JP2000006491A - 記録装置および被記録媒体 - Google Patents

記録装置および被記録媒体

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JP2000006491A
JP2000006491A JP17881698A JP17881698A JP2000006491A JP 2000006491 A JP2000006491 A JP 2000006491A JP 17881698 A JP17881698 A JP 17881698A JP 17881698 A JP17881698 A JP 17881698A JP 2000006491 A JP2000006491 A JP 2000006491A
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Saiji Yamada
財士 山田
Masakatsu Iwata
正勝 岩田
Mamoru Takai
守 高居
Koji Hori
浩司 堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録装置における画像記録条件を、画像が記
録される被記録媒体の特性に応じた条件に設定する。 【解決手段】 記録装置1は、被記録媒体S1に画像を
記録するための記録手段である記録ヘッド2と、被記録
媒体載置台5aに装填された被記録媒体S1を記録ヘッ
ド2の下方に給紙する自動給送装置5とを有する。被記
録媒体S1には、その被記録媒体の特性に関する情報を
表示する情報表示手段(不図示)が設けられているとと
もに、記録装置1には、その情報表示手段によって表示
された情報を読み取るための情報読取装置6が備えられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被記録媒体に画像
を形成する記録装置および被記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図29は、従来の記録装置の一部を示す
断面図である。
【0003】図29に示すように、従来の記録装置10
1は、記録手段としての記録ヘッド102を脱着自在に
搭載して主走査方向に移動させるキャリッジ103と、
被記録媒体Sを副走査方向に搬送するための搬送手段1
04と、被記録媒体載置台105aに装填された被記録
媒体Sを一枚ずつ自動搬送するための自動給送装置10
5とが設けられている。なお、上記の主走査方向と副走
査方向とは、互いに直交している。
【0004】被記録媒体Sは自動給送装置105によっ
て搬送手段104に給紙され、搬送手段104の搬送ロ
ーラ104aおよびピンチローラ104bによって、記
録ヘッド102に対向する記録位置に搬送される。この
記録位置において、記録ヘッド102から被記録媒体S
の表面にインクを吐出させながら、キャリッジ103を
主走査方向に移動させ、更に上述の搬送ローラ104a
等によって被記録媒体Sを適宜に搬送することで、被記
録媒体Sの表面全体に所望のインク画像が形成される。
【0005】上記のような記録装置によって画像が記録
される被記録媒体としては、インクの吸収性や定着性等
が様々に異なる種々の記録紙や、透明プラスチックから
なるOHPシート等が用いられる。そのため、常に良好
な画質で画像を被記録媒体に記録するためには、記録装
置における記録速度や単位面積当たりのインク使用量等
の諸記録条件を、画像が記録される被記録媒体の特性に
応じた条件に設定する必要がある。
【0006】従来は、記録装置に接続されたコンピュー
タ上で動作するプリンタドライバのドライバ画面(図3
0参照)を通じて、画像が記録される被記録媒体の特性
データをオペレーターが記録装置に入力することによ
り、記録装置の諸記録条件を上記の特性データに対応す
る条件に設定していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
説明した従来の技術では、被記録媒体の特性データをオ
ペレーターが入力しなければならないため、例えば種々
の被記録媒体に画像記録を行う際には、記録される被記
録媒体が変化する度に特性データの入力を行う必要があ
り、オペレーターにとって画像記録作業が煩雑となって
いた。さらに、オペレーターが誤った特性データの入力
を行った場合には、良好な画像記録がなされず、被記録
媒体および記録時間を無駄にしてしまうおそれがある。
【0008】また、被記録媒体の種類によっては、画像
記録面と非記録面との区別が困難であるために、被記録
媒体を記録装置に装填する際に、記録面と非記録面とを
逆にしてしまうこともある。このような状態で画像記録
を行った場合にも、良好な画像記録がなされず、被記録
媒体および記録時間を無駄にしてしまうおそれがある。
特に、被記録媒体として高価な高精細用紙を用いた場合
には、大きな経済的損失を被ることとなる。
【0009】そこで本発明は、オペレーターによる被記
録媒体の特性データの入力が行われなくても、記録装置
における画像記録条件を、画像が記録される被記録媒体
の特性に応じた条件に設定することができる記録装置お
よび被記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の記録装置は、画像が記録される被記録媒体
であって、該被記録媒体の特性に関する情報を表示する
情報表示手段が備えられた被記録媒体に画像を記録する
記録手段と、前記情報表示手段によって表示された前記
情報を読み取るための情報読取手段とを有する。
【0011】これにより、情報表示手段に表示された材
質、大きさ、インクの吸収性や定着性等の被記録媒体の
特性に関する情報が、被記録媒体に画像記録を行う前に
情報読取手段によって読み取られるため、記録装置にお
ける画像記録条件を被記録媒体の特性に応じた条件に自
動的に設定することが可能となり、オペレーターが被記
録媒体に関する情報データの入力を行う必要がなくな
る。
【0012】また、前記情報表示手段はバーコードによ
って構成され、前記情報読取手段は前記バーコードを読
み取るためのバーコードスキャナによって構成されてい
てもよい。あるいは、前記情報表示手段は前記被記録媒
体に形成された点字状の凹凸部によって構成され、前記
情報読取手段は前記点字状の凹凸部を読み取るための触
読検知手段によって構成されていてもよい。
【0013】また、前記情報表示手段は透光率が互いに
異なる複数の透光部によって構成され、前記情報読取手
段は前記各透光部の透光率を検出する透光率検出手段に
よって構成されていてもよい。あるいは、前記情報表示
手段は磁気記録媒体によって構成され、前記情報読取手
段は前記磁気記録媒体に記録された前記情報を読み取る
ための磁気情報読取手段によって構成されていてもよ
い。
【0014】また、前記情報表示手段は光が照射される
とパターン形状が投影される被投影部によって構成さ
れ、前記情報読取手段は前記被投影部に光を照射する照
明手段と、該照明手段によって投影された投影像の前記
パターン形状を読み取るための投影像読取手段とによっ
て構成されていてもよい。
【0015】また、前記記録装置に供給される複数の前
記被記録媒体が装填されるカセットがさらに備えられて
おり、前記情報表示手段は前記各被記録媒体の端面に設
けられているとともに、前記カセットのうちの前記被記
録媒体が前記カセットに装填されたときに前記情報表示
