JPH0648192A - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置

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JPH0648192A
JPH0648192A JP20267492A JP20267492A JPH0648192A JP H0648192 A JPH0648192 A JP H0648192A JP 20267492 A JP20267492 A JP 20267492A JP 20267492 A JP20267492 A JP 20267492A JP H0648192 A JPH0648192 A JP H0648192A
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JP
Japan
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rotor
motor
planetary gear
drive unit
output shaft
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JP20267492A
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English (en)
Inventor
Mutsumi Kawamoto
睦 川本
Satoru Tanaka
悟 田中
Mitsugi Yamashita
貢 山下
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Equos Research Co Ltd
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Equos Research Co Ltd
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  • Retarders (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ロータの支持精度を向上させるとともに、ベア
リングの個数を減少させる。 【構成】車両本体に駆動装置ケース11が取り付けら
れ、該駆動装置ケース11に対して出力軸38が回転自
在に支持される。前記駆動装置ケース11内にはモータ
24が配設され、ステータが駆動装置ケース11に固定
されるとともに、該ステータの内周側に中空のロータ2
7が配設される。該ロータ24の内周の一端側を駆動装
置ケース11に対して回転自在に支持するために第1の
支持手段が設けられる。前記モータ24の内周側にプラ
ネタリギヤユニット31が配設され、一つの要素を駆動
装置ケース11に対して回転自在に支持する第2の支持
手段が設けられる。そして、前記一つの要素と前記ロー
タ27が固定され、他の要素と前記出力軸38が連結さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ駆動装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気自動車においては、車両に搭
載したバッテリからモータに電流を供給し、該電流によ
ってモータを回転するようになっている。このうち、ホ
イールモータ式の電気自動車は、車輪ごとにモータを配
設しており、該モータが発生したトルクによって電気自
動車が走行するようになっている。
【0003】そして、モータの出力軸の端部に減速ギヤ
の入力側を接続し、該減速ギヤの出力側に出力軸を接続
して、該出力軸にホイールディスクを取り付けるように
している。したがって、モータの回転を減速してホイー
ルディスクに伝達することができる。前記モータは、駆
動装置ケースに固定されたステータと、該ステータの内
周側にあって駆動装置ケースに対して回転自在に配設さ
れたロータを有し、前記ステータの鉄心に巻かれたコイ
ルに電流を供給することによってロータを回転させるよ
うにしている(特開平2−11419号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電気自動車においては、モータが発生するトルクを
