JPH0546450A - マルチホストデータベースアクセス装置 - Google Patents

マルチホストデータベースアクセス装置

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JPH0546450A
JPH0546450A JP3204243A JP20424391A JPH0546450A JP H0546450 A JPH0546450 A JP H0546450A JP 3204243 A JP3204243 A JP 3204243A JP 20424391 A JP20424391 A JP 20424391A JP H0546450 A JPH0546450 A JP H0546450A
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computer
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JP3204243A
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Satoshi Shibata
聡 柴田
Takeshi Muraoka
武志 村岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アクセス方法が異なる複数のホスト計算機に対
して、同一の操作手順でデータベースアクセスが行える
ようにすることである。 【構成】利用者指定のホスト計算機に対する接続・切断
や、異なるデータベース管理システムの起動・データア
クセスをホスト通信部20により行う一方、このホスト
通信部20で相手計算機に固有のフォーマットのデータ
が受信された場合はその受信データを共通フォーマット
に変換し、相手計算機への送信時には送出すべき共通フ
ォーマットのデータを同計算機が識別可能なデータに変
換する処理をデータ変換部23により行う構成とする。
また入出力データ編集部27を設け、データ入力装置3
1から入力されたデータを共通フォーマットに編集して
データ変換部23に渡し、更にデータ変換部23にて変
換された受信データを画面フォーマット上に編集して表
示装置32に表示する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のホスト計算機
上のデータベースをアクセスするためのマルチホストデ
ータベースアクセス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ホスト計算機上のデータベースに
は、同データベースをアクセス可能とする簡易検索ツー
ルがペアで提供されていることが多い。しかし、この簡
易検索ツールは、そのホスト計算機のデータベースに依
存したものであり、ホスト計算機やデータベースが変わ
ると、それに固有のツールが必要となる。
【0003】また、データベースをアクセスするための
データベースアクセス装置(端末装置)についても、同
装置を使用するにはデータベースやホスト計算機の使用
方法に関する知識が必要である。更に、この種のデータ
ベースアクセス装置は対象とするデータベースの機能に
合せて開発されており、したがって他のデータベースや
使用方法の異なる計算機では扱うことができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
データベースアクセス装置では、対象となるホスト計算
機やデータベースによって使用方法が異なるため、必要
なデータが複数のホスト計算機に格納されていた場合に
は、そのデータを、別々のデータベースアクセス装置を
使用して、それぞれ異なる操作方法でアクセスしなけれ
ばならなかった。
【0005】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
でその目的は、アクセス方法が異なる複数のホスト計算
機に対して、同一の操作手順でデータベースアクセスが
行えるマルチホストデータベースアクセス装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、固有のアク
セス方式によってアクセスされる固有のデータベースを
持つ複数のホスト計算機のそれぞれとの間で、そのホス
