JPH0631977B2 - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH0631977B2
JPH0631977B2 JP56014757A JP1475781A JPH0631977B2 JP H0631977 B2 JPH0631977 B2 JP H0631977B2 JP 56014757 A JP56014757 A JP 56014757A JP 1475781 A JP1475781 A JP 1475781A JP H0631977 B2 JPH0631977 B2 JP H0631977B2
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栄作 岡本
公太郎 水野
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動演奏機能あるいは押鍵指示機能を備えた
電子楽器に係り、特に伴奏用鍵盤の押鍵状態によつて自
動演奏又は押鍵指示の進行を制御するようにした電子楽
器に関する。
自動演奏機能あるいは押鍵指示機能を備えた電子楽器は
既に知られている。従来この種の電子楽器における自動
演奏又は押鍵指示は一旦スタートさせてしまうとあらか
じめ決められた進行速度で最後まで進行するようになつ
ているため、初心者にとっては押鍵指示又は伴奏等につ
いてゆくことができず、また上級者にとっては常に一定
の進行速度で進行するため演奏が単調で表現力に乏しい
等の問題があつた。
この発明は上述の問題に鑑み創案されたもので、この種
自動演奏装置又は押鍵指示装置の機能性を一層向上させ
ることにある。
この発明は上記目的を達成するために、第1の発明は、 自動演奏データを記憶した第1の記憶手段と、 上記第1の記憶手段から自動演奏データを所定のテンポ
にて読み出す第1の読み出し手段と、 上記第1の読み出し手段によって読み出された自動演奏
データに基づいて自動演奏音を形成する自動演奏音形成
手段と、 和音を指定する伴奏用鍵盤と、 上記伴奏用鍵盤によって指定された和音に基づいて所定
のリズムタイミングで発音される和音形成音を形成する
伴奏音形成手段と、 曲の進行に従って和音データを記憶した第2の記憶手段
と、 上記第2の記憶手段から和音データを順次読み出す第2
の読み出し手段と、 上記第2の読み出し手段によって読み出された和音デー
タと、上記伴奏用鍵盤によって指定された和音とを比較
する比較手段と、 上記比較手段の比較結果に応じて、上記第1の読み出し
手段における読み出しテンポを制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする。
また、第2の発明は、 押鍵指示データを記憶した第1の記憶手段と、 第1の記憶手段から押鍵指示データを所定のテンポにて
読み出す第1の読み出し手段と、 上記第1の読み出し手段によって読み出された押鍵指示
データに基づいて押鍵指示を実行する押鍵指示手段と、 和音を指定する伴奏用鍵盤と、 上記伴奏用鍵盤によって指定された和音に基づいて所定
のリズムタイミングで発音される和音形成音を形成する
伴奏音形成手段と、 曲の進行に従って和音データを記憶した第2の記憶手段
と、 上記第2の記憶手段から和音データを順次読み出す第2
の読み出し手段と、 上記第2の読み出し手段によって読み出された和音デー
タと、上記伴奏用鍵盤によって指定された和音とを比較
する比較手段と、 上記比較手段の比較結果に応じて、上記第1の読み出し
手段における読み出しテンポを制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする。
以下、この発明の好適一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
先ず、この実施例に係る電子楽器の機能及び動作につい
て簡単に説明する。
この電子楽器にはメロデイ音演奏用の鍵盤(以下、メロ
デイ鍵盤という。)の押鍵操作に対応したメロデイ楽音
を発生する第1の楽音発生系と、メロデイデータメモリ
から読み出されたメロデイデータに対応するメロデイ楽
音を発生する第2の楽音発生系と、伴奏音演奏用の鍵盤
(以下、伴奏鍵盤という。)の押鍵操作に対応したメロ
デイ楽音を発生する第3の楽音発生系と、伴奏データメ
モリから読み出された伴奏データに対応する伴奏楽音を
発生する第4の楽音発生系とが備えられており、また上
記メロデイ鍵盤及び伴奏鍵盤には押鍵指示装置が付設さ
れている。この押鍵指示装置は例えばメロデイ鍵盤及び
伴奏鍵盤の各鍵に表示ランプを取付け、これをメロデイ
データメモリ及び伴奏データメモリから読み出されたメ
ロデイデータ及び伴奏データに対応させて点灯すること
により、自動演奏される曲のメロデイ音及び伴奏音に相
当する鍵を指示するものである。
一方、上記メロデイデータメモリ内には各メロデイ音の
