JPH04133527U - ロボツト装置 - Google Patents

ロボツト装置

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JPH04133527U
JPH04133527U JP688791U JP688791U JPH04133527U JP H04133527 U JPH04133527 U JP H04133527U JP 688791 U JP688791 U JP 688791U JP 688791 U JP688791 U JP 688791U JP H04133527 U JPH04133527 U JP H04133527U
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JP
Japan
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workpiece
posture
arm
detection device
state detection
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Pending
Application number
JP688791U
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English (en)
Inventor
信彦 石原
努 西田
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カメラ等の組立ラインおよび検査ラインに設
置されてワークの搬送を行うロボット装置において、ワ
ークを傷つけずにハンドリングすることができるととも
に、形状が異なるワークでもハンドリングできるように
する。 【構成】 アーム1のハンド部2の内側に設けた、エア
ーアクチュエータ7によりワークWを保持するととも
に、アーム1のハンド部2にハンドリングされたワーク
Wの姿勢状態と位置状態をワーク姿勢状態検出装置4と
ワーク位置状態検出装置5により検出する。制御装置3
は、これらの検出装置4、5からの情報に基づいてアー
ム駆動回路6を制御し、アーム1のハンド部2にハンド
リングされたワークWの姿勢状態および位置状態を正し
い状態に制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばカメラ等の組立ラインや検査ラインに設置されて、ワーク( カメラ等)の搬送を行う場合に用いて好適なロボット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の機器、部品等の組立ラインや検査ラインには、オートメーション化を推 進するため、ワークを組立位置または検査位置へ搬送するためのロボット装置が 使用されている。
【0003】 この種のロボット装置として、定位置に設置されたロボット装置本体に取り付 けられたアームのハンド部が、第1の位置に置かれたワークをハンドリングし、 所定の搬送経路を経て第2の位置へ搬送する方式のロボット装置が知られている 。
【0004】 この方式のロボット装置では、従来、ハンドリングするワークを金属等からな る硬質のハンド部が直接掴むようになっている。この場合、ハンド部はワークを 所定圧で保持する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のように、ハンドリングするワークを金属等からなる硬いハン ド部で直接掴む構造の場合、例えばカメラボディ等のように傷がつき易いワーク はハンドリング不可能となる。このため、従来、カメラ等の傷つき易い機器の組 立ライン、検査ラインには上記ロボット装置を使用することができず、組立自体 、検査自体は組立ロボット装置、検査ロボット装置の使用によりオートメーショ ン化されているにも拘らず、ワークの搬送は人手に頼っているか、または専用の パレット等に収容しているといった実情にある。
【0006】 また、従来のロボット装置の場合、そのハンド部はワーク形状に合わせた構造 になっているため、形状の異なるワークをハンドリングすることはできない。従 って、カメラボディ等のように形状が多様化するワークの搬送には汎用性がない と云う問題もあった。
【0007】 そこで本考案は、上述の如き事情に鑑みてなされたもので、ワークに傷をつけ ずにハンドリングすることが可能であり、かつ、形状の異なるワークをハンドリ ングすることも可能なロボット装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のロボット装置は、アーム(1)のハンド部 (2)によりワーク(W)を保持するロボット装置において、アームのハンド部 内側に、前記ハンド部とワークとの間に介在するように設けられた弾性アクチュ エータ手段(7)と、アームのハンド部にハンドリングされたワークの姿勢状態 を検出するワーク姿勢状態検出手段(4,5)と、ワーク姿勢状態検出手段から の情報に基づいてアームを駆動しワークの姿勢状態を正しい状態に補正するワー クハンドリング状態補正手段(3)とを設けたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1は本考案によるロボット装置の全体構成を示す。なお、本図においては定 位置に設置されたロボット装置本体部分を省略している。
【0011】 図1において、不図示のロボット装置本体に取り付けられたアーム1の先端に はハンド部2が設けられている。