手段に対向する部分には開口部が設けられ、前記情報読
取手段は前記カセットが前記記録装置に装着されたとき
に前記情報表示手段に対向する位置に配設されている構
成としてもよい。
【0016】また、前記情報表示手段は前記被記録媒体
の一部が切り取られて形成された切欠部によって構成さ
れ、前記情報読取手段は前記切欠部の形状もしくは大き
さを検知するための切欠部検知手段によって構成されて
いてもよい。
【0017】また、前記情報表示手段は前記被記録媒体
に設けられた貫通孔によって構成され、前記情報読取手
段は前記貫通孔を検出するための貫通孔検出手段によっ
て構成されていてもよい。
【0018】さらに、前記被記録媒体を搬送するための
搬送手段がさらに備えられており、前記貫通孔は複数設
けられ、前記各貫通孔は前記記録装置における前記被記
録媒体の搬送方向に沿って配列されているとともに、前
記貫通孔検出手段は前記被記録媒体が前記搬送手段によ
って搬送されたときに前記各貫通孔が通過する位置の近
傍に配設されている構成とすることにより、被記録媒体
が搬送手段によって搬送されると各貫通孔が貫通孔検出
手段を通過し、前記の情報が読み取られる。
【0019】さらには、前記各貫通穴は前記搬送方向に
沿って複数列に配列されており、前記貫通孔検出手段は
前記被記録媒体が前記搬送手段によって搬送されたとき
に前記各列に配列された前記各貫通孔が通過する位置の
近傍にそれぞれ配設されている構成とすることにより、
被記録媒体の情報表示部により多くの情報量が表示され
るとともに、その情報の読み取りに必要な時間が短縮さ
れる。
【0020】また、前記記録手段は、ノズルからインク
を吐出して前記被記録媒体に画像を形成するインクジェ
ット記録ヘッドである構成としてもよい。
【0021】また、本発明の被記録媒体は、記録装置に
よって画像が記録される被記録媒体であって、該被記録
媒体の特性に関する情報を表示する情報表示手段を有す
ることを特徴とする。
【0022】上記本発明の被記録媒体によれば、情報表
示手段に表示された材質、大きさ、インクの吸収性や定
着性等の被記録媒体の特性に関する情報を、被記録媒体
に画像記録を行う前に、記録装置に備えられた情報読取
手段によって読み取ることにより、記録装置における画
像記録条件を被記録媒体の特性に応じた条件に自動的に
設定することが可能となり、オペレーターが被記録媒体
に関するデータの入力を行う必要がなくなる。
【0023】また、前記情報表示手段は、バーコード
や、前記被記録媒体に形成された点字状の凹凸部や、透
光率が互いに異なる複数の透光部や、磁気記録媒体や、
光が照射されると所定のパターン形状が投影される被投
影部や、前記被記録媒体の一部が切り取られて形成され
た切欠部によって構成されていてもよい。
【0024】また、前記情報表示手段は、前記被記録媒
体に設けられた貫通孔によって構成されていてもよい。
【0025】さらに、前記貫通孔は複数設けられ、前記
各貫通穴は前記記録装置における前記被記録媒体の搬送
方向に沿って配列されている構成とすることが好まし
い。
【0026】さらには、前記各貫通孔は前記搬送方向に
沿って複数列に配列されている構成とすることにより、
被記録媒体の情報表示部により多くの情報量が表示され
るとともに、その情報の読み取りが行われる際に必要な
時間が短縮される。
【0027】また、前記情報表示手段は、前記被記録媒
体のうちの前記画像が記録される領域以外の部分や、前
記被記録媒体の端面や、前記被記録媒体のうちの前記画
像が記録される面の裏面に設けられている構成とするこ
とにより、被記録媒体の画像記録面が有効に利用され
る。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0029】(第1の実施形態)図1は本発明の被記録
媒体の第1の実施形態を示す斜視図、図2は本発明の記
録装置の第1の実施形態の一部を示す断面図である。
【0030】図1に示すように、本実施形態の被記録媒
体S1の側端面には、被記録媒体S1の材質、大きさ、
インクの吸収性や定着性等の特性データを表示する情報
表示手段として、バーコードによって構成された情報表
示部7aが付されている。
【0031】一方、図2に示すように、本実施形態の記
録装置1には、被記録媒体載置台5aに載置された被記
録媒体S1に付されている情報表示部7aを読み取るた
めの情報読取手段として、バーコードスキャナやCCD
カメラ等からなる情報読取装置6が備えられている。こ
こで、図1に示す記録装置1のキャリッジ3、搬送手段
4、搬送ローラ4a、ピンチローラ4b、自動給送装置
5および被記録媒体載置台5aの各構成は、図29に示
した従来の記録装置101と同様であるので詳しい説明
は省略する。なお、本実施形態の記録装置1における記
録ヘッド2には、ノズルからインクを吐出して被記録媒
体S1に画像を形成するいわゆるインクジェット記録ヘ
ッドが用いられている。
【0032】上記のように構成された本実施形態の記録
装置1および被記録媒体S1では、記録装置1の被記録
媒体載置台5aに被記録媒体S1が載置されると、被記
録媒体S1に付された情報表示部7aの情報が情報読取
装置6によって読み取られ、記録装置1の制御部(不図
示)に伝達される。これにより、被記録媒体S1の搬送
速度、キャリッジ3の走査速度や、単位面積当たりのイ
ンク消費量等の諸記録条件が、被記録媒体載置台5aに
載置された被記録媒体S1にとって最適な条件に設定さ
れる。
【0033】その後、被記録媒体S1は自動給送装置5
によって搬送手段4に給紙され、搬送手段4の搬送ロー
ラ4aおよびピンチローラ4bによって、記録ヘッド2
に対向する記録位置に搬送される。この記録位置におい
て、被記録媒体S1の表面に記録ヘッド2からインクを
吐出させながらキャリッジ3を主走査方向に移動させ、
更に上述の搬送ローラ4a等によって被記録媒体S1を
適宜に搬送することで、被記録媒体S1の表面全体に所
望の画像が形成される。
【0034】このように、本実施形態によれば、被記録
媒体載置台5aに被記録媒体S1を載置すると、情報表
示部7aの情報が情報読取装置6によって読み取られ、
記録装置1における諸記録条件が自動的に設定される。
そのため、従来技術のようにオペレーターがデータ入力
を行う必要がないので、オペレーターにとって画像記録
作業が簡素化され、また、誤データが入力されるおそれ
もなくなる。
【0035】さらに、本実施形態の記録装置1におい
て、例えば、被記録媒体S1が表裏を逆にした状態で被
記録媒体載置台5aに載置されること等により、情報表
示部7aが情報読取装置6の読み取り位置に配置され
ず、情報表示部7aの読み取りが行われなかった場合に
は、被記録媒体S1の搬送動作および記録動作が行われ
ない構成とすることが好ましい。これにより、被記録媒
体S1に良好な画像記録がなされず、被記録媒体および
記録時間を無駄にしてしまうことが防止される。
【0036】なお、本実施形態の情報表示手段は、被記
録媒体の端面の他に、画像が記録される領域以外の部分
や、画像が記録される面の裏面に設けられていることが
好ましい。これにより、被記録媒体の画像記録面を有効
に利用することができる。
【0037】(第1の変形例)次に、図1および図2に
示した被記録媒体および記録装置の第1の変形例を、図
3を参照して説明する。図3は、図1に示した被記録媒
体の第1の変形例を示す平面図である。
【0038】図3に示すように、本変形例の被記録媒体
