JP2930489B2 - 射出成形機の型締機構 - Google Patents

射出成形機の型締機構

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JP2930489B2
JP2930489B2 JP4329888A JP32988892A JP2930489B2 JP 2930489 B2 JP2930489 B2 JP 2930489B2 JP 4329888 A JP4329888 A JP 4329888A JP 32988892 A JP32988892 A JP 32988892A JP 2930489 B2 JP2930489 B2 JP 2930489B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形機型締機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9において従来の型締装置の1例を説
明すると、50は支持フレームで、この支持フレーム5
0の一端上には固定金型52を取付けた固定ダイプレー
ト54が固定され、また支持フレーム50の他端上には
前記固定ダイプレート54と対向して移動金型56を取
付けた移動ダイプレート58が摺動可能に載置されてい
る。固定ダイプレート54には、複数の油圧シリンダ6
0が設けられ、これら各油圧シリンダ60の内部ピスト
ン62より移動ダイプレート58方向にタイバー64を
延設してある。また固定ダイプレート54の一部には、
ブーストシリンダ66を固定し、このブーストシリンダ
66の内部ピストン68と接続されるロッド70の先端
部を移動ダイプレート58の一部に適宜固定する。更に
タイバー64の先端部には、それぞれねじ部72を形成
する一方、移動ダイプレート58にはタイバー64に対
向する位置にタイバー64を挿通する挿通孔74が設け
られている。またタイバー64を挿通する挿通孔74が
設けられた移動ダイプレート58の反移動金型56側に
は、前記タイバー64のねじ部72と噛合するハーフナ
ット76を適宜移動手段80により前記挿通孔74の軸
心と略直角方向に移動自在に設けてある。
【0003】更にタイバー64の先端は移動ダイプレー
ト58の挿通孔74より若干離間する寸法に設定され、
かつこのタイバー64の一部にストップリング78を位
置調整自在に設けてある。この場合、移動ダイプレート
58の挿通孔74とタイバー64との心合せを円滑に行
なうため、挿通孔74の開口縁部をテーパ状に形成して
いる。またタイバー64の待機状態において、移動ダイ
プレート58が移動して固定金型52と移動金型56と
が型閉じを完了する直前に、タイバー64に設けたスト
ップリング78が移動ダイプレート58の挿通孔74の
金型取付面側に係止し、かつタイバー64に設けたねじ
部72と移動ダイプレート58に設けたハーフナット7
6とが噛合するよう位置決めする。なお、92は油圧シ
リンダ60のシール部である。
【0004】以上の構成からなる従来の型締装置にあっ
ては、型閉じに際してブーストシリンダ66の一方の油
室84に圧油を供給することにより、移動ダイプレート
58を固定ダイプレート54側へ移動させると、固定金
型52と移動金型56との型閉じが完了する直前におい
て、タイバー64に設けたストップリング78が移動ダ
イプレート58の挿通孔74の開口端部に係合する。こ
の時、移動ダイプレート58に設けたハーフナット76
を移動手段80により挿通孔74の軸心と略直角方向に
移動させて、これをタイバー64に形成したねじ部72
に噛合させる。この結果タイバー64は、移動ダイプレ
ート58との結合固定が容易に達成されることになる。
次いで固定ダイプレート54に設けた油圧シリンダ60
の一方の油室86に圧油を供給すれば、タイバー64を
直接移動させることによって移動ダイプレート58を固
定ダイプレート54側へ移動させて、固定金型52と移
動金型56との型締めを達成できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述した