大きくするためには、前記ロータとステータ間の間隙
(かんげき)を均一かつ狭く設定する必要があるが、ロ
ータの軸の両端を駆動装置ケースに対して支持すること
ができないため、前記間隙を正確に設定することができ
ない。
【0005】すなわち、ホイールモータ式のモータの場
合、軸方向寸法を短縮するためにホイールディスク内に
モータが配設される。そして、ロータの軸の内周側にサ
ンギヤ軸を相対回転自在に嵌入(かんにゅう)し、ロー
タの軸とサンギヤ軸を一体化させている。したがって、
ロータの軸の一端側は駆動装置ケースに対して直接支持
されるが、他端側は駆動装置ケースに対してサンギヤ軸
を介して支持されるため、ロータの支持精度が低下して
しまう。
【0006】そこで、ロータの軸の両端をベアリングに
よって支持して、かつ、モータの軸方向寸法を短縮する
ためにロータを中空にし、その内周側にプラネタリギヤ
ユニットを配設することが考えられる。したがって、従
来、ロータ及びプラネタリギヤユニットを軸方向に配列
していたものを、径方向に配列することになる。この場
合、ロータ及びプラネタリギヤユニットが軸方向におい
て同じ位置に置かれるため、ロータの軸の両端を駆動装
置ケースに直接支持することが可能となり、ロータの支
持精度は向上する。
【0007】ところが、この場合、前記ベアリングの外
周にロータが位置するため、ベアリングの周速度が高く
なり、引きずり損失が大きくなってしまう。また、プラ
ネタリギヤユニットのサンギヤをロータと別個に支持す
る必要があり、ベアリングの個数が増加するとともに、
ベアリングによる引きずり損失も大きくなってしまう。
【0008】本発明は、前記従来の電気自動車の問題点
を解決して、ロータの支持精度を向上させるとともに、
ロータ、プラネタリギヤユニット等を支持するベアリン
グの個数を減少させるとともに、ベアリングによる引き
ずり損失を小さくすることができるモータ駆動装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のモ
ータ駆動装置においては、車両本体に駆動装置ケースが
取り付けられ、該駆動装置ケースに対して出力軸が回転
自在に支持される。前記駆動装置ケース内にはモータが
配設され、ステータが駆動装置ケースに固定されるとと
もに、該ステータの内周側に中空のロータが配設され
る。
【0010】そして、該ロータの内周の一端側を駆動装
置ケースに対して回転自在に支持するために第1の支持
手段が設けられる。また、前記モータの内周側に、サン
ギヤ、リングギヤ及びキャリヤの三つの要素から成るプ
ラネタリギヤユニットが配設され、該プラネタリギヤユ
ニットの一つの要素を駆動装置ケースに対して回転自在
に支持する第2の支持手段が設けられる。
【0011】そして、前記プラネタリギヤユニットの一
つの要素と前記ロータが固定され、前記プラネタリギヤ
ユニットの他の要素と前記出力軸が連結される。
【0012】
【作用及び発明の効果】本発明によれば、前記のように
車両本体に駆動装置ケースが取り付けられ、該駆動装置
ケースに対して出力軸が回転自在に支持される。前記駆
動装置ケース内にはモータが配設され、ステータが駆動
装置ケースに固定されるとともに、該ステータの内周側
に中空のロータが配設される。
【0013】そして、該ロータの内周の一端側を駆動装
置ケースに対して回転自在に支持するために第1の支持
手段が設けられる。また、前記モータの内周側に、サン
ギヤ、リングギヤ及びキャリヤの三つの要素から成るプ
ラネタリギヤユニットが配設され、該プラネタリギヤユ
ニットの一つの要素を駆動装置ケースに対して回転自在
に支持する第2の支持手段が設けられる。
【0014】そして、前記プラネタリギヤユニットの一
つの要素と前記ロータが固定され、前記プラネタリギヤ
ユニットの他の要素と前記出力軸が連結される。前記モ
ータが駆動されると、プラネタリギヤユニットの一つの
要素にロータの回転が伝達され、変速されて他の要素か
ら出力される。そして、該他の要素の回転は、さらに出
力軸を介してホイールディスクに伝達される。
【0015】前記ロータは、内周の一端側が第1の支持
手段によって駆動装置ケースに対して回転自在に支持さ
れ、他端側においてはプラネタリギヤユニットの一つの
要素を介して、第2の支持手段によって駆動装置ケース
