JPH052077B2 - - Google Patents

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JPH052077B2
JPH052077B2 JP62051655A JP5165587A JPH052077B2 JP H052077 B2 JPH052077 B2 JP H052077B2 JP 62051655 A JP62051655 A JP 62051655A JP 5165587 A JP5165587 A JP 5165587A JP H052077 B2 JPH052077 B2 JP H052077B2
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JP
Japan
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door
gear
arm
tooth portion
driving force
Prior art date
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JP62051655A
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English (en)
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JPS63219782A (ja
Inventor
Makoto Orii
Katsuhiko Hayashi
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5165587A priority Critical patent/JPS63219782A/ja
Publication of JPS63219782A publication Critical patent/JPS63219782A/ja
Publication of JPH052077B2 publication Critical patent/JPH052077B2/ja
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、開いたドアを自動的に閉じるドア
クローザーに関する。
(従来の技術) 従来、最も実用化されているドアクローザー
は、第13図に示すように、オイル式のドアクロ
ーザーである。このドアクローザー80は、図示
しないスプリング、オイル、ラツク、ピニオン等
を収納していて、図示しないドアの上端縁に固着
されるドアクローザー本体81と、その基端部8
2aを図示しないドア枠に回動自在に取り付けら
れた第1リンクアーム82と、その基端部83a
を本体内のピニオンの軸にねじ84によつて一体
的に連結され、他端部83bを第1リンクアーム
の他端部82bに枢着された第2リンクアーム8
3とからなつている。そして、ドアを開くと、該
ドアと一体のドアクローザー本体81と各リンク
アームの相対角度が変化し、本体81内のピニオ
ンがラツクを移動させることにより、スプリング
を蓄勢する。そして、スプリングの解放力によつ
てドアが閉じられるときには、貯溜されているオ
イルの流動抵抗を利用してドアの閉じ速度にダン
パ効果を効かせるようになつている。第13図に
示すドアクローザー80は、図示されないドアの
左側縁を回動中心とする左開きドアに装着される
ものであつて、第2リンクアーム83の基端部8
3aは、本体81の図にて上面81aに突出して
いるピニオンの軸(図示せず)に固着されてい
る。そして、かかるドアクローザー80を、右開
きドアに装着するには、本体81の天地を変えて
図にて底面81bに突出しているピニオンの軸
(図示せず)に第2リンクアームの基端部83a
を固着する。リンクアームを固着されないピニオ
ンの軸の突出端は、オイル洩れのないように又美
観保持のためにキヤツプで閉塞される。
また、ドアクローザーとして、ドアを開く時に
ぜんまいを蓄勢し、ドアを閉じる時に全舞の解放
力を歯車列で機械式(遠心力式)ガバナや電磁式
ガバナに伝達してダンパ効果を持たせる所謂機械
式のドアクローザーも提案されている。そして、
この機械式のものにおいても、その主な構成はド
アクローザー本体と、第1リンクアームと、第2
リンクアームとからなつている。そして、例えば
特公昭52−3227号公報に示すように、第1アーム
の基端部が連結される軸の端部は、本体の上下面
から突出させられていて、その突出端は、左開き
用と右開き用のドアに対応して選択的に用いられ
る。
(発明が解決しようとする問題点) オイル式ドアクローザーは、シリンダーに封入
されたオイルの流動抵抗を利用してダンパ効果を