従来の型締装置は大型であり、設置面積が大きくなるた
め、最近ではもっとコンパクトな型締装置の出現が望ま
れていた。本発明は型締装置を小型にするために、型盤
の一方を基台上に設けられた軸を中心に回転する型開き
方式とし、射出成形時の型締めのときだけ両方の型盤を
ハーフナットにより型締めシリンダのピストンロッドで
連結し、型締圧力を支えるように工夫することにより、
小型化が可能な型締機構を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、基台
に固設された固定型盤と、同型盤上部に内蔵された1対
の型締め用油圧シリンダ及びピストン並びに先端に溝頚
部を設けたピストンロッドと、前記基台に固設された軸
に回転自在に取付けられ、上部に前記ピストンロッドが
通過できるようにあけられた切り欠き長穴が設けてある
回転型盤と、前記固定型盤の上部にピンジョイントで回
転自在に取付けられ、作動ロッドの先端は前記回転型盤
にピンジョイントで連結された型盤回転用油圧シリンダ
と、前記回転型盤の外面に取付けられ、型盤閉時前記型
締め用油圧シリンダのピストンロッドの溝頚部に係合す
るように油圧で作動するハーフナットとで構成されて
るもので、これを課題解決のための手段とするものであ
る。また本発明は、基台に固設された固定型盤と、同型
盤上部に内蔵された1対の型締め用油圧シリンダ及びピ
ストン並びに先端にネジ部を設けたピストンロッドと、
前記ピストンの前記ロッドと反対方向に突き出し前記固
定型盤の外部においてピストンの回転型盤方向の移動量
を規制する調整ロッド及び調整ナットと、前記基台に設
けられた固定型盤からの距離が調整可能な軸支持台と、
同支持台に固設された軸に回転自在に取付けられ、上部
に前記ピストンロッドが通過できるようにあけられた切
り欠き長穴が設けてある回転型盤と、前記固定型盤の上
部にピンジョイントで回転自在に取付けられ、作動ロッ
ドの先端は前記回転型盤にピンジョイントで連結された
型盤回転用油圧シリンダと、前記回転型盤の外面に取付
けられ、型盤閉時前記型締め用油圧シリンダのピストン
ロッドのネジ部に係合するように油圧で作動するハーフ
ナットとで構成されてなるもので、これを課題解決のた
めの手段とするものである。更に本発明は、基台に固設
された固定型盤と、同型盤上部に内蔵された1対の型締
め用油圧シリンダ及びピストン並びに先端にネジ部を設
けたピストンロッドと、同ピストンロッドに嵌合して設
けられた位置調整可能な回転型盤用ストッパと、前記基
台に型盤移動方向に設けられたガイドレール上を走行す
るリニアベアリングに支えられ、固定型盤下部に内蔵さ
れたもう1対の型締用油圧シリンダのピストンロッドに
連結されている軸支持台と、前記基台に取付けられた前
記軸支 持台の型開き位置調整用ストッパと、同支持台に
固設された軸に回転自在に取付けられ、上部に前記ピス
トンロッドが通過できるようにあけられた切り欠き長穴
が設けてある回転型盤と、前記固定型盤の上部にピンジ
ョイントで回転自在に取付けられ、作動ロッドの先端は
前記回転型盤にピンジョイントで連結された型盤回転用
油圧シリンダと、前記回転型盤の外面に取付けられ、型
盤閉時前記上部の型締め用油圧シリンダのピストンロッ
ドのネジ部に係合するように油圧で作動するハーフナッ
トとで構成され、回転型盤は回転移動すると共に、固定
型盤と平行に向かい合った姿勢のまま短距離を直進移動
して型締めできるもので、これを課題解決のための手段
とするものである。
【0007】
【作用】本発明に係る各実施例毎に作用を説明する。 (第1実施例)型盤開閉用油圧シリンダを駆動して回転
型盤を引き上げ、金型を閉にする。次にハーフナットを
作動させて、型締め用油圧シリンダのピストンロッドの
溝頚に係合させる。次いで前記型締め用油圧シリンダに
油圧をかけて金型に圧力をかけた後、可塑化した成形用
原料を金型内に射出成形する。成形品が固まった後、前
記型締め用油圧シリンダの油圧を抜き、ハーフナットの
アクチュエータを逆作動させて、前記型締め用油圧シリ
ンダのピストンロッドの溝頚との係合を解き、前記型盤
回転用油圧シリンダを逆作動させて回転型盤を開き成形
