JPH06226826A - 中空成形機の型締方法及び装置 - Google Patents
中空成形機の型締方法及び装置Info
- Publication number
- JPH06226826A JPH06226826A JP5015596A JP1559693A JPH06226826A JP H06226826 A JPH06226826 A JP H06226826A JP 5015596 A JP5015596 A JP 5015596A JP 1559693 A JP1559693 A JP 1559693A JP H06226826 A JPH06226826 A JP H06226826A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- hook
- molds
- closing
- molding machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/42—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C49/56—Opening, closing or clamping means
- B29C2049/566—Locking means
- B29C2049/5661—Mechanical
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は中空成形機の型締方法及び装置に関
し、特に、金型の開閉を開閉用電動機で行い、金型の型
締を型締用電動機と回動フック及び固定フックで行うこ
とを特徴とする。 【構成】 本発明による中空成形機の型締方法及び装置
は、クロスヘッドから垂下するパリソンを金型を構成す
る一対の金型部で保持して型締するようにした中空成形
機の型締方法及び装置において、金型の開閉を開閉用電
動機で行い、金型の型締を開閉用とは独立した型締用電
動機で作動する回動フックと固定フックで行う構成であ
る。
し、特に、金型の開閉を開閉用電動機で行い、金型の型
締を型締用電動機と回動フック及び固定フックで行うこ
とを特徴とする。 【構成】 本発明による中空成形機の型締方法及び装置
は、クロスヘッドから垂下するパリソンを金型を構成す
る一対の金型部で保持して型締するようにした中空成形
機の型締方法及び装置において、金型の開閉を開閉用電
動機で行い、金型の型締を開閉用とは独立した型締用電
動機で作動する回動フックと固定フックで行う構成であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、中空成形機の型締方法
及び装置に関し、特に、金型の開閉を開閉用電動機で行
い、金型の型締を型締用電動機と回動フック及び固定フ
ックで行うための新規な改良に関する。
及び装置に関し、特に、金型の開閉を開閉用電動機で行
い、金型の型締を型締用電動機と回動フック及び固定フ
ックで行うための新規な改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の中空成形
機の型締方法及び装置としては、一般に図５で示す構成
が採用されていた。すなわち、図５において符号１で示
されるものは断面形状がコ字形をなすフレームであり、
このフレーム１内の両端位置には、第１、第２型取付板
２，３がガイド部材４を介して直線移動自在に設けら
れ、これらの各型取付板２，３の内面には、第１、第２
金型部５，６が設けられ、各金型部５，６により金型７
を構成している。
機の型締方法及び装置としては、一般に図５で示す構成
が採用されていた。すなわち、図５において符号１で示
されるものは断面形状がコ字形をなすフレームであり、
このフレーム１内の両端位置には、第１、第２型取付板
２，３がガイド部材４を介して直線移動自在に設けら
れ、これらの各型取付板２，３の内面には、第１、第２
金型部５，６が設けられ、各金型部５，６により金型７
を構成している。
【０００３】前記フレーム１の第１、第２側部１ａ，１
ｂに設けられた第１、第２油圧シリンダ８，９の第１、
第２ロッド８ａ，９ａは前記各金型部５，６に接続さ
れ、各金型部５，６が矢印の方向に開閉できるように構
成されている。また、この各油圧シリンダ８，９は、一
対の絞り弁１２，１３及び電磁弁１４を介して油圧ユニ
ット１５に接続されており、各油圧シリンダ８，９によ
り金型７の開閉及び型締を行うように構成されている。
ｂに設けられた第１、第２油圧シリンダ８，９の第１、
第２ロッド８ａ，９ａは前記各金型部５，６に接続さ
れ、各金型部５，６が矢印の方向に開閉できるように構
成されている。また、この各油圧シリンダ８，９は、一
対の絞り弁１２，１３及び電磁弁１４を介して油圧ユニ
ット１５に接続されており、各油圧シリンダ８，９によ
り金型７の開閉及び型締を行うように構成されている。
【０００４】次に、動作について説明する。押出機（図