ト計算機に適合した送受信処理を行うホスト通信手段
と、データ入力手段によって入力された複数のホスト計
算機の1つへ送出すべき要求情報等の入力データを相手
計算機に無関係の共通フォーマットのデータに編集する
と共に、受信データを編集して画面出力を行う入出力デ
ータ編集手段と、この入出力データ編集手段によって編
集された共通フォーマットの入力データを相手計算機が
識別可能なデータに変換してホスト通信手段に出力する
と共に、ホスト通信手段にて受信された相手計算機に固
有のフォーマットのデータを共通フォーマットの受信デ
ータに変換して入出力データ編集手段に通知するデータ
変換手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記の構成において、入力手段から複数のホス
ト計算機の1つへ送出すべき要求情報等(接続要求、デ
ータベースアクセス実行要求、切断要求等)の入力デー
タが入力されると、その入力データは入出力データ編集
手段に渡される。入出力データ編集手段は、入力手段か
らの入力データを相手計算機に無関係の共通フォーマッ
トのデータ(接続要求であれば各ホスト計算機に共通の
接続コマンドのデータであり、データベースアクセス実
行要求であれば各ホスト計算機に共通のデータベースア
クセス実行コマンド)に編集してデータ変換手段に渡
す。データ変換手段は、入出力データ編集手段から渡さ
れた共通フォーマットのデータを、相手計算機が識別可
能なデータ(共通の接続コマンドであれば、相手計算機
に固有の接続コマンド)に変換してホスト通信手段に渡
す。ホスト通信手段は、データ変換手段から渡されたデ
ータに相手計算機特有の内部データが付加された送信デ
ータを生成し、相手計算機へ送る。
【0008】ホスト計算機は、データ通信手段から送ら
れたデータにより、同データで要求された処理(接続コ
マンドを含むデータであれば接続処理、データベースア
クセス実行コマンドであればデータベースアクセス処
理)を行い、その処理結果を含むホスト計算機に固有の
フォーマットの応答メッセージをホスト通信手段に送
る。ホスト通信手段は、ホスト計算機から送られた応答
メッセージを受信すると、同メッセージから相手計算機
特有の内部データを削除し、その削除後のデータを受信
データとしてデータ変換手段に渡す。データ変換手段
は、ホスト通信手段から渡された受信データを共通のフ
ォーマットに変換して、入出力データ編集手段に受信を
通知する。これにより入出力データ編集手段は、データ
変換手段にて変換された受信データをもとに内部に持つ
画面フォーマットの情報と照らし合せ、同フォーマット
で示される画面位置に表示する。
【0009】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係るマルチホ
ストデータベースアクセス装置を備えたシステムの構成
を示すブロック図である。
【0010】図1において、1a〜1cはそれぞれ固有
のデータベース、そのデータベースを管理するデータベ
ース管理システム(DBMS)、およびデータベース
名、データ項目名の一覧等が格納されているディクショ
ナリ(いずれも図示せず)など、周知の構成を備えたホ
スト計算機である。ここで、各ホスト計算機1a〜1c
に固有のDBMSは、いずれも構造化問合せ言語(SQ
L)をサポートしており、このSQLを受付けてデータ
ベースアクセス(検索)が行えるようになっているもの
とする。また、各ホスト計算機1a〜1cに固有のディ
クショナリも、共通のコマンドにより検索可能となって
いるものとする。なお、SQLは、周知のように出力項
目名、計算項目、式を含むselect句と、データベ
ース名を含むfrom句と、利用データ項目名、抽出条
件、検索キー、条件の組合せを含むwhere句により
構成される。
【0011】また、2はホスト計算機1a〜1cを同一
の操作手順でアクセスするためのマルチホストデータベ
ースアクセス装置である。このマルチホストデータベー
スアクセス装置2は、例えばパーソナルコンピュータに
より構成される。
【0012】マルチホストデータベースアクセス装置2
は、処理開始時に後述するデータ入出力装置30からの
入力で指定されるホスト計算機1i(iはa〜cのいず
れか)との接続を行い、処理実行時にはホスト計算機1
