JPH038670A - 各１つのまたは複数個の紡糸機と巻き取り機との間の結合装置機構部の内部における情報装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、紡糸機により形成される、各種異なる糸一単
位分（糸部分）のコツプが、個別に、搬送ユニットとし
て各１つのパレットと共に巻き取り機へまたは巻き取り
機区間へ案内されるようにし、この場合これらの搬送ユ
ニットが符号化されている形式の、各１つのまたは複数
個の紡糸機と巻き取り機との間の結合装置の内部におけ
る情報装置に関する。

従来技術 ドイツ連邦共和国特許出願公開公報第１７８５３２９号
に、複数個の紡糸機と巻き取り機との間の結合装置にお
いて各種の糸一単位分を処理することが示されている。

この場合、巻き取り機を複数個の区間に分割し、該区間
が種々の糸一単位分から成る複数個のコツプを処理すべ
きようにしたことも、記載されている。これらのコツプ
は、個々のコツプのための支持体を有する案内搬送ベル
トによυこれらの巻き取り区間へ案内される。これらの
支持体は、コツプを当該の巻き取り区間の中へ案内する
ことを保証する符号を有する。

コツプ用の個別客待体が符号を有する構成の類似の装置
が、ドイツ連邦共和国特許出願公開公報第３３０８１７
１号に示されている。この場合、支持体符号に応じて、
それぞれの巻き取り区間への案内も作動する分岐装置が
制御される。

スイス連邦共和国特許第４１０７１８号公報にコツプの
スリーブを、それぞれのコツプの製造された紡糸ステー
ションが後で識別できるようにした方法が示されている
。このようにして例えば巻き取υ機において糸切れがひ
んばんに現われると、相応の対策をたてるために、当該
の紡糸ステーションを見付けることができる。

発明の解決すべき問題点 本発明の課題は、紡糸機と巻き取り機との間の結合装置
の内部で、糸一単位分とコンブの製造個所の検出を改善
することである。

問題点を解決するための手段 この課題は本発明により請求項１により解決される。本
発明は請求項２〜１１のように構成することができる。

本発明による情報装置は、劣悪なコツプ品質が検出され
るとこれらのコツプの製造された紡糸ステーションへ直
接作用できるため、コツプの糸一単位分に適正な処理も
それぞれの紡糸ステーションの識別も可能となる。その
ため本発明は結合装置の高い融通性の下に同時に効果的
な品質監視を保証する。さらに別個の符号が有利に設け
られている。そのため巻き取りスチージョンへコツプを
案内する場合、共通の案内路の領域で、コツプ／パレッ
ト−ユニットを例えば手を入れて分離することができる
。糸一単位分はスリーブの色だけで検出されるため、コ
ツプの載置されているそれぞれのパレットの交換の場合
も、別の糸一単位分のだめの巻き増シ区間の中へ案内さ
れることがない。このことは特に重要であるのは、別の
糸一単位分から成るコツプをあや巻きへの巻き換えが、
あや巻キノ以後の処理の際に重要な結果を有するからで
ある。

さらに各種の糸一単位分に対して用いられる異なる色の
スリーブの場合に、これらのスリーブを案内するために
付加的な識別記号を必要としない。

実施例の説明 第１図および第２図に示されている、紡糸機と巻き取り
機７との間の結合装置は、簡単化された図面である。こ
の図面に示されている様に紡糸機の両方の側の各１つに
より、各１つの糸の１単位分が製造される。かき取りの
際に、紡糸ステーション２によシ形成されたコツプ４が
、アーパの設けられた搬送ベルト３の上へ載置される。

同様に紡糸ステーション２′の上で形成されたコツプ４
′の、搬送ベルト３′のアーパの上への載置が行なわれ
る。これらの搬送ベルト３゜３′は、モータ２５　、２
５’によシ、巻き取り機側の要求信号にもとづいて、断
続的に駆動される。

それぞれのスリーブ５．５′の案内は、載置装置３９へ
の帰還イルトロ　、　６’を介して行なわれる。

この載置は図示されている、搬送ベルト３　、３’のア
ーノぐの上で行なわれる。

コツプ供給ステーション２４においてコツプ養、４′が
パレット３３の上へ載置される。このノｅレットは閉じ
た巻き堆υ機側の循環路の中を循環する。

搬送ベル）　３　、３’の前方の端部に計数装置２６　
、２６’が設けられている。これらの計数装置２６．２
６’は−例えばシフトレジスターは紡糸ステーション２
，２′の個数にもとづいて目盛が定められている。その
ため計数装置はその計数を、紡糸ステーションの数に相
応する個数のコツプの供給が終わると、再び１から開始
する。