に対して回転自在に支持される。したがって、ロータを
両端で直接支持したのと同様の支持精度を得ることがで
きる。
【0016】また、前記第2の支持手段は、ロータの他
端側を支持するとともに、プラネタリギヤユニットの一
つの要素を支持するため、ロータやプラネタリギヤユニ
ットに設けられるベアリングなどの部品の個数を減らす
とともに、ベアリングなどによる引きずり損失を小さく
することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すモ
ータ駆動装置の断面図、図2は本発明の実施例を示すモ
ータ駆動装置の要部拡大図である。図において、駆動装
置ケース11は皿型のケーシング12とカップ型のケー
シング13から成る2分割構造を有しており、両者は図
示しないボルトで固定される。前記ケーシング13は下
部に区画壁14を有しており、ケーシング12,13を
合わせて連結することによって断面がほぼ円形のモータ
室15と該モータ室15の下方に突出するポンプ室16
を形成する。
【0018】前記駆動装置ケース11は、ストラット式
の懸架装置19を介して図示しない電気自動車のシャー
シに取り付けられる。また、前記駆動装置ケース11の
外周面には多数の冷却用フィン20が設けられていて、
内部の熱を放散する。前記ケーシング13の中心側には
開口が形成されていて、該開口の内壁にはスリーブ21
が配設され、該スリーブ21の一端に形成されたフラン
ジ部22がボルト23によって前記ケーシング13の壁
部に固定されている。また、前記スリーブ21の他端は
前記モータ室15内に突出し、該突出部分が後述するリ
ングギヤRを構成している。
【0019】また、前記モータ室15の内周側にはモー
タ24が配設され、内壁にステータ鉄心25が圧入され
て固定され、該ステータ鉄心25にステータコイル26
が巻装されてステータが構成される。そして、前記ステ
ータ鉄心25の内周側には、所定の間隙を置いてロータ
27が配設される。該ロータ27は中空の構造を有して
おり、内周の一端側がベアリング28によって前記スリ
ーブ21に対して回転自在に支持される。該ロータ27
の内周の他端側には、ケーシング12から突出するホー
ル素子66が配設されていて、ロータ27の磁極位置を
検出する。
【0020】前記モータ24の更に内周側には、プラネ
タリギヤユニット31が配設される。該プラネタリギヤ
ユニット31はサンギヤS、リングギヤR及びキャリヤ
CRの三つの要素を有していて、該キャリヤCRにピニ
オンPが回転自在に支持される。そして、前記サンギヤ
Sに回転が伝達され、キャリヤCRから減速された回転
が出力されるようになっている。
【0021】そのため、前記リングギヤRは前記スリー
ブ21の他端に一体的に形成されてケーシング13に固
定され、該リングギヤRに対向してサンギヤSが配設さ
れる。該サンギヤSはサンギヤ軸63の一端側において
一体的に形成されていて、該サンギヤ軸63の他端側
は、ベアリング33によってケーシング12に対して回
転自在に片持ち支持される。
【0022】そして、サンギヤ軸63の外周における前
記ベアリング33の近傍には、サンギヤフランジ34が
溶接され、該サンギヤフランジ34の外周縁部がボルト
64を介してロータ27の内周の他端側に固定される。
したがって、前記ロータ27は内周の一端側が、第1の
支持手段であるベアリング28によってスリーブ21を
介しケーシング13に対して回転自在に支持され、内周
の他端側がサンギヤフランジ34及びサンギヤ軸63を
介し、第2の支持手段であるベアリング33によってケ
ーシング12に対して回転自在に支持される。なお、当
然のことながら前記ボルト64のほか、溶接、圧入等に
よって固定してもよい。
【0023】したがって、ロータ27を両端で直接支持
したのと同様の支持精度を得ることができる。また、ベ
アリング33は、ロータ27の他端側を支持するととも
に、サンギヤ軸63を支持するため、ロータ27やプラ
ネタリギヤユニット31に設けられるベアリングの個数
を減らすとともに、ベアリングによる引きずり損失を小
さくすることができる。
【0024】また、キャリヤCRは前記ピニオンPを回
転自在に支持するキャリヤカバー55を有し、該キャリ
ヤカバー55を介してプラネタリギヤユニット31の回
