JP2000040014A - Ecu機能検査装置の評価システム - Google Patents

Ecu機能検査装置の評価システム

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JP2000040014A
JP2000040014A JP10208935A JP20893598A JP2000040014A JP 2000040014 A JP2000040014 A JP 2000040014A JP 10208935 A JP10208935 A JP 10208935A JP 20893598 A JP20893598 A JP 20893598A JP 2000040014 A JP2000040014 A JP 2000040014A
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JP
Japan
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ecu
function
relay
chip
relay box
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JP10208935A
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Inventor
Takashi Osawa
高志 大澤
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ECUの機能検査装置の評価を効率的に行
う。 【解決手段】 コントローラ32がリレーボックス22
に不良モードを指示して、リレーをオンオフして、EC
Uボード16とCPUチップ28の各ピン間における不
良状態を発生する。この状態で、機能検査装置10によ
りECUボード16およびCPUチップ28の検査を行
う。コントローラ32は、リレーボックス22により、
各種の不良状態を順次発生させて検査を行い、機能検査
装置10の機能を評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップを搭載
するECUの機能検査を行う機能検査装置について、そ
の機能検査装置がエラーを検出できるかを評価するEC
U機能検査装置の評価システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種装置には、ECU(エレ
クトロニック・コントロール・ユニット)が搭載され、
その装置における各種の動作を制御している。自動車に
おいても、エンジンの制御や、ドアロックの制御など、
各種の機器の制御にECUが利用されており、多数のE
CUが自動車に搭載されている。このようなECUによ
る制御対象は、ますます増えており、各ECUも高機能
化している。
【0003】ここで、このECUは、コンピュータと同
様の機能を有しており、CPUなどを内蔵するICチッ
プを搭載して各種のデジタル処理を行う。また、各種の
信号を受け取り、動作制御用の信号を出力する。そこ
で、ECUのボード上にはICチップが搭載され、IC
チップの各ピンとボード上のパッドが半田付けにより接
続されている。
【0004】また、ECUの製作時には、製作されたE
CUが所望の機能を有しているかを検査する必要があ
る。この検査には、機能検査装置が利用される。この機
能検査装置は、ECUと接続してECUに所定のテスト
用信号を入力し、その応答をチェックすることでECU
の機能を試験する。特に、ECUボードとICチップと
の半田付けの不良チェックについては、機能検査装置に
おいて必ずチェックできなければならない。
【0005】そこで、機能検査装置の開発時には、半田
付け不良のチェックが十分に行えるか否かを検証するた
め、人手で半田付け不良のECUを作成し、機能検査装
置の判定結果を記録してチェックしていた。すなわち、
ICチップの不良モードに応じた数だけそれぞれ不良の
細工をしたECUを作成し、これを順次検査していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これによって、機能検
査装置の機能についての検証をすることができる。しか
し、近年のECUの高機能化に伴い、ICチップのピン
数が増加し、またピン同士の間隔も狭くなってきてい
る。そこで、不良についての細工の作業工数が増大し、
また作業自体が難しくなってきている。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、機能検査装置がエラーを検出できるかを容易に評
価できるECU機能検査装置の評価システムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ICチップを
搭載するECUの機能検査を行う機能検査装置につい