示せず）から押出された樹脂をアキュムレータヘッド１
０に一定量貯蔵した後、パイプ状のパリソン１１を下向
きに射出し、下部に待機する金型７の間に導き、必要長
さに射出した後に金型７を閉じてパリソン１１を金型７
ではさんで保持し、パリソン１１内部に金型７の上方又
は下方より吹込ノズル（図示せず）を介してエヤーを封
入し、パリソン１１を金型７内部に加工した形状にブロ
ーし加熱樹脂を冷却固化し、成形する。
示せず）から押出された樹脂をアキュムレータヘッド１
０に一定量貯蔵した後、パイプ状のパリソン１１を下向
きに射出し、下部に待機する金型７の間に導き、必要長
さに射出した後に金型７を閉じてパリソン１１を金型７
ではさんで保持し、パリソン１１内部に金型７の上方又
は下方より吹込ノズル（図示せず）を介してエヤーを封
入し、パリソン１１を金型７内部に加工した形状にブロ
ーし加熱樹脂を冷却固化し、成形する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の中空成形機の型
締方法及び装置は、以上のように構成されているため、
次のような課題が存在していた。 (1) 油圧シリンダ及び配管からオイルがもれると成形
品を汚損し不良が発生するばかりでなく、床面等が汚
れ、滑り易く安全上、好ましくなかった。 (2) 成形の都合で、金型を半開又は半閉する中間停止
に於いては、油圧機器の精度及びリークにより、位置精
度が得られなかったり又、背圧等の影響により金型が停
止中に動く等の誤動作が多く成形上好ましくなく、かつ
安全性についても不十分であった。 (3) 油圧ユニット内のポンプモータ（図示せず）は型
締中にも動作をするのでエネルギ消費が大きい。また、
オイルの流れによって、型締力及び型締速度を得る点
で、効率が悪く、省エネルギに逆行していた。 (4) 油温変化により金型の開閉速度が変わり、また、
停止位置がバラツクので、成形品の品質が不均一にな
り、不良が生じる。この様な不具合を防止するためにウ
ォーミングアップ（予熱）をするが、エネルギーロスが
多くなる。また、ヒータによって強制的にオイルの温度
を上げることも行われるが、オイルが劣化しやすく又、
ヒータの取付によりコストアップになっていた。 (5) また、オイルもれによるメンテナンスには極めて
多くの手数（配管の増締め、パッキン、ガスケットの交
換、オイル交換）と費用を要していた。
締方法及び装置は、以上のように構成されているため、
次のような課題が存在していた。 (1) 油圧シリンダ及び配管からオイルがもれると成形
品を汚損し不良が発生するばかりでなく、床面等が汚
れ、滑り易く安全上、好ましくなかった。 (2) 成形の都合で、金型を半開又は半閉する中間停止
に於いては、油圧機器の精度及びリークにより、位置精
度が得られなかったり又、背圧等の影響により金型が停
止中に動く等の誤動作が多く成形上好ましくなく、かつ
安全性についても不十分であった。 (3) 油圧ユニット内のポンプモータ（図示せず）は型
締中にも動作をするのでエネルギ消費が大きい。また、
オイルの流れによって、型締力及び型締速度を得る点
で、効率が悪く、省エネルギに逆行していた。 (4) 油温変化により金型の開閉速度が変わり、また、
停止位置がバラツクので、成形品の品質が不均一にな
り、不良が生じる。この様な不具合を防止するためにウ
ォーミングアップ（予熱）をするが、エネルギーロスが
多くなる。また、ヒータによって強制的にオイルの温度
を上げることも行われるが、オイルが劣化しやすく又、
ヒータの取付によりコストアップになっていた。 (5) また、オイルもれによるメンテナンスには極めて
多くの手数（配管の増締め、パッキン、ガスケットの交
換、オイル交換）と費用を要していた。
【０００６】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、金型の開閉を開閉用電動機
で行い、金型の型締を型締用電動機と回動フック及び固
定フックで行うようにした中空成形機の型締方法及び装
置を提供することを目的とする。
めになされたもので、特に、金型の開閉を開閉用電動機
で行い、金型の型締を型締用電動機と回動フック及び固
定フックで行うようにした中空成形機の型締方法及び装
置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による中空成形機
の型締方法は、クロスヘッドから垂下するパリソンを金
型を構成する第１、第２金型部で保持して型締するよう
にした中空成形機の型締方法において、前記金型の開閉
を開閉用電動機で行い、前記金型の型締を型締用電動機
で作動する回動フックと固定フックを介して行う方法で
ある。
の型締方法は、クロスヘッドから垂下するパリソンを金
型を構成する第１、第２金型部で保持して型締するよう
にした中空成形機の型締方法において、前記金型の開閉
を開閉用電動機で行い、前記金型の型締を型締用電動機
で作動する回動フックと固定フックを介して行う方法で
