JP2564810Y2 - 自動車用ウエザストリップの取付構造 - Google Patents

自動車用ウエザストリップの取付構造

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JP2564810Y2
JP2564810Y2 JP1992066725U JP6672592U JP2564810Y2 JP 2564810 Y2 JP2564810 Y2 JP 2564810Y2 JP 1992066725 U JP1992066725 U JP 1992066725U JP 6672592 U JP6672592 U JP 6672592U JP 2564810 Y2 JP2564810 Y2 JP 2564810Y2
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weather strip
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誠治 伊藤
昌之 大村
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のドアアウタパ
ネルの上縁に沿って取付けられるウエザストリップの取
付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように自動車のドア1のアウ
タパネル上縁にはこれに沿ってウエザストリップ3が取
付けられている。図7に示すように、ウエザストリップ
3は断面ほぼ逆U字形の取付基部31と、シ−ルリップ
32,33を備えており、取付基部31の内側に所定の
間隔をおいて組込んだクリップ4によりドアアウタパネ
ル11の上縁フランジ13に固定されている。そして、
シ−ルリップ32,33で、上縁フランジ13とドアガ
ラス2との間の隙間をシ−ルし、かつドアガラス2の昇
降時にその外面を払拭するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ウエザスト
リップ3を組付けるとき、ドアパネルの建付けバラツ
キ、パネル自体の変形あるいはウエザストリップ3のひ
ねり等でウエザストリップ3の全体あるいは一部が車内
側に傾斜(矢印C)した姿勢で組付けられることがあ
る。そして、ウエザストリップ3がこのように傾斜する
と、取付基部31の車外側の下端縁34とドアアウタパ
ネル11の外面との間に隙間Sが生じ、ドアの見栄えが
損ねられる。また傾斜が大きいと、シ−リリップ32,
33のガラス摺動抵抗が大きくなり、かつドアガラス2
の下降時にシ−ルリップ32,33のまき込みが生じる
おそれがある。
【0004】そこで本考案は、ウエザストリップ取付時
の車内側への傾斜を防止して上記の不都合が生じないウ
エザストリップの取付構造を提供することを課題として
なされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は図2,図3に示
すように、自動車のドアアウタパネル11の上縁に沿っ
て取付けられるウエザストリップ3の取付基部31内に
組込んだクリップ4の車内側の脚端に、ドアアウタパネ
ル11の上端内面側に当接する突出部5を形成する。
【0006】また本考案は図6に示すようにウエザスト
リップ3自体の取付基部31の車内側の下端部にドアア
ウタパネル11の上端内面側に当接する突出部6を形成
する。
【0007】本考案は少なくとも上記突出部5,6のい
ずれか一方を形成することで、上記の課題を解決するも
のである。
【0008】
【作用】ウエザストリップ組付け時、上記突出部5,6
がドアアウタパネル11の内面側に押付けられることに
よりウエザストリップ3には車外側への傾斜(矢印
が与えられ、これにより取付基部31の車外側の下端縁
34がドアアウタパネル11の外面で受け止められる。
従って上記下端縁34とドアアウタパネル11は密着状
態となるとともに、従来の取付構造による上記不都合は
解消される。
【0009】
【実施例】図2,図3に示す第1の実施例において、ウ
エザストリップ3はゴムの押出成形体で、断面ほぼ逆U
字形の取付基部と,その車内側となる側面から斜め上方
へ伸出するシ−ルリップ32,33を備えている。取付
基部31にはインサ−ト30が埋設してある。
【0010】グリップ4は合成樹脂製で、ウエザストリ
ップ3の取付基部31の内面に嵌着するU字部41とそ
の一端が反転する折返し部42からなり全体がS字形を
なしている。そしてU字部41を取付基部31内に嵌込
むとともに、取付基部31の車内側となる側面部を上記
折返し部42内に押込むことでウエザストリップ3に取
付けられる。このようにして複数のクリップ4が所定の
間隔でウエザストリップ3に取付けられる。各クリップ
4には、U字部41の折返し部42側の脚端の内面に突
出部5が形成してある。
【0011】ドアアウタパネル11は、上端部になだら
かな張出し傾斜面111を有しており、上縁は補強板1
2と接合されている。補強板12の上縁はアウタパネル
11よりも上方へ伸び出すフランジ13となっている。
そしてウエザストリップ3は、これに組込んだ各クリッ
プ4を上記フランジ13に上から嵌め込むことで固定さ