S2の表面には、材質、大きさ、インクの吸収性や定着
性等の特性データを表示する情報表示手段として、点字
状の凹凸部によって構成された情報表示部7bが形成さ
れている。情報表示部7bは、被記録媒体S2の画像記
録領域以外の部分に形成されている。
【0039】一方、上記のように構成された被記録媒体
S2に画像記録を行う記録装置には、被記録媒体載置台
に載置された被記録媒体S2に付されている情報表示部
7bを読み取るための情報読取手段として、情報表示部
7bの凹凸を検出する触読検出手段等からなる情報読取
装置が備えられている。なお、記録装置のその他の構成
は、図2を参照して説明した記録装置1と同様に構成さ
れる。
【0040】本変形例においても、被記録媒体載置台に
被記録媒体S2を載置すると、情報表示部7bの情報が
情報読取装置によって読み取られ、記録装置における諸
記録条件が自動的に設定される。そのため、従来技術の
ようにオペレーターがデータ入力を行う必要がないの
で、オペレーターにとって画像記録作業が簡素化され、
また、誤データが入力されるおそれもなくなる。
【0041】さらに、本変形例の記録装置も、情報表示
部7bが情報読取装置の読み取り位置に配置されず、情
報表示部7bの読み取りが行われなかった場合には、被
記録媒体S2の搬送動作および記録動作が行われない構
成とすることが好ましい。
【0042】(第2の変形例)次に、図1および図2に
示した被記録媒体および記録装置の第2の変形例を、図
4を参照して説明する。図4は、図1に示した被記録媒
体の第2の変形例を示す平面図である。
【0043】図4(a)に示すように、本変形例の被記
録媒体S3の表面における画像記録領域外の部分には、
材質、大きさ、インクの吸収性や定着性等の特性データ
を表示する情報表示手段として、透光率が互いに異なる
複数の透光部で構成された情報表示部7cが形成されて
いる。図4(b)に示すように、被記録媒体S3の情報
表示部7cは透光率が三段階に区分された3種類の透光
部によって構成され、各透光部は、透光率が10〜30
%の透光部を「信号0」、透光率が40〜60%の透光
部を「信号1」、透光率が70〜90%の透光部を「信
号2」として扱われる。なお、図4(a)に示す情報表
示部7cにおいて、左から3つ目までの透光部は被記録
媒体S3の用紙サイズを表示し、左から4つ目から6つ
目までの透光部は被記録媒体S3の種類を表示し、残り
の右から2つ目までの透光部は被記録媒体S3の用紙セ
ット方向を表示する。
【0044】一方、上記のように構成された被記録媒体
S3に画像記録を行う記録装置には、被記録媒体載置台
に載置された被記録媒体S3に付されている情報表示部
7cを読み取るための情報読取手段として、情報表示部
7cの各透光部の透光率を検出する透光率検出手段から
なる情報読取装置が備えられている。記録装置のその他
の構成は、図2を参照して説明した記録装置1と同様に
構成される。なお、情報表示部7bにおける各透光部の
配列と、情報表示部7bが表示する情報内容とは、予め
図5(a)〜(c)に示すように関連づけられて、記録
装置の制御部に記憶されている。
【0045】本変形例においても、被記録媒体載置台に
被記録媒体S3を載置すると、情報表示部7cの情報が
情報読取装置によって読み取られ、記録装置における諸
記録条件が自動的に設定される。そのため、従来技術の
ようにオペレーターがデータ入力を行う必要がないの
で、オペレーターにとって画像記録作業が簡素化され、
また、誤データが入力されるおそれもなくなる。
【0046】さらに、本変形例の記録装置も、情報表示
部7cが情報読取装置の読み取り位置に配置されず、情
報表示部7cの読み取りが行われなかった場合には、被
記録媒体S3の搬送動作および記録動作が行われない構
成とすることが好ましい。
【0047】(第3の変形例)次に、図1および図2に
示した被記録媒体および記録装置の第3の変形例を、図
6を参照して説明する。図6は、図1に示した被記録媒
体の第3の変形例を示す平面図である。
【0048】図6に示すように、本変形例の被記録媒体
S4の表面には、材質、大きさ、被記録媒体載置台への
装填方向、インクの吸収性や定着性等の特性データを表
示する情報表示手段として、暗号化された数字や文字で
構成された情報表示部7dが設けられている。情報表示
部7dは、被記録媒体S4の画像記録領域外の部分や、
被記録媒体S4の裏面に設けられている。
【0049】一方、上記のように構成された被記録媒体
S4に画像記録を行う記録装置には、被記録媒体載置台
に載置された被記録媒体S4に付されている情報表示部
7dを読み取るための情報読取手段として、情報表示部
7dの数字や文字を認識するOCR装置等からなる情報
読取装置が備えられている。記録装置のその他の構成
は、図2を参照して説明した記録装置1と同様に構成さ
れる。なお、情報表示部7dにおける各文字と情報表示
部7cが表示する情報内容とは、予め図7(a)〜
(c)に示すように関連づけられて、記録装置の制御部
に記憶されている。
【0050】本変形例においても、被記録媒体載置台に
被記録媒体S4を載置すると、情報表示部7dの情報が
情報読取装置によって読み取られ、記録装置における諸
記録条件が自動的に設定される。そのため、従来技術の
ようにオペレーターがデータ入力を行う必要がないの
で、オペレーターにとって画像記録作業が簡素化され、
また、誤データが入力されるおそれもなくなる。
【0051】さらに、本変形例の記録装置も、情報表示
部7dが情報読取装置の読み取り位置に配置されず、情
報表示部7dの読み取りが行われなかった場合には、被
記録媒体S4の搬送動作および記録動作が行われない構
成とすることが好ましい。
【0052】(第4の変形例)次に、図1および図2に
示した被記録媒体および記録装置の第4の変形例を、図
8および図9を参照して説明する。図8および図9は、
図1に示した被記録媒体の第4の変形例を示す平面図で
ある。
【0053】図8に示す本変形例の被記録媒体S5に
は、材質、大きさ、インクの吸収性や定着性等の特性デ
ータを表示する情報表示手段として、被記録媒体S5の
非記録領域に形成された切欠部によって構成された情報
表示部7eが設けられている。また、図9に示す被記録
媒体S6には、被記録媒体S6の特性データを表示する
情報表示手段として、非記録領域に形成された貫通孔で
構成された情報表示部7fが設けられている。
【0054】一方、上記のように構成された被記録媒体
S5,S6に画像記録を行う記録装置には、被記録媒体
載置台に載置された被記録媒体S5,S6に付されてい
る情報表示部7e,7fを読み取るための情報読取手段
として、情報表示部7eの切欠部の形状および大きさ等
や、情報表示部7fの貫通孔の数および配置を検知する
情報読取装置が備えられている。記録装置のその他の構
成は、図2を参照して説明した記録装置1と同様に構成
される。なお、情報表示部7eの切欠部の形状および大
きさ等や、情報表示部7fの貫通孔の数および配置と、
各情報表示部7e,7fが表示する情報内容とは、予め
関連づけられて記録装置の制御部に記憶されている。
【0055】本変形例においても、被記録媒体載置台に
被記録媒体S5,S6を載置すると、情報表示部7e,
7fの情報が情報読取装置によって読み取られ、記録装
置における諸記録条件が自動的に設定される。そのた
め、従来技術のようにオペレーターがデータ入力を行う
