JPH06103396A - 光学マークカード読み取り機 - Google Patents

光学マークカード読み取り機

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Publication number
JPH06103396A
JPH06103396A JP4252553A JP25255392A JPH06103396A JP H06103396 A JPH06103396 A JP H06103396A JP 4252553 A JP4252553 A JP 4252553A JP 25255392 A JP25255392 A JP 25255392A JP H06103396 A JPH06103396 A JP H06103396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mark
card
reading
read
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4252553A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Honma
康博 本間
Terumi Fujita
輝美 藤田
Teruhisa Sojo
輝久 荘所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4252553A priority Critical patent/JPH06103396A/ja
Publication of JPH06103396A publication Critical patent/JPH06103396A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学マークカード読み取り機に関し、トラブ
ルの発生を未然に防止することを目的とする。 【構成】 カード9に下地印刷と同じインキで下地印刷
の文字より大きい面積の下地印刷チェックマーク14を
設けるとともに、カード読み取り時の下地印刷チェック
マーク14の読み取り結果により下地印刷による過読を
判定する判定手段19を設けた、また、前記カード9に
読み取るべき濃度および面積のセンサ感度チェックマー
ク15を設けるとともに、カード読み取り時のセンサ感
度チェックマーク15の読み取り結果によりセンサの感
度低下を判定する判定手段20を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学マークカード読み
取り機に関する。光学マークカード読み取り機(OM
R)においては、カードに印刷した下地印刷による過読
やセンサの感度低下による記入マークの不読が生じるこ
とがある。このような下地印刷による過読や記入マーク
の不読は、その場では気が付かず、後で判る場合があ
り、トラブルの元になる。このようなトラブルの発生を
未然に防止することが要望されている。
【0002】
【従来の技術】従来の光学マークカード読み取り機にお
いては、カードに光を当て、カードの無印刷部の反射光
量に対するマーク欄からの反射光量の減少量によりマー
クの有無を判定する。カードにはマーク欄の位置や意味
付けを示すための下地印刷が行われており、マーク記入
者はこの下地印刷をガイドにマークを行う。
【0003】光学マークカード読み取り機では、下地印
刷にはドロップアウトカラーと呼ばれる読み取り波長で
の反射光量の減少が少ない読み取り難い色を使用し、マ
ーク色には反射光量の減少が多く読み取り易い色を使用
している。ドロップアウトカラーは光学マークカード読
み取り機にて読み取り難いが、記入者にとっても一般的
に読み取り難いものである。そのため、マーク記入者か
らの要望により下地印刷は濃く印刷される傾向にある。
【0004】しかし、あまり濃く印刷しすぎると下地印
刷をマークとして読み取ってしまうことになる。また、
読み取りセンサの汚れや劣化により感度低下が起きると
記入されたマークが読み取れない場合が発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光学マークカー
ド読み取り機においては、下地印刷による過読や記入マ
ークの不読が発生するため、後でトラブルの原因になる
という問題点があった。本発明は、このような従来の問
題点に鑑みてなされたものであって、下地印刷による過
読や記入マークの不読を判別することで、トラブルの発
生を未然に防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明は、カード9に光を当て反射光量の減
少量によりマーク13の有無を判定する光学マークカー
ド読み取り機を対象とし、前記カード9に下地印刷と同
じインキで下地印刷の文字より大きい面積の下地印刷チ
ェックマーク14を設けるとともに、カード読み取り時
の下地印刷チェックマーク14の読み取り結果により下
地印刷による過読を判定する判定手段19を設けたこと
を特徴とする。
【0007】また、本発明は、カード9に光を当て反射
光量の減少量によりマーク13の有無を判定する光学マ
ークカード読み取り機を対象とし、前記カード9に読み
取るべき濃度および面積のセンサ感度チェックマーク1
5を設けるとともに、カード読み取り時のセンサ感度チ
ェックマーク15の読み取り結果によりセンサの感度低