得ているので、気温の変化によつて、ダンパ効果
のばらつきがある。また、オイル式においては、
封入されたオイルが洩れる、という欠点があり、
耐久性に問題がある。更に、大きなばね力と油圧
に耐えるシリンダを含むケーシングを用意しなけ
ればならないため、ドアクローザー自体が大嵩で
重いものにならざるを得ない、という問題があ
る。ドアクローザーの重量が大きいと、これの取
付作業が煩わしくなる。特に、ドアの開き方向
と、ドアクローザーの左右仕様が異なつている場
合、本体に対するリンクアームの取付位置の変換
が煩わしくその取付作業の能率が悪くなる。
また、機械式のドアクローザーの場合、温度変
化に伴うダンパ効果のばらつきやオイル洩れとい
う問題は生じないのであるが、歯車列の構成が長
くなつてドアクローザー本体を含めて全体の構造
が大きくなつてしまう、という問題があり、この
ことは、前記したと同様にその取付作業を煩わし
いものとしている。
そして、方式を問わず、ドアクローザーには、
ドアを確実に閉じることは勿論であるが、ドア廻
りの美観を損なわない外観を有することも大きく
要求される。しかし、現在実用化されているドア
クローザーは、実用本位であつて、ドア廻りの美
観を損なうドアクローザー本体をドアに取り付け
ているのが実情である。
本発明の目的は、気温の変化によるダンパ効果
にばらつきがなくてオイル洩れがなく、しかも小
嵩・軽量であつてドア廻りの美観を損なわないド
アクローザーを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明のドアクローザーは、両端をそれぞれ表
裏対称に形成されていて、その一端をドア(又は
ドア枠)に枢着される第1アームと、その一端を
ドア枠(又はドア)に枢着される第2アームと、
上記第1アームの表面又は裏面の他端を、上記第
2アームの他端に対して選択的に枢着する枢着手
段と、上記第1アームに格納されていて、開方向
へのドアの回動に連れて蓄勢されてドアを閉じる
向きへの駆動力を蓄積する駆動力蓄積手段と、上
記第1アームにその長手方向に沿つて格納されて
いて、ドアが開かれるときのドアの回転を上記駆
動力蓄積手段に伝達すると共に上記駆動力蓄積手
段に蓄積された駆動力をドアに伝達する歯車列
と、上記第1アームに格納されていて、上記駆動
力蓄積手段の解放力により回転してこの解放力に
制動を加える制動手段と、上記第1アームにその
長手方向に沿つて格納されていて、上記制動手段
と上記駆動力蓄積手段との間に配設され、上記駆
動力蓄積手段の解放力を上記制動手段に伝達する
増速歯車列とからなつていて、上記第1アームの
表裏を反転させてこれを上記第2アームに選択的
に枢着することによつて、左開きドア用と右開き
ドア用に切り換え得ることを特徴としている。
(作用) 第1アームはドアの開き方向に応じてその表裏
を選択されて第2アームに枢着される。ドアを開
くと、歯車列を介して駆動力蓄積手段が付勢され
る。ドアを開く作用を解除すると、駆動力蓄積手
段に蓄積された駆動力によつてドアは閉じる向き
に回動する。このとき、駆動力蓄積手段の解放力
は、増速歯車列を介して作動する制動手段により
制動を加えられる。
(実施例) 以下、図示の一実施例に基づいて本発明を詳細
に説明する。
第1図において、ドアクローザー1は、第1ア
ーム2と、第2アーム3とからなつていて、両ア
ームはアーム軸4で互いに枢着されている。詳細
は後述するが、第1アーム2は、装着するドアの
開き方向に応じて、その表裏(上ケース2bと下
ケース2cで示す)を選択されて第2アーム3に
枢着される。第2図に示すように、第1アーム2
は、その一端2aを、ドア5に固着された第1ア
ーム取付金具6と1番軸7を介してドア5に枢着
されている。第2アーム3の一端3aは、ドア枠
8の上枠(図示せず)に固着された第2アーム取
付金具9とピン10を介してドア枠8に枢着され
ている。右開きドアであるドア5は、ドアヒンジ
12によつてドア枠8に開閉自在に支持されてい
る。第2図において、実線は、ドア5が閉じてい
る状態を示し、一点鎖線5Aはドアが略90度開か
れた状態を示し、二点鎖線5Bは、閉じ方向に回
動するドアに制動が掛かり始める位置(若しくは
閉じ位置から所定角度開かれた位置)を示してい
て、ドアのそれぞれの位置に応じて第1アーム2
と第2アーム3とは相対的な位置が変化してい
る。なお、ドア5は、90度以上開くことができる
のであるが、第2図は図示の都合上略90度の開き
位置に抑えてある。
第3図、第4図及び第5図に基づいてドアクロ
ーザー1の構成の詳細を説明する。
第2アーム取付金具9は、その折曲部9aをド
ア枠8(第2図参照)の上枠に固定される。第2
アーム3の一端3aと上記取付金具9とは、ピン
10で互いに枢着されている。第1アーム2は、
