JP2567186Y2 - 面実装インダクタ - Google Patents

面実装インダクタ

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JP2567186Y2
JP2567186Y2 JP1992018475U JP1847592U JP2567186Y2 JP 2567186 Y2 JP2567186 Y2 JP 2567186Y2 JP 1992018475 U JP1992018475 U JP 1992018475U JP 1847592 U JP1847592 U JP 1847592U JP 2567186 Y2 JP2567186 Y2 JP 2567186Y2
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JP
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terminal
core
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winding
notch
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JP1992018475U
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JPH0579915U (ja
Inventor
大二郎 松井
Original Assignee
株式会社光輪技研
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は筒状コア内にドラムコ
アを配し、そのドラムコアに巻線を施して構成され、配
線基板に対して面実装するようにされた面実装インダク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の面実装インダクタにおいて、そ
の部品の小形化、および高さを低くすることが要求さ
れ、そのために板状端子を横方向へ出したり、コアの底
面に銀電極を蒸着することが行われている。前者の端子
を横方向に出す場合は実装面積が広くなる欠点があり、
また、通常その端子を取り付けるための樹脂材の基板を
取り付ける必要があり、部品点数が多くなる問題もあっ
た。更に巻線の端末を、端子の配線基板取付け部に接近
させた場合は、端末半田付部が半田により線が細った
り、半田合金層ができて固くもろいものとなり、機械的
振動により断線しやすくなる。このような状態を避ける
ようにすると端子構造が複雑な形状となり、このため高
価なものになったり、信頼性の低いものとなる問題があ
った。一方、銀電極を蒸着する場合も、価格が高い上に
半田付け時の熱により電極が剥離し、信頼性が悪いとい
う問題もあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この考案によれば筒状コ
アの外面に軸心方向の溝が形成され、その溝の一端にお
いて筒状コアに切欠きが形成され、またその溝に板状端
子が嵌合され、板状端子の一端は逆T字状に形成された
切割を開くように曲げられて一対の固定片とされ、これ
ら固定片が切欠きのコア端面に当接し、両固定片間に、
切欠きより導出された巻線の端末が圧入され、板状端子
他端面は筒状コアの端面に折り曲げ対接される。
【0004】
【実施例】次にこの考案の実施例を図面を参照して説明
する。理解しやすいように組立て順にこの考案の実施例
を説明する。磁性材よりなる筒状コア11としてこの例
では円筒状に構成され、この軸心方向の長さは比較的短
かいものとされている。この筒状コア11の外面にその
軸心方向に沿った溝12が形成される。この例では筒状
コアの軸心の直径の反対側において溝12が各1本ずつ
形成され、各溝12は筒状コア11の両端面に達するも
のである。これら溝12の一端、図では上端において筒
状コア11に切欠き13が形成される。切欠き13の幅
は溝12の幅とほぼ同一とされている。
【0005】これら溝12に対して例えばりん青銅の板
状端子14が嵌合される。この場合、溝12の対向する
壁面を内側のテーパ面として溝12の一端より端子14
の両側端を溝12の両側壁に係合させて溝に沿って端子
14を摺動させて溝12に嵌合するようにされている。
端子14のこの例では下端部は互いに内側に折り曲げら
れて筒状コア11の端面に対接されて実装部14aとさ
れている。その端子14の他端、つまり上端はその中心
より下側に向う切割りが形成され、更にその切割りは幅
方向に両側に延長されて、全体として逆T字状をしてい
る。端子14の上端部を切割り15を中心に押し開いて
固定片14b,14cとし、その固定片14b,14c
を切欠き13内に押し込み、その切欠き13のコア端面
16上に固定片14b,14cを位置させ、これら固定
片14b,14cと実装部14aとでコア11を挟むよ
うにされている。このようにして図2に示すように端子
14が筒状コア11に取り付けられる。
【0006】一方、磁性材よりなるドラムコア17上に
巻線18が施され、巻線18の両端はドラムコア17の
一端側に巻線端末19としてそれぞれ導出される。この
巻線18が施されたドラムコア17が筒状コア11内に
同軸心的に挿入される。その際、ドラムコア17が端子
実装部14aの端部上に位置して、抜け止めとされる。
図3に示すように巻線端末19は端子14の固定片14
b,14c間のスリット内に圧入されて巻線端末19と
端子14とが接続される。必要に応じて筒状コア11及
びドラムコア17間に接着剤が充填される。
【0007】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案のインダクタ
によれば、その高さはドラムコア17及び筒状コア11
の高さとほぼ同一とすることができ、全体としての高さ
を低くすることができる。また端子14はフープ材から
打ち抜きで容易に作ることができ、全体として安価に作
ることが可能である。更に端子14の実装部14aに対
して、巻線端末19と端子14との接続部は反対側とな
っており、機械的な振動に対しても断線しにくく、また
端子を配線基板に実装する際の半田付け時の熱の影響も
受けにくい。更に端子を取り付けるための樹脂材のベー
スも必要とせず、部品点数が少なく、かつ銀電極の蒸着
剥離の問題もない。半田付け時の検査も実装部14aの
半田が見えるため容易であり、かつ半田ゴテを使用した
手直し作業も作業性良く行うことが可能であり、電極の
剥離や曲がりも生じないので信頼性も高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】筒状コアと端子の組立て前の状態を示す斜視
図。
【図2】筒状コアに端子を取り付けたものと、巻線を施
したドラムコアとを示す斜視図。
【図3】この考案による実施例の組立てた状態を示す斜
視図。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材の筒状コア内に磁性材のドラムコ
    アが同軸心的に配され、そのドラムコア上に巻線が施さ
    れた面実装インダクタにおいて、 上記筒状コアの外面にその軸心方向に沿った溝が形成さ
    れ、その溝の一端において上記筒状コアに切欠きが形成
    され、 上記溝に板状端子が嵌合され、上記板状端子の一端は逆T字状に形成された切割を開く
    ように曲げられて一対の固定片とされ、これら固定片が
    上記切欠きのコア端面に当接し、 上記両固定片間に、上記切欠きより導出された上記巻線
    の端末が圧入され、 上記板状端子の他端部は上記筒状コアの端面に折り曲げ
    対接されていることを特徴とする面実装インダクタ。
JP1992018475U 1992-03-31 1992-03-31 面実装インダクタ Expired - Lifetime JP2567186Y2 (ja)

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JPH0579915U JPH0579915U (ja) 1993-10-29
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