必要がないので、オペレーターにとって画像記録作業が
簡素化され、また、誤データが入力されるおそれもなく
なる。
【0056】さらに、本変形例の記録装置も、情報表示
部7e,7fが情報読取装置の読み取り位置に配置され
ず、情報表示部7e,7fの読み取りが行われなかった
場合には、被記録媒体S5,S6の搬送動作および記録
動作が行われない構成とすることが好ましい。
【0057】(第5の変形例)次に、図1および図2に
示した被記録媒体および記録装置の第5の変形例を、図
10を参照して説明する。図10は、図1に示した被記
録媒体の第5の変形例を示す平面図である。
【0058】図10に示す本変形例の被記録媒体S7に
は、材質、大きさ、インクの吸収性や定着性等の特性デ
ータを表示する情報表示手段として、記録領域外に設け
られた磁性記録媒体からなる情報表示部7gが形成され
ている。
【0059】一方、上記のように構成された被記録媒体
S7に画像記録を行う記録装置には、被記録媒体載置台
に載置された被記録媒体S7の情報表示部7gを読み取
るための情報読取手段として、情報表示部7gを構成す
る磁気記録媒体の磁気を読み取る磁気情報読取手段から
なる情報読取装置が備えられている。記録装置のその他
の構成は、図2を参照して説明した記録装置1と同様に
構成される。
【0060】本変形例においても、被記録媒体載置台に
被記録媒体S7を載置すると、情報表示部7gの情報が
情報読取装置によって読み取られ、記録装置における諸
記録条件が自動的に設定される。そのため、従来技術の
ようにオペレーターがデータ入力を行う必要がないの
で、オペレーターにとって画像記録作業が簡素化され、
また、誤データが入力されるおそれもなくなる。
【0061】さらに、本変形例の記録装置においても、
情報表示部7gが情報読取装置の読み取り位置に配置さ
れず、情報表示部7gの読み取りが行われなかった場合
には、被記録媒体S7の搬送動作および記録動作が行わ
れない構成とすることが好ましい。
【0062】(第6の変形例)次に、図1および図2に
示した被記録媒体および記録装置の第6の変形例を説明
する。
【0063】本変形例の被記録媒体S8には、材質、大
きさ、インクの吸収性や定着性等の特性データを表示す
る情報表示手段として、光が照射されると暗号化された
数字、文字や模様等のパターン形状が投影される被投影
部によって構成された情報表示部7hが形成されてい
る。
【0064】一方、上記のように構成された被記録媒体
S8に画像記録を行う記録装置には、被記録媒体載置台
に載置された被記録媒体S8に付されている情報表示部
7hを読み取るための情報読取手段として、情報表示部
7hの被投影部を照明する照明手段と、照明手段で投影
された情報表示部7hの投影像を読み取るCCDカメラ
等からなる投影像読取手段とが備えられている。記録装
置のその他の構成は、図2を参照して説明した記録装置
1と同様に構成される。なお、情報表示部7hによる投
影像のパターン形状と情報表示部7hが表示する情報内
容とは、予め関連づけられて記録装置の制御部に記憶さ
れている。
【0065】本変形例においても、情報表示部7hの情
報が情報読取装置によって読み取られ、記録装置におけ
る諸記録条件が自動的に設定される。そのため、従来技
術のようにオペレーターがデータ入力を行う必要がない
ので、オペレーターにとって画像記録作業が簡素化さ
れ、また、誤データが入力されるおそれもなくなる。
【0066】さらに、本変形例の記録装置においても、
情報表示部7hの読み取りが行われなかった場合には、
被記録媒体S8の搬送動作および記録動作が行われない
構成とすることが好ましい。
【0067】(第2の実施形態)図11は、本発明の記
録装置の第2の実施形態を示す断面図である。
【0068】図11に示すように、本実施形態の記録装
置11は、被記録媒体である記録用紙12が装填される
カセット13と、記録用紙12をカセット13から繰り
出すピックアップローラー15と、記録用紙12を搬送
するための正転ローラー16および記録用紙12を一枚
ずつ分離するための逆転ローラー17と、記録用紙12
にインクを吐出して画像を記録する記録手段である記録
ヘッド14と、記録用紙12を記録装置11の外部に排
出する排紙ローラー18,19と、外部に排出された記
録用紙12がストックされる排紙トレー20とを有して
いる。図12に示すように、カセット13の側面の一部
であって、記録用紙12の側面に印刷された識別マーク
(図14参照)に対向する部分には、開口部13aが設
けられている。
【0069】さらに、記録装置11には、記録装置11
にカセット13が装着されているか否かを検知するカセ
ットセンサー21と、記録用紙12に付された識別マー
クを検知する識別マークセンサー22とが備えられてい
る。図13に示すように、識別マークセンサー22は3
個の光センサー22a,22b,22cで構成されてい
る。各光センサーは、カセット13が記録装置11に装
着された時に、カセット13の開口部13aを通して、
それぞれ対応する各識別マークに対向するように設置さ
れている。
【0070】なお、本実施形態の記録装置11における
記録ヘッド14には、ノズルからインクを吐出して記録
用紙12に画像を形成するいわゆるインクジェット記録
ヘッドが用いられている。
【0071】図14は、図11に示した記録用紙を、記
録面を上にした状態で示す斜視図である。
【0072】図14に示すように、記録用紙12の一方
の側面には、記録用紙12の材質や大きさ等の特性デー
タを表示する情報表示手段として、3つの識別マーク1
2a,12b,12cが付されている。本実施形態で
は、3つの識別マークのうちのどの識別マークが黒帯表
示とされているかによって、記録用紙12の種別判断が
行われる。図15は、図14に示した記録用紙に付され
た識別マークと紙種との対応表である。上述したよう
に、本実施形態では3つの識別マークが付されているの
で、各識別マークの組み合わせによって8種類の記録用
紙12の識別を行うことが可能である。例えば、図14
に示した記録用紙12は、識別マーク12a,12bが
黒帯表示とされており、識別マーク12cは黒帯表示と
されていないので、図15の対応表からフィルムである
ことがわかる。なお、記録用紙12が記録面を上にして
カセット13に装填されたときは、識別マークはカセッ
ト13の開口部13aに対向する位置に配置され、識別
マークセンサー22による検知が行われる。
【0073】また、図16に示すように、記録用紙12
の識別マークが付されている側面とは反対側の側面に
は、所定の識別マーク12a’,12b’,12c’が
付されている。識別マーク12a’は黒帯表示とされて
おらず、識別マーク12b’,12c’は黒帯表示とさ
れている。これは、図15の対応表に示すように、記録
用紙12が記録用紙12が非記録面を上にしてカセット
13に装填されている場合を示す。
【0074】記録用紙12がカセット13に装填された
ときに、上記の識別マーク12a’,12b’,12
c’がカセット13の開口部13aに対向する位置に配
置されるのは、記録用紙12が非記録面を上にしてカセ
ット13に装填されている場合である。そのため、上記
のように識別マーク12a’,12b’,12c’によ
って、記録用紙12が裏面(非記録面)を上にしてカセ
ット13に装填されていることを認識することにより、
オペレータによる記録用紙12の装填ミスを防止するこ
とができる。