て、その機能検査装置がエラーを検出できるかを評価す
るシステムであって、ECUボードとICチップを切り
離し、ECUボードとICチップ間の複数の接続関係を
制御する複数のリレーを内蔵するリレーボックスを介在
させ、リレーボックス内の各リレーのオンオフを制御す
ると共に、制御タイミングに同期して、機能検査装置と
ECUとの間で信号の送受信を行いECUの機能検査を
行い、機能検査装置による機能検査結果と、リレーボッ
クスにおけるリレーのオンオフ情報に基づいて、機能検
査装置のエラー検出能力を評価することを特徴とする。
【0009】このように、本発明によれば、リレーボッ
クス内のリレーをオンオフすることで、ECUボードと
ICチップの接続関係を任意に設定することが可能であ
る。そこで、不良モードを順次変更して、機能検査装置
による検査を行うことができる。従って、いちいち不良
のECUを作成する必要がなく、作業工数を大幅に削減
できる。特に、ピン数が多くても、自動的に各不良モー
ドを実行できるため、短時間で、動作評価の処理を終了
することができる。また、リレーボックス内におけるリ
レーの切換は自動的に行われるため、作業は各装置の接
続だけでよく、その作業は非常に簡単である。
【0010】また、前記リレーボックス内のリレーをオ
ンオフすることによって、ECUボードとICチップ間
の接続のオープンおよびショートの状態を生起すること
を特徴とする。これによって、半田付け不良に基づく、
ピンのオープン、隣接ピン間のショートなどを模擬して
評価することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0012】本発明に係るシステムの実施形態につい
て、図1に基づいて説明する。機能検査装置10は、テ
スト用の信号を発生し、その応答からECUの機能を検
査する。この機能検査装置10には、ケーブル12、コ
ネクタ14を介し、ECUボード16が接続されてい
る。ケーブル12は、例えばRC232Cケーブルであ
り、各種の電気信号を伝達する。コネクタ14は、EC
Uボード16に設けられた接続用ピンと接続される。E
CUボード16は、所定の回路が搭載されているが、動
作に必要なCPUを内蔵するICチップ(以下CPUチ
ップという)の代わりに延長ハーネス20が接続された
ICソケット18が搭載されている。このICソケット
18は、複数のピンを有し、このピンがECUボード1
6に設けられたパッドに半田付けで取り付けられてお
り、また各ピンに対応するワイヤの束である延長ハーネ
ス20が接続されている。すなわち、通常のECUであ
れば、CPUチップの複数のピンがECUボード16上
のパッドに直接(あるいはICソケットを介し)半田付
けされて、両者の接続が行われるが、ECUボード16
上の各パッドに延長ハーネス20の各ワイヤが接続され
ている。
【0013】延長ハーネス20は、リレーボックス22
を介し延長ハーネス24に接続されている。リレーボッ
クス22は、延長ハーネス20、24の各ワイヤに対応
したリレーを内蔵しており、延長ハーネス20、24間
の接続を制御する。すなわち、リレーボックス22内の
リレーを個別にオンオフすることで、延長ハーネス2
0、24の各ワイヤ間の電気的接続を個別にオンオフす
ることができる。更に、このリレーボックス22内に
は、各ワイヤ間をショートさせるリレーも内蔵されてお
り、ICソケット18の各ピン(少なくとも隣接ピン)
間をショートさせることができるようになっている。
【0014】延長ハーネス24は、CPUボード26が
接続されており、このCPUボード26上に、CPUチ
ップ28がICソケット30を介し接続されるようにな
っている。従って、ECUボード16に延長ハーネス2
0、リレーボックス22、延長ハーネス24、CPUボ
ード26、ICソケット30を介し、CPUチップ28
が接続される。従って、CPUチップ28の各ピンと、
ECUボード16の対応するパッドの間にリレーボック
ス22の各リレーが位置し、両者の接続をオンオフした
り、隣接ピン間をショートさせたりすることができる。
【0015】そして、機能検査装置10には、コントロ
ーラ32が接続されており、このコントローラ32が機
能検査装置10の計測のスタートを制御すると共に、機
能検査装置10から検査結果を収集し、これを記録す
る。また、コントローラ32は、リレーボックス22に
おける各リレーのオンオフについての指示をリレーボッ
クス22に供給することで、各リレーのオンオフを制御
する。
【0016】従って、コントローラ32がリレーボック
ス22内のリレーの状態を決定した後、機能検査装置1
0により、所定の検査を行わせ、その結果を受信するこ
とで、決定した状態における検査の結果をコントローラ
32において、収集することができる。そこで、各ピン
の接続不良によるオープンや、隣接ピンとのショートな
どの半田付け不良をこのリレーボックス22内のリレー
のオンオフを制御することで模擬することができる。
