JPH0544651U - 自動車のドア開口部のシール構造 - Google Patents

自動車のドア開口部のシール構造

Info

Publication number
JPH0544651U
JPH0544651U JP104347U JP10434791U JPH0544651U JP H0544651 U JPH0544651 U JP H0544651U JP 104347 U JP104347 U JP 104347U JP 10434791 U JP10434791 U JP 10434791U JP H0544651 U JPH0544651 U JP H0544651U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
weather strip
lip portion
pillar
lip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP104347U
Other languages
English (en)
Inventor
和敬 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP104347U priority Critical patent/JPH0544651U/ja
Publication of JPH0544651U publication Critical patent/JPH0544651U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のドア開口部のシール性と外観の向上
を図る。 【構成】 自動車のピラー50のパネル52上には、接
着剤56を介してウエザストリップ110が固着され、
ウエザストリップ110は窓ガラス80を支持する。ウ
エザストリップ110のリップ部114はピラーパネル
の前縁部54を覆う。ドアパネル42にとりつけるシー
ル部材120は、内側に湾曲するスポンジ状のリップ部
124を有する。ドア閉塞時にはシール部材120のリ
ップ部124の外側面がウエザストリップ110のリッ
プ部114に押圧され、ドア開口部100のシールを達
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考察は、自動車のドアとピラーの間のオープニングのシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は2ドアタイプの自動車10の斜視図であって、車体20に対して2枚の ドア40がとりつけられる。 ドア40は、前方に設けられたヒンジにより開閉自在に支えられ、ドア40の 後部は車体の上下方向に配設されるピラー50に対して閉塞される。 ドア40とピラー50の間には、例えば実開昭60−22451号公報に開示 されるようなシール構造が設けられて、雨滴等の浸入を防止するとともに風切音 の発生等を防止する。
【0003】 図3は図1のAーA断面に相当する従来のシール構造の一例を示すものである 。 車体20と一体のピラー50を構成するパネル52の外側には、接着剤56を 介してウエザストリップ60を固着する。ウエザストリップ60は窓ガラス80 を支持するとともに、ドア40側に延びるリップ部62を有し、例えばポリ塩化 ビニール(PVC)等の樹脂によりつくられる。 一方、ドア40はドアパネル42と、ドアパネル42の外側に固着される窓ガ ラス又はモールディング44等を有する。ドア閉塞時には、ドアパネル42の縁 部がウエザストリップ60のリップ部62に当接してシールを達成する。この構 造によりボデーカラーに塗られたピラー50のパネル前縁部54の表面がドア4 0を開けたときにもウエザストリップ60のリップ部62により隠され、外観を 向上することができる。
【0004】 次に、図4に示す従来の他のシール構造にあっては、車体側の窓ガラス80を 支持するモールディング70とウエザストリップ74を別体としたものである。 ウエザストリップ74は、例えばエチレン・プロピレンゴム(EPDM)製のも ので、硬質部75とスポンジ質のリップ部77を一体に成形した構造を有する。 硬質部75をクリップ79でピラーパネルに固着することでウエザストリップ7 4をとりつける。 ドア40が閉塞されると、ドアパネル42がリップ部77を押し、リップ部7 7の先端がモールディング70に押圧されてシールを達成する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図3のドアオープニングのシール構造は、ポリ塩化ビニール製のウエザストリ ップ60が低温時には硬化して、塗膜摩擦、シール性不良、ドア開閉時の打音の 発生等の原因となる。また、高温時には軟化してリップ部62の波打ち等の不具 合が生ずる。 図4のドアオープニングのシール構造は、外観上質感に劣るエチレン・プロピ レンゴムのスポンジ質のリップ部77が目立つことと、リップ部77とモールデ ィング70の接触部に寸法上のバラツキによるギャップが発生し、品質の向上が 困難となる問題があった。 そこで本考案は、上述した従来の不具合を解消するシール構造を提供するもの である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案のシール構造は、窓ガラスをピラーに保持する本体部及び本体部からド ア開口部側へ延びるリップ部を有するウエザストリップと、ドアの開口部側の端 部に固着されて内側に湾曲するスポンジ状のリップ部を有するシール部材とを備 える。
【0007】
【作用】
ドア閉塞時には、シール部材の湾曲するリップ部の外側面がウエザストリップ のリップ部に押圧されてシールを達成する。
【0008】
【実施例】
図2は本考案の実施例を示す断面図である。 本考案のドアオープニングシール構造100は、ポリ塩化ビニール等でつくら れる車体側に固着されるウエザストリップ部材110と、ドア側にとりつけられ るエチレン・プロピレンゴム等でつくられるシール部材120で構成される。 車体側のピラー50のパネル52の外側には、ウエザストリップ110の本体 部112が接着され、本体部112は溝構造により窓ガラス80を支持する。ウ エザストリップ110は本体部112から延びるリップ部114を備え、リップ 部114はピラーパネルの前縁部54を覆う。したがって、ドア40を開けたと きにも、ピラーパネルが露出されることなく、外観が向上する。
【0009】 ドア40は、ドアパネル42上に窓ガラス又はモールディング140が固着さ れる。ドア40側にとりつけられるシール部材120は、エチレン・プロピレン ゴム材を形成したもので、要所にとりつけ用の穴122を有する。 窓ガラス又はモールディング140の裏面には突起142を有し、シール部材 120の穴122に差し込んでシール部材120を窓ガラス又はモールディング 140とドアパネル42との間で挾持固定する。必要に応じて、シール部材12 0の取付部は硬質に形成することもできる。シール部材120のリップ部124 はスポンジ状に形成し、柔軟性を付与する。
【0010】 リップ部124は凸状に湾曲し、その外側の湾曲面がウエザストリップ110 のリップ部114の外面に押圧される。ドア40の閉塞時には、ドア側にとりつ けたシール部材120の湾曲面に形成されたスポンジ状のリップ部124が内側 にたわんでウエザストリップ110側のリップ部114に密着し、シールを達成 する。
【0011】
【考案の効果】
本考案のドア開口部のシール構造は以上のように、車体のピラーにとりつけら れるウエザストリップは、ピラーのパネルを覆うリップ部を有し、ドア開口端に とりつけられるシール部材は内側に湾曲するスポンジ状のリップ部を有する。そ して、ドア閉塞時にはシール部材のリップ部の外側面がウエザストリップのリッ プ部に押圧されてシールを達成する。両リップ部はドアパネルの内側で接するの で、接触部が隠れる。 また、ウエザストリップのリップ部はピラーパネルを覆うので、ドアを開けた ときにもボディーカラーが見えず、外観が向上する。 両リップ部は柔軟性を有し、外気温度の変化による接触部の変形も少ない。し たがって、シール性が向上し、風切音も低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の斜視図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】従来のシール構造を示す断面図。
【図4】従来の他のシール構造を示す断面図。
【符号の説明】
40 ドア 42 ドアパネル 50 ピラー 80 窓ガラス 100 ドア開口部 110 ウエザストリップ 114 リップ部 120 シール部材 124 リップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10K 11/16 C 7350−5H