iとのデータ送受信を行い、処理終了時にはホスト計算
機1iとの切断を行うホスト通信部20を持つ。このホ
スト通信部20は、ホスト計算機1a〜1cに依存しな
い共通の通信機能を持ち、ホスト計算機1a〜1cとの
間の基本的な通信を司る通信インタフェース部(以下、
カーネル部と称する)21と、各ホスト計算機1a〜1
c毎に設けられ、対応するホスト計算機との間で送受信
されるデータの編集を行う送受信データ編集部22a〜
22cとを有する。
【0013】マルチホストデータベースアクセス装置2
はまた、ホスト計算機1a〜1c毎に設けられ、送受信
データ編集部22a〜22cから渡されるデータを、ホ
スト計算機に依存しない共通フォーマットに変換すると
共に、ホスト計算機1a〜1cへの送信データをその計
算機に固有なフォーマットのデータに変換するデータ変
換部23を持つ。このデータ変換部23は、データ入出
力装置30側からの指示をもとに共通のコマンドを発行
するテキスト変換部24a〜24cと、同テキスト変換
部24a〜24cにより発行された共通コマンドをホス
ト計算機1a〜1cに固有のコマンドに変換するコマン
ド生成部25a〜25cを有する。
【0014】マルチホストデータベースアクセス装置2
はまた、画面に出力すべきデータやホスト計算機12i
に送信すべきデータをその計算機12iに依存しない共
通フォーマットで蓄積するための共通データ蓄積部26
と、データ変換部23とデータ入出力装置30との間の
インタフェースをなし、入出力データの編集を司る入出
力データ編集部27とを持つ。この入出力データ編集部
27は、データ入出力装置30から入力されたデータに
従うメニュー画面の変更や、データ入出力装置30から
の入力データをデータ変換部23の処理に適した形式に
編集する入力データ編集部28と、共通データ蓄積部2
6に蓄積されたデータから画面に表示すべきデータを取
出し、内部に持つ画面フォーマットに従って次に述べる
表示装置32に出力する画面出力部29とを有する。
【0015】マルチホストデータベースアクセス装置2
は更に、端末装置(データ入出力端末)としてのデータ
入出力装置30を持つ。このデータ入出力装置30は、
キーボード等からなるデータ入力装置31と、CRTデ
ィスプレイ或いは液晶ディスプレイなどの表示装置32
とが一体化されたものである。
【0016】次に、図1に示すマルチホストデータベー
スアクセス装置2からホスト計算機1aのデータベース
をアクセスする場合の処理手順の概略を、図2のフロー
チャートを参照して説明する。
【0017】まず、マルチホストデータベースアクセス
装置2の利用者は、ホスト計算機1aのデータベースを
アクセスしようとする場合、データ入出力装置30(の
データ入力装置31)を用いてホスト計算機1aとの接
続を要求するための入力操作を行う。これにより、デー
タベースアクセス装置2からホスト計算機1aに対して
接続要求コマンドを含む送信データが送信され、接続要
求がなされる(ステップS1)。
【0018】ホスト計算機1aは、この接続要求を受付
けると、その旨の応答をデータベースアクセス装置2に
返す。この応答内容はデータ入出力装置30の表示装置
32に表示される(ステップS2)。
【0019】利用者は、表示装置32の表示画面からデ
ータベースアクセス装置2がホスト計算機1aと接続さ
れたことを確認すると、データ入出力装置30のデータ
入力装置31を用いて、接続先のホスト計算機1aのデ
ィクショナリの起動を要求するための入力操作を行う。
これにより、データベースアクセス装置2からホスト計
算機1aに対してディクショナリ起動要求コマンドを含
む送信データが送信され、ディクショナリ起動要求がな
される(ステップS3)。
【0020】ホスト計算機1aは、この起動要求を受付
けるとディクショナリを起動し(ディクショナリ検索可
能状態とし)、その旨の応答をデータベースアクセス装
置2に返す。この応答内容はデータ入出力装置30の表
示装置32に表示される(ステップS4)。
【0021】利用者は、表示装置32の表示画面からホ
スト計算機1aのディクショナリが起動されたことを確
認すると、データ入出力装置30のデータ入力装置31
を用いて、接続先のホスト計算機1aのディクショナリ
の検索を要求するための入力操作を行う。これにより、
データベースアクセス装置2からホスト計算機1aに対