品を取り出す。
【0008】(第2実施例)基台に取付けられた軸支持
台の取付けボルトを緩め、金型の組合わせ厚さに合わせ
て軸支持台の位置を調整ねじで調整した後、取付けボル
トを締付けて軸支持台を基台に固定する。次に回転型盤
を閉じ、ピストンロッドと反対方向に突き出した調整ロ
ッドの調整ナットを緩め、型締め用油圧シリンダのピス
トンロッドの位置を調整してハーフナットと前記ピスト
ンロッドの先端のねじとの係合位置を合わせ、しかる後
調整ナットを締めて止める。なお、射出成形作業におけ
る型盤回転開閉及び型締めの動作は第1実施例と同様で
ある。
【0009】(第3実施例)斜めに開いている回転型盤
を、型盤回転用油圧シリンダを駆動して固定型盤に対向
させる。このとき型締め用油圧シリンダのピストンは押
出し端にあり、回転型盤の上部は型締め用油圧シリンダ
のピストンロッドに取付けてあるストッパによって位置
決めされる。また回転型盤の下部にある回転軸を支える
軸支持台は、型開き位置調整用ストッパによって位置決
めされる。この位置においてハーフナットを作動させて
型締め用油圧シリンダのピストンロッド先端のねじに係
合させ、次に4個の型締め用油圧シリンダに作動油を送
り回転型盤を直進させて金型を密着させた後、更に油圧
を型締め圧力に上げ、可塑化した成形用原料を金型内に
射出成形する。成形品が固まった後、前記型締め用油圧
シリンダを逆作動させて回転型盤を直進後退させると、
回転型盤の上部は型締め用油圧シリンダのピストン押し
切りの位置で止まり、下部は回転型盤の回転軸を支える
軸支持台が型開き位置調整用ストッパによって止められ
る。次いでハーフナットを開いて外し、型盤回転用油圧
シリンダによって回転型盤を斜めに押し開く。
【0010】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1は本発明の第1実施例に係る型締機構の側面図
であり、図2は図1中のA矢視図である。本実施例は固
定型盤3に対する回転型盤15の相対位置が決まってい
る型式であり、金型7,9の組合わせ厚さは一定にしな
ければならないため、最も簡単な機構であり、専用機等
に適している。図中基台1に固定型盤3が固設され、同
型盤3上部に型締め手段としての一対の型締め用油圧シ
リンダ3a及びピストン11が内蔵されている。ピスト
ンロッド13の先端には溝頚部13aが設けられてい
る。基台1に軸19が固定して設けられ、この軸19の
両側に回転型盤15が嵌合し回転自在に取付けられてい
る。固定型盤13の上部に型盤回転用油圧シリンダ17
がピンジョイントで回転自在に取付けられ、同型盤回転
用油圧シリンダ17の作動ロッドの先端は回転型盤15
の上端にピンジョイントで連結されている。また回転型
盤15の上部にピストンロッド13を通す上部を切り欠
いた長穴15aが2個設けられ、その長穴15aの外面
両側に各1組のハーフナット23及び対になったハーフ
ナット23を個別に作動させる1組づつ計2組のハーフ
ナット用シリンダ25が取付けられている。型盤閉時、
この1組のハーフナット23はシリンダ25が作動する
ことにより1個のナットを形成し、型締め用シリンダ3
aのピストンロッド13の溝頚部13aに係合する。5
は射出ユニットを示し、7は固定側金型、9は回転側の
金型を示す。
【0011】前記構成の型締機構においてその作動を説
明すると、図1の2点鎖線で示した図形は回転型盤15
が開いている状態を表している。この状態より、型盤回
転用油圧シリンダ17を駆動して回転型盤15を引き上
げ、金型7,9を閉にする。次にシリンダ25を作動さ
せてハーフナット23を合わせ、型締め用油圧シリンダ
3aのピストンロッド13の溝頚部13aに係合させ
る。次いで型締め用油圧シリンダ3aに油圧をかけて金
型7,9に圧力をかけた後、射出ユニット5から可塑化
した成形用原料を金型内に射出し成形する。成形品が固
まった後、型締め用油圧シリンダ3aの油圧を抜き、ハ
ーフナット23のシリンダ25を逆作動させて、型締め
用油圧シリンダ3aのピストンロッド13の溝頚部13
aとの係合を解き、型盤回転用油圧シリンダ17を逆作