これにより計数装置は各々のコツプ４．４′を、コツプ
の製造された紡糸ステーション２．２′へ対応させるこ
とができる。所属の計数装置２６゜２６′を通過したコ
ツプ４．４′を準備されたパレット３３上へ置き換えた
後に、パレットは消去−および符号化装置２８の中へ搬
送される。この消去−および符号化装置２８は計数装置
２６゜２６′と接続されている。パレット３３の先行ノ
循環の最後の情報の消去の後に、このパレットと接続さ
れているメモリチップ３６の上で、それぞれの計数装置
２６　、２６’から伝送された紡糸ステーション番号が
新たに符号化される。

消去−および符号化装置２８ではなく読み出し装置２８
′を使用することもできる。この場合、ノミレットは固
定の符号を有する。

読み出し装置２８′はこの符号を検出してこれを、それ
ぞれの計数装置２６　、２６’から伝送された紡糸ステ
ーション番号と結合して、この情報を中央ユニット１５
へ送る。この情報の結合は破線１５′で示されている。

搬送ベルト３の端部に付加的に、図示されていないメモ
リを設けることができる。この場合、計数装置２６．２
６’は有利に、メモリのコツプ供給ステーション２４の
側の端部に、設けられる。すべての場合に配置すべきこ
とは、紡績ステーションに関する情報が、それぞれのコ
ツプ４．４′がこれを支持するノミレット３３と共に符
号化装置２８または読み出し装置２８′へ進入するまで
の間、記憶されていることである。

消去−および符号化装置２８または読み出し装置２８′
を通過した後にコツプ４．４′は準備供給装置３１の中
へ達し、仁の中で糸の端部がボビン交換のために用意さ
れる。両方のコツプ機種４．４′に共通の案内路９に、
色センサ１０が設けられている。この色センサ１０はコ
ツプ４゜４′のそれぞれのスリーブ５．５′の色を検出
する。

これらの色はそれぞれ１つの色の１単位に対して同じで
あるため、この色センサ１０により同時にこの色の１単
位も検出される。この色センサ１０は分岐装置１１と接
続されている。この分岐装置１１はそれぞれのコツプ４
．４′をそのパレット３３と共に、このコツプのために
定められた糸巻き区間す、８′の中へ、別個の案内路１
２．１２を介して案内する。簡単に図示されているこれ
らの案内路１２．１２’は例えば自動循環路からまたは
反転ベルトからも構成することができる。この変形実施
例の場合は巻き取り速度の変動を補償するために、必要
とされる公知のメモリ装置が用いられる。コツプ４．４
′がパレット３３と共に糸送り出し位置の中へ進入する
際に、巻き取りステーションへの準備案内の領域におい
て、保管場所が解放される。次にこの保管場所の中へ、
所属の案内ベルト１２゜１ｚの領域中を循環するコツプ
４．４′がそのパレット３３と共に、案内される。この
ことは例えば分岐装置を介して行なわれる。巻き増シス
チージョン８．８′の領域に計数装置３２が設けられて
おり、この計数装置がコツプ４．４′ごとの糸切れ本数
を検出する。これらの計数装置３２は巻き取りステーシ
ョンの相応の糸監視機構と接続されている。コンブ毎に
所定の糸切れ本数を上回わると、それぞれの計数装置３
２によりてこ３５が操作される。このてこはこの場合、
ルット３３のボルトの上にはめられているリング３４を
、所定の量だけ持ち上げる。このリング３４はゼルト上
を、リングがコツプの固有重量によっては再びツクレッ
ト３３の基板の方向へ少なくともずらされにくいように
、移動可能である。巻き取りステーションからのコツプ
４゜４′の解放後に、コツプは所属のパレット３３と共
に、共通の帰還路１３の上へ導びかれる。この帰還路１
３において最後の巻き取）ステーションの後方に、セン
サ１４がリング３４の高さに配置されている。このセン
サは、リングがその通常の位置を越えて上方へずらされ
た時点を検出する。このセンサ１４は読み出し装置１６
と作用接続されている。

