JP3217110B2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP3217110B2
JP3217110B2 JP5792192A JP5792192A JP3217110B2 JP 3217110 B2 JP3217110 B2 JP 3217110B2 JP 5792192 A JP5792192 A JP 5792192A JP 5792192 A JP5792192 A JP 5792192A JP 3217110 B2 JP3217110 B2 JP 3217110B2
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suction
plate
suction plate
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fixing
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一男 島根
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は搬送装置に関する。
詳しくは、ロボット等で物体を搬送するとき、過負荷な
どの検出機能(又はRCCの逃げ機構)により振動が発
生するのを防止可能とした搬送装置に関する。
【0002】近年、半導体装置の製造工程において、ウ
エハ等の物体を移し換える時の搬送装置には、物体にダ
メージを与えない為に、過負荷を検出する機能を持たせ
ている。しかし、その検出機能が搬送中の振動の原因と
なることがあるので、その振動を低減させる必要があ
る。
【0003】
【従来の技術】図は従来のウエハ搬送用のロボットを
示す図である。この搬送ロボット1は、回転できる垂直
軸2と、該軸に取付けられた伸縮可能なアーム3とを具
備し、該アームの先端にアームと平行な軸Xを中心軸と
する回転、及びアームと直角な軸Zを中心軸とする回転
ができる搬送物吸着用の搬送装置が取付けられて構成
されており、ウエハ5を樹脂カセット6と石英バスケッ
ト7との間を搬送できるようになっている。
【0004】そして、搬送装置4には、ウエハ5をカセ
ット6又はバスケット7に収容させるとき、その溝8に
あたり、ウエハ5を傷つけたり、発塵の原因になるなど
の問題があるため、過負荷を検出できるようになってい
る。そのため、ウエハ吸着ユニット4には図に示すよ
うに、ロボットのアームに取付けられる固定板9とウエ
ハ5を吸着保持する吸着板10との間にばね11を設け
て柔軟性を持たせ、過負荷を逃げると同時に図示なき光
ファイバセンサにより過負荷を検出できるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の搬送装置
は、吸着板10をばね11を介して支持しているため、
急激な搬送を行うと搬送物に振動が発生する。その結果
カセット6やバスケット7にウエハを収容しようとする
とき、溝8に当たったり、あるいはウエハが吸着板10
から離れることがあるため、振動が収まるまで待機せね
ばならないという問題があった。
【0006】本発明は、搬送中の搬送物の振動を低減さ
た搬送装置を実現しようとする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の搬送装置に於い
ては、被搬送物を吸着支持する吸着板10と、該吸着板
10を吸着する真空通路14を有する固定板9とを具備
し、該固定板9に前記吸着板10を過負荷発生時の逃げ
機構となるばね11を介して支持させてなり、被搬送物
を前記吸着板10に吸着支持させて搬送する搬送装置に
おいて、前記固定板9の真空通路14の開口部に円錐状
の窪み17を設けると共に、該窪み17に対向して前記
吸着板10に円錐状または半球状の突起18を設け、前
記窪み17に突起18を真空吸着したとき前記吸着板1
を位置決めして固定可能としたことを特徴とする。
【0008】また、それに加えて、上記逃げ機構11を
固定する固定手段12に位置決め機能を持たせたことを
特徴とする。この構成を採ることにより、搬送中の搬送
物の振動を低減させた搬送装置が得られる。
【0009】
【作用】本発明では、図3に示すように、搬送装置4の
固定板9に吸着板10を固定できる真空吸引による固定
手段12を設けたことにより、搬送物(ウエハ5)を搬
送中は同図(b) に示すように固定手段12を作動させ
て吸着板10を固定できる。これにより搬送中の搬送物
の振動を低減することができる。また、固定手段の真空
通路14の開口部に設けた窪み17と被搬送物を支持す
る吸着板10に設けた突起18との嵌合により吸着板1
0の位置決めができる。
【0010】
【実施例】図1及び図2は本発明の搬送装置を示す図で
あり、図1はロボットと共に示す斜視図、図2は正面及
び側面を示す図で、同図(a) は側面図、(b)は
(a)図のZ矢視図(c)は(a)図のc部拡大図であ
る。本実施例の搬送装置は、図1に示すように回転可能
な垂直軸2と、該軸に取り付けられた伸縮可能なアーム
3とを具備するロボットに、アームと平行な軸を中心軸
とする回転、及びアームと直角な軸を中心軸とする回転