動させて回転型盤15を開き成形品を取り出す。
【0012】次に本発明に係る第2実施例を図3〜図5
において説明すると、図3は型締機構の側面図、図4は
図3におけるB矢視図、図5は図4におけるC矢視図で
ある。図3〜図5において基台31に固定型盤33が固
設され、同型盤33上部には型締め手段としての一対の
型締め用油圧シリンダ33a及びピストン35が内蔵さ
れ、ピストンロッド37の先端にはねじ部37aが設け
られている。ピストン35のロッド37と反対方向に調
整ロッド39が突き出し、同調整ロッド39は調整ナッ
ト41と組んで固定型盤33の外部においてピストン3
5の回転型盤45方向の移動量を規制する。固定型盤3
3の下部にタイボルト49が貫通し、その先端は基台3
1に取付けられた軸支持台47に貫通して止められてい
る。基台31に軸支持台47がボルト53によって取付
けられるが、同軸支持台47の取付け穴は長穴になって
いるので、固定型盤33からの距離をタイボルト49と
ナット51によって調整できるようになっており、これ
らが軸支持台47の接離機構を構成している。また軸支
持台47には軸19が取付けられており、ストッパ板2
1により固定される。この軸19に固定型盤45下部が
嵌合し回転自在に取付けられている。また固定型盤33
の上部には、型盤回転用油圧シリンダ17がピンジョイ
ントで回転自在に取付けられ、同油圧シリンダ17の作
動ロッドの先端は、回転型盤45の上部にピンジョイン
トで連結されている。回転型盤45の上部にはピストン
ロッド37を通す上部を切り欠いた長穴45aが2個設
けられ、その長穴45aの外面両側に各1組のハーフナ
ット43及び対になったハーフナット43を個別に作動
させる1組づつ計2組のハーフナット用シリンダ25が
取付けられている。型盤閉時、この1組のハーフナット
43はシリンダ25が作動することにより1個のナット
を形成し、型締め用シリンダ33aのピストンロッド3
7のねじ部37aに係合する。なお、5は射出ユニット
を示し、7は固定側金型、9は回転側の金型を示す。
【0013】前記構成の型締機構は固定型盤33に対す
る回転型盤45の相対位置が換えられるようにした機構
に特徴があり、他の構成は第1実施例のものと同様であ
るので、以下にその回転型盤45の相対位置換えの手順
を説明する。基台31に取付けられた軸支持台47の取
付けボルト53を緩め、金型7,9の組合わせ厚さに合
わせて回転型盤45の回転軸19の位置を調整ねじであ
るタイボルト49で調整した後、取付けボルト53を締
付けて軸支持台47を基台31に固定する。次いで回転
型盤45を閉じてピストンロッド37と反対方向に突き
出した調整ロッド39の調整ナット41を緩め、型締め
用油圧シリンダ33aのピストンロッド37の位置を調
整してハーフナット43とピストンロッド37の先端の
ねじ部37aとの係合位置を合わせた後、調整ナット4
1を締めて止める。なお、射出成形作業における型盤回
転開閉及び型締めの動作は第1実施例と同様であるの
で、ここではその説明を省略する。また図3中の2点鎖
線で示した図形は回転型盤45が開いている状態を表し
ている。
【0014】次に本発明に係る第3実施例を図6〜図8
において説明すると、図6は型締め機構の側面図の1部
断面図を示し、図7は図6のD方向から見た側面図(右
半分は断面図)を示し、図8は型締機構の作動を説明す
る側面図を示している。この実施例は回転型盤65の回
転機構だけでなく、固定型盤63と平行に向かい合った
姿勢のまま回転型盤65を短距離直進移動して型締め動
作に入ることのできる機構を備えている点に特徴があ
る。基台61に固定型盤63が固設され、同型盤63の
上部に一対の型締め用油圧シリンダ63a及びピストン
11が内蔵されている。ピストンロッド37の先端には
ねじ部37aを設けてあり、同ピストンロッド37に嵌
合して、位置調整可能な回転型盤用ストッパ67が設け
られている。また基台61にはリニアベアリング用のガ
イドレール73が敷設され、この上を走行するリニアベ
アリング75は軸支持台71を支えている。軸支持台7
1は、固定型盤63の下部に内蔵されたもう一対の型締