音名を示すメロデイ音名データとそのメロデイ音の符長
を示すメロデイ符長データとが含まれており、このメロ
デイ符長データで示される符長はテンポクロツクと称さ
れる基準クロツク信号の個数に対応している。伴奏デー
タメモリ内には各伴奏和音の音名を示す伴奏和音データ
とその伴奏和音の符長を示す伴奏符長データとが含まれ
ており、この伴奏符長データで示される符長もテンポク
ロツクの個数に対応している。
他方、上記伴奏鍵盤には実際に押下された複数鍵に対応
する和音名が押鍵指示された和音名と一致しているか否
かを判別する一致判別機能と、伴奏鍵盤の各押鍵間隔を
上記テンポクロツクで計数して実際に押鍵された和音の
符長を測定し、これを押鍵指示された和音の符長と比較
する符長比較機能とが備えられており、これらの機能を
用いてこの電子楽器においては押鍵指示及及び自動演奏
の進行を次のように制御している。
すなわち、実際に押下された複数鍵に対応する和音名が
押鍵指示された和音名と一致しない場合、あるいは押鍵
操作を停止した場合には自動演奏及び押鍵指示の進行は
停止し、押下された複数鍵に対応する和音名が押鍵指示
された和音名と一致した場合に限り自動演奏及び押鍵指
示の進行は継続する。また、実際に押下された複数鍵に
対応する和音の符長が押鍵指示された和音の符長と一致
している場合には自動演奏及び押鍵指示の進行速度は変
更されないのに対して、これらが不一致の場合には実際
の押鍵に係る符長よりも押鍵指示された符長の方が長い
場合には実際の押鍵による演奏速度に追従するように自
動演奏速度及び押鍵指示速度は上昇し、他方短かい場合
には実際の押鍵による演奏速度に追従するように自動演
奏速度及び押鍵指示速度は低下する。
しかしながら、各押鍵のたびに得られる符長比較結果に
即応させて自動演奏速度及び押鍵指示速度を変化させた
のでは、自動演奏速度及び押鍵指示速度があまり小刻み
に変化し極めてぎこちない。そこで、この実施例では各
押鍵のたびに得られる押鍵符長データを逐次これに対応
する演奏テンポの1テンポに相当する周期データ(以
下、これをテンポ周期データという。)に換算するとと
もに、相前後して得られるテンポ周期データを平均化
し、この平均化されたテンポデータに対応させて自動演
奏速度及び押鍵指示進行速度を決定するようにしてい
る。
しかしながら、このように平均化という手法を採用した
としても、極端な早押鍵あるいは遅押鍵に対しては、相
前後する平均化出力の値が大きく変化してしまう。そこ
で、この実施例では上記の平均化手法に加えてさらに押
鍵により得られたテンポ周期データと平均化後のテンポ
周期データとの差が一定の許容範囲内に収まっているか
否かに基づくデータ弁別手法を採用している。具体的に
は平均化後のテンポ周期データの値に対して押鍵により
得られたテンポ周期データの値が0.75倍未満の場合、そ
の押鍵に係るテンポ周期データの影響が平均化出力にあ
らわれる間に限り、平均化出力の値をその前の値に保持
する。これに対して、平均化後のテンポ周期データの値
に対して押鍵により得られたテンポ周期データの値が1.
25倍以上の場合、その演奏に係るテンポ周期データの値
を1.25倍に固定して平均化演算を行なうものである。
次に、この電子楽器の構成をその動作に沿つてより具体
的に説明する。
第1図において、1は楽譜を示しこの楽譜1の下部には
磁気記録帯2が形成されており、この磁気記録帯2には
楽譜1に表示された曲に対応した演奏データがそれぞれ
コード化されて記憶されている。3は楽譜1の磁気記録
帯2上に記録された各演奏データを自動的に読み取つて
電気信号に変換するデータ読取装置であり、このデータ
読取装置は例えば電子楽器本体の譜面台に取付けられて
いる。楽譜1をデータ読取装置3にセツトすると、デー
タ読取装置3からは上述の各演奏データが1ビツトの直
列信号TDMのかたちで時分割的に出力され、この直列
信号TDMはデータ書込制御回路4へと供給される。次
いで、この直列信号TDMはS/P変換器410,420でメロデ
イ,伴奏別に並列データに変換させたのち、メモリ書込
制御回路430の作用によつてメロデイデータメモリ5
及び伴奏データメモリ6内に書き込まれる。尚、このデ
ータ書込動作はセレクタ7,8を介してメモリ書込制御
回路430から供給されるアドレス信号によって歩進制
御され、書込終了後セレクタ7,8はそれぞれ入力端子
B側に切替設定される。
メロデイデータメモリ5,伴奏データメモリ6内には第
3図及び第4図に示すデータフオーマツトで各データが
記憶されている。
第3図に示す如く、メロデイデータメモリ5内の各アド
レスにはそれぞれ8ビツトの記憶容量があり、図中「UK
KC」,「UK LNG」,「FINISH」と記された各アドレスの内容は
図中矢視する如く次のように構成されている。
(i)「UK KC」;上位2ビツトb1,b2にはメロデイ音名に関
するデータであることを示す識別コード「01」が記憶され
