JP2007281095A - ワーク搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カセットからのフレームの搬出を円滑に行い、スループットを低下させないワーク搬送装置を提供する。
【解決手段】カセット17へ収納されたフレームFを把持する把持部6と、把持部6が設けられた把持本体部と、把持本体部を移動させるアーム部3と、把持本体部をアーム部3に対し、水平方向へ揺動自在に接続する支持部4とを備えたワーク搬送装置1により、プリアライメントレール18等に干渉するフレームFを円滑に搬出することを可能にする。
【選択図】図6

Description

本発明は、フレームへテープを介してマウントされてカセットに収納された半導体装置や電子部品等のワークを、カセットより搬出、またはカセットへ搬入するワーク搬送装置に関するものである。
表面に半導体装置や電子部品等が形成された板状物であるワークは、図7に示すように上面に粘着材を有するダイシングテープTに裏面が貼付される。ダイシングテープTに貼着されたワークWは、ダイシングテープTを介してフレームFにマウントされる。フレームFにマウントされたワークWは、この状態でダイシング装置等により加工が行われていく。
通常、フレームFにマウントされたワークWは、図8に示すように、複数枚をカセットCに収納されて各加工装置に供給される。カセットCに収納されたワークWは、移動するアームの先端に把持具が設けられた搬送装置70によりフレームFを把持され、1枚ごとに一対のプリアライメントレール18上にカセットCより搬出される。搬出されたワークWは、他の搬送装置に受け渡され、各種の加工工程を経て再び搬送装置の把持具にフレームFを把持されてカセットへ収納される。
このような機構を用いた搬送装置としては、例えば、特許文献1に記載されるようなウェーハリングの供給返送装置が挙げられる。
特開2002−334916号公報
フレームが収納されるカセットの各収納部は、通常フレームの出し入れが円滑に行えるように、フレーム外径よりも若干大きく作られている。その為、フレームがどちらかに片寄る、または斜めに収納されている場合があり、カセットより搬出する際にフレームがプリアライメントレール等に干渉する問題が発生する。
また、ワークをフレームへマウントするテープは、プリアライメントレールとの摩擦抵抗が部分的に高まる場合があり、フレームの移動を妨げる問題が発生する。
しかし、特許文献1に記載されるような搬送装置では、アームに固定された搬送装置が一つの軸方向にしか移動せず、干渉したフレームを一度把持具より外してフレームの位置を修正する、または把持動作を繰り返し把持位置の修正を行う必要があった。このため、ワークの加工に不要な時間が多く発生し、スループットを著しく低下させる要因ともなっていた。
本発明は、このような問題に対して成されたものであり、カセットからのフレームの搬出を円滑に行い、スループットを低下させないワーク搬送装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するため、本発明のワーク搬送装置は、テープによりワークがマウントされたフレームを把持する把持部と、前記把持部が設けられた把持本体部と、前記把持本体部を移動させるアーム部と、前記把持本体部を前記アーム部に対し、水平方向へ揺動自在に接続する支持部とを備え、カセットへ前記フレームを出し入れすることを特徴としている。
また、本発明のワーク搬送装置では、前記把持本体部には、前記フレームの位置を確認する一対のセンサが設けられていることも特徴としている。
本発明によれば、フレームにマウントされたワークが、カセットに収納されて加工装置へ供給される。カセットに収納されたワークは、フレームをワーク搬送装置の把持部により把持されてカセットより搬出される。ワーク搬送装置は、一つの軸方向に移動自在設けられたアームの先端に、支持部を揺動軸として水平方向へ揺動自在に把持本体部が取り付けられ、把持本体部にはエアシリンダにより開閉する把持部が設けられている。また、把持本体部の両側面には、それぞれレーザーセンサ、静電容量センサ等の位置センサが設けられている。
このとき、ワーク搬送装置により搬送されるフレームが、プリアライメントレール等に干渉すると、ワーク搬送装置の把持本体部が、支持部を揺同軸として干渉による負荷を軽減するように揺動する。これにより、カセットからのフレームの搬出が円滑に行われ、スループット低下を防止する。