れる。
【0012】しかして各クリップ4をフランジ13に組
付けるとき、クリップ4の脚端の突出部5がドアアウタ
パネル11の内側面となる補強板12に当たってウエザ
ストリップ3には車外側への傾斜(矢印D)が与えられ
るから、取付基部31の車外側の下端縁34はドアアウ
タパネル11の傾斜面111に受けられてこれと密着す
る。従って、ドアアウタパネル11に若干の建付けバラ
ツキや変形があっても上記下端縁34とドアアウタパネ
ル11との間に隙間S(図7)が生じることはない。ま
た、従来のようにウエザストリップ3の車内側への傾斜
によるシ−ルリップ32,33のドアガラス2との摺動
抵抗の増大およびまみ込みは生じない。
【0013】図4ないし図6は本考案の第2の実施例を
示すもので、第1の実施例との相違点を中心に説明す
る。
【0014】ウエザストリップ3の後端には型成形で端
末部3Aが形成してある。型成形端末部3Aは押出成形
の取付基部31の端末切断面を閉じる閉塞部35と、取
付基部31の車内側の側面部を延長する延出部36とよ
りなり、この型成形端末部3Aに、ドアフレ−ムの後部
縦粋に沿うガラスラン7が嵌込まれる。ウエザストリッ
プ3の後端部ではシ−ルリップ32,33のうち下側の
シ−ルリップ33はドアの他部材との干渉を避けるため
に切り欠かれている。
【0015】このウエザストリップ3の後端部は、ドア
ロック用のノブ等が設けられるので、一般にクリップは
取付けられない。かつ、ウエザストリップ3の後端部に
はひねりが生じやすく、従って上記隙間S(図7)が発
生しやすい。
【0016】そこで本実施例では型成形端末部3Aの延
出部36の下端に突出部6が形成してある。しかして、
この突出部6により、ウエザストリップ3の後端部をド
アアウタパネル11と補強板12の上端が接合するフラ
ンジ13に組付けるときに上記端末部3Aには車外側へ
の傾斜(矢印D)が与えられ、後端部および型成形端末
部3Aの車外側の下端縁34とドアアウタパネル11の
外面と密着する。なお、他の構造は第1の実施例と実質
的に同一であり、対応部分は同一符号により示す。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によりクリ
ップ4の車内側の脚端またはウエザストリップ3の車内
側の下端に突出部5,6を形成し、ウエザストリップ3
を組付けるときにウエザストリップ3に車外側への傾斜
を与えることで、ウエザストリップ3の車外側の下端縁
34と、ドアアウタパネル11の外面とを密着せしめ、
両者間に隙間が発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のウエザストリップが適用される自動車
ドアの正面図である。
【図2】本考案によるウエザストリップの図1のII−II
線に沿う位置での取付構造を示す断面図である。
【図3】本考案のウエザストリップ取付構造に用いるク
リップの斜視図である。
【図4】本考案によるウエザストリップの後端部の斜視
図である。
【図5】図4のウエザストリップの後端部を別の方向か
ら見た斜視図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿う位置でのウエザストリッ
プの取付構造を示す断面図である。
【図7】従来のウエザストリップの組構造およびその不
都合を示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動車ドア 11 ドアアウタパネル 3 ウエザストリップ 3A ウエザストリップの型成形端末部 31 取付基部 32,33 シ−ルリップ 4 クリップ 5,6 突出部 S 隙間

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアアウタパネルの上縁に沿っ
    て取付けられるウエザストリップであって、上記上縁に
    これを覆うように組付けられる断面ほぼ逆U字形の取付
    基部と、先端がドアガラス外面に当接するシールリップ
    を備え、取付基部内に所定の間隔をおいて組込んだクリ
    ップにより上記上縁に固定されるウエザストリップにお
    いて、少なくとも、クリップの車内側の脚端または取付
    基部の車内側の側面部の下端のいずれか一方に、取付基
    部組付け時にドアアウタパネルの内面側に当接する突出
    部を形成して、取付基部に車内側への傾斜を与え、取付
    基部の車外側の下端縁をドアアウタパネルの外面に密着
    せしめることを特徴とする自動車用ウエザストリップの
    取付構造。
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JPH0622027U JPH0622027U (ja) 1994-03-22
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KR100423829B1 (ko) * 2001-07-21 2004-03-22 현대자동차주식회사 자동차용 도어 아웃사이드 벨트 웨더 스트립

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