ている。第3,第4ビツトb3,b4にはそのメロデイ音の
属するオクターブを示すオクターブコードが記憶されて
いる。このオクターブコードは例えば第1〜第4オクタ
ーブを2ビツトのバイナリコード「00」〜「11」に対応させ
ている。第5〜第8ビツトb5〜b8には上記メロデイ音の
階名を示すノートコードが記憶されている。このノート
コードは例えばC,C#,D……A#,Bの12音を4ビツトの
バイナリコード「0001」〜「1100」に対応させている。
(ii)「UK LNG」;上位2ビツトb1,b2にはメロデイ符長に
関するデータであることを示す識別コード「10」が記憶さ
れる。第3〜第8ビツトb3〜b8には例えば全音符の64
分の1に対応するテンポクロツクTCLの計数値で符長
をあらわす符長コードが記憶されている。
(iii)「FINISH」;第1〜第8ビツトにはその曲目の終了
をあらわす終了コード「11111111」が記憶される。
(iv)その他;第1,第2ビツトb1,b2にメロデイの音名
に関するデータであることを示す識別コード「01」を記憶
させ、第3〜第8ビツトの値を全て「0」とすればメロ
デイの休符を示し、それに続く符長用アドレスの第3〜
第8ビツトb3〜b8符長コードを記憶させれば休符の長さ
を示すことになる。
また、第4図に示す如く伴奏データメモリ6内の各アド
レスにはそれぞれ8ビツトの記憶容量があり、図中「CHO
RD NAME」,「CHORD LNG」と記された各アドレスの内容は図
中矢視する如く次のように構成されている。
(i)「CHORD NAME」;上位2ビツトb1,b2には伴奏和音名に
関するデータであることを示す識別コード「01」が記憶さ
れる。第3,第4ビツトb3,b4には伴奏和音の種類(例
えば、Major,Minor,7th,Minor 7th)を示す種別コード
が記憶される。図示例では、Major「00」,Minor「01、7th「1
0」,Minor 7th「11」の関係にある。第5〜第8ビツトb5
b8には上記コードの根音を示す根音コードが記憶され
る。この例では、C,C#,〜Bの12根音を4ビツトバイ
ナリコードの「0000」〜「1011」に対応させている。
(ii)「CHORD NAME」;上位2ビツトb1,b2には伴奏和音名
に関するデータであることを示す識別コード「10」が記憶
される。第3〜第8ビツトb3〜b8には全音符の64分の
1に対応するテンポクロツクTCLの計数値で符長をあ
らわす符長コードが記憶されている。
次に、上述のメロデイデータメモリ5及び伴奏データメ
モリ6から読み出された各データに基づいて、各種の押
鍵指示動作及び各種の自動伴奏動作が行なわれる様子を
説明する。
演奏開始スイツチSWを瞬時押下すると、微分回路9
からはスイツチSWの出力の立上りに応答してクロツ
クφの1周期幅を有する“1”パルスが出力される。こ
の微分回路9の出力を以下演奏開始信号ΔSTARTとい
う。演奏開始信号ΔSTARTは2ステージシフトレジスタ
10を介してクロツクφの2周期分だけ遅延させる。こ
の2ステージシフトレジスタ10の出力を以下先行表示
用演奏開始信号ΔSTART′という。RSフリツプフロツ
プ(以下、これをRSFFという。)11は演奏開始信
号ΔSTRATの“1”パルスの立上りでセツトされ、また
識別コード検出回路12から出力される演奏終了信号FI
NISHの“0”から“1”への立上りに応答してリセツト
される。このRSFF11の出力を以下演奏中信号PLAYとい
う。
従つて、演奏開始スイツチSWを押下するとアドレス
カウンタ13,14は演奏開始信号ΔSTART中の“1”
パルスでリセツトされ、メロデイデータ5及び伴奏デー
タメモリ6からは先頭アドレスの記憶内容が出力データ
15,16上に読み出される。
識別コード検出回路12から出力されるメロデイ音名検
出信号UKC,メロデイ符長検出信号ULG及び曲目終
了検出信号FINISHは、出力データバス15の上位2ビツ
トに各識別コードが読み出されている期間“1”とな
り、また識別コード検出回路17から出力される伴奏和
音名検出信号CHN,伴奏符長検出信号CHLは,出力
データバス16の上位2ビツトに各識別コードが読み出
されている期間“1”となる。
従つて、信号ΔSTARTの“1”パルスに応答して各メモ
リ5,6から先頭アドレスの記憶内容であるUK KC,CHOR
DNAME(第3図,第4図参照)が読み出されると、これ
らのデータの下位6ビツトは信号UKC,信号CHNの
“0”から“1”への立上りに応答してラツチ回路1
8,19にそれぞれラツチされる。
次いで、メロデイデータメモリ5及び伴奏データメモリ
6からは2番目のアドレスの記憶内容であるUK LNG,CHO
RD LNG(第3図,第4図参照)がクロツクφの1周期だ
け遅れて読み出される。これは、識別コード検出回路1
2から出力される信号ULG“0”がインバータ20,
ORゲート21を介してANDゲート22を“開”と