また、フレームを収納するカセットの各段に対し、片側が1段ないし2段間違って収納されることにより、水平面に対して斜めになったフレームは、1対となったセンサにより正しく収納されていないことが検知されるため、フレームの搬送エラーを防ぎ、スループットの低下を防止する。
以上説明したように、本発明のワーク搬送装置によれば、カセットからのフレームの搬出が円滑に行われ、搬送エラーも防止し、スループットを低下させることがない。
以下、添付図面に従って本発明に係るワーク搬送装置の好ましい実施の形態について詳説する。
まず初めに、本発明に係わるワーク搬送装置が利用されるダイシング装置の構成について説明する。図1は、ダイシング装置の全体斜視図である。
ダイシング装置10は、ダイシングを行なう為に、互いに対向配置され、先端にブレード12と不図示のホイールカバーが取付けられた高周波モータ内蔵型のスピンドル11、11と、スピンドル11の近傍に取り付けられたワークWの観察を行う顕微鏡13と、ワークWを吸着保持するワークテーブル16と、ダイシングされたワークWをスピン洗浄するスピンナ15とを備えている。
この他、ダイシング装置10には、フレームFへマウントされたワークWを多数枚収納したカセット17、カセット17を載置して上下に移動するエレベータ14、ワークの搬送を行う為の搬送アーム19A、19B、カセット17よりワークWの搬出を行うワーク搬送装置1、及びフレームFの中心位置を合わせる一対のプリアライメントレール18、18が備えられている。
ブレード12は、スピンドル11により30,000rpmから80,000rpmで高速に回転され、スピンドル11と共に不図示の移動軸によりY方向とZ方向に移動される。
ワークテーブル16は、ワークWを吸着保持し、不図示の移動軸によりX方向に往復運動するとともに、不図示のθ回転軸によりθ方向に回転される。これにより、ワークWは、ブレード12によってX、Y方向に切削加工される。
搬送アーム19A、19Bは、先端にそれぞれ吸着機構21が設けられ、移動軸によりX方向とZ方向とへ移動し、フレームFへマウントされたワークWのフレームFを吸着機構21で吸着保持してダイシング装置10内を搬送する。
スピンナ15は、内部にワークWを吸着載置するスピンナテーブルが設けられ、スピンナテーブルはモータにより高速に回転する。スピンナテーブル上に吸着載置されたワークWは、表面に高圧の洗浄液が噴射されるとともに高速に回転してダイシングが行われた後のワークの洗浄が行われる。
ワーク搬送装置1は、図2に示すように、不図示の移動軸により図1に示すY軸方向へ移動するアーム部3の先端に、把持本体部2が支持部4により取り付けられている。把持本体部2には、エアシリンダ5により上下に移動してフレームFを把持するプレート7を備えた把持部6が設けられ、把持本体部2の両側面にはレーザーセンサ、静電容量センサ等の位置センサであるセンサ8がそれぞれ設けられている。
把持本体部2は、図3(b)、(c)に示すように、支持部4を中心にして左右へ5度程度揺動可能にアーム部3に対して取り付けられている。
センサ8は、図4に示すフレームF1のように、片側が1段違えてカセット17に収納されたフレームFを検知する。正しく収納されたフレームFは、一方のセンサ8の検知エリアSP1と、他方のセンサ8の検知エリアSP2との両方で検知される。しかし、フレームF1のように収納されていた場合は、一方のセンサ8の検知エリアSP1でのみフレームF1が検知され、フレームF1が正しくカセット17に収納されていないことが分かる。フレームFが正しい位置にないと検知された際には、ダイシング装置10は警報を発して装置を一旦停止させる。
一対のプリアライメントレール18、18は、エレベータ14に載置されたカセット17の開口側近傍、且つスピンナ15の上方に設けられている。カセット17の各段に収納されたフレームFは、ワーク搬送装置1により一対のプリアライメントレール18に沿って搬出され、プリアライメントレール18上に載置されて中心位置が合わせられる。
次に、本発明に係わるワーク搬送装置の作用について説明する。図5はワーク搬送装置1により搬送されるフレームを示した上面図、図6はプリアライメントレールに干渉したフレームの搬送を示した上面図である。
