JPH05253879A - 搬送方法及び搬送装置 - Google Patents

搬送方法及び搬送装置

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JPH05253879A
JPH05253879A JP5792192A JP5792192A JPH05253879A JP H05253879 A JPH05253879 A JP H05253879A JP 5792192 A JP5792192 A JP 5792192A JP 5792192 A JP5792192 A JP 5792192A JP H05253879 A JPH05253879 A JP H05253879A
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suction
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wafer
fixing
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Kazuo Shimane
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は搬送方法及び搬送装置に関し、搬送
中の搬送物の振動を低減させた搬送方法及び搬送装置を
実現することを目的とする。 【構成】 過負荷発生時の逃げ機構を介して被搬送物を
支持して搬送するロボットによる搬送方法において、上
記被搬送物を搬送中は上記逃げ機構11を真空吸着又は
電磁石を用いた固定手段12により固定し、搬送中の被
搬送物の振動を低減させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搬送方法及び搬送装置に
関する。詳しくは、ロボット等で物体を搬送するとき、
過負荷などの検出機能(又はRCCの逃げ機構)により
振動が発生するのを防止する方法に関する。
【0002】近年、半導体装置の製造工程において、ウ
エハ等の物体を移し換える時の搬送装置には、物体にダ
メージを与えない為に、過負荷を検出する機能を持たせ
ている。しかし、その検出機能が搬送中の振動の原因と
なることがあるので、その振動を低減させる必要があ
る。
【0003】
【従来の技術】図7は従来のウエハ搬送用のロボットを
示す図である。この搬送ロボット1は、回転できる垂直
軸2と、該軸に取付けられた伸縮可能なアーム3と、該
アームの先端に取り付けられ、アームと平行な軸Xを中
心軸とする回転、及びアームと直角な軸Zを中心軸とす
る回転ができる搬送物吸着ユニット4とを具備して構成
されており、ウエハ5を樹脂カセット6と石英バスケッ
ト7との間を搬送できるようになっている。
【0004】そして、搬送物吸着ユニット4には、ウエ
ハ5をカセット6又はバスケット7に収容させるとき、
その溝8にあたり、ウエハ5を傷つけたり、発塵の原因
になるなどの問題があるため、過負荷を検出できるよう
になっている。そのため、ウエハ吸着ユニット4には図
8に示すように、ロボットのアームに取付けられる固定
板9とウエハ5を吸着保持する吸着板10との間にばね
11を設けて柔軟性を持たせ、過負荷を逃げると同時に
図示なき光ファイバセンサにより過負荷を検出できるよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の搬送物吸着
ユニットでは、吸着板10をばね11を介して支持して
いるため、急激な搬送を行うと搬送物に振動が発生す
る。その結果カセット6やバスケット7にウエハを収容
しようとするとき、溝8に当たったり、あるいはウエハ
が吸着板10から離れることがあるため、振動が収まる
まで待機せねばならないという問題があった。
【0006】本発明は、搬送中の搬送物の振動を低減さ
せた搬送方法及び搬送装置を実現しようとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送方法に於い
ては、過負荷発生時の逃げ機構を介して被搬送物を支持
して搬送するロボットによる搬送方法において、上記被
搬送物を搬送中は上記逃げ機構11を真空吸着又は電磁
石を用いた固定手段12により固定し、搬送中の被搬送
物の振動を低減させることを特徴とする。
【0008】また、本発明の搬送方法に於いては、被搬
送物支持部に過負荷発生時の逃げ機構を有する搬送装置
において、上記逃げ機構11を真空吸着又は電磁石を用
いて固定する固定手段12を設けて成ることを特徴とす
る。
【0009】また、それに加えて、上記逃げ機構11を
固定する固定手段12に位置決め機能を持たせたことを
特徴とする。この構成を採ることにより、搬送中の搬送
物の振動を低減させた搬送方法及び搬送装置が得られ
る。
【0010】
【作用】本発明では、図3に示すように、搬送物吸着ユ
ニット4の固定板9に吸着板10を固定できる真空吸引
(又は電磁石)による固定手段12を設けたことによ
り、搬送物(ウエハ5)を搬送中は同図(b) に示すよ
うに固定手段12を作動させて吸着板10を固定でき
る。これにより搬送中の搬送物の振動を低減することが
できる。
【0011】
【実施例】図1及び図2は本発明の搬送装置を示す図で
あり、図1は斜視図、図2は搬送物吸着ユニットを示す
図で、同図(a) は側面図、(b)は(a)図のZ矢視
図である。本実施例は、回転可能な垂直軸2と、該軸に
取り付けられた伸縮可能なアーム3と、アームと平行な
軸を中心軸とする回転、及びアームと直角な軸を中心軸
とする回転ができる搬送物吸着ユニット4を具備してい
ることは図7で説明した従来例と同様であり、異なると
ころは搬送物吸着ユニット4を改良したことである。
【0012】即ち、本実施例における搬送物吸着ユニッ