【0017】ここで、動作の手順について、図2に基づ
いて、説明する。まず、コントローラ32は、リレーボ
ックス22に不良モードの指示を行う(S11)。すな
わち、1ピンオープン、2ピンオープン、・・・等とい
う各ピンの半田付け不良と、1、2ピンショート、2、
3ピンショート、・・・等という隣接ピン間ショートの
中の1つを選択して不良モードとして指示する。これに
よって、リレーボックス22において、対応するリレー
がオンオフされ、指示されたモードの不良状態が設定さ
れる。
【0018】次に、コントローラ32は、機能検査装置
10に対し、計測スタートを指示する(S12)。この
指示に応じて、機能検査装置10は、所定の信号をEC
Uボード16に供給する。これによって、CPUチップ
28がリレーボックス22を介し接続されたECUボー
ド16が対応する動作をし、応答が機能検査装置10に
供給される。機能検査装置10は、この応答から各検査
項目についての検査結果をコントローラ32に送信す
る。コントローラ32は、検査結果を受信して、記録す
る(S13)。この検査結果は、不良モードに対応し
て、異常であったか否かの判定結果、異常であった項目
(例えば、電圧値が異常であったピンについての情報)
等を記録する。
【0019】そして、1つのモードについての記録が終
わった場合には、すべての検査が終了したかを判定し
(S14)、終了していなければ、次の不良モードの指
示に戻り、その検査を行う。このようにして、すべての
不良モードの検査を終了した場合には、すべての不良モ
ードに対し、対応する不良が検出されたか否かを判定し
(S15)、YESであれば、機能検査装置10の検査
について問題無しの判定をし(S16)、NOであれば
問題ありとの判定をし(S17)、どの不良が検出でき
なかったことについての情報をどの検出ができなかった
かの情報と共に出力する。なお、S14をS15のYE
SとS16の間に移動し、1つでも異常なしの判定があ
った場合に、処理を終了してもよい。
【0020】このようにして、本実施形態のシステムに
よれば、不良モードを順次変更して、機能検査装置によ
る検査を行うことができる。従って、いちいち不良のE
CUを作成する必要がなく、作業工数を大幅に削減でき
る。特に、ピン数が多くても、自動的に各不良モードを
実行できるため、短時間で動作評価の処理を終了するこ
とができる。また、リレーボックス内におけるリレーの
切換でよいため、作業自体も非常に容易である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リレーボックス内のリレーのオンオフにより、ICチッ
プにおけるオープンや、隣接ピンショートを模擬するこ
とができる。そこで、半田付け不良の作成作業が不要で
あり、困難な作業が不要となり、機能検査装置の評価の
ための時間を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 システムの全体構成を示す図である。
【図2】 動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 機能検査装置、16 ECUボード、22 リレ
ーボックス、28 CPUチップ、32 コントロー
ラ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICチップを搭載するECUの機能検査
    を行う機能検査装置について、その機能検査装置がエラ
    ーを検出できるかを評価するシステムであって、 ECUボードとICチップを切り離し、ECUボードと
    ICチップ間の複数の接続関係を制御する複数のリレー
    を内蔵するリレーボックスを介在させ、 リレーボックス内の各リレーのオンオフを制御すると共
    に、制御タイミングに同期して、機能検査装置とECU
    との間で信号の送受信を行いECUの機能検査を行い、 機能検査装置による機能検査結果と、リレーボックスに
    おけるリレーのオンオフ情報に基づいて、機能検査装置
    のエラー検出能力を評価することを特徴とするECU機
    能検査装置の評価システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシステムにおいて、 前記リレーボックス内のリレーをオンオフすることによ
    って、ECUボードとICチップ間の接続のオープンお
    よびショートの状態を生起することを特徴とするECU
    機能検査装置の評価システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100410107C (zh) * 2005-06-01 2008-08-13 丰田自动车株式会社 车辆电子控制装置
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