ある。
【０００８】本発明による中空成形機の型締装置は、ク
ロスヘッドから垂下するパリソンを金型を構成する第
１、第２金型部で保持して型締するようにした中空成形
機の型締装置において、前記金型を開閉するためのスラ
イドナットと、前記スライドナットを移動するため開閉
用電動機により回転する回転ねじと、前記第１金型部に
設けられた固定フックと、前記第２金型部に設けられ型
締用電動機で回動する回動フックとを備え、前記固定フ
ックに前記回動フックを係止させることにより型締を行
うようにした構成である。
ロスヘッドから垂下するパリソンを金型を構成する第
１、第２金型部で保持して型締するようにした中空成形
機の型締装置において、前記金型を開閉するためのスラ
イドナットと、前記スライドナットを移動するため開閉
用電動機により回転する回転ねじと、前記第１金型部に
設けられた固定フックと、前記第２金型部に設けられ型
締用電動機で回動する回動フックとを備え、前記固定フ
ックに前記回動フックを係止させることにより型締を行
うようにした構成である。
【０００９】さらに詳細には、前記回動フックは前記型
締用電動機で出入するカム体により回動するようにした
構成である。
締用電動機で出入するカム体により回動するようにした
構成である。
【００１０】
【作用】本発明による中空成形機の型締方法及び装置に
おいては、クロスヘッドから垂下するパリソンは、開閉
用電動機を作動することにより、金型の第１、第２金型
部が型閉となり挟持・保持される。この各金型部の型閉
時に、第１金型部の固定フックに対し、型締用電動機で
持ち上げた状態の回動フックをこの型締用電動機を介し
て降下させ、回動フックを固定フックに結合させた後、
再び、型締用電動機を回転させると、回動フックが固定
フックを引付けた状態となり、各金型部の型締が行われ
る。この型締工程の間に、パリソン内にエアーノズル
（図示せず）からエアーを注入することにより、金型内
で中空成形品を得ることができる。
おいては、クロスヘッドから垂下するパリソンは、開閉
用電動機を作動することにより、金型の第１、第２金型
部が型閉となり挟持・保持される。この各金型部の型閉
時に、第１金型部の固定フックに対し、型締用電動機で
持ち上げた状態の回動フックをこの型締用電動機を介し
て降下させ、回動フックを固定フックに結合させた後、
再び、型締用電動機を回転させると、回動フックが固定
フックを引付けた状態となり、各金型部の型締が行われ
る。この型締工程の間に、パリソン内にエアーノズル
（図示せず）からエアーを注入することにより、金型内
で中空成形品を得ることができる。
【００１１】
【実施例】以下、図面と共に本発明による中空成形機の
型締方法及び装置の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分については同一符
号を用いて説明する。図１から図４迄は本発明による中
空成形機の型締方法に適用する型締装置を示すもので、
図１は全体構成を示す構成図、図２は図１の回動フック
を示す拡大断面図、図３は図２の動作状態を示す正面
図、図４は図１の金型開閉駆動部の他の例を示す構成図
である。
型締方法及び装置の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分については同一符
号を用いて説明する。図１から図４迄は本発明による中
空成形機の型締方法に適用する型締装置を示すもので、
図１は全体構成を示す構成図、図２は図１の回動フック
を示す拡大断面図、図３は図２の動作状態を示す正面
図、図４は図１の金型開閉駆動部の他の例を示す構成図
である。
【００１２】図１において符号１で示されるものは基台
であり、この基台１の上部に設けられた第１レール２０
上には第１金型部５を一体状に有する第１型取付板２を
備えた第１スライドフレーム２Ａが水平方向に摺動自在
に設けられ、第２レール２１上には第２金型部６を一体
状に有する第２型取付板３を備えた第２スライドフレー
ム３Ａが摺動自在に設けられている。
であり、この基台１の上部に設けられた第１レール２０
上には第１金型部５を一体状に有する第１型取付板２を
備えた第１スライドフレーム２Ａが水平方向に摺動自在
に設けられ、第２レール２１上には第２金型部６を一体
状に有する第２型取付板３を備えた第２スライドフレー
ム３Ａが摺動自在に設けられている。
【００１３】前記第１型取付板２には、かぎ形をなす複
数の固定フック２２が設けられ、前記第２型取付板３に
は、回動自在な回動フック２３を有するナットホルダ６
３が設けられている。
数の固定フック２２が設けられ、前記第２型取付板３に
は、回動自在な回動フック２３を有するナットホルダ６
３が設けられている。
【００１４】前記基台１の両端位置には、第１開閉用電
動機３０及び第２開閉用電動機３１が設けられ、これら
の各電動機３０，３１は、一対のベアリングサポート３
２，３３に回転自在に設けられた第１、第２回転ねじ３
