JPS6143610Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6143610Y2
JPS6143610Y2 JP1981104615U JP10461581U JPS6143610Y2 JP S6143610 Y2 JPS6143610 Y2 JP S6143610Y2 JP 1981104615 U JP1981104615 U JP 1981104615U JP 10461581 U JP10461581 U JP 10461581U JP S6143610 Y2 JPS6143610 Y2 JP S6143610Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weather strip
door glass
retainer
vehicle body
pillar
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981104615U
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English (en)
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JPS589813U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
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Publication of JPS589813U publication Critical patent/JPS589813U/ja
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Publication of JPS6143610Y2 publication Critical patent/JPS6143610Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車のウエザーストリツプの構
造の改良に関する。
従来、例えば第1図に示すようなドアサツシユ
のないハードトツプ型自動車1においては、車体
開口のアウターパネル2の周縁部にリテーナを介
してドア3のドアガラス4と当接するウエザース
トリツプが装置され、ドアガラス4とアウターパ
ネル2との隙間から雨水や塵埃等が車室内に侵入
するのを防止している(実開昭55−134313号公報
参照)。
ところが、ドアガラス4を閉じた状態で高速走
行すると、ドアガラス4の車外側に負圧を生じる
ので、ウエザーストリツプの支持剛性が小さいと
負圧によつて、ドアガラス4が外方へ吸い出され
て、ドアガラス4の上端面とウエザーストリツプ
のリツプ部とに隙間ができ、車室内空気の吸出音
が発生したり、車外側の風切音が車室内に侵入す
るなどの問題がある。
このために、ドアガラス4の吸い出し防止機能
を有するウエザーストリツプが提案されている
が、当該機能を重視するとドア3の開閉操作時に
ウエザーストリツプが抵抗となつて開閉操作がス
ムースに行なえないという問題があつた。
また、実開昭51−111618号では、リテーナを延
長してウエザーストリツプのアウターリツプ部の
車外側部を保持するストツパ部を形成し、ドアガ
ラスの吸い出しを防止するものが提案されている
が、リテーナの車外側の辺が長くなるので車外側
の露出部が多くなり、外観の見栄えが悪化すると
いう問題がある。
この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされ
たもので、車体開口縁の一辺をなすピラー外表面
に取付けられるピラーガーニツシユ固定用のクリ
ツプに、リテーナの車外側面を覆うよう延在し一
体的に形成されたストツパ片部を設け、該ストツ
パ片部をウエザーストリツプのアウターリツプ部
に当接させるという工夫により、外観の見栄えを
悪化させることなく、開閉方向にはスムースに開
閉操作できると共に、吸い出し方向にはウエザー
ストリツプのストツパ片部への当接でドアガラス
が外方へ吸い出されるのを阻止できるようにした
ものである。
以下、この考案の実施例を添付図面について詳
細に説明する。
第2図に示すように、ウエザーストリツプW
は、ゴム、合成樹脂などの弾性材料を押出して中
空状に形成されたもので、ピラーアウターパネル
2に取付けられたリテーナ6の両側部のU字状の
溝6a,6aに、取付基部7の両側に形成した突
起部7a,7aを嵌合する一方、車体外のアウタ
ーリツプ部8と、車内側のインナーリツプ部9
と、アウターリツプ部8とインナーリツプ部9と
を接続するリツプ部10と、中空部11を横切つ
て取付基部7の内面とリツプ部10の内面とを接
続する折曲げブリツジ12とを有する。
一方、ピラーアウターパネル2にワツシヤー1
3を介してねじ14で取付けられるピラーガーニ
ツシユ15の固定用クリツプ16には、リテーナ
6側に延在して車室側に向つてフツク状に突出し
たストツパ片部17を一体的に設けて、該ストツ
パ片部17を、ウエザーストリツプWのアウター
リツプ部8に当接させる。
しかして、ドアガラス4を全閉してドア3を閉
じた状態では、第3図に示すように、ウエザース
トリツプWのリツプ部10に、ドアガラス4の上
端面が当接して、リツプ部10が中空部11の内
方に湾曲され、ウエザーストリツプWの弾性によ
つてドアガラス4の上端面とウエザーストリツプ
Wのリツプ部10とが気密に保持されている。
上記ドアガラス4の全閉時において、ドア3を