してディクショナリ検索要求コマンドを含む送信データ
が送信され、ディクショナリ検索要求がなされる(ステ
ップS5)。
【0022】ホスト計算機1aは、この検索要求を受付
けるとディクショナリを検索し、データベース名一覧の
検索要求であればデータベース名の一覧を、データ項目
名一覧の検索要求であればデータ項目名の一覧を、ディ
クショナリから取出し、その一覧データを含む応答メッ
セージをデータベースアクセス装置2に返す。この一覧
データ(データベース名一覧またはデータ項目名一覧)
は表示装置32に表示される(ステップS6)。
【0023】ここで利用者は、データ入力装置31を操
作し、データベース名一覧が表示されている場合であれ
ばアクセスしたいデータベース名を選択指定し、データ
項目名一覧表示の場合であればアクセスしたいデータベ
ース名を選択指定する。
【0024】データベースアクセス装置2は、このデー
タ入力装置31からの選択指定入力を受付けると(ステ
ップS7)、指定されたデータベース名またはデータ項
目名(利用データ項目名)を選択し、その選択内容を共
通データ蓄積部26に蓄積する(ステップS8)。また
データベースアクセス装置2は、データベースアクセス
に必要な抽出条件、および検索キー等についても、表示
装置32を通して利用者と会話することで、データ入力
装置31を用いた利用者からの選択指定入力を受付け、
共通データ蓄積部26に蓄積する。
【0025】ここで、利用者がデータ入力装置31を操
作してデータベースアクセス(検索)の実行を要求する
と、データベースアクセス装置2は同要求を受付け(ス
テップS9)、共通データ蓄積部26に蓄積されている
(利用者指定の)データベース名、利用データ項目名、
抽出条件および検索キー等の各種情報をもとに、SQL
文(構造化問合せ言語)を自動的に組立て生成する(ス
テップS10)。SQL文が生成されると、データベー
スアクセス装置2からホスト計算機1aに対してデータ
ベース起動コマンドを含む送信データが送信され、デー
タベース起動要求がなされる(ステップS11)。
【0026】ホスト計算機1aは、この起動要求を受付
けると自身のDBMS(データベース管理システム)を
起動してデータベース検索可能状態とし、その旨の応答
をデータベースアクセス装置2に返す。これにより、デ
ータベースアクセス装置2からホスト計算機1aに対し
て、ステップS10で生成された(データベースアクセ
スコマンドとしての)SQL文を含む送信データがホス
ト計算機1aに送信され、データベースアクセス要求が
なされる(ステップS12)。
【0027】ホスト計算機1aは、このデータベースア
クセス要求(SQL文)を自身のDBMSに渡す。これ
によりホスト計算機1a内のDBMSは、受取ったデー
タベースアクセス要求(SQL文)に従って自身のデー
タベースをアクセスし、要求されたデータを抽出する。
このデータはホスト計算機1aからデータベースアクセ
ス装置2に送信され、表示装置32に表示される(ステ
ップS13)。
【0028】このように本実施例によれば、利用者にプ
ログラミングやデータベースに関する知識が無くても、
表示装置32を通してデータベースアクセス装置2と会
話しながら必要な選択操作を行うだけで、ホスト計算機
のDBMSに対してホスト計算機やデータベースの違い
に無関係に共通した問合せを行うためのSQL文、即ち
データベースアクセスコマンドが自動生成されて、所望
のデータを抽出することができる。
【0029】さて、上記のSQL文により、各ホスト計
算機のDBMSに対して共通した問合せが可能であると
しても、そのSQL文(データベースアクセスコマン
ド)を含む送信データは、ホスト計算機によって異な
る。これは、前記した接続要求コマンドを含む送信デー
タなどについても同様である。本実施例は、このような
コマンドを含む送信データを、利用者がホスト計算機の
種類を意識することなく、またコマンドのフォーマット
を意識することなく自動生成できるようにしたものであ
る。これについて、ホスト計算機1aに対する接続要求
と、ディクショナリ検索要求の場合を例に、詳細に説明
する。
【0030】まず、ホスト計算機1aに対する接続要求
時の動作を、図3の動作説明図を参照して説明する。マ
ルチホストデータベースアクセス装置2の利用者は、ホ
