JPH025485Y2 - - Google Patents

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JPH025485Y2
JPH025485Y2 JP14955384U JP14955384U JPH025485Y2 JP H025485 Y2 JPH025485 Y2 JP H025485Y2 JP 14955384 U JP14955384 U JP 14955384U JP 14955384 U JP14955384 U JP 14955384U JP H025485 Y2 JPH025485 Y2 JP H025485Y2
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電線に分岐接続用に供される分岐コネ
クタ、特に電線により相互に接続してハウジング
内に圧入保持される分岐端子を収容した相互接続
分岐コネクタに関する。
従来、複雑多岐に亘る配線形態を簡素化し、作
業の合理化をはかる上から、ハウジング内に相互
接続端子を挿着したコネクタを配線間に介在させ
て電線の分岐接続を行なわせることが、特に自動
車におけるワイヤーハーネスと種々の電装品との
接続等において多用されている。
〔従来の技術〕
しかして、このような分岐接続用コネクタに内
挿される電線による相互接続端子としては、例え
ば第6図に一部切欠斜視図、第7図に概略正面図
で示したようなものが知られている。即ち、図に
おいてA′はハウジングB′に内挿される相互接続
端子で、両端部に雌型端子が嵌合される雄型電気
接触部a1,a2を有し、この電気接触部a1,a2間を
電線ラツピング部bに形成した板状端子から成る
ものである。
この相互接続端子A′の電線による相互接続は、
予め適当な長さに切断された絶縁被覆電線cの両
端の絶縁被覆を皮剥きし、皮剥きされた両端部の
裸電線c1を複数個の所定の端子A′の電線ラツピン
グ部bに夫々ラツピングすることにより行なわれ
る。
しかし乍ら、かかる裸電線のラツピングによる
接続では確実な電気接触が得られないため、半恒
久的な電気接続としての信頼性に乏しく、又、第
7図に示すように、裸電線c1の端子A′へのラツピ
ングのための長さlに相当するスペースを端子
A′内に設ける必要があるため、端子A′の大きさ
が電線ラツピング部bに相当する分だけ大きくな
り、従つて相手ハウジングC′に嵌合されるハウジ
ングB′の大きさも大きくなる。更に、電線の端
子A′へのラツピング作業工程は、予め適当な長
さに切断し、その両端を皮剥きした電線cを、ハ
ウジングB′へ圧入された接続すべき端子間に配
索し、次いで皮剥きした裸電線c1を端子A′のラツ
ピング部にラツピングする工程から成り、又、1
個の端子から2個の端子に分岐接続する場合に
は、1段目のラツピング終了後、2段目のラツピ
ングを施す作業を必要とし、作業工程が極めて煩
雑となると共に、切断すべき電線本数も多くな
り、更にラツピングのための専用の工具を必要と
するなど種々の問題点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、かかる従来の相互接続端子を有する
分岐コネクタの問題点に着目してなされたもの
で、上記の種々の問題点を一挙に解消し、ハウジ
ングに内挿される端子相互間の接続が容易で、電
線を介して確実な電気接続が得られる相互接続端
子を有する分岐コネクタを提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
以下に本考案を実施例を示す図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案の分岐コネクタに使用される相
互接続分岐端子の斜視図、第2図は第1図に示す
相互接続分岐端子をハウジング内に挿着した状態
を示す一部切欠斜視図、第3図は同平面図、第4
図は同正面図を示す。
先ず、第1図において、本考案にかかる相互接
続分岐端子Aは、電線Wにより相互に接続されて
ハウジング内に圧接接続される分岐端子で、導電
性を有する板状基板1の上端に複数個(図示では
2個)の分岐した電気接触部1a,1bを形成さ
せると共に、基板1の下端に電気接触部1cを形
成させ、各電気接触部1a,1b,1cの基端部