し、また識別コード検出回路17から出力される信号C
HN“0”がインバータ23,ORゲート24を介して
ANDゲート25を“開”とすることにより行なわれ
る。そして、各メモリ5,6の2番目のアドレスから読
み出されたUK LNG,CHORD LNGは、信号ULGの“0”か
ら“1”への立上り及び信号CHLの“0”から“1”
への立上りにそれぞれ応答してラツチ回路26,27へ
とラツチされる。
次いで、メロデイデータメモリ5及び伴奏データメモリ
6からは3番目のアドレスの記憶内容であるUK KC,CHOR
D NAME(第3図,第4図参照)がクロツクφの1周期だ
け遅れて読み出される。これは、信号ΔSTART′の
“1”パルスがORゲート21を介してANDゲート2
2を“開”とし、又信号ΔSTART′の“1”パルスがO
Rゲート24を介してANDゲート25を“開”とする
ことにより行われる。そして、各メモリ5,6の3番目
のアドレスから読み出されたUK KC,CHORD NAMEは、信号
UKC又は信号CHNの“0”から“1”への立上りに
応答してラツチ回路18,19にラツチされ、これと同
時にそれまでラツチ回路18,19にラツチされていた
先頭アドレスのUK KC,CHORD NAMEはラツチ回路28,2
9へとそれぞれシフトされる。
次いで、メロデイデータメモリ5及び伴奏データメモリ
6からは4番目のアドレスの記憶内容であるUK LNG,CHO
RD LNG(第3図,第4図参照)がクロツクφの1周期だ
け遅れて読み出される。これは、前述したように識別コ
ード検出回路12から出力される信号ULG“0”がイン
バータ20,ORゲート21を介してANDゲート22
を“開”とし、又識別コード検出回路17から出力され
る信号CHN“0”がインバータ23,ORゲート24
を介してANDゲート25を“開”とすることにより行
われる。そして、各メモリ5,6の4番目のアドレスか
ら読み出されたUK LNG,CHORD LNGは、信号ULGの“0”
から“1”への立上り及び信号CHLの“0”から
“1”への立上りにそれぞれ応答してラツチ回路26,
27へとラツチされ、これと同時にそれまでラツチ回路
26,27にラツチされていた第2番目のアドレスのUK
LNG,CHORD LNGはラツチ回路30,31へとシフトされ
る。
このように、各メモリ5,6内から第1〜第4番目のア
ドレスの記憶内容を順次読み出す動作は信号ΔSTART及
び信号ΔSTART′によつて制御される。
これに対して、メロデイデータメモリ5から第5番目の
アドレス以後の記憶内容を読み出す動作は一致判別回路
32の出力信号EQによつて制御される。すなわち、ラ
ツチ回路30に何らかの符長データUK LNGがラツチされ
た時点からそのラツチされた符長データUK LNGで示され
る時間長(テンポクロツクTCLの1周期を基準とす
る。)が経過するたびにメモリ5からは新たなUKKC及び
それに続いてUK LNGが読み出され、前述と同様にしてラ
ツチ回路18,26にそれぞれラツチされる。これは、
カウンタ33がORゲート34を介して供給される信号
EQの立下り毎にリセツトされるように構成されてお
り、またラツチ回路30の出力で示される個数だけカウ
ンタ33がテンポクロツクTCLを計数すると一致判別
回路32の出力EQは“1”となつて、この出力EQ
“1”がANDゲート35,ORゲート21を介してA
NDゲート22を“開”とすることにより行なわれる。
また、伴奏データメモリ6から第5番目のアドレス以後
の記憶内容を読み出す動作はテンポ信号発生回路36か
ら出力される更新指令信号NEXTによつて制御される。す
なわち、ラツチ回路31に何らかの符長データCHORD LN
Gがラツチされた時点からそのラツチされた符長データC
HORD LNGで示される時間長(テンポクロツクTCLの1
周期を基準とする。)が経過するたびにテンポ信号発生
回路36から出力される更新指令信号NEXTは“1”とな
り、この信号NEXT“1”がANDゲート37,ORゲー
ト24を介してANDゲート25を“開”とするのであ
る。
このように、演奏開始直後の微小期間を除き、メロデイ
データメモリ5からは順次演奏すべきメロデイ音に対応
する音名データUK KC,符長データUK LNGが、各符長デー
タUK LNGで定められた時間間隔で順次出力データバス1
5上に読み出される。そして、音名データUK KCはラツ
チ回路18,28と順次シフトされ、また符長データUK
LNGはラツチ回路26,30と順次シフトされる。ま
た、同様にして、伴奏データメモリ6からも順次演奏す
べき伴奏和音に対応する和音名データCHORD NAME,符長
データCHORD LNGが、各符長データCHORD LNGで定められ
た時間間隔で順次出力データバス16上に読み出され
る。そして、和音名データCHORD NAMEはラツチ回路1
9,29と順次シフトされ、また符長データCHORD LNG