スト計算機1aのデータベースをアクセスしようとする
場合には、ホスト計算機1aとの接続を要求するために
データ入出力装置30(のデータ入力装置31)を用い
て以下の操作を行う。即ち利用者は、自身のID(識別
子)並びにパスワードを入力すると共に、ホスト計算機
1aを指定するための操作を行う。
【0031】これにより、データ入出力装置30(のデ
ータ入力装置31)から入出力データ編集部27(の入
力データ編集部28)に対し、図3に示すように、ホス
ト計算機接続要求41が入力される。このホスト計算機
接続要求41には、利用者IDおよびパスワードも含ま
れている。なお、上記した接続要求のための利用者の操
作内容は、要求先のホスト計算機に影響されず、共通で
ある。
【0032】入出力データ編集部27(の入力データ編
集部28)は、データ入出力装置30(のデータ入力装
置31)から入力されたホスト計算機接続要求41を受
取ると、ホスト通信部20,データ変換部23内の各ホ
スト計算機毎に異なる機能のモジュール群のうちのいず
れを使用するかを、同接続要求41に応じて決定する。
そして入出力データ編集部27は、決定したモジュール
群について図4に示すように実行権42を設定する。こ
こでは、ホスト計算機1aに対応した送受信データ編集
部22a、テキスト変換部24aおよびコマンド生成部
25aのモジュール群について実行権42が設定され
る。以後、新たなホスト計算機接続要求(41)がデー
タ入出力装置30から与えられない限り、この設定され
た実行権42は保持される。
【0033】次に入出力データ編集部27(の入力デー
タ編集部28)は、実行権42を設定したモジュール群
のうちの送受信データ編集部(ここでは、送受信データ
編集部22a)に対して対応するホスト計算機(1a)
との接続を指示するためのホスト計算機接続指示43
を、データ変換部23のテキスト変換部24aに与え
る。
【0034】テキスト変換部24aは、ホスト計算機接
続指示43を受取ると、その指示43に対応する(ホス
ト計算機1a〜1cに無関係の)共通のホスト計算機接
続コマンド(ホスト計算機接続共通コマンド)44をコ
マンド生成部25aに発行する。
【0035】コマンド生成部25aは、テキスト変換部
24aで生成される各種の共通コマンドに対応して、実
際にホスト計算機1aに出力すべきコマンドを同コマン
ドの実行手順を含めて内部に持っている。そこでコマン
ド生成部25aは、テキスト変換部24aからホスト計
算機接続共通コマンド44を受取ると、同コマンド44
に対応するホスト計算機1a用のホスト計算機接続コマ
ンド45(利用者IDとパスワードが含まれている)を
生成し、ホスト通信部20の送受信データ編集部22a
に渡す。
【0036】さて本実施例では、マルチホストデータベ
ースアクセス装置2とホスト計算機1a〜1cとの間の
送受信は8ビット単位で行われ、うち最上位ビットはパ
リティチェックのためのパリティビットとして用いられ
るようになっている。
【0037】ところが、JISの英数・カナコードは8
ビットで構成される。ここで英数コードの最上位ビット
は“0”、カナコードの最上位ビットは“1”である。
したがって、この最上位ビットをパリティビットとして
用い、残りの7ビットをASCIIコードとして扱う
と、ホスト計算機1a〜1c側ではカナコードを含むコ
ード列を正しく認識できなくなってしまう。
【0038】そこで通常は、送信データ中のカナコード
列(最上位ビットがパリティビットに置換えられたカナ
コードの列)の直前にカナコード列の始まりを示す開始
コードを付加すると共に、同コード列の直後にカナコー
ド列の終りを示す終了コードを付加し、この両特殊コー
ドで挟まれた各コードを、その最上位ビットに“1”を
補うことにより(即ち、JISコード表上でコード領域
をシフトすることにより)本来のカナコードとして認識
できるようにしている。
【0039】上記両特殊コードはホスト計算機によって
異なる。そこで送受信データ編集部22aは、コマンド
生成部25aからホスト計算機1a用のコマンド(ここ
ではホスト計算機接続コマンド45)を受取ると、その
コマンドの必要箇所にホスト計算機1aに特有の特殊コ
ードを付加し、更にホスト計算機1aとの間の送受信に
必要な詳細データを付加し、即ちそのコマンドにホスト