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアの開口側の端部と車体のピ
    ラーとの間の開口部に配設されるシール構造であって、
    窓ガラスをピラーに保持する本体部及び本体部からドア
    開口部側へ延びるリップ部を有するウエザストリップ
    と、ドアの開口部側の端部に固着されて内側に湾曲する
    スポンジ状のリップ部を有するシール部材とを備え、ド
    ア閉塞時にシール部材の湾曲するリップ部の外側面がウ
    エザストリップのリップ部に押圧されてシールを達成す
    る自動車のドア開口部のシール構造。
JP104347U 1991-11-25 1991-11-25 自動車のドア開口部のシール構造 Pending JPH0544651U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP104347U JPH0544651U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 自動車のドア開口部のシール構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP104347U JPH0544651U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 自動車のドア開口部のシール構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0544651U true JPH0544651U (ja) 1993-06-15

Family

ID=14378361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP104347U Pending JPH0544651U (ja) 1991-11-25 1991-11-25 自動車のドア開口部のシール構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0544651U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100435858B1 (ko) * 2001-08-10 2004-06-12 현대자동차주식회사 자동차용 도어 사이드 웨더스트립의 마운팅 구조
JP2010012877A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Nishikawa Rubber Co Ltd 見切りシールの取付構造。
JP2016132344A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 株式会社豊田自動織機 車両のモール構造
EP2767424A3 (en) * 2013-02-13 2017-11-29 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Sealing structure of parting portion
JP2020090232A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 豊田合成株式会社 車両のシール構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58110335A (ja) * 1981-12-22 1983-06-30 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd センタ−ピラ−上端部のシ−ル構造
JPH03182836A (ja) * 1989-12-01 1991-08-08 General Motors Corp <Gm> 自動車のドア

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58110335A (ja) * 1981-12-22 1983-06-30 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd センタ−ピラ−上端部のシ−ル構造
JPH03182836A (ja) * 1989-12-01 1991-08-08 General Motors Corp <Gm> 自動車のドア

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100435858B1 (ko) * 2001-08-10 2004-06-12 현대자동차주식회사 자동차용 도어 사이드 웨더스트립의 마운팅 구조
JP2010012877A (ja) * 2008-07-02 2010-01-21 Nishikawa Rubber Co Ltd 見切りシールの取付構造。
EP2767424A3 (en) * 2013-02-13 2017-11-29 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Sealing structure of parting portion
JP2016132344A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 株式会社豊田自動織機 車両のモール構造
JP2020090232A (ja) * 2018-12-07 2020-06-11 豊田合成株式会社 車両のシール構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6679003B2 (en) Door frame structure of motor vehicle
US6644718B2 (en) Structure of roof-side portion of motor vehicle
US5209019A (en) Seal structure for automobile doors
JP2988192B2 (ja) 自動車用ルーフサイドウエザストリップ
JPS58189481A (ja)
JP6374446B2 (ja) ルーフサイドウエザストリップの取付構造
JP2004529801A (ja) シール・ガイド用ストリップ
CA2022324C (en) Weather strip
JPH0544651U (ja) 自動車のドア開口部のシール構造
GB2300018A (en) Sealing structure for the gap between a windscreen and vehicle front door
JP3054843B2 (ja) ウエザーストリップの取付構造
US6932422B2 (en) Attachment structure of weather strip for motor vehicle
JP3098271B2 (ja) 自動車用ウインドモールディング
EP1922221A1 (en) Window sealing and guiding arrangements for vehicle doors and windows
JP3100292B2 (ja) 自動車用ドアのシール構造
JP2581244Y2 (ja) ウエザストリップ構造
JPH0899531A (ja) ウエザストリップの取付構造
JP3376803B2 (ja) 自動車のドアサッシュモール取付部構造
JPS6143610Y2 (ja)
JP3191501B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP2564810Y2 (ja) 自動車用ウエザストリップの取付構造
JP2603644Y2 (ja) 自動車のバックドア上縁のシ−ル構造
JP2002103986A (ja) 自動車ドアのシール構造
JP3331945B2 (ja) 自動車用ウエザストリップ
JPS6076420A (ja) 自動車用グラスランの取付構造