はラツチ回路27,31と順次シフトされる。
次いで、ラツチ回路18の出力はデコーダ38を介して
メロデイ鍵盤39に付設されたメロデイ鍵表示器40に
供給され、これによりメロデイ鍵盤における押鍵指示動
作が行なわれる。尚、メロデイ鍵表示器40は表示スイ
ツチSWがオンでかつ信号PLAYが“1”の状態に限っ
て表示動作可能となる。また、ラツチ回路28の出力は
デコーダ41を介して自動演奏用のメロデイ音形成回路
42へと供給され、これにより自動演奏用のメロデイ音
信号が形成される。尚、メロデイ音形成回路42はメロ
デイスイツチSWがオンでかつ信号PLAYが“1”の状
態に限つてメロデイ音形成動作可能となる。そして、メ
ロデイ音形成回路42の出力はメインアンプ43で増幅
されたのちスピーカ44で電気・音響変換され、かくし
てメロデイ音が自動的に発生する。また、メロデイ音形
成回路42はラツチ回路28の出力で駆動されるのに対
して、メロデイ鍵表示器40はラツチ回路18の出力で
駆動されるため、メロデイ鍵盤39における押鍵指示動
作は常にメロデイ音の自動演奏に対して1メロデイ音分
だけ先行することになる。
また、ラツチ回路19の出力は和音データ変換器45を
介して伴奏鍵盤46に付設された伴奏鍵表示器47に供
給され、これにより伴奏鍵盤における押鍵指示動作が行
なわれる。
この場合、和音データ変換器45はラツチ回路19にラ
ツチされている和音の種類を示す種別コードと和音の根
音コードとにもとづき、和音の各構成音に対応したデー
タを発生するように構成されている。例えば、種別コー
ドが「メジヤー」で根音コードが「C」ならば、Cメジヤ
ーの構成音「C」,「E」,「G」のデータが伴奏鍵表示器47に
供給される。
また、図示しない切替スイツチを設け、伴奏音をいわゆ
るシングルフインガーで演奏できるようにするには、メ
ジヤーの場合には根音鍵のみ、他の場合には複数鍵押下
し、その最低鍵で根音を他の白黒鍵で和音の種類を選択
するように和音データ変換器45,手動演奏用伴奏音形
成回路55及び和音検出回路56を構成すればよい。な
お、シングルフインガーの和音選択手段はこれに限ら
ず、伴奏鍵の押鍵数で和音の種類を指定し、その内の最
低鍵で根音を指定するようにしてもよいし、伴奏用手鍵
盤で根音を指定し、ペダル鍵盤又は他のスイツチで和音
の種類を指定するようにしてもよい。尚、伴奏鍵表示器
47は表示スイツチSWがオンでかつ信号PLAYが
“1”の状態に限つて表示動作可能となる。また、ラツ
チ回路29の出力は和音データ変換器48を介して自動
演奏用の伴奏音形成回路49へと供給され、自動演奏用
の伴奏音の形成に利用される。尚、伴奏音形成回路49
は伴奏スイツチSWがオンでかつ信号PLAYが“1”の
状態に限つて伴奏音形成動作可能となる。また、自動演
奏用の伴奏音形成回路49には分散和音スイツチSW
のオン,オフに応じて開閉制御されるゲート回路50を
介してリズムパターンゼネレータ51からの各種リズム
タイミング信号が供給されている。従つて、スイツチS
,SWがそれぞれオンの状態においてラツチ回路
29に何らかの和音データCHORD NAMEがラツチされる
と、自動演奏用伴奏音形成回路49からはその和音の各
構成音に相当する楽音信号が一定の順序及びリズムタイ
ミングをもつて出力され、メインアンプ43を介してス
ピーカ44から発音される。
一方、メロデイ鍵盤39において押鍵操作を行なうと、
押下された鍵はメロデイ用のキースイツチ回路52によ
って検出され、手動演奏用のメロデイ音形成回路53か
らは押下鍵に対応する楽音信号が出力され、メインアン
プ43を介してスピーカ44から発音される。
他方、伴奏鍵盤46において何らかの和音の各構成音に
相当する鍵を同時に押下し、かつ分散和音スイツチSW
がオン状態にあるものとすれば、伴奏用キースイツチ
回路54から出力される各構成音名信号に応答して手動
演奏用の伴奏音形成回路55からは、上記各構成音に相
当する楽音信号が一定の順序及びリズムタイミングをも
つて出力され、メインアンプ43を介してスピーカ44
から発音されることになる。
また、伴奏用キースイツチ回路54ら出力される各構成
音名信号は和音検出回路56を介してその構成音名信号
に対応する和音名信号CHORDNAME * に変換されたの
ちテンポ信号発生回路36に供給されるとともに、OR
ゲート57を介して検出された押鍵信号AKOもテンポ
信号発生回路36へと供給される。
また、リズム音源回路58からはリズムパターンゼネレ
ータ51から出力されるリズムタイミング信号に同期し
て各種のリズム音信号が出力され、この信号も上記各楽
音信号と同様にしてメインアンプ43を介してスピーカ
44から発音されることになる。
かくして、スイツチSW2〜SW6を全てオンした状態におい
て演奏開始スイツチSWをオンすると、スピーカ44
からは第5図に示す如くその曲目に対応したメロデイ音