計算機1a特有の内部データを付加し、ホスト計算機1
aへの送信データとしてカーネル部21に渡すようにな
っている。
【0040】したがって、上記したようにコマンド生成
部25aからホスト計算機接続コマンド45が与えられ
た場合には、同コマンド45に対してホスト計算機1a
に特有の内部データが付加された(ホスト計算機1a向
け)送信データ46が、送受信データ編集部22aから
カーネル部21へ渡される。カーネル部21は、送受信
データ編集部22aからの送信データ46を受取ると、
同データ46をそのまま送信データ47としてホスト計
算機1aに送信する。
【0041】ホスト計算機1aは、カーネル部21から
の送信データ47を受取ると、パリティチェックを行っ
た後、エラーが無ければ、前記した内部データ削除し、
更にカナコード列に対してはASCIIコードをJIS
コードに戻す操作を行う。そしてホスト計算機1aは、
本実施例のように、以上の操作を施したデータ47にホ
スト計算機接続コマンドが含まれている場合には、その
コマンドに付されている利用者IDとパスワードによ
り、該当する利用者が正当な利用者であるか否かを調べ
る。その結果、ホスト計算機1aは、正当な利用者であ
ると判断して場合には、自身(ホスト計算機1a)とマ
ルチホストデータベースアクセス装置2とが接続できた
ことを示す送信データを、正当な利用者でないと判断し
た場合には自身(ホスト計算機1a)とマルチホストデ
ータベースアクセス装置2とが接続できなかったことを
示す送信データを、応答メッセージ48としてカーネル
部21に返す。カーネル部21はホスト計算機1aから
返された応答メッセージ48を受信すると、そのまま受
信データ49として送受信データ編集部22aに渡す。
【0042】送受信データ編集部22aは、カーネル部
21から受信データ49を受取ると、同データ49から
ホスト計算機1aに特有の内部データを削除し、受信デ
ータ50としてコマンド生成部25aに渡す。
【0043】コマンド生成部25aは、送受信データ編
集部22aから受信データ50を受取ると、先にテキス
ト変換部24aから受取った1つのコマンド(ここでは
ホスト計算機接続共通コマンド44)の終了であれば、
その受信データ50を受信データ51としてテキスト変
換部24aに渡す。
【0044】テキスト変換部24aは、コマンド生成部
25aから渡された受信データ51をマルチホストデー
タベースアクセス装置2に共通のフォーマットに変換
し、受信データ52として共通データ蓄積部26に蓄積
すると共に、その旨を示す受信通知53を出力データ編
集部27(の画面出力部29)に送る。
【0045】入出力データ編集部27(の画面出力部2
9)は、テキスト変換部24aから受信通知53を受取
ると、共通データ蓄積部26から対応する受信データを
取出し、自身が内部に持つホスト計算機接続要求に対応
する(接続の可否を示す)画面フォーマット中に同デー
タ(応答メッセージ)を設定して画面イメ一ジ54を作
成し、データ入出力装置30(の表示装置32)に出力
して、画面表示する。
【0046】次に、図1の構成におけるディクショナリ
検索要求時の動作を、図4の動作説明図を参照して説明
する。今、利用者がデータ入出力装置30(のデータ入
力装置31)を使用して、ホスト計算機1aへのディク
ショナリ検索要求のための操作を行ったものとする。こ
れにより、データ入出力装置30(のデータ入力装置3
1)から入出力データ編集部27(の入力データ編集部
28)に対し、図4に示すように、ディクショナリ検索
要求61が入力される。なお、この際の利用者の操作内
容も、前記したホスト計算機接続要求の場合と同様に、
使用するホスト計算機に影響されず、共通である。
【0047】入出力データ編集部27(の入力データ編
集部28)は、データ入出力装置30から入力されたデ
ィクショナリ検索要求61を受取ると、前記したように
ホスト計算機1aに対応したモジュール群(送受信デー
タ編集部22a、テキスト変換部24aおよびコマンド
生成部25a)について実行権42が設定されているこ
とから、そのモジュール群中のテキスト変換部24aに
対してディクショナリ検索指示63を与える。
【0048】テキスト変換部24aは、入出力データ編
集部27(の入力データ編集部28)からディクショナ
リ検索指示63を受取ると、その指示63に対応する