【0075】なお、上記に説明した各識別マークはそれ
ぞれ記録用紙12の端面に印刷されているので、記録面
には何ら影響を与えず、実使用上の問題はない。
【0076】図17は、図11に示した記録装置の一部
と、記録装置の操作を行うホストPCとを示すブロック
図である。
【0077】図17に示すように、記録装置11には、
記録装置11の各部を制御するための制御部23が備え
られており、制御部23には記録ヘッド14や識別マー
クセンサ22等が接続されている。また、記録装置11
の制御部23とホストPC24とは、双方向インターフ
ェース25を介して接続されている。
【0078】オペレーターによってホストPC24上の
プリンタードライバーで記録指示が行われると、ホスト
PC24から記録装置11にコマンドおよび記録データ
が送られる。それらのデータは、双方向インターフェー
ス25を介して記録装置11の制御部23で受け取ら
れ、制御部23はそのデータに基づいて記録ヘッド14
を駆動し、記録用紙12に画像を記録する。
【0079】次に、本実施形態の記録装置11に対する
記録用紙12の給紙動作を説明する。
【0080】まず、図12に示すように、オペレーター
は記録用紙12をカセット13に装填する。このとき、
記録用紙12の記録面を上にしてカセット13に正しく
装填すると、各識別マーク12a,12b,12cがカ
セット13の開口部13aに対向する位置に配置され
る。
【0081】次に、図18に示すように、オペレーター
は記録用紙12が装填されたカセット13を記録装置1
1に装着する。すると、カセットセンサー21(図11
参照)によって、カセット13が記録用紙12に装着さ
れたことが検知され、さらに、制御部23はカセットセ
ンサー21の検知信号をトリガーとして、識別マークセ
ンサー22(図11参照)の出力信号を取り込む。な
お、本実施形態では、各光センサで黒帯表示が検知され
た場合の信号を「1」とし、黒帯表示が検知されなかっ
た場合の信号を「0」とされている。
【0082】図19は、識別マークセンサー22からの
出力信号と、記録装置11における制御パラメータとの
対応表である。この対応表は、記録用紙12の紙種ごと
に、制御パラメータがそれぞれ最適記録条件となるよう
に予め設定されている。例えば、光沢紙は厚いコート層
がインクを大量にすばやく吸い込むので、単位ピクセル
当たりのドット数は最大の10ドットで記録ウェイト時
間も必要ない。しかし、OHP用紙はコート層が薄く、
インクの乾きも悪いので、単位ピクセル当たりのドット
数は最小の4ドットで記録ウェイト時間も最大の30秒
となっている。図14に示した記録用紙12は上述した
ようにフィルムであり、検知される出力信号は「1,
0,0」となるため、図19に示す対応表における4行
目の制御パラメータが採用される。つまり、単位ピクセ
ル当たりのドット数が8ドットであり、記録ウェイト時
間が10秒である制御パラメーターが採用される。
【0083】なお、オペレーターが、記録用紙12の非
記録面を上にして記録用紙12をカセット13に装填し
てしまった場合には、識別マークセンサー22の出力信
号は「0,1,1」となり、記録用紙12が裏面(非記
録面)を上にしてカセット13に装填されていることが
認識される。すると、図19に示す対応表における7行
目の制御パラメータが選択され、制御部23からホスト
PC24へ双方向インターフェース25を介して「用紙
設定不良メッセージ」が伝達される。すると、ホストP
C24の画面上に、カセット13への記録用紙12の装
填方向が逆であることが表示されるため、オペレーター
はカセット13への記録用紙12の装填をやり直し、画
像記録を正常に行うことができる。
【0084】記録用紙12がカセット13に正しい向き
に装填されている場合には、オペレーターによってホス
トPC24上のプリンタードライバーで記録指示が行わ
れると、ホストPC24から記録装置11にコマンドお
よび記録データが送られる。それらのデータは、双方向
インターフェース25を介して記録装置11の制御部2
3で受信され、制御部23はそのデータに基づいて記録
ヘッド14を駆動し、記録装置11による画像記録動作
が開始される。
【0085】次に、再び図18を参照して、記録装置1
1による画像記録動作を説明する。
【0086】上記のようにして記録装置11による画像
記録動作が開始されると、まず、ピックアップローラー
15が時計回りに回転され、記録用紙12がカセット1
3から図示左方向へ搬送される。
【0087】続いて、正転ローラー16が時計回りに回
転されるとともに、正転ローラー16に対向する逆転ロ
ーラー17も時計回りに回転される。これにより、記録
用紙12は一枚ずつ分離されて図示左方向へ搬送され
る。記録用紙12は各ローラー16,17によって図示
左方向にさらに搬送され、記録ヘッド14に対向する位
置に配置されると、記録面に記録ヘッド14からインク
滴が吐出される。このときのインクの吐出量は、予め制
御部23が採用した制御パラメーターのピクセル当たり
のドット数(本実施形態では8ドット)により定められ
る。
【0088】記録装置11は、記録用紙12の搬送と画
像記録(インク吐出)とを繰り返し、そのページの画像
記録が終了すると、排紙ローラー18,19によって記
録用紙12を排紙トレー20上に排出する。
【0089】次のページの画像記録が行われる場合に
は、記録用紙12でのインクの定着を確実にし、重なり
合う記録用紙12同士の間でインク移りが起きないよう
に、制御部23は次ページの画像記録を開始する前に、
紙種等に応じてウェイト時間をおく。このウェイト時間
は、予め制御部23が採用した制御パラメーターからウ
ェイト時間(本実施形態では10秒)を読み出して実施
される。制御部23は、このウェイト時間が経過した後
に、次ページの記録用紙12に対する画像記録を開始す
る。
【0090】このように、本実施形態によれば、記録用
紙12が装填されたカセット13を記録装置11に装着
すると、記録用紙12に付された識別マークが識別マー
クセンサー22によって読み取られ、記録装置11にお
ける諸記録条件が自動的に設定される。そのため、従来
技術のようにオペレーターがデータ入力を行う必要がな
いので、オペレーターにとって画像記録作業が簡素化さ
れ、また、誤データが入力されるおそれをなくすことが
できる。
【0091】なお、本実施形態ではインクジェットプリ
ンターである記録装置11を用いて説明したが、本実施
形態は複写機やレーザービームプリンターなどに適用す
ることもできる。また、記録用紙に付される識別マーク
を磁気記録手段で構成し、記録装置の識別マークセンサ
ーを磁気センサーで構成してもよい。さらに、ホストP
Cと記録装置の制御部とを結ぶインターフェースは必ず
しも双方向である必要はなく、記録装置本体に表示手段
が備えられた構成としてもよい。
【0092】(第3の実施形態)図20は本発明の記録
装置の第3の実施形態を示す斜視図、図21は図20に
示した記録装置のオートシートフィーダに備えられた識
別センサユニット等を示す平面図である。
【0093】図20に示すように、本実施形態の記録装
置31には、被記録媒体を一枚ずつ連続的に給紙するオ
ートシートフィーダ32と、オートシートフィーダ32
に載置された被記録媒体の位置決めを行う基準側サイド
ガイド33と、オートシートフィーダ32に載置された
被記録媒体を支持するペーパーサポート部34と、画像
等が記録された後に排出された被記録媒体を積載保持す