４，３５をカップリング３６，３７を介して回転するよ
うに構成され、これらの各回転ねじ３４，３５には第
１、第２スライドナット３８，３９が移動自在に螺合さ
れている。
動機３０及び第２開閉用電動機３１が設けられ、これら
の各電動機３０，３１は、一対のベアリングサポート３
２，３３に回転自在に設けられた第１、第２回転ねじ３
４，３５をカップリング３６，３７を介して回転するよ
うに構成され、これらの各回転ねじ３４，３５には第
１、第２スライドナット３８，３９が移動自在に螺合さ
れている。
【００１５】前記各スライドナット３８，３９の凹部３
８ａ，３９ａには、前記スライドフレーム２Ａ，３Ａの
下端に垂下して設けられた第１、第２係合片４０，４１
が係合していると共に、各係合片４０，４１が係合する
各スライドナット３８，３９の凹部３８ａ，３９ａの隙
間は、各フック２２，２３でパリソン１１を圧着する寸
法よりも大となるように設定されている。
８ａ，３９ａには、前記スライドフレーム２Ａ，３Ａの
下端に垂下して設けられた第１、第２係合片４０，４１
が係合していると共に、各係合片４０，４１が係合する
各スライドナット３８，３９の凹部３８ａ，３９ａの隙
間は、各フック２２，２３でパリソン１１を圧着する寸
法よりも大となるように設定されている。
【００１６】前記回動フック２３は、図２及び図３に示
すように構成されており、第２型取付板３には平面的な
全体形状がほぼコ字形をなし傾斜面５０ａ及び水平面５
０ｂを有するガイドサポート５０がボルト５１を介して
取付けられ、このガイドサポート５０の後部に設けられ
たベアリングサポート５２にはスライドベアリング５３
を介してナット５４がスライドブッシュ５５に対して摺
動自在に設けられている。
すように構成されており、第２型取付板３には平面的な
全体形状がほぼコ字形をなし傾斜面５０ａ及び水平面５
０ｂを有するガイドサポート５０がボルト５１を介して
取付けられ、このガイドサポート５０の後部に設けられ
たベアリングサポート５２にはスライドベアリング５３
を介してナット５４がスライドブッシュ５５に対して摺
動自在に設けられている。
【００１７】前記ナット５４に螺合する回転ねじ６２
は、カップリング５６及びベアリング抑えナット５７を
介して前記ガイドサポート５０の後端に設けられた型締
用電動機６０の回転軸６１に接続されている。
は、カップリング５６及びベアリング抑えナット５７を
介して前記ガイドサポート５０の後端に設けられた型締
用電動機６０の回転軸６１に接続されている。
【００１８】前記ナット５４の先端に形成されたナット
ホルダ６３の先端には、軸受６４及びピン６４Ａを介し
て前記回動フック２３が回動自在に設けられており、こ
の回動フック２３の下端に設けられた一対のガイドロー
ル６５は前記ガイドサポート５０の傾斜面５０ａ及び水
平面５０ｂに摺動するように構成されている。
ホルダ６３の先端には、軸受６４及びピン６４Ａを介し
て前記回動フック２３が回動自在に設けられており、こ
の回動フック２３の下端に設けられた一対のガイドロー
ル６５は前記ガイドサポート５０の傾斜面５０ａ及び水
平面５０ｂに摺動するように構成されている。
【００１９】次に、動作について説明する。まず、金型
７を閉じる場合、開閉用電動機３０，３１によって、カ
ップリング３６，３７と回転ねじ３４，３５を回転し、
スライドナット３８，３９を金型７閉じ方向に送る。こ
のスライドナット３８，３９の凹部３８ａ，３９ａの一
方にスライドフレーム２Ａ，３Ａに直結した係合片４
０，４１が当たり、スライドナット３８，３９の押し力
によってスライドフレーム２Ａ，３Ａ、型取付板２，
３、金型７は閉じ方向にレール２０，２１上を摺動す
る。
７を閉じる場合、開閉用電動機３０，３１によって、カ
ップリング３６，３７と回転ねじ３４，３５を回転し、
スライドナット３８，３９を金型７閉じ方向に送る。こ
のスライドナット３８，３９の凹部３８ａ，３９ａの一
方にスライドフレーム２Ａ，３Ａに直結した係合片４
０，４１が当たり、スライドナット３８，３９の押し力
によってスライドフレーム２Ａ，３Ａ、型取付板２，
３、金型７は閉じ方向にレール２０，２１上を摺動す
る。
【００２０】次に、金型７がパリソン１１を圧着する手
前で、固定フック２２に回動フック２３が係合し、パリ
ソン１１を圧着し、パリソン１１内部に封入したエヤー
の圧力で金型７が開かない様に型締保持する。なお、前
述の各フック２２，２３の動作は、図２，３のように型
締用電動機６０によってカップリング５６と回転ねじ６
２を回し、ナット５４に直結したナットホルダ６３を型
締用電動機６０側に移動させると、回動フック２３の側
面に取付けたガイドロール６５がガイドサポート５０の
傾斜面５０ａを移動して、回動フック２３がピン２３ａ
と軸受６４で回り、回動フック２３の爪２３ｂが固定フ
ック２２の爪２２ａに掛かり、さらにナット５４とナッ
トホルダ６３が移動して、ブローに必要とする保持力を