下を判定する判定手段20を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】光学マークカード読み取り機では、カード9の
搬送方向の直角方向に、読み取るマーク行分のセンサが
設けられており、搬送方向のマーク桁分についてはタイ
ミングマークなどにより搬送と同期を取りながら読み取
りを行う。このような、カード全体をイメージ読み取り
するのではなく、マーク欄に対応して1個のセンサが設
けられた読み取り機においては、読み取り機のセンサは
カード9のある面積からの反射光量の平均値を受光する
ことになる。
【0009】このため、読み取るマーク(下地印刷も含
む)はその濃度だけでなく、面積にも影響される。ある
面積がないと、その周りの無印刷部分に影響されて相対
的に反射光量が増大する。このセンサ特性を利用し、下
地印刷される文字面積より大きな下地印刷チェックマー
ク14をカードに下地印刷と同じインキにて印刷してお
き、これを読み取り時にチェック読み取りすることによ
り下地印刷の過読をチェックする。下地印刷チェックマ
ーク14を読み取らなければ、それより面積の少ない下
地印刷の過読が発生しないものとし、下地印刷チェック
マーク14を読み取った場合は、下地印刷の過読の可能
性があると判定する。
【0010】また、読み取らなければならない濃度と面
積のセンサ感度チェックマーク15も同様に印刷してお
き、センサの汚れや劣化による感度の低下によるセンサ
感度チェックマーク15の不読をチェックする。なお、
この場合のインキは下地印刷と同じである必要はない。
センサ感度チェックマーク15を読み取れば、センサ感
度の低下がないものとし、センサ感度チェックマーク1
5が読み取れなかった場合はセンサ感度の低下があると
判定する。
【0011】このように、下地印刷による過読や記入マ
ーク13の不読を判別することができるため、チェック
結果がNGであれば、その場でアラームをあげることが
でき、トラブルの発生を未然に防止することができる。
また、カード9の印刷濃度やセンサの清掃、再調整につ
いて適宜指示することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図7は本発明の一実施例を示す図である。
図2は光学マークカード読み取り機の平面図、図3は光
学マークカード読み取り機の側面図である。
【0013】図2および図3において、1は光学マーク
カード読み取り機2の搬送モータであり、搬送モータ1
は搬送ローラ3,4を回転駆動する。搬送ローラ3,4
の回転駆動により、カード9が読み取りセンサ部10に
搬送される。なお、5,6,7,8はカード9の押さえ
となる搬送ローラである。読み取りセンサ部10は4個
の受光部10A〜10Dと4個の発光部10E〜10H
により構成される。受光部10A,10B,10Cおよ
び発光部10E,10F,10Gはデータ読み取り用の
もので、受光部10Dおよび発光部10Hが搬送同期用
タイミングマークの読み取り用のものである。
【0014】次に、図4に基づいて前記カードを説明す
る。図4において、1行目から3行目まで、かつ、2桁
目から9桁目までマーク記入欄11が設けられ、マーク
記入欄11は枠と数字の下地印刷よりなる。カード9の
端部には軸方向に複数の搬送同期用タイミングマーク1
2が設けられている。13はマーク記入欄11に記入し
たマークを示す。
【0015】また、10桁目には3個の下地印刷チェッ
クマーク14が設けられ、下地印刷チェックマーク14
は下地印刷と同じインキで下地印刷の文字より大きな面
積で設けられる。また、1桁目には3個のセンサ感度チ
ェックマーク15が設けられ、センサ感度チェックマー
ク15は読み取るべき濃度および面積で設けられる。
【0016】次に、図5に基づいて読み取り制御回路を
説明する。図5において、10は前記読み取りセンサ部
であり、読み取りセンサ部10は通過するカード9に光
を照射し、カード9からの反射光を光電変換する。16
は読み取り部であり、読み取り部16は、読み取りセン
サ部10からの光電変換出力を受けて、カード9の無印
刷部からの光電変換出力との比較によりマーク13の有
無が判定される。
【0017】17はメモリであり、メモリ17には、読
み取り部16によるマーク13の有無の判定結果が読み
取りデータとしてマーク記入欄11毎に記憶される。1
8はマーク読み取り制御部であり、マーク読み取り制御
部18はカード9の光電変換およびマーク13の有無判
定がすべて終了すると、メモリ17に記憶されている下
地印刷チェックマーク14およびセンサ感度チェックマ
ーク15の読み取り結果を下地印刷チェックマーク判定
部(判定手段)19およびセンサ感度チェックマーク判
定部(判定手段)20に判定を指示する。
【0018】下地印刷チェックマーク判定部19は全行
の下地印刷チェックマーク14を読み取っていないこと
を確認し、一箇所でも読み取っていればNG判定をマー
ク読み取り制御部18に通知する。センサ感度チェック
マーク判定部20は全行のセンサ感度チェックマーク1
5が読み取れていることを確認し、一箇所でも読み取れ
ていなければNG判定をマーク読み取り制御部18に通
知する。
【0019】マーク読み取り制御部18は下地印刷チェ
ックマーク判定部19およびセンサ感度チェックマーク
判定部20の各判定結果により、NGがなければ、マー
ク読み取りデータを上位ホスト計算機に転送する。マー
ク読み取り制御部18は、下地印刷チェックマーク判定
部19の判定結果がNGであれば、下地印刷の過読の可
能性を示すアラームを、また、センサ感度チェックマー
