜視図である。
【図6】従来のハーネスを電線分岐状況を示す図であ
る。
【図7】従来の分岐配線方法を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…コネクタケース 11…フード部 21…圧接部 30…カバー 31…基壁 32a,32b…係合壁 33…規制壁 40…圧接用コネクタ W…被覆電線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に嵌合金具が配設された嵌合口を有
    するとともに他端に上記嵌合金具に導通する圧接金具を
    配設した圧接コネクタにおいて、 上記圧接金具を配設した端部に接続されて同圧接金具に
    圧接される電線の取出方向を規制する規制カバーを具備
    することを特徴とする圧接コネクタ。
JP1992093178U 1992-12-26 1992-12-26 圧接コネクタ Expired - Lifetime JP2589520Y2 (ja)

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JP1992093178U JP2589520Y2 (ja) 1992-12-26 1992-12-26 圧接コネクタ
US08/172,235 US5433625A (en) 1992-12-26 1993-12-23 Press-contact connector assembly
EP93310456A EP0605200B1 (en) 1992-12-26 1993-12-23 Press-contact connector assembly
DE69330866T DE69330866T2 (de) 1992-12-26 1993-12-23 Schneidklemmverbinder
EP99122546A EP0982804A3 (en) 1992-12-26 1993-12-23 Press-contact connector assembly
US08/674,969 US5709566A (en) 1992-12-26 1996-07-03 Press-contact connector assembly

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JPH0654214U true JPH0654214U (ja) 1994-07-22
JP2589520Y2 JP2589520Y2 (ja) 1999-01-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10033841B4 (de) * 1999-07-14 2006-07-06 Yazaki Corp. Abzweigvorrichtung
KR101521386B1 (ko) * 2013-05-22 2015-05-18 다이-이치 세이코 가부시키가이샤 케이블 접속 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10033841B4 (de) * 1999-07-14 2006-07-06 Yazaki Corp. Abzweigvorrichtung
KR101521386B1 (ko) * 2013-05-22 2015-05-18 다이-이치 세이코 가부시키가이샤 케이블 접속 방법

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JP2589520Y2 (ja) 1999-01-27

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