JPH0511022A - 回路基板検査装置 - Google Patents

回路基板検査装置

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Publication number
JPH0511022A
JPH0511022A JP3185842A JP18584291A JPH0511022A JP H0511022 A JPH0511022 A JP H0511022A JP 3185842 A JP3185842 A JP 3185842A JP 18584291 A JP18584291 A JP 18584291A JP H0511022 A JPH0511022 A JP H0511022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
circuit board
test
inspection
defective
Prior art date
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Pending
Application number
JP3185842A
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English (en)
Inventor
Sanefumi Irikida
実文 入木田
Kinzo Iino
欽三 飯野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Graphtec Corp filed Critical Graphtec Corp
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Publication of JPH0511022A publication Critical patent/JPH0511022A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路基板上に搭載された不良部品を速やかに
特定すると共に、回路基板の検査時間の短縮化を図る。 【構成】 電気部品を実装した基板の検査を行う場合、
まずこの電気部品により構成された全体の電気回路を分
割し、分割された回路ブロックのファンクションテスト
をファンクションテスト部15に実施させてその良否を
判定し、このファンクションテストの結果、否と判定さ
れた場合はインサーキットテスト部14によりこの不良
回路ブロックのインサーキットテストを実施させて不良
部品の特定を行う。この結果、従来の各テスト方法に比
べ正確かつ迅速なテストを行うことが可能となり、大ロ
ット生産の回路基板を検査する際には極めて有効とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気部品等が実装され
た回路基板の良否を検査する回路基板検査装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、比較的少ないロットの回路基板を
検査する回路基板検査装置としては、実公昭63−29
261号公報に開示されているインサーキットテスト装
置や特開昭61−262671号公報に開示されている
ファンクションテスタが提案されている。上記のインサ
ーキットテスト装置は、検査プローブを移動させて回路
基板上の全ての回路素子のインピーダンスを測定し、そ
の測定結果のデータと予めメモリに格納されているデー
タとを比較して良否を判定するものである。また、上記
のファンクションテスタは、実際に動作状態にある回路
基板上の任意の測定点の信号を測定し、その測定結果と
良品基板の同一測定点におけるデータとを比較して良否
を判定するものである。即ち、例えば図4に示すよう
に、回路を各回路ブロックA,B,C,Dに分割し、実
動作時において分割されたこれら各回路ブロックの出力
部a,b,c,dの信号を測定し、その測定結果が良品
基板の測定結果と異なる場合、この基板を不良と判定す
るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のインサーキット
テスト装置は、検査プローブを移動しながら全ての実装
部品を検査するため、フィクスチャー型の従来のインサ
ーキットテスタに比べて検査時間がかかるという欠点が
あった。また、ファンクションテスタは、回路基板をい
くつかのブロックに分割してその入力側もしくは出力側
において実動作時の信号を測定するため、測定点が少な
くて済み、したがって検査時間が少なくなる利点を有す
るものの、全部品の良,不良が詳細に検査できないとい
う欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために、本発明は、回路基板の検査に際し、回路基板
に対し上下,左右へ移動する少なくとも1対の検査プロ
ーブと、この検査プローブにより検出された回路基板か
らの信号をファンクションテスト部またはインサーキッ
トテスト部へ送出させる信号切換部と、ファンクション
テスト部へ指示して回路基板の検査を実施させると共に
この検査結果が否と判定された場合はインサーキットテ
スト部へ検査の指示を行う制御部と、検査を実施する際
に基準となる基準データを格納するメモリとを備えたも
のである。
【0005】
【作用】ファンクションテスト部における回路基板のフ
ァンクションテスト結果が否と判定された場合のみイン
サーキットテストが実施される。この結果、回路基板上
に搭載された全ての部品の良否を検査せずに不良部品の
特定が行えることになり、不良部品の特定が速やかに行
えると共に、検査時間が短縮される。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図2は、本発明に係る回路基板検査装置の全体の構
成を示す構成図であり、1は回路基板検査装置、2a,
2bはプローブ駆動装置、3a,3bは検査プローブ、
4は回路部品が実装されたプリント基板(回路基板)で
ある。また、図1は、本発明の回路基板検査装置の一実
施例を示すブロック図である。同図において、10はプ
ローブ3a,3bを駆動するプローブ駆動テーブル、1
2はプローブ制御部、13は信号切換部、14はインサ
ーキットテスト部、15はファンクションテスト部、1
6はCPU、17はメモリである。
【0007】図1,図2に示すように、回路基板4に対
し、上下、左右に移動する検査プローブ3a,3bを配
置し、回路基板4の検査が開始されると、この検査プロ
ーブ3a,3bはプローブ制御部12により制御されて
回路基板上を左右方向へ移動し、回路基板の所定の位置
に到達すると、このプローブの先端のピンが回路基板の
所定の測定箇所に接するまで下方向へ移動する。そし
て、プローブの先端が測定箇所に接すると、回路基板上
の信号がケーブルを介して信号切換部13に送出され、
さらにこの信号切換部13を介し、インサーキットテス
ト部14或いはファンクションテスト部15に送出され
る。各テスト部においては測定箇所からの信号をデータ
に変換するとともに、このデータと予めメモリ17内に
格納されCPU16から送信されている基準データ(期
待値)とを比較し、そのテスト結果の情報をCPU16
に伝達する。
【0008】即ちCPU16では、例えばファンクショ
ンテスト部15において実施された或る回路部分のファ
ンクションテストの結果のデータが不良と判定されれ
ば、該回路基板上の不良箇所の信号がインサーキットテ
スト部14へ送出されるように信号切換部13を切換制
御する。この結果、インサーキットテスト部14におい
てインサーキットテストが実施されこの回路基板の不良
部品が特定される。