転が出力軸38に出力される。そして、該キャリヤカバ
ー55とサンギヤフランジ34間には、相対回転が生じ
るためスラストニードルベアリング56が設けられる。
【0025】前記出力軸38の周囲には、ホイールハブ
39が設けられる。該ホイールハブ39は、一端に形成
されたフランジ部39aとスリーブ部39bを有してい
る。そして、前記出力軸38の外周とホイールハブ39
のスリーブ部39bの内周にスプラインが形成され、両
者がスプライン嵌合(かんごう)される。また、該ホイ
ールハブ39の外周には複列アンギュラベアリング40
がタイヤ47の回転軸の軸方向の中央に位置するように
配設されていて、前記スリーブ21に対して相対回転す
ることができるようになっている。したがって、前記出
力軸38は、ホイールハブ39のスリーブ部39bと共
に複列アンギュラベアリング40を介してケーシング1
3に回転自在に支持される。
【0026】したがって、モータ24が駆動されると、
ロータ27の回転はサンギヤフランジ34を介してサン
ギヤSに入力され、プラネタリギヤユニット31におい
て減速され、キャリヤCRを介して出力軸38及びホイ
ールハブ39に出力される。なお、ナット42は、前記
出力軸38とホイールハブ39が軸方向に移動するのを
防止するためのものである。
【0027】そして、前記ホイールハブ39には、ブレ
ーキディスク44及びホイールディスク45がボルト4
6によって支持される。該ホイールディスク45は、カ
ップ型の形状を有しており、平坦な底部45aと該底部
45aの外周において一体的に形成された筒状部45b
から成り、該筒状部45bの外縁にタイヤ47が固定さ
れる。したがって、前記ホイールハブ39に出力された
回転は、ホイールディスク45を介してタイヤ47に伝
達される。
【0028】前記ブレーキディスク44は、皿型の形状
を有しており、中央部44aが平坦にされ、ホイールハ
ブ39のフランジ部39aとホイールディスク45の底
部45aに挟持されて固定される。前記中央部44aの
径方向外方には車両本体側に傾斜する傾斜部44bが形
成され、該傾斜部44bの更に外方には平坦な外周部4
4cが形成される。
【0029】そして、該外周部44cの上端部を選択的
に挟持して制動するために、前記ケーシング13の上端
部にブレーキキャリパ48が軸方向に摺動(しゅうど
う)自在に固定される。該ブレーキキャリパ48は、キ
ャリパボディ内に2枚のパッドを有しており、該パッド
を図示しないブレーキピストンによって押圧することに
より前記ブレーキディスク44が挟持されるようになっ
ている。
【0030】このような構造によって、走行中において
タイヤ47に横方向の力が加わった時など、出力軸38
が複列アンギュラベアリング40の軸心を中心として揺
動することがあるが、サンギヤS、リングギヤR及びピ
ニオンPの軸間距離がプラネタリギヤユニット31の径
方向において変化し、前記ピニオンPが偏心して歯当た
りが片寄って歯面に偏摩耗が発生したり、異音が発生し
たりしてしまう。
【0031】そこで、前記キャリヤカバー55と出力軸
38が一体回転自在に遊嵌される。そのため、該出力軸
38はフランジ部38aと軸部38bから成り、前記フ
ランジ部38aの外方に環状体62が配設され、フラン
ジ部38aの外周に形成されたスプラインと環状体62
の内周に形成されたスプラインによってフランジ部38
aと環状体62はスプライン嵌合される。そして、前記
キャリヤカバー55の外周縁と環状体62の外周縁が電
子ビーム溶接によって固定される。前記出力軸38の軸
部38bは、前記ケーシング13に形成された開口を貫
通して外方に突出する。
【0032】したがって、出力軸38の揺動がキャリヤ
カバー55に伝わることがない。したがって、キャリヤ
CRのピニオンPが偏心することがなくなるため、歯当
たりが片寄って歯面に偏摩耗が発生したり、異音が発生
したりすることがなくなる。なお、前記キャリヤカバー
55と出力軸38はスプライン嵌合によって一体回転自
在に遊嵌されているが、等速ジョイントなど、回転方向
にはタイトで径方向にルーズな他の遊嵌手段を使用する
ことができる。
【0033】また、前記プラネタリギヤユニット31は
サンギヤ入力でキャリヤ出力になるように設計されてい
るが、サンギヤ出力やリングギヤ出力の場合でも、プラ