回動フック２３に加える。なお、型開きは前述と反対の
動作を行う。
前で、固定フック２２に回動フック２３が係合し、パリ
ソン１１を圧着し、パリソン１１内部に封入したエヤー
の圧力で金型７が開かない様に型締保持する。なお、前
述の各フック２２，２３の動作は、図２，３のように型
締用電動機６０によってカップリング５６と回転ねじ６
２を回し、ナット５４に直結したナットホルダ６３を型
締用電動機６０側に移動させると、回動フック２３の側
面に取付けたガイドロール６５がガイドサポート５０の
傾斜面５０ａを移動して、回動フック２３がピン２３ａ
と軸受６４で回り、回動フック２３の爪２３ｂが固定フ
ック２２の爪２２ａに掛かり、さらにナット５４とナッ
トホルダ６３が移動して、ブローに必要とする保持力を
回動フック２３に加える。なお、型開きは前述と反対の
動作を行う。
【００２１】また、スライドフレーム２Ａ，３Ａを移動
させるには、図１の２個の電動機３０，３１を連動させ
ても良いが、図４で示すように１個の開閉用電動機３０
と減速機３０Ａにて行うこともできる。
させるには、図１の２個の電動機３０，３１を連動させ
ても良いが、図４で示すように１個の開閉用電動機３０
と減速機３０Ａにて行うこともできる。
【００２２】
【発明の効果】本発明による中空成形機の型締方法及び
装置は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、 (1) オイルを使用しないので、成形品の汚損防止が計
れると共に、オイルもれによる増締め、オイル交換、パ
ッキン、ガスケット交換等のメンテナンスにかかる作業
時間が不要となる。 (2) オイルもれによる床面等の汚れがなく、作業中に
滑ることなく安全作業が可能である。 (3) 電動機をプログラムコントロールすることによっ
て、金型を任意のスピード、任意の位置で停止でき、か
つ精度良く停止し、又、停止中も外乱による誤動作がな
く安全である。 (4) 型開、閉後に必要動作以外はモータをオフするの
で省エネ化が計れる。 (5) タイバーレス構造にできるので、大幅なコストダ
ウンが可能となる。 (6) モータのトルク制御によって、型締力が任意に変
更できるので成形品に合わせた型締力を用いた金型の損
傷防止及び寿命向上を計ると共に型締力表示が可能とな
り操作性が極めて向上する。 (7) 型締力、開閉スピード、停止位置の記憶ができ、
成形条件の再現が計れるので、段取時間の短縮、オペレ
ーターの技量不足のカバー、品質管理の向上を計ること
ができる。 (8) 電動機作動であるため、低騒音化が可能となる。
装置は、以上のように構成されているため、次のような
効果を得ることができる。すなわち、 (1) オイルを使用しないので、成形品の汚損防止が計
れると共に、オイルもれによる増締め、オイル交換、パ
ッキン、ガスケット交換等のメンテナンスにかかる作業
時間が不要となる。 (2) オイルもれによる床面等の汚れがなく、作業中に
滑ることなく安全作業が可能である。 (3) 電動機をプログラムコントロールすることによっ
て、金型を任意のスピード、任意の位置で停止でき、か
つ精度良く停止し、又、停止中も外乱による誤動作がな
く安全である。 (4) 型開、閉後に必要動作以外はモータをオフするの
で省エネ化が計れる。 (5) タイバーレス構造にできるので、大幅なコストダ
ウンが可能となる。 (6) モータのトルク制御によって、型締力が任意に変
更できるので成形品に合わせた型締力を用いた金型の損
傷防止及び寿命向上を計ると共に型締力表示が可能とな
り操作性が極めて向上する。 (7) 型締力、開閉スピード、停止位置の記憶ができ、
成形条件の再現が計れるので、段取時間の短縮、オペレ
ーターの技量不足のカバー、品質管理の向上を計ること
ができる。 (8) 電動機作動であるため、低騒音化が可能となる。
【図１】本発明による中空成形機の型締方法に適用する
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図２】図１の回動フックを示す拡大断面図である。
【図３】図２の動作状態を示す正面図である。
【図４】図１の金型開閉駆動部の他の実施例を示す構成
図である。
図である。
【図５】従来の中空成形機の型締装置を示す構成図であ
る。
る。
５，６ 第１、第２金型部 ７ 金型 １０ クロスヘッド １１ パリソン ２２ 固定フック ２３ 回動フック ３０，３１ 開閉用電動機 ３４，３５ 回転ねじ ３８，３９ スライドナット ６０ 型締用電動機 ６３ ナットホルダ
Claims (3)
- 【請求項１】 クロスヘッド(10)から垂下するパリソン
(11)を金型(7)を構成する第１、第２金型部(5,6)で保持
して型締するようにした中空成形機の型締方法におい
て、前記金型(7)の開閉を開閉用電動機(30,31)で行い、
前記金型(7)の型締を型締用電動機(60)で作動する回動
フック(23)と固定フック(22)を介して行うことを特徴と