上ケース2bと下ケース2cとからなつていて、
これらケースは互いに重合されたのち複数の固定
ねじ13,13……によつて固定されている。第
1アーム2の一端2aには、角軸からなる1番軸
7が挿通されていて、その両端は、第1アーム取
付金具6の角孔6a,6aに嵌合されたのち、ね
じ14,14で固定されている。第1アーム2の
一端2aの表裏(上ケース2bと下ケース2cの
それぞれの外側面)は、対称の形状に形成されて
いる。第1アーム取付金具6は、断面コの字状に
折曲されていて、その基部6bをドア5(第2図
参照)の適所に固定されている。
第2アーム3の他端3bと第1アーム2の他端
2dには、アーム軸4が挿通されていて、両アー
ムを枢着している。アーム軸4の一端4aは、上
ケース2bと下ケース2cを貫通する軸孔2l,
2mに挿通されてその突出端にEリング15を係
合され、その他端4bは第2アームを貫通してい
る軸孔3dに貫通されてその突出端をかしめられ
ている。従つて、Eリング15をアーム軸4から
取り外すと、第1アーム2と第2アーム3は、互
いに分離することができる。第1アームに形成さ
れている軸孔2l,2mは、第1アーム2の表裏
(上ケース2bと下ケース2c)に対称的に形成
されていて、アーム軸4とで枢着手段を構成して
いる。第1アーム2の他端2dは、軸穴2l,2
mを含む表裏の形状が対称形成されている。
第1アーム2内に位置している1番軸7には、
1番歯車16がその角孔16aを嵌合させて支持
されている。従つて、1番歯車16は、第1アー
ム取付金具6を介してドア5(第2図参照)と実
質的に一体である。1番歯車16の両端のボス部
16b,16bは、上下のケース2b,2cの軸
孔2e,2eに回動自在に嵌合されている。
下ケース2cには、ぜんまい収納箱17と、駆
動力出力軸としての4番軸18と、その一端19
aを収納箱の巻込み口に形成した係合切欠17a
に、その他端19bを4番軸に固植した係止ピン
20に係止したぜんまい19(第9図参照)とか
らなる駆動力蓄積手段21が配設されている。ぜ
んまい収納箱17にはカバー17bが固着されて
いる。ぜんまい収納箱17は、カバー17bを下
ケース2cに固定ねじ22,22で締め付けるこ
とにより固定されている。4番軸18は、ぜんま
い収納箱17に、軸方向には移動しないように且
つ回転自在に支承されている。カバー17bから
突出している4番軸18の突出端18aは、周面
の一部を切り殺がれていて、シリンダ歯車として
の4番歯車23に係合してこれを支持している。
4番歯車23と1番歯車16との間には、2番
歯車24と3番歯車25とからなる歯車列26が
配設されている。2番歯車24と3番歯車25
は、それぞれの端部を上ケース2bと下ケース2
cに嵌合された2番軸27と3番軸28にそれぞ
れ回転自在に支持されている。2番歯車24は、
1番歯車16に噛み合う小径歯部24aと、3番
歯車25の小径歯部25aに噛み合う大径歯部2
4bとからなつている。3番歯車25は、上記小
径歯部25aと、4番歯車23に噛み合う大径歯
部25bとからなつている。詳細は後述するが、
この歯車列26は、ドアを開くときには、1番歯
車16の回転を4番軸18に増速伝達してぜんま
い19を巻き上げてこれを蓄勢し、ドアを閉じる
ときにはぜんまい19の解放力を減速して1番歯
車16に伝達するものである。
第1アーム2には、制動手段29が設けられて
いる。この制動手段29は、ウオーム30を形成
されたウオーム軸31と、この軸に圧入された一
組の摩擦板32,32と、軸に圧入された摩擦板
受け台33と、摩擦板抑え輪34と、摩擦板32
の外周縁に近接していて、これを囲繞する制動用
カツプ35とからなつている。制動用カツプ35
は、そのフランジ35aを下ケース2cに形成さ
れた取付溝2fと、上ケース2bに形成された取
付溝(図示せず)に圧入して固定されている。ウ
オーム軸31は、その一端31aをカツプの天井
部に形成された軸受孔に、その他端31bを下ケ
ース2cに形成された軸受溝2gにそれぞれ嵌合
させることによつて、回転自在に支承されてい
る。軸受溝2gには、上ケース2bに形成された
図示しない軸押え部が係合して、該溝に係合され
た軸端31bを支承する。摩擦板32,32は、
図示の例の場合、ゴム又はゴム類似品からなる弾
性材料で形成されている。そして、この各摩擦板
32は、巴状に延びていて、弾性変形する腕部3
2a,32aを形成されている。この腕部32a
の外周縁は、ウオーム軸31が所定速度以下で回
転している分にはカツプ内周面から離れている
が、所定速度以上で回転すると、遠心力によつて
円周方向外側へ弾性変形して制動用カツプ35の
内周面を摺擦して該軸の回転に制動を掛ける。
駆動力蓄積手段21と制動手段29との間に