が連結される基板1の連結基板部2の上縁2aに
電線圧接接続部3を形成させて構成される。
この構成において、基板1の上端に形成される
電気接触部1a,1bは基板1の連結基板部2の
両端から、連結基板部2の上縁2aに対し垂直方
向に併設され、又、基板1の下端に形成される電
気接触部1cは、連結基板部2の下縁2bの中央
部から上端に形成される電気接触部1a,1bと
反対方向に形成される。このように形成される分
岐した電気接触部は基板1の上下両端に2個以上
形成させることができるが、この場合、連結基板
部2の中央部に対し左右対称にバランスよく形成
させることが望ましい。又、基板1の両端部の電
気接触部は図示では雄型の場合を例示している
が、上下何れか一方又は両方が雌型であつてもよ
い。
なお、2cは端子Aのハウジングの端子挿着板
4への圧入挿着を容易にするために、連結基板部
2の下縁両端部に形成されたテーパー部である。
次に、電線圧接接続部3は、連結基板部2の上
縁2aの中央部に形成され、その上縁2aに対し
垂直方向に穿設されたU字状の溝3bの対向する
側縁に切断刃3aを設けて形成される。この切断
刃3a相互の間隔は、溝3bに圧入された絶縁被
覆電線Wの絶縁被覆が切断されて、切断刃3a間
に電線導体が圧接される間隔に保持される。5
は、絶縁被覆電線Wをハウジングの端子挿着板4
に固定させるための電線固定突起で、電線圧接接
続部3の前後の端子挿着板4上に突設される。
〔作用〕
次に本考案の作用について説明する。
先ず、第2図に示すように、ハウジングBの端
子挿着板4に設けた端子挿着孔に端子Aの下端の
電気接触部1cから圧入して端子挿着板4に固定
する。
次いで予め適当な長さに切断された絶縁被覆電
線Wを所定の端子A間の接続パターンに合わせて
配索し、端子Aの電線圧接接続部3の溝3bに係
入させると共に、電線固定突起5に係止させる。
次に図示しない押圧治具を端子Aの電線圧接接
続部3に位置させ、電線Wを溝3b内に押圧し、
切断刃3aによりその絶縁被覆を切断して、電線
導体と端子Aとを切断刃3aを介して圧接接続さ
せる。
端子Aが挿着されたハウジングBの両面には図
示しない相手ハウジングが夫々嵌合されて電線の
分岐接続用コネクタが形成される。
本考案のコネクタにおいて端子Aが圧接された
電線Wにより相互に接続されてハウジングB内に
挿着された状態は第3図及び第4図に示す如くで
あり、接続電線WはハウジングBの端子挿着板4
の面に近接して整然と配索され、又、複数個の端
子相互を接続する場合にも1本の電線で自在に接
続することができる。又、端子Aは電線接続に必
要とする長さmを短かくとることができるので、
ハウジングBの嵌合内壁に形成される相手ハウジ
ングCの挿入規制用突起6を低く設けることによ
り、ハウジングBの相手ハウジングCに対する嵌
合スペースを縮少し得ることを示している。
〔他の実施例〕
第5図aは本考案の分岐コネクタに使用される
相互接続分岐端子の他の実施例を示し、第5図b
は、これを端子挿着板へ圧入挿着した状態を示
す。
即ち、この実施例の相互接続分岐端子A1の構
成は基本的に前記した端子Aと同様であるが、端
子の連結基板部2の下縁両端部に形成されたテー
パー部2cの角度θ1を、端子装着板4に形成され
る端子挿着溝7の両端部テーパー7aの角度θ2
対し、僅かにθ1>θ2に形成し、更に連結基板部2
の上端に形成される分岐電気接触部1a,1bの
端子挿着板4に対する角度θ3を90゜より僅かに小
さく形成することにより、併設された電気接触部
1a,1bが連結基板部2より上端部に向けて僅
かに拡がりを有するように形成され、電線圧接接
続部3の溝3bに形成される切断刃3a間の間隔
も電線Wの裸導体径より僅かに大きく形成されて
いる。
この実施例の端子A1をハウジングの端子挿着
板4に挿着するには、先ずその端子挿着溝7に第
5図aに示すように、端子A1下端部の電気接触
部1dを端子挿着孔8内に一部圧入(1段圧入)
しておき、電線圧接接続部3の溝3bに電線Wを
挿入する。
次いで、連結基板部2の上縁2aの上部より図
示しない押圧治具を用いて端子全体を押圧する
(2段圧入)。すると端子A1の連結基板部2のテ
ーパー部2cは端子挿着溝7のテーパー部7aに
当接して、第5図aに示すように端子A1の分岐
電気接触部1a,1bはその上端部の拡がりが矢
