JPH0523770B2 - - Google Patents

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JPH0523770B2
JPH0523770B2 JP3177288A JP3177288A JPH0523770B2 JP H0523770 B2 JPH0523770 B2 JP H0523770B2 JP 3177288 A JP3177288 A JP 3177288A JP 3177288 A JP3177288 A JP 3177288A JP H0523770 B2 JPH0523770 B2 JP H0523770B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
toilet seat
case
speed
input
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3177288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01207023A (ja
Inventor
Makoto Orii
Hiroyuki Iwashita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd filed Critical Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3177288A priority Critical patent/JPH01207023A/ja
Publication of JPH01207023A publication Critical patent/JPH01207023A/ja
Publication of JPH0523770B2 publication Critical patent/JPH0523770B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に便座便蓋の回動にブレーキを掛
ける装置として好適な調速装置に関する。
〔従来技術〕
従来便器の便座や便蓋は横杆と孔の嵌合で回動
自在に支持されていると、便座を便器本体上に倒
して載せたり、便蓋を閉じる時倒す途中で手を離
すと衝撃音を発して打ち当たり、破損するので第
12図のように便座25や便蓋26と便器本体1
0、又は便器本体に取り付けた横杆30の保持座
と便座や便蓋の間にゴム板31を挟んで両側から
締め付けて便座や便蓋の倒れる時にブレーキを掛
けるものがある。
しかし、このような定ブレーキ装置では便蓋を
開ける時に重く、閉じる時は重量によつて時間差
が大きく出る欠点がある。
他に実開昭61−118498号公報ではダンパーを用
いた緩衝機構付便器が提案されているが、この提
案では便座と便蓋に夫々ダンパーを用いなければ
ならないのでコスト高になると共に、上記第12
図の場合と同様に開ける時に重く、閉じる時に時
間差が大きくでる欠点がある。
〔発明の目的〕
本出願人は上記欠点を解決した便座等の調速装
置を別に提案したが、本発明はケース内に調速装
置をまとめてコンパクトにユニツト化した調速装
置を提案することである。
〔発明の構成〕
本発明は、ケースより凸出させて前記ケース内
に独立回転自在に支持した2つの入力軸と、前記
ケース内に収納し前記2つの入力軸の回転を増速
して伝達する増速手段と、前記ケース内に収納し
前記増速手段と結合し前記増速手段の回転の増加
に連れて前記増速手段の回転にブレーキをかける
1つのブレーキ手段と、前記2つの入力軸と前記
増速手段との間に夫々の入力軸と対応配置されて
いて、前記入力軸が一方向に回動するときは前記
増速手段を作用させ逆方向に回動するときには前
記増速手段の作用を断つ独立の一方向伝達手段と
を有することにある。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例で本発明を説明する。本
発明に係る調速装置を、便器に回動可能に取り付
けられた便座と便蓋の閉じる回動にブレーキを掛
けて衝撃的に落下しないようにした便器で説明す
る。第1図から第6図の地板状ケース1と略三角
形状の凹部を有するケース2の中に調速装置が収
納されて第7図の便器10の後側に固定された外
装ケース11の内側に第1図のようにケースがビ
ス12で固定されている。
ケース1と2はビス13で固定され、ケース
1,2に第3図のように二重軸の第1軸14と第
2軸15が一方のケース1の透孔に嵌めた軸受1
6と他方のケース2の軸孔で軸承されてケース1
側から凸出されている。
第3図、第8図のように第1軸14に扇形の入
力歯車3が圧入固定され、第2軸15には扇形の
入力歯車4が一体に形成されている。入力歯車
3,4は軸14,15に夫々一体又は別体に形成
して固定してもよい。
入力歯車3,4には夫々歯車5,6が噛合され
歯車5,6は大歯車17を上下から挟み込むよう
に軸18に同軸に軸承されている。軸18はケー
ス1,2にカシメ固定されている。
大歯車17にはウオーム歯車7と一体のピニオ
ン7aが噛合され、ウオーム歯車7に調速機のウ
オーム19が噛合されて第1・第2軸14,15
の回転が増速される増速手段が構成されている。
ウオーム19はケース2に圧入されたウオーム
押え20とウオーム受21で夫々ホゾが軸承され
ている。ウオーム19には摩擦板受台8が嵌合固
定されている。摩擦板受台8には第8図、第9図