(ホスト計算機1a〜1cに無関係の)共通のディクシ
ョナリ検索コマンド(ディクショナリ検索共通コマン
ド)64をコマンド生成部25aに発行する。
【0049】コマンド生成部25aは、テキスト変換部
24aからディクショナリ検索共通コマンド64を受取
ると、同コマンド64に対応するホスト計算機1a用の
ディクショナリ検索コマンド65を生成し、ホスト通信
部20の送受信データ編集部22aに渡す。
【0050】送受信データ編集部22aは、コマンド生
成部25aからホスト計算機1a用のディクショナリ検
索コマンド65を受取ると、前記したホスト計算機接続
コマンド45の場合と同様にして、そのコマンド65に
ホスト計算機1aに特有の内部データを付加し、ホスト
計算機1aへの送信データ66としてカーネル部21に
渡す。カーネル部21は、送受信データ編集部22aか
らの送信データ66を受取ると、同データ66をそのま
ま送信データ67としてホスト計算機1aに送信する。
【0051】ホスト計算機1aは、カーネル部21から
の送信データ67を受取ると、この例のように同データ
47にディクショナリ検索コマンドが含まれている場合
には、(ホスト計算機1a内のディクショナリ検索シス
テムにより)同コマンドの指定するディクショナリ検索
を実行する。そしてホスト計算機1aは、検索したデー
タ、即ちデータベース名一覧データまたは利用データ項
目名一覧データ(のうちの1回の通信で送信可能なデー
タ)を含む応答メッセージ68をカーネル部21に返
す。カーネル部21はホスト計算機1aから返された応
答メッセージ68を受信すると、そのまま受信データ6
9として送受信データ編集部22aに渡す。
【0052】送受信データ編集部22aは、カーネル部
21から受信データ69を受取ると、同データ69から
ホスト計算機1aに特有の内部データを削除し、受信デ
ータ70としてコマンド生成部25aに渡す。
【0053】コマンド生成部25aは、以上のディクシ
ョナリ検索コマンド65の出力から同コマンド65に対
する受信データ69の受信までを、先にテキスト変換部
24aから受取ったディクショナリ検索共通コマンド6
4に対する一連の処理が全て終了するまで、即ち同コマ
ンド64で要求されているデータを全て受信するまで繰
返す。そしてコマンド生成部25aは、ディクショナリ
検索共通コマンド64(要求された共通コマンド)の終
了であれば、対応する全ての受信データ70を受信デー
タ71としてテキスト変換部24aに渡す。
【0054】テキスト変換部24aは、コマンド生成部
25aから渡された受信データ71をマルチホストデー
タベースアクセス装置2に共通のフォーマットに変換
し、受信データ72として共通データ蓄積部26に蓄積
すると共に、その旨を示す受信通知73を出力データ編
集部27(の画面出力部29)に送る。
【0055】入出力データ編集部27(の画面出力部2
9)は、テキスト変換部24aから受信通知73を受取
ると、共通データ蓄積部26から対応する受信データを
取出し、自身が内部に持つディクショナリ検索要求に対
応する画面フォーマット中に同データを設定して(デー
タベース名一覧または利用データ項目名一覧の)画面イ
メ一ジ74を作成し、データ入出力装置30(の表示装
置32)に出力して、画面表示する。
【0056】以上は、コマンドを含む送信データを、利
用者がホスト計算機の種類を意識することなく、またコ
マンドのフォーマットを意識することなく、目的とする
ホスト計算機に送れるようにしたマルチホストデータベ
ースアクセス装置2の詳細な動作について、ホスト計算
機1aに対する接続要求とディクショナリ検索要求の場
合を例に説明したが、他のホスト計算機1b,1cへの
要求時、更には他の種類の要求時(データベースアクセ
ス要求時、切断要求時など)にも同様に行えるものであ
る。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
1つの装置にて異なるホスト計算機と通信するためのホ
スト通信手段と、相手計算機への送信データについては
相手計算機が識別できるデータに変換し、相手計算機か
らの受信データについては内部の共通フォーマットのデ
ータに変換するデータ変換手段と、入力手段からの入力
データについては共通フォーマットのデータに編集し、