リング３４が通常の位置の上方にあることがセンサ１４
によシ検出されると、読み出し装置１６が作動される。

読み出し装置はメモリチップ３６の上の符号を検出する
。この情報は中央ユニット１５へ伝送され、次にこの中
央ユニットは、巻き取りステーションにおいて平均値以
上の糸切れ本数を生ぜさせたコツプ４．４′を形成した
エラーのある巻き取りステーションを表示する。

パレット３３の永続的な符号の場合、この中央ユニット
はこの符号をそれぞれの紡糸ステーションに対応させる
ことができる、何故ならばこの符号は相応の情報を読み
出し装置２８′から供給されたからである。帰還路１３
において、この読み出し装置に続いて、センサ１７がコ
ツプの残りに対して設けられている。このセンサは、ま
だ送９出し可能な糸の残りを有するコツプ４．４′が到
来したことを検出した時に、このコツプ４．４′をコツ
プの残り用の帰還路２９の中へ案内する分岐装置１８を
制御する。この帰還路２９においても準備装置３０が設
けられている。分岐装置１８の出力側にリング３４に対
する移動装置１９が設けられている。この移動装置はこ
のリングを再びその通常位置へ即ち下方へ移動させる。

第５図の斜線で示されている、有利には対として帰還路
１３の両側に設けられたてこ３７において、ロール３８
が、それぞれのリング３４の容易な滑動を保証するため
に、設けられている。この滑動装置１９はもちろん分岐
装置１８０入力側に設けることもできる・その目的は、
所定の糸切れ数を新たに上回ゎないのに、読み出し装置
１６により同一のコツブイ、４′が複数回の検出される
のを回避するためである。

スリーブ抜き取り装置２１の前方にもう１つの糸センサ
２０が設けられている。この糸センサはスリーブの色を
介して相応の糸一単位分を検出する。この場合この糸セ
ンサはスリーブ抜き取り装置２１を、スリーブが所属の
スリーブ帰還装置６．６′の上へ置かれるように制御す
る。

糸センサ２０はさらに制御ユニット２２と接続されてい
る。センサ２３が、空のノミレット３３のコツプ供給ス
テーション２４への到来を検出すると、制御ユニット２
２により、どの−単位分に最後に抜き取られたスリーブ
５，５′が所属するかを、質問する。もう１つの制御ユ
ニット２７−これは制御ユニット２・２の構成部分とす
ることもできる−を介して、モータ２５，２５′が制御
される。モータは、最後に引き抜かれたスリーブ５．５
′に所属する部分に相応する搬送ベル）　３　、３’を
制御する。相応に制御ユニット２２によりコツプ供給ス
テーション２４も制御される。