ク判定部20の判定結果がNGであれば記入したマーク
13の不読の可能性を示すアラームを、マーク読み取り
データとともに上位ホスト計算機に通知する。
【0020】次に、カードの記入例を図6に示す。図6
において、1行目の7桁目,9桁目、2行目の3桁目,
5桁目、3行目の2桁目,7桁目にそれぞれ×印のマー
ク13がつけられている。このカード9を読み取る場
合、カード9は搬送モータ1により駆動される搬送ロー
ラ3,4により読み取りセンサ部10に搬送される。
【0021】読み取りセンサ部10は通過するカード9
に光を照射し、カード9からの反射光を光電変換する。
読み取りセンサ部10からの光電変換出力は、読み取り
部16により読み取られ、マーク13の有無判定が行わ
れ、メモリ17に記憶される。読取りデータのメモリ1
7内に格納された状態を図7に示す。下地印刷チェック
マーク判定部19は、図7に示すように、10桁目が全
て“0”(マークなし)であることを確認し、一箇所で
も“1”(マークあり)であるときは、NGをマーク読
み取り制御部18に通知する。
【0022】また、センサ感度チェックマーク判定部2
0は、図7に示すように、1桁目が全て“1”(マーク
あり)であることを確認し、一箇所でも“0”(マーク
なし)であるときは、NGをマーク読み取り制御部18
に通知する。マーク読み取り制御部18は、下地印刷チ
ェックマーク判定部19の判定がNGであれば、下地印
刷の過読の可能性を示すアラームを、また、センサ感度
チェックマーク判定部20の判定がNGであれば、記入
マーク13の不読の可能性を示すアラームを、マーク読
み取りデータとともに上位ホスト計算機に通知する。
【0023】このように、カード9の読み取り時に、下
地印刷チェックマーク判定部19およびセンサ感度チェ
ックマーク判定部20がチェックマークを判定するた
め、その場で上位ホスト計算機にアラームが通知され、
適切なアラーム処理を行うことができる。また、カード
9の印刷濃度や読み取りセンサ部10の清掃、再調整に
ついて適宜指示することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、カードに印刷したチェックマークの読み取り結果に
より下地印刷による過読やセンサの感度低下による記入
マークの不読を判別することができるため、チェック結
果がNGであれば、その場でアラームをあげることがで
き、トラブルを未然に防止することができる。
【0025】また、カードの印刷濃度やセンサの清掃、
再調整について適宜指示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示す平面図
【図3】本発明の一実施例を示す側面図
【図4】カードの例を示す図
【図5】読み取り制御系を示す図
【図6】カードの記入例を示す図
【図7】読み取りデータの例を示す図
【符号の説明】
1:搬送モータ 2:光学マークカード読み取り機 3〜8:搬送ローラ 9:カード 10:読み取りセンサ部 10A〜10D:受光部 10E〜10H:発光部 11:マーク記入欄 12:搬送同期用タイミングマーク 13:マーク 14:下地印刷チェックマーク 15:センサ感度チェックマーク 16:読み取り部 17:メモリ 18:マーク読み取り制御部 19:下地印刷チェックマーク判定部(判定手段) 20:センサ感度チェックマーク判定部(判定手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード(9)に光を当て反射光量の減少量
    によりマーク(13)の有無を判定する光学マークカー
    ド読み取り機において、 前記カード(9)に下地印刷と同じインキで下地印刷の
    文字より大きい面積の下地印刷チェックマーク(14)
    を設けるとともに、カード読み取り時の下地印刷チェッ
    クマーク(14)の読み取り結果により下地印刷による
    過読を判定する判定手段(19)を設けたことを特徴と
    する光学マークカード読み取り機。
  2. 【請求項2】カード(9)に光を当て反射光量の減少量
    によりマーク(13)の有無を判定する光学マークカー
    ド読み取り機において、 前記カード(9)に読み取るべき濃度および面積のセン
    サ感度チェックマーク(15)を設けるとともに、カー
    ド読み取り時のセンサ感度チェックマーク(15)の読
    み取り結果によりセンサの感度低下を判定する判定手段
    (20)を設けたことを特徴とする光学マークカード読
    み取り機。
JP4252553A 1992-09-22 1992-09-22 光学マークカード読み取り機 Pending JPH06103396A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010046818A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Canon Inc プリンタおよびプリント用紙

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010046818A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Canon Inc プリンタおよびプリント用紙

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000704