データ変換手段によって変換された受信データについて
は画面フォーマットに合せて編集して画面出力する入出
力データ編集手段とを備えた構成としたので、利用者は
1つの装置の使用方法を覚えるだけで、複数のホスト計
算機のうちの任意の1つ、またはその計算機内のデータ
ベースをアクセスするための操作を行うことができ、操
作の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るマルチホストデータ
ベースアクセス装置を備えたシステムのブロック構成
図。
【図2】図1のマルチホストデータベースアクセス装置
からホスト計算機のデータベースをアクセスする場合の
処理手順の概略を説明するためのフローチャート。
【図3】図1のマルチホストデータベースアクセス装置
からホスト計算機に対する接続要求時の動作を説明する
ための図。
【図4】図1のマルチホストデータベースアクセス装置
からホスト計算機に対するディクショナリ検索要求時の
動作を説明するための図。
【符号の説明】
1a〜1c…ホスト計算機、2…マルチホストデータベ
ースアクセス装置、20…ホスト通信部、21…カーネ
ル部、22a〜22c…送受信データ編集部、23…デ
ータ変換部、24a〜24c…テキスト変換部、25a
〜25c…コマンド生成部、26…共通データ蓄積部、
27…入出力データ編集部、28…入力データ編集部、
29…画面出力部、30…データ入出力装置、31…デ
ータ入力装置、32…表示装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有のアクセス方式によってアクセスさ
    れる固有のデータベースを持つ複数のホスト計算機のそ
    れぞれとの間で、そのホスト計算機に適合した送受信処
    理を行うホスト通信手段と、 データ入力手段と、 このデータ入力手段によって入力された上記複数のホス
    ト計算機の1つへ送出すべき要求情報等の入力データを
    相手計算機に無関係の共通フォーマットのデータに編集
    すると共に、受信データを編集して画面出力を行う入出
    力データ編集手段と、 この入出力データ編集手段によって編集された共通フォ
    ーマットの入力データを上記相手計算機が識別可能なデ
    ータに変換して上記ホスト通信手段に出力すると共に、
    上記ホスト通信手段にて受信された上記相手計算機に固
    有のフォーマットのデータを共通フォーマットの受信デ
    ータに変換して上記入出力データ編集手段に通知するデ
    ータ変換手段と、 を具備し、上記複数のホスト計算機または同計算機内の
    データベースを上記入力手段からホスト計算機に無関係
    の共通の操作手順でアクセスできるようにしたことを特
    徴とするマルチホストデータベースアクセス装置。
JP3204243A 1991-08-14 1991-08-14 マルチホストデータベースアクセス装置 Pending JPH0546450A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1074178A (ja) * 1996-08-30 1998-03-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報提供システム
JPH10222495A (ja) * 1997-02-05 1998-08-21 Fuji Xerox Co Ltd 文書統合管理装置
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US7744209B2 (en) 2005-02-21 2010-06-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Media conveyance system of an ink ejection image forming apparatus
JP2013206145A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Hitachi Solutions Ltd サーバ装置、データ提供システム

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