め用油圧シリンダ63bのピストンロッド69に連結さ
れており、これらが軸19の接離機構を構成している。
また基台61には軸支持台71の型開き位置調整用スト
ッパボルト79が支持台77を介して取付けられてお
り、同軸支持台71に取付けられ、ストッパ板21によ
り固定されている軸19に回転型盤65が回転自在に取
付けられている。また固定型盤63の上部には型盤回転
用油圧シリンダ17がピンジョイントで回転自在に取付
けられ、同シリンダ17の作動ロッドの先端は回転型盤
65の上部にピンジョイントで連結されている。回転型
盤65の上部にピストンロッド37を通す上部を切り欠
いた長穴65aが2個設けられ、その長穴65aの外面
両側に各1組のハーフナット43及び対になったハーフ
ナット43を個別に作動させる1組づつ計2組のハーフ
ナット用シリンダ25が取付けられている。型盤閉時、
この1組のハーフナット43はシリンダ25が作動する
ことにより1個のナットを形成し、型締め用シリンダ6
3aのピストンロッド37のねじ部37aに係合する。
【0015】以下に第3実施例に係る型盤回転開閉及び
型締めの動作を説明する。図8は回転型盤65が直立
し、型締め用油圧シリンダ63a,63bのピストン1
1がまだ左端にあって、金型が離れているときの状態を
示し、2点鎖線で示した図形は回転型盤65が大きく斜
めに開いている状態を示す。この状態から、斜めに開い
ている回転型盤65を、型盤回転用油圧シリンダ17を
駆動して固定型盤63に対向させる(図8の状態)。こ
のとき型締め用油圧シリンダ63aのピストン11は押
出し端にあり、回転型盤65の上部はピストンロッド3
7に取付けてあるストッパ67によって位置決めされ
る。また回転型盤65の下部にある回転軸19を支える
軸支持台71は、型開き位置調整用ストッパ79によっ
て位置決めされる。この位置においてハーフナット43
を作動させてピストンロッド37先端のねじ部37aに
係合させ、次に4個の型締め用油圧シリンダ63a,6
3bに作動油を送り、回転型盤65を直進させて金型7
と金型9を密着させた後、更に油圧を型締め圧力に上
げ、射出ユニット5により可塑化した成形用原料を金型
内に射出し成形する(図6はこのときの各構成部品の位
置、状態を示す)。成形品が固まった後、型締め用油圧
シリンダ63a,63bを逆作動させて回転型盤65を
直進後退させると、回転型盤65の上部は型締め用油圧
シリンダ63aのピストン11の押し切りの位置で止ま
り、下部は回転型盤65の回転軸19を支える軸支持台
71が型開き位置調整用ストッパ79によって止められ
る。次いでハーフナット43を開いて外し、型盤回転用
油圧シリンダ17によって回転型盤65を斜めに押し開
き成形品を取り出す。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明による
と、型盤の一方を基台上に設けられた軸を中心に回転す
る型開き方式を採用したため、型締め装置全体をコンパ
クトにできる。また射出成形機の設置面積が少なくて済
み、構成部品が少なくコスト低減ができる。更に型締め
用油圧シリンダは一対だけでよいので部品数が少なく、
かつ省エネとなる上に、回転型盤に短距離であるが直進
機構を加えることにより精度の高い金型を使用し、精密
な製品が得られる等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る型締機構の側断面図
である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る型締機構の側断面図
である。
【図4】図3のB矢視図である。
【図5】図4のC矢視図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る型締機構の側断面図
である。
【図7】図6のD〜D断面図である。
【図8】本発明の第3実施例に係る型締機構の作動の説
明図である。