ト4は図2に示すように、アームに取り付けられる固定
板9と、該固定板9にばね(過負荷発生時の逃げ機構)
11を介して取り付けられた吸着板10と、該吸着板1
0を固定板9に固定するための固定手段12からなり、
該固定手段12は吸着板10に対し僅かな距離(逃げ機
構の作用を阻害しない程度の距離)を隔てて真空吸着面
13を対向させたもので、該吸着面13には真空通路1
4を開口させている。
【0013】このように構成された本実施例装置を用い
た本発明の搬送方法を図3により説明する。先ず、ウエ
ハをカセットより取り出すときは、図3(a) に示すよ
うに吸着板の真空吸引口15から真空吸引し、ウエハ5
を吸着し、カセットから引き上げる。次いで搬送に移る
前に、図3(b) に示すように固定手段12の真空吸引
口16から真空吸引して真空吸着面13に吸着板10を
吸着し固定する。次いで図3(b) の状態を維持してウ
エハ5をバスケットまで搬送する。ここで、固定手段1
2は吸着板10の吸着を解除し、吸着ユニットは下降し
てウエハ5をバスケットに挿入する。また逆方向も同様
にして搬送する。
【0014】このようにウエハを搬送することにより、
ウエハを吸着保持している吸着板10は固定手段12に
よって固定板9に固定されるため搬送中の振動は低減さ
れる。従ってバスケット又はカセットへのウエハ挿入待
機時間が節減でき高速搬送が可能となる。また、ウエハ
のカセット又はバスケットからの取り出し、又は挿入時
は固定手段12の吸着作用を解除するため、ウエハが溝
に当たるような場合の過負荷発生時の逃げ機構の機能を
阻害することはない。
【0015】なお、上記の固定手段12には位置決め機
能を付与することができる。図4(a) は固定手段12
の真空通路14の開口部に円錐形の窪み17を形成し、
吸着板10には該窪み17に嵌合する突起18を設けた
ものである。そして吸着板10を吸着固定した場合は図
4(b) に示すように円錐状の窪み17と円錐状の突起
18とが嵌合し吸着板10の縦・横方向の位置決めをす
ることができる。
【0016】ここで位置決めは、1つは搬送中の位置決
めで他の1つはカセットなどに入れる直前までこの位置
決めを行っておくと、搬送中のトラブルを低減すること
ができる。(過負荷逃げ機構にばね性をもたせているた
め不定位置になり易い。)また図4の突起18を図5の
如く半球状としても同様な効果が得られる。
【0017】図6は本発明の搬送装置の他の実施例にお
ける搬送物吸着ユニットを示す図である。同図において
図2と同一部分は同一符号を付して示した。本実施例は
基本的には図2に示した前実施例と同様であり、異なる
ところは、固定手段12を変更したことである。即ち固
定手段12は前実施例では真空吸引機構を用いたが本実
施例では電磁石19を用いたことである。このように構
成された本実施例は、電磁石19を作動させることによ
り吸着板10を吸引して固定することができる。従っ
て、ウエハの搬送において前実施例と同様な効果が得ら
れる。また、図4,図5と同様な位置決め機構を設ける
ことも可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明に依れば、搬送物吸着ユニットの
吸着板を固定する固定手段を設けたことにより、搬送中
の搬送物の振動を低減することができ高速搬送が可能と
なる。また過負荷などの為に取り付け部に柔軟性を持た
せた吸着板の位置決めが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置の実施例を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の搬送装置の実施例における搬送物吸着
ユニットを示す図で、(a)は側面図、(b)は(a)
図のZ矢視図である。
【図3】本発明の搬送方法を説明するための図である。
【図4】本発明の搬送装置の実施例における固定手段の
位置決め機構を示す図で、(a)は吸着前の状態、
(b)は吸着状態を示す図である。
【図5】本発明の搬送装置の実施例における固定手段の
他の位置決め機構を示す図である。
【図6】本発明の搬送装置の他の実施例における搬送物
吸着ユニットを示す図である。
【図7】従来の搬送装置を示す図である。
【図8】従来の搬送装置における搬送物吸着ユニットを
示す図で、(a)は側面図、(b)は(a)図のZ矢視
図、(c)は(a)図のc−c線における断面図であ
る。
【符号の説明】
1…ロボット 2…垂直軸 3…アーム 4…搬送物吸着ユニット 9…固定板 10…吸着板 11…ばね(過負荷逃げ機構) 12…固定手段 13…真空吸着面 14…真空通路 15,16…真空吸引口 17…窪み 18…突起 19…電磁石

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過負荷発生時の逃げ機構を介して被搬送
    物を支持して搬送するロボットによる搬送方法におい
    て、 上記被搬送物を搬送中は上記逃げ機構(11)を真空吸
    着又は電磁石を用いた固定手段(12)により固定し、
    搬送中の被搬送物の振動を低減させることを特徴とする
    搬送方法。
  2. 【請求項2】 被搬送物支持部に過負荷発生時の逃げ機
    構を有する搬送装置において、 上記逃げ機構(11)を真空吸着又は電磁石を用いて固
    定する固定手段(12)を設けて成ることを特徴とする
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 上記逃げ機構(11)を固定する固定手
    段(12)に位置決め機能を持たせたことを特徴とする
    請求項2の搬送装置。
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