する中空成形機の型締方法。 - 【請求項２】 クロスヘッド(10)から垂下するパリソン
(11)を金型(7)を構成する第１、第２金型部(5,6)で保持
して型締するようにした中空成形機の型締装置におい
て、前記金型(7)を開閉するためのスライドナット(38,3
9)と、前記スライドナット(38,39)を移動するため開閉
用電動機(30,31)により回転する回転ねじ(34,35)と、前
記第１金型部(5)側に設けられた固定フック(22)と、前
記第２金型部(6)側に設けられ型締用電動機(60)で回動
する回動フック(23)とを備え、前記固定フック(22)に前
記回動フック(23)を係止させることにより型締を行うよ
うに構成したことを特徴とする中空成形機の型締装置。 - 【請求項３】 前記回動フック(23)は前記型締用電動機
(60)で出入するナットホルダ(63)により回動する構成と
したことを特徴とする請求項２記載の中空成形機の型締
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5015596A JPH06226826A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 中空成形機の型締方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5015596A JPH06226826A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 中空成形機の型締方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06226826A true JPH06226826A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11893104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5015596A Pending JPH06226826A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 中空成形機の型締方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06226826A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19942600A1 (de) * | 1999-09-07 | 2001-03-15 | Fischer W Mueller Blasformtech | Blasformmaschine zum Herstellen von hohlkörperförmigen Artikeln aus thermoplastischem Kunststoff |
| JP2003513819A (ja) * | 1999-11-11 | 2003-04-15 | マウザー−ヴェルケ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | ブロー成形機 |
| EP1535719A1 (de) * | 2003-11-21 | 2005-06-01 | SIG Technology Ltd. | Vorrichtung zur Blasformung von Behältern |
| KR100823550B1 (ko) * | 2006-12-19 | 2008-04-22 | 삼성중공업 주식회사 | 자동이송용접로봇용 클램핑 장치 |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP5015596A patent/JPH06226826A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| DE19942600B4 (de) * | 1999-09-07 | 2008-03-06 | Sig Kautex Gmbh & Co. Kg | Verwendung einer stationären und einer beweglichen Formaufspannplatte bei einer Saugblasmaschine zum Herstellen von hohlkörperförmigen Artikeln aus thermoplastischem Kunststoff |
| JP2003513819A (ja) * | 1999-11-11 | 2003-04-15 | マウザー−ヴェルケ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | ブロー成形機 |
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