【0009】次に、図3はこの回路基板検査装置のCP
U16の動作を説明するフローチャートである。このフ
ローチャート用い、図4に示すような回路部品が搭載さ
れた回路基板を検査する回路基板検査装置の詳細な動作
を説明する。図4の電気回路を構成する部品が搭載され
た被検査基板である回路基板4がこの装置に装着される
と、プローブ制御部12はCPU16の指示を受けて、
検査プローブ3a,3bが回路基板4上の所定箇所、つ
まり図4の電気回路の例えば回路ブロックAの出力部a
の実装箇所上へ到達するように左右方向へ移動制御す
る。そして、出力部a上に到達するとこのプローブの先
端のピンが出力部aに接触するまで下方へ移動する。プ
ローブの先端が出力部aに接触すると、CPU16は先
ずこの回路ブロックAのファンクションテストを行うた
め、信号切換部13を制御してプローブにより検出され
た信号がファンクションテスト部14へ伝達されるよう
に切り換える。その後ファンクションテスト部14へ指
示してファンクションテストを実施させる(ステップ3
0)。
【0010】このファンクションテストは、上記したよ
うに、この電気回路が実動作しているときの各回路ブロ
ック内の所定の数カ所からの信号を検出してその良否を
判定するおおまかなものであり、この電気回路の回路ブ
ロックAの出力部aからのデータ信号が予めメモリ17
に記憶されている基準データと比較し正しいと判定され
る場合は、次の回路ブロックBの出力部bへプローブを
移動させて回路ブロックBのファンクションテストを実
施するが、基準データと異なる場合は、この回路ブロッ
クAが不良であると判定する(ステップ31)。
【0011】そして、回路ブロックAが不良と判定され
た場合は、この不良回路ブロックA内の不良箇所を特定
するためにインサーキットテスト部14へ指示してイン
サーキットテストを実施させる(ステップ32)。即
ち、信号切換部13を制御してプローブ3a,3bから
の信号がインサーキットテスト部14へ伝達されるよう
にするとともに、プローブ制御部12へ指示して、プロ
ーブ3a,3bを回路基板4内の回路ブロックAの構成
部品が装着された各部へ、順次接触させるようにする。
そして、順次接触される各接触点からの信号と予めメモ
リ17内に記憶されている基準データとを順次比較させ
ることにより、回路ブロックA内の不良箇所が特定させ
る。
【0012】このようにして、順次、各回路ブロック毎
のファンクションテスト及びインサーキットテストが実
施される。以上説明したように、本発明は、電気部品を
実装した基板のテストを行う場合、まず分割された回路
ブロックのファンクションテストを実施して、その良否
のおおまかな傾向をつかみ、このファンクションテスト
の結果、否と判定された場合はインサーキットテストに
よりこの不良回路ブロックの詳細な不良箇所を特定する
ようにしたものである。この結果、従来の各テスト方法
に比べ正確かつ迅速なテストを行うことができ、大ロッ
ト生産の回路基板を検査する際に極めて有効となる。
【0013】なお、本実施例においては、回路基板をテ
ストする場合、いきなりファンクションテストを実施す
るようにしたが、回路基板の電源ラインが短絡している
状態でいきなりファンクションテストを実施すると回路
基板全体が破壊される危険性があるため、ファンクショ
ンテストの実施前に電源ラインの短絡状態を確認するイ
ンサーキットテストを実施するようにしても良い。な
お、この電源短絡状態を確認するインサーキットテスト
は、一般に回路基板には電源ライン数が少ないことから
短時間で実施でき、全体のテスト時間に与える影響度は
少ない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ファン
クションテスト部における回路基板のファンクションテ
スト結果が否と判定された場合のみインサーキットテス
トを実施するようにしたので、回路基板上に搭載された
全ての部品の良否を検査することなく不良部品の特定が
行えることになり、したがって不良部品の特定が速やか
に行えると共に、検査時間が短縮され、回路基板検査装
置において顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回路基板検査装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】上記回路基板検査装置の構成図である。
【図3】上記回路基板検査装置の動作を説明するフロー
チャートである。
【図4】上記回路基板検査装置により検査される回路基
板上に搭載された電気部品の回路図である。
【符号の説明】
2a,2b プローブ駆動装置 3a,3b 検査プローブ 4 回路基板 10 プローブ駆動テーブル 12 プローブ制御部 13 信号切換部 14 インサーキットテスト部 15 ファンクションテスト部 16 CPU 17 メモリ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電気部品等が実装された回路基板の良否
    を検査する回路基板検査装置において、 回路基板に対し上下,左右へ移動する少なくとも1対の
    検査プローブと、この検査プローブにより検出された前
    記回路基板からの信号をファンクションテスト部または
    インサーキットテスト部へ送出させる信号切換部と、前
    記ファンクションテスト部へ指示して前記回路基板の検
    査を実施させると共にこの検査結果が否と判定された場
    合は前記インサーキットテスト部に対し検査の指示を行
    う制御部と、前記検査を実施する際に基準となるデータ
    を格納するメモリとを備えたことを特徴とする回路基板
    検査装置。
JP3185842A 1991-07-01 1991-07-01 回路基板検査装置 Pending JPH0511022A (ja)

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JP3185842A JPH0511022A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 回路基板検査装置

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ID=16177835

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05107309A (ja) * 1991-10-14 1993-04-27 Sharp Corp インサーキツトボード・テストシステム
KR100599968B1 (ko) * 2004-01-09 2006-07-12 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 어레이 기판 테스트 장비
JP2014106179A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Hioki Ee Corp 基板検査装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05107309A (ja) * 1991-10-14 1993-04-27 Sharp Corp インサーキツトボード・テストシステム
KR100599968B1 (ko) * 2004-01-09 2006-07-12 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 어레이 기판 테스트 장비
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