JPH0579915U - 面実装インダクタ - Google Patents
面実装インダクタInfo
- Publication number
- JPH0579915U JPH0579915U JP1847592U JP1847592U JPH0579915U JP H0579915 U JPH0579915 U JP H0579915U JP 1847592 U JP1847592 U JP 1847592U JP 1847592 U JP1847592 U JP 1847592U JP H0579915 U JPH0579915 U JP H0579915U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- core
- winding
- groove
- notch
- Prior art date
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- Granted
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高さが低く、実装面積が小さく、かつ部品点
数が少なく、信頼性の高いものとする。 【構成】 円筒状コア11内に巻線が施されたドラムコ
ア17が同軸心的に配され、その巻線の両端末19が上
側に導出されている。筒状コア11の反対側の外面に両
端面に達する溝12がそれぞれ形成され、溝12に板状
端子14が嵌合され、その下端は実装部14aとされて
筒状コア11の端面に折り曲げ対接される。溝12の上
端部において筒状コア11に切欠き13が形成され、切
欠き13内に、端子14の上端部を中心より互いに内側
に切開いた固定片14b,14cが折り曲げ挿入され、
その固定片14b,14cと端部14aとでコア11を
挟むようにして端子14が取り付けられ、固定片14
b,14c間のスリットに巻線端末19が圧入されて接
続される。
数が少なく、信頼性の高いものとする。 【構成】 円筒状コア11内に巻線が施されたドラムコ
ア17が同軸心的に配され、その巻線の両端末19が上
側に導出されている。筒状コア11の反対側の外面に両
端面に達する溝12がそれぞれ形成され、溝12に板状
端子14が嵌合され、その下端は実装部14aとされて
筒状コア11の端面に折り曲げ対接される。溝12の上
端部において筒状コア11に切欠き13が形成され、切
欠き13内に、端子14の上端部を中心より互いに内側
に切開いた固定片14b,14cが折り曲げ挿入され、
その固定片14b,14cと端部14aとでコア11を
挟むようにして端子14が取り付けられ、固定片14
b,14c間のスリットに巻線端末19が圧入されて接
続される。
Description
【0001】
この考案は筒状コア内にドラムコアを配し、そのドラムコアに巻線を施して構 成され、配線基板に対して面実装するようにされた面実装インダクタに関する。
【0002】
この種の面実装インダクタにおいて、その部品の小形化、および高さを低くす ることが要求され、そのために板状端子を横方向へ出したり、コアの底面に銀電 極を蒸着することが行われている。 前者の端子を横方向に出す場合は実装面積が広くなる欠点があり、また、通常 その端子を取り付けるための樹脂材の基板を取り付ける必要があり、部品点数が 多くなる問題もあった。更に巻線の端末を、端子の配線基板取付け部に接近させ た場合は、端末半田付部が半田により線が細ったり、半田合金層ができて固くも ろいものとなり、機械的振動により断線しやすくなる。このような状態を避ける ようにすると端子構造が複雑な形状となり、このため高価なものになったり、信 頼性の低いものとなる問題があった。一方、銀電極を蒸着する場合も、価格が高 い上に半田付け時の熱により電極が剥離し、信頼性が悪いという問題もあった。
【0003】
この考案によれば筒状コアの外面に軸心方向の溝が形成され、その溝の一端に おいて筒状コアに切欠きが形成され、またその溝に板状端子が嵌合され、その端 子の一端は切欠きより導出された巻線の端末と接続され、他端面は筒状コアの端 面に折り曲げ対接される。
【0004】
次にこの考案の実施例を図面を参照して説明する。理解しやすいように組立て 順にこの考案の実施例を説明する。磁性材よりなる筒状コア11としてこの例で は円筒状に構成され、この軸心方向の長さは比較的短かいものとされている。こ の筒状コア11の外面にその軸心方向に沿った溝12が形成される。この例では 筒状コアの軸心の直径の反対側において溝12が各1本ずつ形成され、各溝12 は筒状コア11の両端面に達するものである。これら溝12の一端、図では上端 において筒状コア11に切欠き13が形成される。切欠き13の幅は溝12の幅 とほぼ同一とされている。
【0005】 これら溝12に対して例えばりん青銅の板状端子14が嵌合される。この場合 、溝12の対向する壁面を内側のテーパ面として端子溝12の一端より端子14 の両側端を溝12の両側壁に係合させて溝に沿って端子14を振動させて溝12 に嵌合するようにされている。 端子14のこの例では下端部は互いに内側に折り曲げられて筒状コア11の端 面に対接されて実装部14aとされている。その端子14の他端、つまり上端は その中心より下側に向う切割り15が形成され、更にその切込みは幅方向に両側 に延長されている。端子14の上端部を切割り15を中心に押し開いて固定片1 4b,14cとし、その固定片14b,14cを切欠き13内に押し込み、その 切欠き13のコア端面16上に固定片14b,14cを位置させ、これら固定片 14b,14cと実装部14aとでコア11を挟むようにされている。このよう にして図2に示すように端子14が筒状コア11に取り付けられる。
【0006】 一方、磁性材よりなるドラムコア17上に巻線18が施され、巻線18の両端 はドラムコア17の一端側に巻線端末19としてそれぞれ導出される。この巻線 18が施されたドラムコア17が筒状コア11内に同軸心的に挿入される。その 際、ドラムコア17が端子実装部14aの端部上に位置して、抜け止めとされる 。図3に示すように巻線端末19は端子14の固定片14b,14c間のスリッ ト内に圧入されて巻線端末19と端子14とが接続される。必要に応じて筒状コ ア11及びドラムコア17間に接着剤が充填される。