及び伴奏音が自動的に発音され、同時にメロデイ鍵盤3
9においては第5図に示す如く各押鍵すべきメロデイ音
に相当する鍵がメロデイ音の自動演奏よりも常に1メロ
デイ音分だけ先行して押鍵指示され、又伴奏鍵盤46に
おいては第5図に示す如く各押鍵すべき和音の各構成音
に相当する鍵が伴奏音の自動演奏よりも常に1和音分だ
け先行して押鍵指示されることになる。従つて、これら
のメロデイ音及び伴奏音の自動演奏を聴きながら、各鍵
盤の押鍵指示に従つてメロデイ鍵盤39及び伴奏鍵盤4
6を押鍵操作すれば全くの初心者であつても比較的容易
に両手演奏の練習を行なうことができ、さらに熟練度合
に応じてスイツチSW2,SW4をオフして押鍵指示を行なわ
なくしたり、あるいはスイツチSW3,SW5をオフして自動
演奏を行なわなくすれば、より効果的に両手演奏の練習
を行ない比較的短時間のうちに両手演奏をマスタさせる
ことができる。
そして、特にこの実施例においては伴奏鍵盤46におけ
る押鍵状態に応じて、メロデイ鍵盤39及び伴奏鍵盤4
6における押鍵指示の進行を停止,加速あるいは減速す
ることができ、さらにメロデイ音及び伴奏音の自動演奏
についても停止,加速あるいは減速させることができ、
これを利用すれば初心者に合せて押鍵指示の進行速度を
遅くしたり、あるいは曲の途中において伴奏鍵盤の押鍵
タイミングを速くしたり又は遅くしたりすることによつ
て速度変化に富んだ自動演奏を可能にすることができ
る。そして、このような押鍵指示の進行速度あるいは自
動演奏の進行速度はテンポ信号発生回路36から出力さ
れるテンポクロツクTCLの周期によつて決定され、ま
た押鍵指示の進行停止あるいは自動演奏の進行停止はテ
ンポ信号発生回路36から出力される更新指令信号NEXT
によつて制御される。
次に、テンポ信号発生回路36の詳細を第2図に基づい
て説明する。
先ず、演奏開始スイツチSWのオンにともなつて信号
PLAYが“1”になるとANDゲート59は“開”とな
り、また信号ΔSTARTの“1”パルスによつて3カウン
トカウンタ60は“0”にリセツトされ、セレクタ61
はB側に切替設定され、これによりANDゲート59か
らはマニユアルテンポ発振器62の出力がテンポクロツ
クTCLとして出力され。このテンポクロツクTCLを
受けてカウンタ63の計数値は増加し、これがラツチ回
路31(第1図参照)にラツチされている和音符長デー
タCHORD LNGの値に満たない期間においては比較回路6
4のA<B出力は“1”となり、次いで同計数値が符長
データCHORD LNGと一致するとA=B出力は“1”とな
る。
一方、ラツチ回路19(第1図参照)にラツチされた和
音名データCHORD NAMEと和音検出回路56(第1図参
照)から出力される実際の押鍵に対応する和音名データ
CHORD NAME * とが一致する場合、比較回路65のA
=Bの出力は“1”となつてANDゲート66の出力も
“1”となり、また上記和音名データCHORD NAMEの内容
が休符である場合、休符検出回路67の出力は“1”と
なつてANDゲート68の出力も“1”となる。従つ
て、ORゲート69の出力に応答して微分回路70から
は、伴奏鍵盤46において正確な押鍵がなされた場合に
限り、その押鍵のタイミングに応答して“1”パルスが
出力される。
ANDゲート71は比較回路64のA=B出力を受けて
開閉制御されるから、カウンタ63の計数値が符長デー
タCHORD LNGと一致した時点以後ANDゲート71は
“開”となる。これは、カウンタ63の計数値が符長デ
ータCHORD LNGと一致すると比較回路64のA<B出力
“0”によつてANDゲート59が“閉”となるからで
ある。従つて、ANDゲート71の出力は実際の押鍵タ
イミングとが一致している場合(以下、これをタイミン
グ一致押鍵という。)及び実際の押鍵タイミングが押鍵
すべきタイミングよりも遅い場合(以下、これを遅押鍵
の場合という。)に限り、これらの押鍵タイミングに応
答して“1”パルスとなる。
ANDゲート72の一方の入力には比較回路64のA=
B出力が供給されており、また他方の入力にはDFF7
3でクロツクφの1周期分だけ遅延されたRSFF74のQ
出力が供給されている。ここで、RSFF74のQ出力は実
際の押鍵タイミングから押鍵すべきタイミングに至る期
間だけ“1”となるから、ANDゲート72の出力は実
際の押鍵タイミングが押鍵すべきタイミングよりも早か
つた場合(以下、これを早押鍵の場合という。)に限
り、比較回路64のA=B出力の立上りに応答して
“1”パルスとなる。ここで、後述するように早押鍵が
あると、残符長に相当する期間テンポクロツクTCLは
高速クロツクとなるからカウンタ63は高速送りされ、
このため早押鍵の場合には押鍵タイミングとほぼ同時に
ORゲート75の出力はクロツクφの1周期幅の“1”
パルスとなる。そして、ORゲート75の出力はカウン
タ77のリセツト信号として使用されるとともに、OR