発明の効果 本発明により、コツプの糸一単位分の適正な処理も各紡
糸ステーションの識別も可能となる情報装装置が提供さ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は結合装置全体の平面図、第２図は結合体の側面
図、第３図は搬送ユニットを識別するだめの巻き取りス
テーション装置の断面図、第４図は検出中の第３図の装
置の側面図、第５図はパレットの基板方向へ検出リング
を移動する装置の側面図を示す。 １・・・紡糸機、２．２′・・・紡糸ステーション、３
゜３′・・・搬送ヘルド、４．４′・・コツ、”、５．
５’・・・スリーブ、６．６′・・・帰還ベルト、８．
８′・・・巻き取りステーンヨン、９・・・案内路、１
ｏ・・・糸検出器、１１．１８・・・分岐装置、１２．
１２’・・・案内路、１３・・・帰還路、１４．１７・
・・検出器、１６・・・読み出し装置、１９・・移動装
置、２ｏ・・・糸検出器、２２・・・制御ユニット、２
３・・・検出器、２４・・・コツプ供給装置、２５　、
２５’・・・モータ、２６・・計数装置、２゛７・・・
制御ユニット、２８・・・符号化装置、２８′・・・読
み出し装置、２９・・・帰還路、３゜・・・準備供給装
置、３２・・・計数装置、３３・・・パレット、３４・
・・リング、３６・・・メモリチップ、３７・・・てこ
、３８・・・ロール、３９・・・載置装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、紡糸機により形成される、各種異なる糸一単位分（
   糸部分）のコップが、個別に、搬送ユニットとして各１
   つのパレットと共に巻き取り機へまたは巻き取り機区間
   へ案内されるようにし、この場合これらの搬送ユニット
   が符号化されている形式の、各１つのまたは複数個の紡
   糸機と巻き取り機との間の結合装置機構部の内部におけ
   る情報装置において、それぞれのコップ（４，４′）を
   形成した紡糸ステーション（２）に関する情報に係わる
   出し可能な情報担体（３６）が支持用のパレット（３３
   ）と接続されており、さらに各１つの糸の一単位分ごと
   に異なる色がコップスリーブ（５、５′）へ配属されて
   いることを特徴とする各１つのまたは複数個の紡糸機と
   巻き取り機との間の結合装置の内部における情報装置。 ２、パレット（３３）の循環する閉じたループが設けら
   れており、該閉ループは各種の糸一単位分に所属する巻
   き取りステーション（８、８′）を通つて案内されるよ
   うにし、さらに該閉ループにおいて、相次いで共通の搬
   送路（９、１３）に１つのスリーブ抜き取り装置（２１
   ）と１つのコップ供給ステーション（２４）が設けられ
   ており、該スリーブ抜き取り装置とコップ供給ステーシ
   ョンは、各種の糸一単位分用の全部の紡糸機領域と接続
   されている請求項１記載の情報装置。 ３、帰還路（１３）に、スリーブ抜き取り装置を制御す
   る色センサ（２０）が設けられており、該スリーブ抜き
   取り装置はスリーブ（５、５′）を、所属の紡糸機領域
   へ導びかれる搬送手段（６、６′）へ案内するようにし
   た請求項２記載の情報装置。 ４、色センサ（２０）がコップ供給ステーション（２４
   ）への制御接続線路（２４）を有し、該制御接続線路が
   、引き抜かれたスリーブに相応する糸一単位分の供給準
   備を作動するようにした請求項３記載の情報装置。 ５、巻き取り機へまたは巻き取り機区間へのコップの共
   通の案内路（９）に、コップのスリーブの色を検出する
   色センサ（１０）が設けられており、該色センサが搬送
   ユニット（４、４′、３３）の、糸一単位分用に設けら
   れている巻き取りステーション（８、８′）への案内を
   作動するようにした請求項１から４までのいずれか１項
   記載の情報装置。 ６、コップ供給ステーション（２４）へのコップ（４、
   ４′）の供給区間に計数装置（２６、２６′）が設けら
   れており、該計数装置は供給されたコップ（４、４′）
   の計数により、製造−紡糸ステーションを識別してこの
   情報を符号化装置（２８）へまたは読み出し装置（２８
   ′）へ伝送するようにし、該符号化装置または読み出し
   装置は情報を、コップ（４、４′）の載置されたパレッ
   ト（３３）の情報担体（３６）へ配属するようにした請
   求項１から５までのいずれか１項記載の情報装置。 ７、情報担体（３６）が読み出し−、消去−および符号
   化されるようにし、さらにコップ供給ステーションに符
   号化装置（２８）が、それぞれの計数装置（２６、２６
   ′）の計数結果の符号化のために設けられている請求項
   ６記載の情報装置。 ８、巻き取りステーション（８、８′）の中に計数装置
   （３２）が設けられており該計数装置は、コップ（４、
   ４′）の糸送り出しの際の糸切れの本数を計数するよう
   にし、さらに識別手段（３５）が設けられており、該識
   別手段は所定の糸切れ本数を越えた際の搬送ユニット（
   ４、４′、３３）を識別するようにした請求項１から７
   までのいずれか１項記載の情報装置。 ９、帰還路（１３）にセンサ（１４）と読み出し装置（
   １６）が設けられており、この場合、該センサは糸巻き
   ステーションに取り付けられている標識記号を識別する
   ようにし、さらに該読み出し装置は紡糸ステーション番
   号に相応する、パレット（３３）の符号を読み出すよう
   に、さらに制御回路が設けられておりセンサ（１４）が
   、所定の糸切れ本数を上回つたことを示す、巻き取りス
   テーション（８、８′）の標識記号を検出した時に、前
   記の制御回路が読み出された紡糸ステーション番号を中
   央ユニット（１５）へ伝送するようにした請求項８記載
   の情報装置。 １０、パレット（３３）が、著しく滑動しにくいように
   リング（３４）のはめられるボルトを有し、さらに巻き
   取りステーション（８、８′）にこのリングの高さにリ
   ング（３４）を所定の量だけ上昇できるテコ（３５）が
   設けられており、さらに該テコ（３５）は糸切れ本数用
   の計数装置（３２）により制御可能である請求項８記載
   の情報装置。 １１、センサ（１４）がリング（３４）の高さに設けら
   れていて、リングの高さ位置を検出するようにした請求
   項１０記載の情報装置。