ができるように取付けられることは図で説明した従来
例と同様であ
【0011】本実施例搬送装置4は図2に示すよう
に、ロボットのアームに取り付けられる固定板9と、該
固定板9にばね(過負荷発生時の逃げ機構)11を介し
て取り付けられた吸着板10と、該吸着板10を固定板
9に固定するための固定手段12からなり、該固定手段
12は吸着板10に対し僅かな距離(逃げ機構の作用を
阻害しない程度の距離)を隔てて真空吸着面13を対向
させたもので、該吸着面13には真空通路14を開口さ
せている。
【0012】 また、前記固定手段12は、図2(C)に
示すように固定板9の真空通路14の開口部に円錐形の
窪み17を設けると共に、吸着板10には前記窪み17
に嵌合できる円錐形の突起18を設けて位置決め機構を
も兼ねている。
【0013】このように構成された本実施例の搬送装置
の作用を図3により説明する。先ず、ウエハをカセット
より取り出すときは、図3(a) に示すように吸着板の
真空吸引口15から真空吸引し、ウエハ5を吸着し、カ
セットから引き上げる。次いで搬送に移る前に、図3
(b) に示すように固定手段12の真空吸引口16から
真空吸引して真空吸着面13に吸着板10を吸着し固定
する。次いで図3(b) の状態を維持してウエハ5をバ
スケットまで搬送する。ここで、固定手段12は吸着板
10の吸着を解除し、吸着ユニットは下降してウエハ5
をバスケットに挿入する。また逆方向も同様にして搬送
する。
【0014】このようにウエハを搬送することにより、
ウエハを吸着保持している吸着板10は固定手段12に
よって固定板9に固定されるため搬送中の振動は低減さ
れる。従ってバスケット又はカセットへのウエハ挿入待
機時間が節減でき高速搬送が可能となる。また、ウエハ
のカセット又はバスケットからの取り出し、又は挿入時
は固定手段12の吸着作用を解除するため、ウエハが溝
に当たるような場合の過負荷発生時の逃げ機構の機能を
阻害することはない。
【0015】また、上記の固定手段12は吸着板10を
吸着固定した場合は図4(b) に示すように円錐状の窪
み17と円錐状の突起18とが嵌合し吸着板10の縦・
横方向の位置決めをすることができる。
【0016】ここで位置決めは、1つは搬送中の位置決
めで他の1つはカセットなどに入れる直前までこの位置
決めを行っておくと、搬送中のトラブルを低減すること
ができる。(過負荷逃げ機構にばね性をもたせているた
め不定位置になり易い。)また図4の突起18を図5の
如く半球状としても同様な効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】本発明に依れば、搬送物吸着の吸着板
を固定する固定手段を設けたことにより、搬送中の搬送
物の振動を低減することができ高速搬送が可能となる。
また過負荷などの為に取り付け部に柔軟性を持たせた吸
着板の位置決めが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置をロボットと共に示す斜視図
である。
【図2】本発明の搬送装置の実施例を示す図で、(a)
は側面図、(b)は(a)図のZ矢視図、(c)は
(a)図のc部拡大図である。
【図3】本発明の搬送装置の実施例の作用を説明するた
めの図である。
【図4】本発明の搬送装置の実施例における固定手段の
位置決め機構を示す図で、(a)は吸着前の状態、
(b)は吸着状態を示す図である。
【図5】本発明の搬送装置の実施例における固定手段の
他の位置決め機構を示す図である。
【図6】従来の搬送装置をロボットと共に示す図であ
る。
【図7】従来の搬送装置を示す図で、(a)は側面図、
(b)は(a)図のZ矢視図、(c)は(a)図のc−
c線における断面図である。
【符号の説明】
1…ロボット 2…垂直軸 3…アーム 4…搬送装置 9…固定板 10…吸着板 11…ばね(過負荷逃げ機構) 12…固定手段 13…真空吸着面 14…真空通路 15,16…真空吸引口 17…窪み 18…突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 17/02 B25J 15/00 - 15/08 H01L 21/68 B65G 49/07 B23Q 7/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被搬送物を吸着支持する吸着板(10)
    と、該吸着板(10)を吸着する真空通路(14)を有
    する固定板(9)とを具備し、該固定板(9)に前記吸
    着板(10)を過負荷発生時の逃げ機構となるばね(1
    1)を介して支持させてなり、被搬送物を前記吸着板
    (10)に吸着支持させて搬送する搬送装置において、前記固定板(9)の 真空通路(14)の開口部に円錐状
    の窪み(17)を設けると共に、該窪み(17)に対向
    して前記吸着板(10)に円錐状または半球状の突起
    (18)を設け、前記窪み(17)に突起(18)を真
    空吸着したとき前記吸着板(10)を位置決めして固定
    可能としたことを特徴とする搬送装置。
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