は、一方向クラツチ手段36と間欠伝達手段37
を含む増速歯車列38が配設されている。
増速歯車列38は、4番歯車23に噛み合う大
径の5番歯車39と、全周歯部40aと歯部40
cを有する欠歯部49bを形成された小径の6番
歯車40と、上記全周歯部40aに噛み合う第1
歯部41aと歯部40cに噛み合う第2歯部41
bを形成された大径の7番歯車41と、上記第1
歯部41aと第2歯部41bの何れかに噛み合う
小径歯部42aと大径の歯部42bを形成された
8番歯車42と、上記大径の歯部42bに噛み合
う小径の9番歯車43と、この9番歯車とで一方
向クラツチ手段36を構成しているウオーム歯車
44と、該歯車列の最終段に位置する前記したウ
オーム30とからなつている。この増速歯車列3
8は、駆動力蓄積手段21のぜんまい19の解放
力を増速して制動手段29のウオーム軸31に伝
達するものである。なお、図示の実施例における
増速歯車列38には、後述する間欠伝達手段37
と一方向クラツチ手段36が組み込まれているの
で、ぜんまい19の解放力を常に増速して伝達す
るものではない。
5番歯車39は、ぜんまい収納箱のカバー17
bに固植された支持軸45に回転自在に支持され
ている。支持軸45の他端は上ケース2bに嵌合
されている。6番歯車40、7番歯車41、8番
歯車42、9番歯車43とウオーム歯車44は、
それぞれの両端を下ケース2cと上ケース2bに
係合された6番軸46、7番軸47、8番軸4
8、9番軸49にそれぞれ回転自在に支持されて
いる。
一方向クラツチ手段36は、9番歯車43を入
力部とし、ウオーム歯車44を出力部とするスプ
リングクラツチである。コイルスプリング50
は、歯車43の筒部43aに巻装されていて、そ
の一端50aを切欠43bに係止されている。ス
プリング50は、そのコイル部分をウオーム歯車
44の内周面44a(第4図参照)に摺接してい
て、9番歯車43が矢印a方向(第3図参照)に
回転するドア開き時には、これが巻き締まる向き
に回転することによつて9番歯車の回転をウオー
ム歯車44に伝達しない。9番歯車43が矢印a
と逆向きに回転するドア閉時には、コイルスプリ
ング50が拡開させられることによつて、該歯車
43の回転をウオーム歯車44に伝達し、ウオー
ム30を高速度で回転駆動する。
間欠伝達手段37は、増速歯車列38の一部に
組み込まれていて、6番歯車49、7番歯車4
1、8番歯車42とからなつている。第3図、第
5図、第7図及び第8図に示すように、6番歯車
40の、軸方向における上半部には全周歯部40
aが形成され、下半部には一つの歯部40cを有
する欠歯部40bが形成されている。歯部40c
は全周歯部40aの一つの歯と連続して形成され
ている。7番歯車41は、軸方向における上半部
の半周に第1欠歯部41cを形成された第1歯部
41aと、下半部の半周に第2欠歯部41dを形
成された第2歯部41bと、第2歯部41bの下
端に形成されていて、第2欠歯部41dと同径の
全周欠歯部41fとからなつている。第1歯部4
1aの両端に位置する歯と第2歯部41bの両端
に位置する歯とは、符号41e,41eで示すよ
うに、互いに連続して形成されている。8番歯車
42の小径歯部42aの歯厚は、7番歯車41の
第2歯部41bに噛み合い可能な厚さに形成され
ている。8番歯車42の小径歯部の下端部には、
小径歯部42aの歯先円より僅かに大きい径の円
周部42cが形成され、この円周部からは、7番
歯車41の全周欠歯部41fより僅かに大きい径
の円弧部42d(第6図参照)を有する突起部4
2eが形成されている。そして、回転する6番歯
車40の全周歯部40aは7番歯車41の第1歯
部41aに係合しているときには、歯車40の回
転は7番歯車41を一歯ずつ送るが、歯部40c
が第1欠歯部41cに対応するときには、歯部4
0cが7番歯車41の第2歯部41bに係合し
て、6番歯車40の一回転で7番歯車41を二歯
ずつ送るようになつている。また、8番歯車42
の突起部42eが7番歯車41の全周欠歯部41
fに対向(第6図参照)しているときには、7番
歯車の回転が8番歯車42に伝達されないように
なつている。これら間欠送り作用については後で
詳述する。
第3図、第4図及び第10図において、上ケー
ス2bの他端2dには、ストツパ取付凹部2hが
形成されている。ストツパ取付凹部2hには、ド
ア5を開き位置に位置決めするドア位置決め手段
53が収納されている。第2アーム3の他端3b
の下面には、アーム軸4に挿通させた位置決めカ
ム51がねじ52,52によつて固着されてい
る。位置決めカム51には、凹部51aが形成さ
れている。凹部2hの底部には、地板54がねじ
55a,55bによつて固着されている。ねじ5
5a,55bは、上ケース2bの孔2n,2nを