ネタリギヤユニット31の一つの要素に外部から力が加
わる可能性があり、他の要素がケースに固定されている
場合においては、何らかの逃げ(フローティング)を設
ける必要がある。
【0034】前述したように、駆動装置ケース11は下
部にポンプ室16を突出して形成している。該ポンプ室
16にはオイルポンプ50が配設され、油溜(ゆだ)め
に落下した油を該オイルポンプ50によって供給して循
環させ、主としてステータコイル26を冷却するととも
に、プラネタリギヤユニット31を潤滑する。前記ホイ
ールディスク45の筒状部45bと駆動装置ケース11
の外周面間には、ポンプ室16が形成された部分以外の
箇所に環状の空間が形成される。そこで、該空間を利用
してホイールディスク45の筒状部45bと駆動装置ケ
ース11の外周面間に前記ブレーキキャリパ48を配設
するようにしている。
【0035】該ブレーキキャリパ48は、ブレーキディ
スク44の外周部上方に2個配設されている。しかも、
該2個のブレーキキャリパ48は周方向に一定距離をお
いて配設される。このように複数のブレーキキャリパ4
8を配設することによって、個々のブレーキピストンの
径を小さくし、ブレーキキャリパ48を小型化すること
が可能となり、その結果、前記ポンプ室16によって形
成された空間を有効に利用することが可能となる。ま
た、2個のブレーキキャリパ48は周方向に一定距離を
おいて配設されるため、制動時に発生した熱が駆動装置
ケース11に伝わる場合、個々に分散するため、放熱性
が向上するとともにステータコイル26に対する熱の影
響を軽減することができる。
【0036】また、前記ホイールディスク45は、底部
45a及び筒状部45bによって駆動装置室10を形成
し、該駆動装置室10内に駆動装置ケース11、ブレー
キディスク44及びブレーキキャリパ48の全体を収容
する。しかも、駆動装置ケース11内においては、モー
タ24の内周側にプラネタリギヤユニット31が軸方向
位置が同じになるように配設されるため、駆動装置ケー
ス11の軸方向寸法はモータ24の軸方向寸法とほぼ同
じ程度の短いものになる。
【0037】したがって、タイヤ47の幅が狭い場合で
も、タイヤ47の車両本体側の端部から駆動装置ケース
11が露出することがなくなる。そして、電気自動車が
脱輪しても、モータ24に路肩の角部が当たることがな
くなり、モータ24を破損することがない。さらに、タ
イヤ47の接地点と懸架装置19による車輪の支持点と
が近接するため、乗り心地や操舵性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すモータ駆動装置の断面図
である。
【図2】本発明の実施例を示すモータ駆動装置の要部拡
大図である。
【符号の説明】
11 駆動装置ケース 24 モータ 25 ステータ鉄心 26 ステータコイル 27 ロータ 28,33 ベアリング 31 プラネタリギヤユニット 38 出力軸 S サンギヤ R リングギヤ CR キャリヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)車両本体に取り付けられた駆動装
    置ケースと、(b)該駆動装置ケースに対して回転自在
    に支持される出力軸と、(c)前記駆動装置ケースに固
    定されたステータと該ステータの内周側に配設された中
    空のロータから成るモータと、(d)該モータの内周側
    に配設され、サンギヤ、リングギヤ及びキャリヤの三つ
    の要素から成るプラネタリギヤユニットと、(e)前記
    ロータの内周の一端側を駆動装置ケースに対して回転自
    在に支持する第1の支持手段と、(f)前記プラネタリ
    ギヤユニットの一つの要素を駆動装置ケースに対して回
    転自在に支持する第2の支持手段を有するとともに、
    (g)前記プラネタリギヤユニットの一つの要素と前記
    ロータを固定し、(h)前記プラネタリギヤユニットの
    他の要素と前記出力軸を連結したことを特徴とするモー
    タ駆動装置。
JP20267492A 1992-07-29 1992-07-29 モータ駆動装置 Pending JPH0648192A (ja)

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