のようにピン8aが設けられて摩擦板9の孔にピ
ン8aが挿入されている。摩擦板9の中心部はウ
オーム19に嵌合固定される摩擦板押え23で押
圧されている。
摩擦板9は弾性板9aとウエート部9bが形成
されてウエート部9bが遠心力で外方に広がる
と、ウオーム受21に固定された環24の内周壁
に摺接可能に配設されてウオーム19の早い回転
では強いブレーキ力が、遅い回転では弱いブレー
キ力が掛けられる負荷でブレーキ力の変わるブレ
ーキ手段が構成されている。
ケース1側から凸出した第1軸14と第2軸1
5の端はDカツト又はHカツトされ、第1軸14
には第1図、第7図の便座25の一側に第5図の
ように穿設されたD孔又はH孔が挿入され、第2
軸15には便蓋26の一側に穿設されたD孔又は
H孔が挿入されて第1軸14に係合されたE型止
め輪27で抜け止めされている。便座25と便蓋
26の他側は便器10上に設けられた図示しない
軸承部で回動自在に軸承されている。
上記入力歯車3,4には夫々切込み部3a,4
aが形成されて歯形に弾性が持たされ、歯車5,
6と噛合時、歯形の山と山が当たると逃げるよう
に構成されて歯車の歯合ロツクを防止している。
上記歯車5,6の凹部5a,6aには断面丸形
又は矩形のクラツチ用スプリング28,29が挿
入されて内壁に圧接され、夫々一端は大歯車17
の溝に嵌められて一方向伝達手段が構成されてい
る。
上記入力歯車3,4と便座25と便蓋26の位
置関係は、第1図の実線位置に入力歯車3,4が
あつて歯車5,6と夫々噛合されている時は便座
25と便座26が閉じた状態である。便座25と
便蓋26が2点鎖線のように開かれると、入力歯
車3,4は第1図の2点鎖線の位置に回動され
る。
第1図の2点鎖線の便座25と便蓋26は後方
に最大範囲開かれており、実際の使用状態では図
示しないストツパーで開き角度110゜〜120゜程度に
して使用される。
次に動作を説明すると、便蓋26、便座25を
開いた状態で便座25だけを倒して閉める場合
は、第10図のように重力で便座25が閉じられ
てゆき約45゜〜60゜付近から入力歯車3が歯車5
(第10図上で歯車6と重なり隠された位置にあ
る)に噛合され、入力歯車3の回動は歯車5→ス
プリング28→大歯車17→ピニオン7a→ウオ
ーム歯車7を介してウオーム19に増速されて伝
達される。
第10図では実線の便座26と2点鎖線の便座
25は後方に最大範囲開かれている。
ウオーム19の増速回転でウエート部9bが外
側に拡開されると、ウエート部9bは環24の内
周壁に摺接されてウオーム19の早い回転では強
いブレーキ力が、遅い回転では弱いブレーキ力が
掛けられて便座25は閉じられる。
この時便蓋26側の歯車6はスプリング29と
の間にスリツプが発生して回転されない。
次に便座25が閉まつた状態で便蓋26を倒し
て閉める場合は、重力で便蓋26が閉じられてゆ
き約45゜〜60゜付近から入力歯車4が歯車6に噛合
され入力歯車4の回動は歯車6→スプリング29
→大歯車17→ピニオン7a→ウオーム歯車7を
介してウオーム19に増速されて伝達される。
上記と同様にウオーム19の増速回転でウエー
ト部9aが外側に拡開されると、ウエート部9b
は環24の内周壁に摺接されてウオーム19の早
い回転では強いブレーキ力が、遅い回転では弱い
ブレーキ力が掛けられて便蓋26は閉じられる。
この時便座25側の歯車5はスプリング28と
の間にスリツプが発生して回転されない。
便座25と便蓋26が同時に閉じられる時は入
力歯車3,4が同時に歯車5,6に噛合され、便
座25と便蓋26の回動にブレーキ力か掛けられ
る。
次に便座25が閉まつた状態で便蓋26だけを
開ける場合は、歯車6に入つたスプリング29が
スリツプして便蓋26だけが軽い力で開かれ、便
座25側は動かない。便蓋26が開かれて約45゜
〜60゜付近を過ぎると、入力歯車4が歯車6から
外れてフリーになり、便蓋26は更に軽く開かれ
る。
次に便蓋26が開いた状態で便座25を開ける
場合は、便蓋26側の入力歯車4は歯車6から外
れている為フリーである。便座25側の歯車5に
入つたスプリング28がスリツプして便座25だ
けが軽い力で開かれる。便座25が開かれて約
45゜〜60゜付近を過ぎると、入力歯車3が歯車5か
ら外れてフリーになり、便座25は更に軽く開か
れる。
第1図の2点鎖線の方向に便座25と便蓋26
が同時に開かれる時は両方の入力歯車3,4に噛
合した歯車5,6に入つたスプリング28,29
がスリツプして便座25と便蓋26が軽い力で開
かれる。約45゜〜60゜付近を過ぎると、入力歯車
3,4が歯車5,6から外れてフリーになり、便
座25、便蓋26は更に軽く開かれる。
上記のように便座25と便蓋26の調速装置が
構成されると、調速装置はケース1とケース2の
中に収納されてコンパクトにユニツト化されて嵩
張らず、便器10の後側に固定された外装ケース
11の内側にビス12で固定し、ケース1側から
凸出した第1軸14の端に便座25一側を、第2
軸15の端に便蓋26の一側を取り付ければよい
ので取扱が極めて簡単容易になる。
又、上記調速装置は便座25、便蓋26を閉め
る時に増速手段を作用させ、開放方向では前記使
用を断つ一方向伝達手段を組み込んだので便座2
5と便蓋26を開ける時の力が小さくてすむ。更
に同様に入力歯車3,4に扇形歯車を使つたこと
により、歯車5,6と噛合が外れて開ける時の力
が小さくてすむと共に閉じる時のガバナー作用す