貫通して、下ケース2cに形成された雌ねじ部2
ia,2iに螺合されている。地板54には、これ
に固植されたピン56によつてストツパレバー5
7が枢着されている。ストツパレバーの自由端に
は、スプリングガイド58が枢着されている。ス
プリングガイド58の一端は、地板の立ち上げ部
54aの案内孔54bに摺動自在に挿通されてい
る。スプリングガイド58の段部と立ち上げ部5
4aとの間には、伸張性のコイルスプリング59
が巻装されていて、ストツパレバー57をアーム
軸4に近付ける向きに付勢している。ストツパレ
バー57には、カムフオロワ60が回転自在に装
着されている。このカムフオロワ60は、コイル
スプリング59の弾力によつてその周面を位置決
めカム51に押し付けられているのであるが、第
10図においては両者を離して示してある。
位置決めカム51は、第2アーム3に対する取
付角度を選ぶことによつて、ドア5の開き位置を
選択することができる。カム51の取付角度は、
第2アーム3の他端3bに複数個形成された取付
孔3c,3cの中のどの孔を選ぶかによつて決定
する。
一方、下ケース2cの他端部2d表面(右開き
用におけ第1アーム他端部裏面)には、該ドアク
ローザー1を左開きドアに装着するときに使用す
る、ドア位置決め手段53を収納する凹部2jが
形成されている。この凹部2jの内面には、第3
図に示すように、地板54を取付けるためのねじ
55a,55bを螺合するためのねじ孔2k,2
iが形成されている。
以上のように構成された実施例の作用を説明す
る。
第2図において、ドア5が閉じられていると
き、ドアクローザー1は実線で示すように、第1
アーム2と第2アーム3とを互いに重合させた状
態に折り畳まれている。このとき、第1アーム2
に収納されている各手段や歯車列の相対位置は、
第5図に示すようになつている。すなわち、駆動
力蓄積手段21のぜんまい19は、第9図aに示
すように、巻き解xれた状態にある。但し、この
状態におかれたぜんまい19は、その蓄勢力を完
全に解放されたものではなく、幾らかの余力を残
した状態にある。間欠伝達手段37は、7番歯車
41の第1・第2歯部41a,41bの両端部に
おいて連続している歯部41e,41eを6番歯
車40の全周歯部40aと8番歯車42の小径歯
部42aに噛み合わせている。6番歯車40の歯
部40cは、図示の位置にあり、8番歯車42の
突起部42eも図示の位置にある。また、ドア5
を開き位置に位置決めするための位置決めカム5
1は、第10図に示す位置に置かれている。な
お、第10図において、位置決めカム51は、ド
ア5を閉じ位置から例えば120度開いた位置に保
持するように、第2アーム3に取り付けられてい
るものとする。
第2図に実線で示す状態におかれたドア5が二
点鎖線で示す位置へ向けて回動すると、すなわち
ドアが開かれると、ドア5と一体の第1アーム取
付金具6を介して1番歯車16がドアヒンジ12
を中心に公転させられる。1番歯車16が公転す
ると、第5図に示すように、これに噛み合つてい
る2番歯車24が実線矢印方向に回転させられ
る。2番歯車24の回転は、3番歯車25を介し
て4番歯車23に伝達される。4番歯車23から
2番歯車24に至る歯車列は2番歯車24から4
番歯車23に伝達される場合には、増速歯車列と
して作用し、2番歯車24の回転角に対して4番
歯車23を大きく回転させる。4番歯車23が回
転すると、4番軸18が回転させられて、これに
その一端を係止されているぜんまい19を巻き上
げて駆動力を蓄積する。
第5図において、4番歯車23が実線矢印方向
に回転させられるとき、これに噛み合つている5
番歯車39が回転させられ、6番歯車40を実線
矢印方向に回転させる。6番歯車40は、全周歯
部40aを7番歯車41の第1歯部41aに係合
しているので、この7番歯車41を実線矢印方向
に回転させる。このとき、7番歯車41は、その
第2歯部41bを8番歯車42に噛み合わせてい
るので、該歯車42を実線矢印方向に回転させ
る。8番歯車42の大径歯部42bは9番歯車4
3に噛み合つていて、これを実線矢印方向に回転
させる。9番歯車43が示矢方向に回転すると、
コイルスプリング50(第3図参照)が矢印a方
向に回転して巻き締まることによつて、ウオーム
歯車41の内周面44aとの摩擦力が低下し、ウ
オーム30に噛み合つているウオーム歯車44を
回転させることができなくなる。従つて、ドア5
を開くときには、一方向クラツチ手段36が作用
することによつて、増速歯車列38をその途中で
分断させるので、制動手段29が作動しない。よ
つて、ドアを開くときに必要とする力が小さくて
済む。
そして、第2図に二点鎖線5Bで示す位置まで
ドアが開かれると、増速歯車列38を構成してい
る各歯車は、第6図に示すようにその態位を変化