ゲート76を介してカウンタ63のリセツト信号として
も使用されるほか、更新指令信号NEXTとしてANDゲー
ト37(第1図参照)にも供給される。従つて、カウン
タ63及び77は実際の押鍵のたびにリセツトされ、ま
た伴奏データメモリ6からは実際の押鍵のたびに新たな
和音名データCHORD NAME及び和音符長データCHORD LNG
が読み出される。
カウンタ77のクロツク入力KCには、クロツクφを2
段切替可変分周回路78で分周し、次いでその出力φHL
をさらに可変分周回路79で分周して得たクロツクφ
LNGが供給されている。2段切替可変分周回路78はRSF
F80のQ出力が“1”の状態では1/12分周器として動作
し、“0”の場合には1/16分周器として動作するもの
で、またRSFF80のQ出力は早遅鍵に応答してANDゲー
ト81から出力される“1”出力で“1”となり、比較
回路64のA=B出力の立上りで“0”となる。従つ
て、2段切替可変分周回路78から出力されるクロツク
φHLは、タイミング一致押鍵及び遅押鍵の場合にはクロ
ツクφを1/16を分周したものとなるのに対して、早押鍵
の場合にはクロツクφを1/12分周した高速クロツクとな
る。
可変分周回路79の分周比(1/N)はラツチ回路31(第
1図参照)にラツチされた符長データCHORD LNGで決定
され、上記Nの値は符長データCHORD LNGの値に応じて
増減する。従つて、可変分周回路79に入力されるクロ
ツクφHLの周波数を一定とすれば、各符長データCHORD
LNGに対応する時間長の間にクロツクφLNG中に発生する
クロツクパルスの個数は常に一定となる。
カウンタ77の計数値は押鍵の旅に微分回路70から出
力される“1”パルスに応答してラツチ回路82,83
へと順にシフトされ、演算回路84からはこれらのラツ
チ回路82,83にラツチされたデータの平均値に相当
するデータが出力される。この平均値データは演算回路
85によつて1.25倍に増加させられたのち比較回路86
においてカウンタ77の計数値と比較されるとともに、
演算回路87によつて0.75倍に減少させられたのち比較
回路88において同様にカウンタ77の計数値と比較さ
れる。そして、カウンタ77の計数値が演算回路84の
出力の1.25倍の値に達するとカウンタ77は計数動作を
停止し、又微分回路70の出力中に“1”パルスが到来
した時点においてカウンタ77の計数値が演算回路84
の出力の0.75倍以下の場合、ANDゲート89の出力
“1”でRSFF90のQ出力は“1”にセツトされ、その後
カウンタ91が微分回路70から出力される“1”パル
スを3個計数する期間、RSFF90のQ出力は“1”に保持
される。このため、RSFF90のQ出力“1”によつてセレ
クタ92はA側に切替設定され、上記の“1”パルスを
3個計数する期間においては、セレクタ92はラツチ回
路93の出力データを保持し続ける。また、カウンタ9
4は2段切替可変分周回路78から出力されるクロツク
φHLを計数し、その計数値がラツチ回路93の出力と一
致するたびに比較回路95のA=B出力は“1”パルス
となり、このA=B出力が定常状態におけるテンポクロ
ツクTCLとなる。
かくして、曲の初めから3個目の和音が伴奏鍵盤46に
おいて正確に押鍵されるまでの期間(すなわちラツチ回
路82,83,93に所要データが順次ラツチされるまでの期
間)は、カウンタ60の出力“0”によつてセレクタ6
1はB側に切替設定されるため、ANDゲート59から
はマニユアルテンポ発振器62の出力がテンポクロツク
TCLとして出力されるのに対して、上記の期間の経過
後においてはカウンタ60の出力“1”によつてセレク
タ61はA側に切替設定されるため、ANDゲート59
からは比較回路95のA=B出力がテンポクロツクTC
Lとして出力される。
一方、前述の如くカウンタ77のクロツク入力CKには
そのときの和音符長データCHORD LNGに比例した周期を
有するクロツクφLNGが供給されており、またカウンタ
77は和音符長データCHORD LNGを読み出すための更新
指令信号NEXT中の“1”パルスでリセツトされるから、
極端な早押鍵や遅押鍵がされていない限り各実際の押鍵
タイミングにおけるカウンタ77の計数値はその押鍵タ
イミングを演奏テンポ に換算した場合の1テンポ周期(1分/X)に対応する値
となる。従つて、各和音が正確な符長で押鍵されている
ものとすれば、ラツチ回路82には押鍵のたびに等しい
数値データがラツチされ、比較回路95のA=B出力中
に“1”パルスが出力される周期は一定となって、テン
ポクロツクTCLの周期も一定となる。
これに対して、遅押鍵の場合にはその遅押鍵の程度に応
じてラツチ回路82のデータは増大し、逆に早押鍵の場
合にはその早押鍵の程度に応じてラツチ回路82のデー
タは減少する。従つて、比較回路95のA=B出力中に
“1”パルスが出力される周期は、遅押鍵の場合にはそ