【0007】
以上述べたようにこの考案のインダクタによれば、その高さはドラムコア17 及び筒状コア11の高さとほぼ同一とすることができ、全体としての高さを低く することができる。また端子14はフープ材から打ち抜きで容易に作ることがで き、全体として安価に作ることが可能である。更に端子14の実装部14aに対 して、巻線端末19と端子14との接続部は反対側となっており、機械的な振動 に対しても断線しにくく、また端子を配線基板に実装する際の半田付け時の熱の 影響も受けにくい。更に端子を取り付けるための樹脂材のベースも必要とせず、 部品点数が少なく、かつ銀電極の蒸着剥離の問題もない。半田付け時の検査も実 装部14aの半田が見えるため容易であり、かつ半田ゴテを使用した手直し作業 も作業性良く行うことが可能であり、電極の剥離や曲がりも生じないので信頼性 も高いものとなる。
【図1】筒状コアと端子の組立て前の状態を示す斜視
図。
図。
【図2】筒状コアに端子を取り付けたものと、巻線を施
したドラムコアとを示す斜視図。
したドラムコアとを示す斜視図。
【図3】この考案による実施例の組立てた状態を示す斜
視図。
視図。
Claims (1)
- 【請求項1】 磁性材の筒状コア内に磁性材のドラムコ
アが同軸心的に配され、そのドラムコア上に巻線が施さ
れた面実装インダクタにおいて、 上記筒状コアの外面にその軸心方向に沿った溝が形成さ
れ、その溝の一端において上記筒状コアに切欠きが形成
され、 上記溝に板状端子が嵌合され、 その端子の一端は上記切欠きより導出された上記巻線の
端末と接続され、 上記端子の他端部は上記筒状コアの端面に折り曲げ対接
されていることを特徴とする面実装インダクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992018475U JP2567186Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 面実装インダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992018475U JP2567186Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 面実装インダクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579915U true JPH0579915U (ja) | 1993-10-29 |
JP2567186Y2 JP2567186Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=11972671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992018475U Expired - Lifetime JP2567186Y2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 面実装インダクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567186Y2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005310812A (ja) * | 2004-04-16 | 2005-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コイル部品 |
JP2010205783A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Sumida Corporation | インダクタおよびインダクタの製造方法 |
JP4716267B2 (ja) * | 2007-05-23 | 2011-07-06 | Tdk株式会社 | コイル部品及びコイル部品の製造方法 |
JP4720286B2 (ja) * | 2005-05-19 | 2011-07-13 | パナソニック株式会社 | コイル部品 |
JP4727325B2 (ja) * | 2004-10-04 | 2011-07-20 | スミダコーポレーション株式会社 | 面実装型コイル |
JP2019216263A (ja) * | 2016-08-02 | 2019-12-19 | 太陽誘電株式会社 | コイル部品の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52137023U (ja) * | 1976-04-13 | 1977-10-18 | ||
JPS59195715U (ja) * | 1983-06-14 | 1984-12-26 | 株式会社 光輪技研 | チツプコイル |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP1992018475U patent/JP2567186Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
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JPS52137023U (ja) * | 1976-04-13 | 1977-10-18 | ||
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JP2019216263A (ja) * | 2016-08-02 | 2019-12-19 | 太陽誘電株式会社 | コイル部品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2567186Y2 (ja) | 1998-03-30 |
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Legal Events
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