させる。なお、第2図の二点鎖線で示すアーム位
置と第6図に示すアーム位置とは、図示の都合上
アーム同士の角度を変えてある。
ドアの開き動作に連れて回転する6番歯車40
の全周歯部40aは、7番歯車41の第1歯部4
1aに噛み合つてこれを実線矢印方向に回転させ
る。7番歯車41が、第6図に示すように、第1
歯部41aと6番歯部40の全周歯部40aとの
噛み合いが外れる位置まで回転させられたとき、
すなわち、7番歯車41が約450°回転したとき第
2歯部41bで回転させられている8番歯車42
は、第6図に示すように、その突起部42eを7
番歯車41に対向する位置まで回転させられて、
7番歯車41の第2歯部41bと小径歯部42a
との噛み合いを外される。なお、回転して来た突
起部42eが7番歯車41の全周欠歯部41fに
対向し得るように、全周欠歯部41fには、突起
部が嵌入する図示されない凹部が形成されてい
る。
第6図に示すように、6番歯車40の全周歯部
40aと7番歯車41の第1歯部41aとの噛み
合いが外れたのちも6番歯車はドアの開き動作に
連れて実線矢印方向に回転させられている。回転
する6番歯車40の歯部40c(第3図参照)が、
第7図に示すように、7番歯車41の第2歯部4
1cに噛み合うと、該歯車41は歯部41cによ
つて二歯分だけ回転させられる。6番歯車40の
歯部40cによる間欠送り作用は、ドア5の開き
動作が終るまで繰り返され、第8図に示すよう
に、7番歯車41を実線矢印方向に空送りする。
間欠送りされる7番歯車41は、その全周欠歯部
41fを8番歯車42の円弧部42dに対向させ
ているので、8番歯車と9番歯車43は、回転し
ない。従つて、7番歯車41と8番歯車42との
噛み合いが外れた後は、コイルスプリング50を
巻き締める動作から解放されることになり、ドア
の開き動作が更に楽になる。
第2図に戻つて、二点鎖線5Bで示す位置まで
開かれたドア5が、一点鎖線5Aで示す位置まで
更に回動されるとき、第1アーム2と第2アーム
3とは、次第に大きい角度をとるようになると共
に、ぜんまい19は、歯車列26によつて更に巻
き上げられて蓄勢される。そして、ドア5が最大
開き位置例えば閉じ位置から120度の位置まで開
かれたとき、位置決めカム51は、第11図に示
すように、位置決めレバー57を押動したのち、
その凹部51aにカムフオロワ60を係合させら
れる。カムフオロワ60は、コイルスプリング5
9の弾力によつて凹部51aに嵌入してカム51
の回動を規制する。従つて、ドア5は、設定され
た開き位置に位置決めされることになる。この位
置決め位置の解除は、ドアを閉じる向きに強制的
に回動させることによつて、位置決めカム51と
カムフオロワ60との係合を外してやればよい。
前記した位置決めを解除するか、又はドア位置
決め位置の手前まで開いたドアに対する押動力又
は引張り力を解除すると、すなわちドアから手を
離すと、このドアは第2図に実線5で示す閉じ位
置へ向けて回動し始める。ドア5が例えば第2図
に二点鎖線5Aの位置まで開かれたとき、ぜんま
い19は、第9図bに示すように、巻き上げられ
て蓄勢されている。このぜんまい19の蓄勢力
は、歯車列26を第5図に破線矢印で示す向きに
回転駆動する。
すなわち、ぜんまい19によつて回転させられ
る4番歯車23の回転は、3番歯車25を介して
減速されて換言すると大きいトルクを持つて2番
歯車24に伝達される。この2番歯車24は、そ
の小径歯部24aで1番歯車16を破線矢印方向
に回転させる。1番歯車16は、ドア5と実質的
に一体であるから、ドア5は、ぜんまい19の解
放力によつて開き位置から閉じ位置へ向けて回動
し始める。4番歯車23が破線矢印方向に回転す
るとき、これに噛み合つている5番歯車39は、
第8図に示すように、6番歯車40を破線矢印方
向に回転させる。このとき、7番歯車41の第1
歯部41aは、その第1欠歯部41cを6番歯車
40の全周歯部40aに対向させているので、回
転する6番歯車40の全周歯部40aでは回転さ
れない。しかし、第8図に示すように、6番歯車
40の歯部40cが7番歯車41の第2歯部41
bに係合するので、7番歯車41は、第7図に示
すように、6番歯車40の一回転で二歯分だけ破
線矢印方向に回転させられる。
6番歯車40の歯部40cによる間欠送り作用
は、該歯車の全周歯部40aが7番歯車の第1歯
部41aと係合する直前位置(第6図参照)まで
続く。この間欠伝達作用が続いている間は、一方
向クラツチ手段と制動手段は回転させられないか
ら、手動でドアを閉じようとするとき、その押動
力が小さくて済む。換言すると、ドアを軽く閉じ
ることができる。
第6図において、6番歯車40が破線矢印方向
に回転してその歯部40cが、7番歯車41を二
歯分送ると、6番歯車の全周歯部40と7番歯車