る角度が決めおれる効果がある。又、本実施例に
よれば2本の独立して回転動作可能な軸が同一軸
上にあるため、便座と便蓋の取り付けが簡単であ
ると共に小型ユニツトに出来る。更に2本の軸が
ありながらブレーキ手段が1組でよい為コンパク
トになる。ブレーキ手段に摩擦板9を使用した
為、第1・第2軸の回転数に関係なく便座、便蓋
の閉まる時のスピードは略一定である。又、従来
のオイルダンパーのように低温において、極めて
スピードが遅くなるという欠点が解決された。更
に耐久性が良くなり、フイーリングが向上され
る。
上記入力歯車3,4が歯車5,6に噛合する角
度は適宜設定され、最後の10゜〜30゜位で噛合する
ようにするのが良い。
上記歯車5,6の凹部5a,6aに入つたクラ
ツチ用スプリング28,29による一方向伝達手
段を遊星歯車やラチエツトによる一方向伝達手段
としてもよい。
上記説明では第1軸14と第2軸15を同軸の
二重軸としたが、第1軸14と第2軸15を別々
にケース1側から凸出させてもよい。即ち、この
場合においてもブレーキ手段が1組でよい為コン
パクト化が図れる。
上記入力歯車3,4の切込み部3a,4aの形
状は第11図とする等他の形状で形成してもよ
い。
上記扇形の入力歯車3,4はケース1,2の形
状を変形して常時歯車5,6と全域で噛合するよ
うに形成してもよい。但し常時噛合するようにす
ると、ゆつくり便座25と便蓋26が閉まること
になる。
上記説明では回動されるものを便座と便蓋とし
たが、回動可能な他のゴミ箱の蓋等としてもよ
い。例えば、可燃物用ゴミ箱と不燃物用ゴミ箱が
一体となつたゴミ箱においては、第1軸を可燃物
用ゴミ箱の蓋に、第2軸を不燃物用ゴミ箱の蓋に
取り付ければよいし、ゴミ回収時の蓋(大きい
蓋)とゴミ挿入用の蓋(小さい蓋)とが設けられ
たゴミ箱に応用することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明は上述のように構成されたから、調速装
置はケースとケースの中に収納され且つ特にブレ
ーキ手段を共通にしているので、コンパクトかつ
ユニツト化されて嵩張らず、狭いスペースにおけ
る取り付け例えば便器本体側への取り付けが極め
て簡単容易になる等優れた効果を奏する調速装置
を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例が示され、第1図は便
座等の調速装置のケース内の要部断面側面図、第
2図は第1図の要部断面側面図、第3図は第1図
の他の要部断面側面図、第4図は調速装置の外観
平面図、第5図は第4図の右側面図、第6図は第
4図の下側側面図、第7図は便器の斜視図、第8
図は調速装置の分解斜視図、第9図は摩擦板の平
面図、第10図は動作説明図、第11図は入力歯
車の変形例平面図、第12図は従来の便座等の調
速装置の要部正面図である。 1,2……ケース、14……第1軸、15……
第2軸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケースより凸出させて前記ケース内に独立回
    転自在に支持した2つの入力軸と、前記ケース内
    に収納し前記2つの入力軸の回転を増速して伝達
    する増速手段と、前記ケース内に収納し前記増速
    手段と結合し前記増速手段の回転の増加に連れて
    前記増速手段の回転にブレーキをかける1つのブ
    レーキ手段と、前記2つの入力軸と前記増速手段
    との間に夫々の入力軸と対応配置されていて、前
    記入力軸が一方向に回動するときは前記増速手段
    を作用させ逆方向に回動するときには前記増速手
    段の作用を断つ独立の一方向伝達手段とを有する
    調速装置。
JP3177288A 1988-02-16 1988-02-16 調速装置 Granted JPH01207023A (ja)

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JP3177288A JPH01207023A (ja) 1988-02-16 1988-02-16 調速装置

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JP3177288A JPH01207023A (ja) 1988-02-16 1988-02-16 調速装置

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JPH01207023A JPH01207023A (ja) 1989-08-21
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0284917A (ja) * 1988-09-21 1990-03-26 Aisin Seiki Co Ltd 便器装置
KR101010305B1 (ko) * 2002-02-08 2011-01-25 토토 가부시키가이샤 변기 시트 또는 변기 덮개의 자동 개폐 장치
JP4228627B2 (ja) * 2002-08-26 2009-02-25 パナソニック株式会社 便座及び便蓋の自動開閉装置

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JPH01207023A (ja) 1989-08-21

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