ワーク搬送装置1は、エレベータ14に載置されたカセット17よりフレームFにマウントされたワークWを搬出する。ワーク搬送装置1は、図5に示すように、フレームFの一端を把持部6により把持し、一対のプリアライメントレール18に沿ってフレームFをカセット17より搬出する。
フレームFがカセット17に対してどちらにも片寄ることなく中央に位置する場合、フレームFはプリアライメントレール18等に干渉することはなく、そのままの状態で搬出が行われる。
図6に示すように、フレームFが一方に片寄って収納され、フレームFが矢印H部分でプリアライメントレール18に干渉している場合、ワーク搬送装置1は、フレームFがプリアライメントレール18に押される力を利用して矢印A方向へ揺動する。これにより、フレームFの干渉が解消され、把持部6よりフレームFを外してフレームFの位置を調整することなくフレームFの搬送が可能となる。
同様に、他方へフレームFが片寄って収納されていた場合、ワーク搬送装置1は、矢印Aとは逆の方向へ揺動してフレームFの干渉を解消する。
これにより、カセット17からのフレームFの搬出が円滑に行われ、スループットを低下させることがなくなる。
プリアライメントレール18上に搬出されたフレームFにマウントされたワークWは、搬送アーム19Aにより吸着されてワークテーブル16上へ搬送される。ワークテーブル16上に搬送されたワークWは、回転するブレード12によりダイシングされ、ダイシング後は搬送アーム19Bにより吸着されてスピンナ15へ搬送される。スピンナ15へ搬送されたダイシング後のワークWは、スピンナ15により洗浄される。
洗浄されたワークWは、搬送アーム19Aにより再びプリアライメントレール18上まで搬送され、ワーク搬送装置1により再びカセット17へ収納される。
以上説明したように、本発明に係るワーク搬送装置よれば、ワーク搬送装置1によりカセット17より搬出されるフレームFが、プリアライメントレール18等に干渉していても、フレームFを外して位置調整することなく円滑に搬送が行える。また、テープ等により摩擦抵抗が部分的に高まり、フレームFの移動を妨げる場合にも、把持本体部2が揺動することにより方向を変え、生じる負荷を低減する効果を有する。
更に、センサ8によりフレームFの収納状況の確認が行えるので、無理にフレームを把持することなどにより発生するワークの破損や、リトライによる不要な加工時間の増加を防ぎ、スループットの低下を防止することも可能となる。
なお、本実施の形態では、ダイシング装置に設けられたワーク搬送装置について説明したが、本発明はこれに限らず、フレームにマウントされたワークをカセットに収納し、カセットよりワークを搬出して使用するワークの加工、搬送装置であればいずれのものでも好適に利用可能である。
本発明に係わるワーク搬送装置を備えたダイシング装置を示した斜視図。 本発明に係わるワーク搬送装置の斜視図。 ワーク搬送装置の動作を示した上面図。 カセットに収納されたフレームの状態を示した正面図。 ワーク搬送装置により搬送されるフレームを示した上面。 プリアライメントレールに干渉したフレームの搬送を示した上面図。 フレームにマウントされたワークを示した斜視図。 従来のワーク搬送装置を示した斜視図。
符号の説明
1…ワーク搬送装置,2…把持本体部,3…アーム部,4…支持部,5…エアシリンダ,6…把持部,7…プレート,8…センサ,11…スピンドル,12…ブレード,13…顕微鏡,14…エレベータ,15…スピンナ,16…ワークテーブル,17…カセット,18…プリアライメントレール,19A、19B…搬送アーム,21…吸着機構,F…フレーム,T…テープ,W…ワーク

Claims (2)

  1. テープによりワークがマウントされたフレームを把持する把持部と、
    前記把持部が設けられた把持本体部と、
    前記把持本体部を移動させるアーム部と、
    前記把持本体部を前記アーム部に対し、水平方向へ揺動自在に接続する支持部とを備え、カセットへ前記フレームを出し入れすることを特徴とするワーク搬送装置。
  2. 前記把持本体部には、前記フレームの位置を確認する一対のセンサが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のワーク搬送装置。
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