の第1歯部41aとが噛み合うようになり、この
のち、7番歯車は連続して回転させられる。この
連続回転開始位置が第2図に二点鎖線で示す位置
である。7番歯車41が連続して回転し始めると
き、その第2歯部41bが8番歯車42の小径歯
部42aに噛み合つて該歯車42を破線矢印方向
に回転させる。8番歯車42が回転すると、これ
に噛み合つている9番歯車43(第5図参照)が
破線矢印方向に回転する。9番歯車43の回転
は、第3図において、コイルスプリング50を矢
印aと逆向きに回転させようとするが、この向き
の回転は該スプリングの径を増大してこれをウオ
ーム歯車44の内周面に圧接させることになる。
9番歯車43とウオーム歯車44との一体化いわ
ゆるクラツチの接ぎは、ウオーム歯車内周面を摺
擦しつつ拡開するコイルスプリング50が該内周
面に圧接したときに完了するので、両歯車43,
44の一体化にはなんらのシヨツクも生じない。
そして、クラツチが接になつたことにより、ウオ
ーム歯車44は、第5図、第6図に示すように、
破線矢印方向に回転させられる。
ウオーム歯車44は、5番歯車39からウオー
ム歯車44に至る増速歯車列からなる伝達手段3
8によつて、増速回転させられるのであるが、こ
の回転は、ウオーム30を介して更に増速されて
ウオーム軸31に伝達される。ウオーム軸31が
高速回転させられると、これに支持されている摩
擦板32,32が高速で回転する。摩擦板32が
高速回転すると、その腕部32a(第3図参照)
が遠心力で弾性変形して拡開し、制動用カツプ3
5の内周面を摺擦してウオーム軸31の回転に制
動をかけてその速度を下げる。ウオーム軸の速度
が低下して摩擦板の腕部32aがカツプ内周面か
ら離れると、再びウオーム軸31の回転が上が
り、腕部32aでカツプ内周面を摺擦するように
なる。このように、摩擦板32は、制動用カツプ
35の内周面との摺接・離間を繰り返すことによ
つて、低トルクで回転しているウオーム軸31の
回転速度を一定の範囲内に維持する。
ドア5を閉じるときに回転する歯車列26の回
転が、一方向クラツチ手段36、増速歯車列から
なる伝達手段37を介して制動手段29に伝達さ
れ、この制動手段が作動し始めたときから、上記
各歯車列の回転には制動がかかる。すなわち、こ
れら歯車列の回転に制動がかけられるということ
は、歯車列26の始端の2番歯車24が噛み合つ
ている1番歯車16に制動がかかることになる。
換言すると、1番歯車16と実質的に一体であつ
て、閉じ方向に回転するドア5に制動がかかるこ
とになる。ドア5に対する制動は、例えば第2図
に一点鎖線5Aで示す開き位置から二点鎖線5B
で示す所定開閉状態の直前の位置(制動が開始さ
れる位置)まで回動するドアにはかかつていない
が、二点鎖線5Bで示す所定開閉状態内に入る
と、それ以降は閉じるまでの間のドアに制動がか
かる。閉じるドア5に制動がかかるのは、上述し
たように、ウオーム軸31の回転に摩擦板による
制動が加えられるからであるが、この制動がかか
り始めるとき、換言すると、ウオーム歯車44が
ウオーム軸31を回転させるとき、摩擦板32は
未だカキツプ35内周面を摺擦していないから、
ウオーム軸31は何等のシヨツクもなく回転を開
始する。従つて、制動がかかつていない状態から
制動を受け始めたときのドアの回動速度は滑らか
に変化する。
そして、第2図に実線で示す閉じ位置まで回動
させられたドア5は、第1アーム2に格納されて
いる各手段や各歯車列を第5図に示すように位置
させて停止した状態に置かれる。
図示の実施例においては、制動手段29とし
て、弾性体からなる摩擦板32と制動用カツプ3
5の組合せからなるものを挙げたが、本発明の制
動手段としては、ウオーム軸に固着された「風切
り」を用いた形式等のように周知のガバナ機構が
適用されてもよい。ゴムやゴム類似品のような弾
性体からなる摩擦板32と制動用カツプの組合せ
には、独特の効果があるので、これを説明してお
く。一般に上記弾性体は、温度が高いとその硬度
が低くなつて弾性変形し易くなる。一方、各歯車
列を構成している個々の歯車とその支持軸との間
には潤滑油が塗布されており、この潤滑油は温度
が高いとその粘度が低下してその流動抵抗が減少
する。逆に温度が低い場合には、摩擦板は変形し
難くなり、潤滑油の粘度は上昇して流動抵抗が増
大する。このような潤滑油と摩擦板の温度特性
は、夏期と冬期の気温の差が大きい場所において
その特性を充分に発揮する。夏期には潤滑油の粘
度が下がるので、各歯車列は低抵抗下で回転する
ので、閉じ方向へ回動するドアは、比較的早く回
動しようとする。しかし、弾性体からなる摩擦板
は、その硬度が下がつて変形し易くなつているの
で、早期に拡開変形して制動用カツプを摺擦す
る。そして、冬期には、夏期と逆の現象となつて