開閉方向Aへ操作する場合、抵抗となるのはアウ
ターリツプ部8のみであり、開閉操作はスムース
に行なえる。
一方、ドアガラス4の全閉時で、かつ高速走行
時においては、ドアガラス4に吸い出し方向Bの
吸い出し力が作用すると、ドアガラス4の上端面
に弾性接触しているウエザーストリツプWも吸い
出し方向に変形しようとするが、アウターリツプ
部8がピラーガーニツシユ固定用クリツプ16の
ストツパ片部17に当接しているので、その変形
が規制されて、ドアガラス4の吸い出しが未然に
防止されるようになる。
また、第4図に示すように、固定用クリツプ1
6に固定されたピラーガーニツシユ15をストツ
パ片部17側に延長してストツパ片部17の先端
に係止する構成とすれば、ピラーガーニツシユ1
5′と固定用クリツプ16との間に段差がなくな
つて面一となるので、整流作用により、風切音が
なく、空気抵抗等にも有利で、デザイン上も好ま
しい。
以上の説明からも明らかなように、この考案
は、ピラーガーニツシユ固定用クリツプのストツ
パ片部を、ウエザーストリツプのアウターリツプ
部に当接させたものであるから、ドアガラスが、
開閉方向にはスムースに開閉操作できると同時
に、吸い出し方向にはピラーガーニツシユ固定用
クリツプへの当接でウエザーストリツプの変形が
規制されて外方へ吸い出されるのが阻止されるよ
うになり、吸い出し防止機能も確実に保障される
ようになる。
また、構造的にはピラーガーニツシユ固定用ク
リツプを延長するだけでよいから、きわめて簡単
でコスト安であり、組付性も良好である。
さらに、ピラーガーニツシユ固定用クリツプは
フロントピラーの適所に設けられているだけであ
り、上記従来のリテーナの車外側の辺のように長
くならないので、露出部が少なく、外観の見栄え
が悪化することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はハードトツプ型自動車の側面図、第2
図は第1図の−線に相当するドアガラス開時
のウエザーストリツプの断面図、第3図は第1図
の−線に相当するドアガラス閉時のウエザー
ストリツプの断面図、第4図はピラーガーニツシ
ユの変形例を示す第3図と同じ断面図である。 W……ウエザーストリツプ、1……自動車、2
……ピラーアウターパネル、3……ドア、4……
ドアガラス、6……リテーナ、8……アウターリ
ツプ部、15,15′……ピラーガーニツシユ、
16……ピラーガーニツシユ固定用クリツプ、1
7……ストツパ片部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドアガラスと車体との間をシールするウエザー
    ストリツプを断面略C字状のリテーナを介して車
    体開口縁に固定した自動車のウエザーストリツプ
    の構造において、 上記車体開口縁の一辺をなすピラー外表面に取
    付けられるピラーガーニツシユ固定用のクリツプ
    に上記リテーナの車外側面を覆うよう延在し一体
    的に形成されたストツパ片部が設けられ、該スト
    ツパ片部を上記ウエザーストリツプのアウターリ
    ツプ部に当接させて、ドアガラス全閉での高速走
    行時に発生する負圧によつてドアガラスが外方へ
    吸い出されるのを阻止するようにしたことを特徴
    とする自動車のウエザーストリツプの構造。
JP1981104615U 1981-07-13 1981-07-13 自動車のウエザ−ストリツプの構造 Granted JPS589813U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981104615U JPS589813U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 自動車のウエザ−ストリツプの構造

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981104615U JPS589813U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 自動車のウエザ−ストリツプの構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS589813U JPS589813U (ja) 1983-01-22
JPS6143610Y2 true JPS6143610Y2 (ja) 1986-12-09

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ID=29899201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981104615U Granted JPS589813U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 自動車のウエザ−ストリツプの構造

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JP (1) JPS589813U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51111618U (ja) * 1975-03-07 1976-09-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS589813U (ja) 1983-01-22

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