【図9】従来の型締装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1 基台 3 固定型盤 3a 型締め用油圧シリンダ 11 ピストン 13 ピストンロッド 15 回転型盤 17 型盤回転用油圧シリンダ 19 軸 23 ハーフナット 31 基台 33 固定型盤 35 ピストン 37 ピストンロッド 39 調整ロッド 43 ハーフナット 45 回転型盤 47 軸支持台 61 基台 63 固定型盤 63a,63b 型締め用油圧シリンダ 65 回転型盤 67 回転型盤用ストッパ 71 軸支持台 73 ガイドレール 75 リニアベアリング 79 型開き位置調整用ストッパ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台に固設された固定型盤と、同型盤上
    部に内蔵された1対の型締め用油圧シリンダ及びピスト
    ン並びに先端に溝頚部を設けたピストンロッドと、前記
    基台に固設された軸に回転自在に取付けられ、上部に前
    記ピストンロッドが通過できるようにあけられた切り欠
    き長穴が設けてある回転型盤と、前記固定型盤の上部に
    ピンジョイントで回転自在に取付けられ、作動ロッドの
    先端は前記回転型盤にピンジョイントで連結された型盤
    回転用油圧シリンダと、前記回転型盤の外面に取付けら
    れ、型盤閉時前記型締め用油圧シリンダのピストンロッ
    ドの溝頚部に係合するように油圧で作動するハーフナッ
    トとで構成されたことを特徴とする射出成形機の型締機
    構。
  2. 【請求項2】 基台に固設された固定型盤と、同型盤上
    部に内蔵された1対の型締め用油圧シリンダ及びピスト
    ン並びに先端にネジ部を設けたピストンロッドと、前記
    ピストンの前記ロッドと反対方向に突き出し前記固定型
    盤の外部においてピストンの回転型盤方向の移動量を規
    制する調整ロッド及び調整ナットと、前記基台に設けら
    れた固定型盤からの距離が調整可能な軸支持台と、同支
    持台に固設された軸に回転自在に取付けられ、上部に前
    記ピストンロッドが通過できるようにあけられた切り欠
    き長穴が設けてある回転型盤と、前記固定型盤の上部に
    ピンジョイントで回転自在に取付けられ、作動ロッドの
    先端は前記回転型盤にピンジョイントで連結された型盤
    回転用油圧シリンダと、前記回転型盤の外面に取付けら
    れ、型盤閉時前記型締め用油圧シリンダのピストンロッ
    ドのネジ部に係合するように油圧で作動するハーフナッ
    トとで構成されたことを特徴とする射出成形機の型締機
    構。
  3. 【請求項3】 基台に固設された固定型盤と、同型盤上
    部に内蔵された1対の型締め用油圧シリンダ及びピスト
    ン並びに先端にネジ部を設けたピストンロッドと、同ピ
    ストンロッドに嵌合して設けられた位置調整可能な回転
    型盤用ストッパと、前記基台に型盤移動方向に設けられ
    たガイドレール上を走行するリニアベアリングに支えら
    れ、固定型盤下部に内蔵されたもう1対の型締用油圧シ
    リンダのピストンロッドに連結されている軸支持台と、
    前記基台に取付けられた前記軸支持台の型開き位置調整
    用ストッパと、同支持台に固設された軸に回転自在 に取
    付けられ、上部に前記ピストンロッドが通過できるよう
    にあけられた切り欠き長穴が設けてある回転型盤と、前
    記固定型盤の上部にピンジョイントで回転自在に取付け
    られ、作動ロッドの先端は前記回転型盤にピンジョイン
    トで連結された型盤回転用油圧シリンダと、前記回転型
    盤の外面に取付けられ、型盤閉時前記上部の型締め用油
    圧シリンダのピストンロッドのネジ部に係合するように
    油圧で作動するハーフナットとで構成され、回転型盤は
    回転移動すると共に、固定型盤と平行に向かい合った姿
    勢のまま短距離を直進移動して型締めできることを特徴
    とする射出成形機の型締機構。
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