現れる。従つて、制動を受けながら閉じるドアの
回動速度は、気温の高低に拘らず略一定となり、
気温に応じた閉じ速度の調節が不要になる。
さて、第2図に示すような右開きドアとは逆の
左開き型のドアにドアクローザー1を装着する場
合の手順を説明する。左開きドアに装着する場
合、第4図に示すように右開き用に組立られてい
るドアクローザー1は、アーム軸4のEリング1
5を外して、これを第1アーム2と第2アーム3
とに分解する。そして、図示の例のように、ドア
の位置決め機構が装着されているときには、ドア
位置決め用カム51を一旦取り外してこれを左開
きドア用に、所望のドア位置保持角度に合わせて
固定し直しておく。そして、第1アーム2の天地
をいままでと逆にして、すなわち、第12図に示
すように、下ケース2cを上にして(上ケース2
bは図示せず)、これにドア位置決め手段53を
図示のように装着する。この場合、ねじ55bは
雌ねじ2iに螺合され、ねじ55aは、雌ネジ2
kに螺合される。ドア位置決め手段53の装着が
終わつたところで、第2アーム3に固着されてい
るアーム軸4を軸孔2mと図示しない軸孔2l
(第3図参照)に挿通したのち、その軸端にEリ
ング15を係合させる。これによつて、第1アー
ム2はその表裏を反転させて第2アーム3に枢着
されたことになり、左開きドア用に組み変えられ
たドアクローザーが得られたことになる。
以上の説明においては、主要機構を組み込んだ
第1アームをドアに枢着したが、この第1アーム
をドア枠に装着し、第2アームをドアに枢着して
もよいこと勿論である。
(発明の効果) 以上のように、本発明のドアクローザーによれ
ば、歯車列や駆動力蓄積手段等をアームに組み込
み、これら主要部を組み込んだ方のアームを反転
させて他方のアームに枢着するだけで、ドアの開
き方向に応じたドアクローザーに簡単に切り換え
ることができる。この場合、ドアクローザーが一
対のアームで構成されているので、ドアの開き方
向に対する切換えや取付けのための作業が極めて
容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のドアクローザーを概略的に示す
斜視図、第2図はドアの異なる開閉状態とそれに
伴うドアクローザーの位置を示す概略平面図、第
3図は右開きドア用に構成された本発明のドアク
ローザーの分解斜視図、第4図は同上の縦断面
図、第5図はドアが閉じ位置に置かれた状態にお
ける同上の平断面図、第6図はドアが所定の開閉
状態に置かれた位置における歯車列を示す平面
図、第7図及び第8図は間欠伝達手段の作用をそ
れぞれ示す平面図、第9図は駆動力蓄積手段のぜ
んまいを説明するための平面図、第10図はドア
位置決め手段の一例を示す平面図、第11図はド
アが位置決めされた状態を示す第10図の作用
図、第12図は左開きドア用に組み替える状態を
示す要部斜視図、第13図はドアクローザーの一
従来例を示す斜視図である。 2……第1アーム、3……第2アーム、5……
ドア、8……ドア枠、21……駆動力蓄積手段、
26……歯車列、29……制動手段、36……間
欠伝達手段、38……増速歯車列、4……アーム
軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 両端をそれぞれ表裏対称の形状に形成されて
    いて、その一端をドア(又はドア枠)に枢着され
    る第1アームと、 その一端をドア枠(又はドア)に枢着される第
    2アームと、 上記第1アームの表面又は裏面の他端を、上記
    第2アームの他端に対して選択的に枢着する枢着
    手段と、 上記第1アームに格納されていて、開方向への
    ドアの回動に連れて蓄勢されてドアを閉じる向き
    への駆動力を蓄積する駆動力蓄積手段と、 上記第1アームにその長尺方向に沿つて格納さ
    れていて、ドアが開かれるときのドアの回転を上
    記駆動力蓄積手段に伝達すると共に上記駆動力蓄
    積手段に蓄積された駆動力をドアに伝達する歯車
    列と、 上記第1アームに格納されていて、上記駆動力
    蓄積手段の解放力により回転してこの解放力に制
    動を加える制動手段と、 上記第1アームにその長尺方向に沿つて格納さ
    れていて、上記制動手段と上記駆動力蓄積手段と
    の間に配設され、上記駆動力蓄積手段の解放力を
    上記制動手段に伝達する増速歯車列とからなつて
    いて、 上記第1アームの表裏を反転させて上記第2ア
    ームに選択的に枢着することによつて、左開きド
    ア用と右開きドア用とに適用し得ることを特徴と
    するドアクローザー。
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