る排紙トレイ35とを有している。なお、記録装置31
の内部には、給紙された被記録媒体を搬送するための搬
送手段(不図示)と、被記録媒体に画像を記録するため
の記録手段(不図示)とが備えられている。本実施形態
の記録手段には、ノズルからインクを吐出して被記録媒
体に画像を形成するいわゆるインクジェット記録ヘッド
が用いられている。
【0094】さらに、図21に示すように、記録装置3
1のオートシートフィーダ32には、オートシートフィ
ーダ32に載置された被記録媒体の種類を識別するため
の媒体識別センサユニット36が備えられている。媒体
識別センサユニット36は、被記録媒体に付された情報
表示手段としての各切欠部(図22参照)を検知するた
めの発光部および受光部を有する光センサー36a,3
6b,36cによって構成されている。これにより、媒
体識別センサユニット36は、被記録媒体に付された情
報表示手段の情報を読み取るための情報読取手段として
機能する。
【0095】図22は、図20に示した記録装置に装填
される被記録媒体を示す平面図である。
【0096】図22に示すように、本実施形態において
用いられる各被記録媒体37a,37b,37cの一隅
には、それぞれ切欠部38a,38b,38cが形成さ
れている。各切欠部は、被記録媒体37aの切欠部38
aが一番小さく、被記録媒体37bの切欠部38b、被
記録媒体37cの切欠部38cの順に大きく形成されて
いる。
【0097】次に、上記に説明した媒体識別センサユニ
ット36による被記録媒体の種類識別動作について、図
23を参照して説明する。図23は、図21等に示した
記録装置のオートシートフィーダを、被記録媒体が載置
された状態で示す平面図である。
【0098】上記のように構成された記録装置31で
は、被記録媒体に画像記録を行う際には、まず最初に、
画像記録を行う被記録媒体をオートシートフィーダ32
に装填する。このとき、被記録媒体の側面を基準側サイ
ドガイド33に突き当てる。
【0099】次に、媒体識別センサユニット36によ
り、オートシートフィーダ32に載置された被記録媒体
の種類識別を行う。
【0100】例えば、切欠部38aを有する被記録媒体
37aがオートシートフィーダ32に装填されている場
合には、光センサ36aでは発光部から出た信号が反射
する対象物がないため受光部でその信号が検知されな
い。一方、光センサ36bでは発光部から出た信号は被
記録媒体37aで反射し受光部にてその信号が検知され
る。同様に、光センサ36cにおいても信号が検知され
る。これにより、オートシートフィーダ32には被記録
媒体37aが載置されていることが認識される。
【0101】同様に、光センサ36a,36bで信号が
検知されず、光センサ36cのみで信号が検知された場
合には、オートシートフィーダ32に被記録媒体37b
が載置されていることが認識され、全ての光センサ36
a,36b,36cで信号が検知されなかった場合に
は、オートシートフィーダ32に被記録媒体37cが載
置されていることが認識される。
【0102】本実施形態の記録装置31では、媒体識別
センサユニット36による被記録媒体の識別結果が記録
装置31の駆動制御部(プリンタドライバ)に伝達され
ると、被記録媒体の搬送速度や単位面積当たりのインク
消費量等の諸条件が、オートシートフィーダ32に載置
された被記録媒体にとって最適な条件に自動的に設定さ
れる。
【0103】このように、本実施形態によれば、オート
シートフィーダ32に被記録媒体を載置すると、被記録
媒体の切欠部の形状や大きさが媒体識別センサユニット
36によって検知され、被記録媒体の種類が認識され
る。これに基づいて、記録装置31の諸記録条件がその
被記録媒体にとって最適となるように自動的に設定され
る。そのため、従来技術のようにオペレーターがデータ
入力を行う必要がないので、オペレーターにとって画像
記録作業が簡素化され、また、誤データが入力されるお
それもなくなる。
【0104】(第4の実施形態)図24は、本発明の記
録装置の第4の実施形態を示す概略構成図である。
【0105】図24に示すように、本実施形態の記録装
置41は、画像が記録される被記録媒体42を記録装置
41の内部に搬送するための搬送ローラ43aと、搬送
ローラ43aに当接された当接ローラ43bと、搬送ロ
ーラ43aおよび当接ローラ43bによって搬送された
被記録媒体42を支えるプラテン44と、プラテン44
上を搬送された被記録媒体42をさらに搬送する搬送ロ
ーラ45a,45bとを有している。なお、記録装置4
1の内部には、被記録媒体42に画像を記録するための
記録手段(不図示)が備えられている。本実施形態の記
録手段には、ノズルからインクを吐出して被記録媒体に
画像を形成するいわゆるインクジェット記録ヘッドが用
いられている。
【0106】さらに、本実施形態の記録装置41には、
被記録媒体42の種類を識別するための媒体識別部46
が備えられている。媒体識別部46は、支持部46aに
よって、回動自在に記録装置41に取り付けられてい
る。
【0107】図25は図24に示した被記録媒体の平面
図、図26は図25に示した被記録媒体の貫通孔を拡大
して示す平面図である。
【0108】本実施形態に用いられる被記録媒体42に
は、画像記録が行われる記録領域42a以外の部分であ
って、搬送されたときに前述した媒体識別部46が通過
される識別領域47に、複数の貫通孔48が一列に配列
された状態で設けられている。これらの貫通孔48は、
被記録媒体42の用紙サイズ、印字方法、色調および濃
度等の、被記録媒体42への最適な画像記録に必要な各
種パラメータの設定値情報を表示する情報表示手段とし
て機能する。なお、上記の情報は、貫通孔48の数や、
被記録媒体42の端部から貫通孔48までの距離mや、
各貫通孔48同士の間隔n等によって表される。
【0109】次に、上記に説明した媒体識別部46によ
る被記録媒体42の種類識別動作について説明する。
【0110】記録装置41に給紙された被記録媒体42
の先端部が媒体識別部46に到達すると、媒体識別部4
6の端部が被記録媒体42の搬送経路の下流側に押し下
げられる。このときの媒体識別部46の動きを電気的に
検出することにより、被記録媒体42が記録装置41の
内部に搬送されたか否かが判別される。
【0111】被記録媒体42が媒体識別部46を通過す
る際には、媒体識別部46によって貫通孔48の有無が
検知される。このとき、貫通孔48の有無は、「貫通孔
48の検出有り」と「貫通孔48の検出無し」との2ビ
ットの情報によって判断される。また、被記録媒体42
が一定速度で搬送される際の用紙端から最初の貫通孔4
8までの距離mや、貫通孔48同士間の間隔nが、被記
録媒体42の通過時間や搬送に要したモータの駆動パル
ス量などで判断される。
【0112】このように、本実施形態によれば、被記録
媒体42への最適な画像記録に必要な各種パラメータ
が、貫通孔48の有無や貫通孔48同士間の間隔によっ
て符号化され、画像記録を開始する前に記録装置41に
自動的に読み込まれる。そのため、従来技術のようにオ
ペレーターがデータ入力を行う必要がないので、オペレ
ーターにとって画像記録作業が煩雑とならず、また、誤
データが入力されるおそれもなくなる。
【0113】なお、上記では媒体識別部46の端部の変
位を電気的に変換して貫通孔48を検知する例を示した
が、媒体識別部はその他にも貫通孔48を光学的に検知