線方向に互に縮小されて上記の角度θ3はθ4=90゜
となり、端子A1は端子挿着板4の端子挿着溝7
内に緊密に圧入保持される。これにより、電線W
の絶縁被覆は電線圧接接続部3の切断刃3aによ
り切断されると同時に、電線導体部との圧接接続
が達成される。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案の分岐コネ
クタにおいては相互接続分岐端子は、板状基板の
上下両端に電気接触部が形成され、上端が分岐し
た電気接触部から成る端子において、上下両端の
電気接触部の連結基板部の上縁に電線圧接接続部
を形成し、圧接された電線を介して複数個の該端
子相互を接続するように構成したから、端子相互
は電線の圧接接続により確実で半恒久的な接続が
得られる。又、接続電線の占める空間は電線配索
時の重複分のみであるから、端子自体の長さを短
縮することができ、従つて端子を挿着するハウジ
ングも小型化することができる。更に、端子と電
線の接続は圧接接続であるから極めて容易かつ迅
速に行なうことができ、従来のラツピングによる
接続に必要とする電線の皮剥き、端子へのラツピ
ング作業、ラツピングのための特別の工具等が不
要となる。又、端子相互を接続すべき電線の本数
も、端子を分岐端子としたことと相俟つて極めて
僅かとなり、電線の切断作業も減少する。更に本
考案の分岐コネクタによればハウジングへの端子
の自動組付けも容易になし得る等多くの利点が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の分岐コネクタに使用される相
互接続分岐端子の斜視図、第2図は第1図に示す
相互接続分岐端子をハウジング内に挿着した状態
を示す一部切欠斜視図、第3図は同平面図、第4
図は同正面図、第5図aは本考案の分岐コネクタ
に使用される端子の他の実施例を示す概略正面
図、第5図bは第5図aに示す相互接続分岐端子
をハウジングの端子装着板へ圧入挿着した状態を
示す概略正面図、第6図は従来の電線による相互
接続端子をハウジングに内挿した状態を示す一部
切欠斜視図、第7図は同正面図を示す。 1……基板、1a,1b,1c……電気接触
部、2……連結基板部、3……電線圧接接続部、
3a……切断刃、3b……溝、4……端子挿着
板、5……電線固定突起、7……端子挿着溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状基板の上下両端に電気接触部が形成され、
    上端が分岐した電気接触部から成る端子を収容し
    てなるコネクタにおいて、該上下両端の電気接触
    部の連結基板部の上縁に電線圧接接続部を形成さ
    せ、該電線圧接接続部により圧接された電線を介
    して複数個の該端子相互が接続されることを特徴
    とする相互接続分岐コネクタ。
JP14955384U 1984-10-04 1984-10-04 Expired JPH025485Y2 (ja)

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JP14955384U JPH025485Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14955384U JPH025485Y2 (ja) 1984-10-04 1984-10-04

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JPS6165664U JPS6165664U (ja) 1986-05-06
JPH025485Y2 true JPH025485Y2 (ja) 1990-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5622051B2 (ja) * 2011-05-25 2014-11-12 住友電装株式会社 基板用端子およびそれを用いた基板用コネクタ

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JPS6165664U (ja) 1986-05-06

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