の遅押鍵の程度に応じて伸長されるのに対して、早押鍵
の場合には早押鍵の程度に応じて短縮され、すなわちテ
ンポクロツクTCLの周期は遅押鍵の場合には伸長さ
れ、早押鍵の場合には短縮されるのである。
また、それまでの演奏テンポを急激に1.25倍以上も遅く
するような極端な遅押鍵がなされた場合、カウンタ77
の計数値は比較回路86のA=B出力“1”に応答して
そのときの演奏テンポの1.25倍に相当する値に固定され
るから、ラツチ回路82にはこの1.25倍のデータがラツ
チされる。従つて、このように極端な遅押鍵がなされた
としても、テンポクロツクTCLの周期の伸長程度は必
らず、1.25倍以下に制限される。
さらに、それまでの演奏テンポを急激に0.75倍以上も早
くするような極端な早押鍵がなされた場合、セレクタ9
2はA側に切替設定されてラツチ回路93にはそれまで
のデータが引き続き保持され続ける。従つて、このよう
に極端な遅押鍵がなされた場合、テンポクロツクTCL
の周期は全く短縮されない。
このように、テンポ信号発生回路36からは伴奏鍵盤4
6における正確な押鍵のたびに更新指令信号NEXTの
“1”パルスが出力され、又早押鍵,遅押鍵及びタイミ
ング一致押鍵の場合に応じてテンポクロツクTCLの周
期はその押鍵状態に追従するように変化し、かくしてメ
ロデイ及び伴奏に関する自動演奏又は押鍵指示の進行は
伴奏鍵盤46における押鍵状態に応じて制御されるので
ある。
以上の説明で明らかなように、この発明に係る電子楽器
は自動伴奏装置あるいは押鍵指示装置における自動演奏
状態あるいは押鍵指示状態を伴奏用鍵盤における手動演
奏状態と比較し、その比較結果に応じて自動演奏あるい
は押鍵指示の進行を制御するようにしたものであるか
ら、この種自動演奏装置又は押鍵指示装置の機能性を一
層向上させ、初心者から上級者に至るあらゆる演奏者に
広く利用せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る電子楽器の全体構成を示すブロ
ツク図、第2図はテンポ信号発生回路の詳細を示すブロ
ツク図、第3図はメロデイデータメモリ内のデータフオ
ーマツトを示す図、第4図は伴奏データメモリ内のデー
タフオーマツトを示す図、第5図は楽譜と表示メロデ
イ,表示和音及び自動発音との関係を示す図である。 42……自動演奏用メロデイ音形成回路 46……伴奏鍵盤 47……伴奏鍵盤表示器 49……自動演奏用伴奏音形成回路 51……リズムパターンゼネレータ 58……リズム音源 64……比較回路 65……比較回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動演奏データを記憶した第1の記憶手段
    と、 上記第1の記憶手段から自動演奏データを所定のテンポ
    にて読み出す第1の読み出し手段と、 上記第1の読み出し手段によって読み出された自動演奏
    データに基づいて自動演奏音を形成する自動演奏音形成
    手段と、 和音を指定する伴奏用鍵盤と、 上記伴奏用鍵盤によって指定された和音に基づいて所定
    のリズムタイミングで発音される和音形成音を形成する
    伴奏音形成手段と、 曲の進行に従って和音データを記憶した第2の記憶手段
    と、 上記第2の記憶手段から和音データを順次読み出す第2
    の読み出し手段と、 上記第2の読み出し手段によって読み出された和音デー
    タと、上記伴奏用鍵盤によって指定された和音とを比較
    する比較手段と、 上記比較手段の比較結果に応じて、上記第1の読み出し
    手段における読み出しテンポを制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子楽器。
  2. 【請求項2】押鍵指示データを記憶した第1の記憶手段
    と、 第1の記憶手段から押鍵指示データを所定のテンポにて
    読み出す第1の読み出し手段と、 上記第1の読み出し手段によって読み出された押鍵指示
    データに基づいて押鍵指示を実行する押鍵指示手段と、 和音を指定する伴奏用鍵盤と、 上記伴奏用鍵盤によって指定された和音に基づいて所定
    のリズムタイミングで発音される和音形成音を形成する
    伴奏音形成手段と、 曲の進行に従って和音データを記憶した第2の記憶手段
    と、 上記第2の記憶手段から和音データを順次読み出す第2
    の読み出し手段と、 上記第2の読み出し手段によって読み出された和音デー
    タと、上記伴奏用鍵盤によって指定された和音とを比較
    する比較手段と、 上記比較手段の比較結果に応じて、上記第1の読み出し
    手段における読み出しテンポを制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子楽器。
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