する構成等としてもよい。また、媒体識別部46は、被
記録媒体42の搬送経路における搬送ローラ43aの上
流側もしくは下流側を問わず、その搬送経路内に配置さ
れていればよい。
【0114】(変形例)図27は図25等に示した被記
録媒体の変形例を示す平面図、図28は図27に示した
被記録媒体の貫通孔を拡大して示す平面図である。
【0115】本変形例の被記録媒体50には、画像記録
が行われる記録領域50a以外の部分であって、搬送さ
れたときに前述した媒体識別部が当接される複数の識別
領域51に、複数の貫通孔52がそれぞれ配列された状
態で設けられている。これらの貫通孔52は、図25等
に示した被記録媒体42と同様に、被記録媒体50への
最適な画像記録に必要な各種パラメータの設定値情報を
表示する情報表示手段として機能する。また、上記の情
報は、被記録媒体50の端部から貫通孔52までの距離
mや、各貫通孔52同士の間隔n等によって表される。
【0116】一方、本変形例の被記録媒体50に画像を
記録する記録装置には、被記録媒体50の各識別領域5
1が通過される位置に、貫通孔52の有無を検知するた
めの媒体識別部がそれぞれ備えられている。
【0117】このように、本変形例によれば、貫通孔5
2が複数の識別領域51に配列されているため、図25
等に示した被記録媒体42に比べて多数の貫通孔が設け
られ、より多くの設定パラメータを処理することができ
る。また、設定パラメータ数が同じであれば、貫通孔5
2の読み取りに必要な用紙搬送量を少なくすることがで
きるため、画像記録条件の設定に必要な時間の短縮が可
能となる。
【0118】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の被記録媒
体には被記録媒体の特性に関する情報を表示する情報表
示手段が備えられ、記録装置には被記録媒体に画像を記
録する記録手段と、情報表示手段によって表示された情
報を読み取るための情報読取手段とが備えられているの
で、記録装置における画像記録条件を被記録媒体の特性
に応じた条件に自動的に設定することが可能となり、オ
ペレーターが被記録媒体に関する情報データの入力を行
う必要がなくなる。そのため、オペレーターにとって画
像記録作業を簡素化することができ、また、誤データが
入力されるおそれを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被記録媒体の第1の実施形態を示す斜
視図である。
【図2】本発明の記録装置の第1の実施形態の一部を示
す断面図である。
【図3】図1に示した被記録媒体の第1の変形例を示す
平面図である。
【図4】図1に示した被記録媒体の第2の変形例を示す
平面図である。
【図5】図4に示した被記録媒体の情報表示部における
各透光部の配列と、その情報表示部が表示する情報内容
との関係を示す表である。
【図6】図1に示した被記録媒体の第3の変形例を示す
平面図である。
【図7】図6に示した被記録媒体の情報表示部における
各透光部の配列と、その情報表示部が表示する情報内容
との関係を示す表である。
【図8】図1に示した被記録媒体の第4の変形例を示す
平面図である。
【図9】図1に示した被記録媒体の第4の変形例を示す
平面図である。
【図10】図1に示した被記録媒体の第5の変形例を示
す平面図である。
【図11】本発明の記録装置の第2の実施形態を示す断
面図である。
【図12】図11に示した記録装置のカセットを、記録
用紙が装填された状態で示す斜視図である。
【図13】図11に示した記録装置の識別マークセンサ
を示す斜視図である。
【図14】図11に示した記録用紙を、記録面を上にし
た状態で示す斜視図である。
【図15】図14に示した記録用紙に付された識別マー
クと紙種との対応表である。
【図16】図11に示した記録用紙を、非記録面を上に
した状態で示す斜視図である。
【図17】図11に示した記録装置の一部と、記録装置
の操作を行うホストPCとを示すブロック図である。
【図18】図11に示した記録装置を、カセットが装着
された状態で示す断面図である。
【図19】識別マークセンサーからの出力信号と、記録
装置における制御パラメータとの対応表である。
【図20】本発明の記録装置1の第3の実施形態を示す
斜視図である。
【図21】図20に示した記録装置のオートシートフィ
ーダに備えられた識別センサユニット等を示す平面図で
ある。
【図22】図20に示した記録装置に装填される被記録
媒体を示す平面図である。
【図23】図21等に示した記録装置のオートシートフ
ィーダを、被記録媒体が載置された状態で示す平面図で
ある。
【図24】本発明の記録装置の第4の実施形態を示す概
略構成図である。
【図25】図24に示した被記録媒体の平面図である。
【図26】図25に示した被記録媒体の貫通孔を拡大し
て示す平面図である。
【図27】図25等に示した被記録媒体の変形例を示す
平面図である。
【図28】図27に示した被記録媒体の貫通孔を拡大し
て示す平面図である。
【図29】従来の記録装置の一部を示す断面図である。
【図30】図29に示した記録装置に接続されたコンピ
ュータ上で動作するプリンタドライバの画面を示す図で
ある。
【符号の説明】
S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7,37a,
37b,37c,42,50 被記録媒体 1,11,31,41 記録装置 2,14 記録ヘッド 3 キャリッジ 4 搬送手段 4a,43a,45a,45b 搬送ローラ 4b ピンチローラ 5 自動給送装置 5a 被記録媒体載置台 6 情報読取装置 7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g 情報表
示部 12 記録用紙 12a,12b,12c,12a’,12b’,12
c’ 識別マーク 13 カセット 13a 開口部 15 ピックアップローラ 16 正転ローラ 17 逆転ローラ 18,19 排紙ローラ 20,35 排紙トレー 21 カセットセンサー 22 識別マークセンサー 22a,22b,22c,36a,36b,36c
光センサー 23 制御部 24 ホストPC 25 双方向インターフェース 32 オートシートフィーダ 33 基準側サイドガイド 34 ペーパーサポート部 36 媒体識別センサユニット 38a,38b,38c 切欠部 42a,50a 記録領域 43b 当接ローラ 44 プラテン 46 媒体識別部 47,51 識別領域 48,52 貫通孔
フロントページの続き (72)発明者 高居 守 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 堀 浩司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EB13 EB45 EB46 HA28 HA58

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が記録される被記録媒体であって、
    該被記録媒体の特性に関する情報を表示する情報表示手
    段が備えられた被記録媒体に画像を記録する記録手段
    と、 前記情報表示手段によって表示された前記情報を読み取
    るための情報読取手段とを有する記録装置。
  2. 【請求項2】 前記情報表示手段はバーコードによって
    構成され、前記情報読取手段は前記バーコードを読み取
    るためのバーコードスキャナによって構成されている請
    求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記情報表示手段は前記被記録媒体に形
    成された点字状の凹凸部によって構成され、前記情報読
    取手段は前記点字状の凹凸部を読み取るための触読検知
    手段によって構成されている請求項1に記載の記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記情報表示手段は透光率が互いに異な
    る複数の透光部によって構成され、前記情報読取手段は
    前記各透光部の透光率を検出する透光率検出手段によっ
    て構成されている請求項1に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記情報表示手段は磁気記録媒体によっ
    て構成され、前記情報読取手段は前記磁気記録媒体に記
    録された前記情報を読み取るための磁気情報読取手段に
    よって構成されている請求項1に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記情報表示手段は光が照射されるとパ
    ターン形状が投影される被投影部によって構成され、前
    記情報読取手段は前記被投影部に光を照射する照明手段
    と、該照明手段によって投影された投影像の前記パター
    ン形状を読み取るための投影像読取手段とによって構成
    されている請求項1に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記記録装置に供給される複数の前記被
    記録媒体が装填されるカセットがさらに備えられてお
    り、前記情報表示手段は前記各被記録媒体の端面に設け
    られているとともに、前記カセットのうちの前記被記録
    媒体が前記カセットに装填されたときに前記情報表示手
    段に対向する部分には開口部が設けられ、前記情報読取
    手段は前記カセットが前記記録装置に装着されたときに
    前記表示手段に対向する位置に配設されている請求項1
    に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記情報表示手段は前記被記録媒体の一
    部が切り取られて形成された切欠部によって構成され、
    前記情報読取手段は前記切欠部の形状もしくは大きさを
    検知するための切欠部検知手段によって構成されている
    請求項1に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記情報表示手段は前記被記録媒体に設
    けられた貫通孔によって構成され、前記情報読取手段は
    前記貫通孔を検出するための貫通孔検出手段によって構
    成されている請求項1に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記被記録媒体を搬送するための搬送
    手段がさらに備えられており、前記貫通孔は複数設けら
    れ、前記各貫通孔は前記記録装置における前記被記録媒
    体の搬送方向に沿って配列されているとともに、前記貫
    通孔検出手段は前記被記録媒体が前記搬送手段によって
    搬送されたときに前記各貫通孔が通過する位置の近傍に
    配設されている請求項9に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記各貫通穴は前記搬送方向に沿って
    複数列に配列されており、前記貫通孔検出手段は前記被
    記録媒体が前記搬送手段によって搬送されたときに前記
    各列に配列された前記各貫通孔が通過する位置の近傍に
    それぞれ配設されている請求項10に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記録手段は、ノズルからインクを
    吐出して前記被記録媒体に画像を形成するインクジェッ
    ト記録ヘッドである請求項1から11のいずれか1項に
    記載の記録装置。
  13. 【請求項13】 記録装置によって画像が記録される被
    記録媒体であって、該被記録媒体の特性に関する情報を
    表示する情報表示手段を有することを特徴とする被記録
    媒体。
  14. 【請求項14】 前記情報表示手段はバーコードによっ
    て構成されている請求項13に記載の被記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記情報表示手段は前記被記録媒体に
    形成された点字状の凹凸部によって構成されている請求
    項13に記載の被記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記情報表示手段は透光率が互いに異
    なる複数の透光部によって構成されている請求項13に
    記載の被記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記情報表示手段は磁気記録媒体によ
    って構成されている請求項13に記載の被記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記情報表示手段は、光が照射される
    と所定のパターン形状が投影される被投影部によって構
    成されている請求項13に記載の被記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記情報表示手段は、前記被記録媒体
    の一部が切り取られて形成された切欠部によって構成さ
    れている請求項13に記載の被記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記情報表示手段は、前記被記録媒体
    に設けられた貫通孔によって構成されている請求項13
    に記載の被記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記貫通孔は複数設けられ、前記各貫
    通穴は前記記録装置における前記被記録媒体の搬送方向
    に沿って配列されている請求項20に記載の被記録媒
    体。
  22. 【請求項22】 前記各貫通孔は前記搬送方向に沿って
    複数列に配列されている請求項21に記載の被記録媒
    体。
  23. 【請求項23】 前記情報表示手段は、前記被記録媒体
    のうちの前記画像が記録される領域以外の部分に設けら
    れている請求項13から22のいずれか1項に記載の被
    記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記情報表示手段は、前記被記録媒体
    の端面に設けられている請求項13または14に記載の
    被記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記情報表示手段は、前記被記録媒体
    のうちの前記画像が記録される面の裏面に設けられてい
    る請求項14または17のいずれか1項に記載の被記録
    媒体。
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