【0012】 制御装置(CPU)3は不図示のロボット装置本体内に組み込まれているロボ ット装置全体の動作を制御する。ワーク姿勢状態検出装置4はハンド部2にハン ドリングされたワーク(カメラボディ)Wの姿勢状態を検出する。ワーク位置状 態検出装置5はハンド部2にハンドリングされたワークWの位置状態を検出する 。アーム駆動回路(ドライバ)6はロボット装置本体内に組み込まれている。
【0013】 本ロボット装置においては、アーム1のハンド部2にハンドリングされたワー クWの姿勢状態がワーク姿勢状態検出装置4によって検出されると、その情報が 電気信号でワークハンドリング状態補正手段としての機能を有する制御装置3に 入力される。また、アーム1のハンド部2にハンドリングされたワークWの位置 状態がワーク位置状態検出装置5によって検出されると、その情報が電気信号で 制御装置3に入力される。
【0014】 制御装置3は、ワーク姿勢状態検出装置4およびワーク位置状態検出装置5か らの情報に基づいて、アーム駆動回路6を制御する。これにより、アーム駆動回 路6は、アーム1を所定状態に駆動し、ワークWの姿勢状態および位置状態を正 しい状態に整える。
【0015】 アーム1は、図示のように、前後、左右、上下、回転、2つの方向への傾斜の 合計6方向に対し自由度を有している。
【0016】 ハンド部2は金属製であり、その内側に、図2に示すように、複数のエアーア クチュエータ7を備えている。従って、ワークWは、金属製のハンド部2に直接 掴まれるのではなく、弾性部材により形成された複数のエアーアクチュエータ7 を介して掴まれる。
【0017】 各エアーアクチュエータ7は、ワークWがハンド部2内に導き入れられた後に 、エアーを注入して所定状態に膨らまされる。このようにすると、ワークWは各 エアーアクチュエータ7の空気圧で保持される。このようなハンド部2に掴まれ たワークWには傷がつかず、また、ワークWの形状が変わっても保持できる。 なお、エアーアクチュエータ7は、ワークWを損傷しないように設けられたも のであり、オイル、水、その他の弾性アクチュエータとすることができるのは勿 論である。
【0018】 ワーク姿勢状態検出装置4およびワーク位置状態検出装置5は、図3に示す位 置に設置されている。すなわち、ワーク姿勢状態検出装置4は、矢印で示すワー ク搬送経路8の途中である固定台(第2の位置)9の直前に配置され、ワーク位 置状態検出装置5は、固定台9の上方に配置されている。
【0019】 従って、アーム1のハンド部2にハンドリングされたワークWが固定台9の直 前まで搬送されると、その姿勢状態がワーク姿勢状態検出装置4によって検出さ れ、これによりワークWの姿勢状態が正しく整えられる。また、アーム1のハン ド部2にハンドリングされたワークWが固定台9の上方の所定位置まで降下する と、その位置状態がワーク位置状態検出装置5によって検出され、これによりワ ークWの位置状態が正しく整えられる。この後、ワークWを固定台9上に降して 載置する。このとき、ハンド部2の各エアーアクチュエータ7からエアーを外部 へ排出して空気圧によるワークWの保持力を解放する。
【0020】 ワーク姿勢状態検出装置4は、ワークWの背面位置を検出する光センサ10と 、背面下縁位置を検出する光センサ11と、前面下縁位置を検出する光センサ1 2とからなる。光センサ10は平面性を測定し、光センサ11、12は回転成分 を測定する。
【0021】 ワーク位置状態検出装置5は、ワークWの前面位置を検出する光センサ13と 、側面位置を検出する光センサ14とからなる。光センサ13は前後方向のずれ を測定し、光センサ14は左右方向のずれを測定する。
【0022】 ワーク姿勢状態検出装置4とワーク位置状態検出装置5は、この他必要な位置 に配置された光センサ(図示せず)を有している。
【0023】 次に、ワークハンドリング状態補正手段としての制御装置3が行うワークWの 姿勢状態と位置状態の補正制御のプロセスを図4のフローチャートによって説明 する。
【0024】 まず、ワーク姿勢状態検出装置4によってワークWの姿勢状態を検出(平面性 、回転成分の測定)する(ステップS1)。次に、ワーク姿勢状態検出装置4か らのワーク姿勢情報(平面性、回転成分)に基づき、アーム1のハンド部2にハ ンドリングされたワークWが正しいワーク姿勢となるように、アーム駆動回路6 を制御(平面性、回転成分の修正)する(ステップS2)。
【0025】 そして、ステップS1,S2の動作を繰り返し、ワークWの正しい姿勢状態と ワーク姿勢状態検出装置4からのワーク姿勢情報とを比較(ステップS3)した 結果、ワーク姿勢が一定範囲内に収束された場合(OK)には、ワークWの姿勢 状態の補正を終える。この段階でアーム1のハンド部2にハンドリングされたワ ークWは固定台9の上方へ搬送される。
【0026】 続いて、ワーク位置状態検出装置5によってワークWの位置状態を検出(前後 、左右方向のずれの測定)する(ステップS4)。次に、ワーク位置状態検出装 置5からのワーク位置情報(前後、左右方向のずれ)に基づき、アーム1のハン ド部2にハンドリングされたワークWが固定台9上の正しい位置に位置するよう に、アーム駆動回路6を制御(前後、左右のずれの修正)する(ステップS5) 。
【0027】 そして、ステップS4、S5の動作を繰り返し、ワークWの正しい位置とワー ク位置状態検出装置5からのワーク位置情報とを比較(ステップS6)した結果 、ワーク位置が一定範囲内に収束された場合(OK)には、ワークWの位置状態 の補正を終える。この段階でアーム1のハンド部2にハンドリングされたワーク Wは9上に載置される。
【0028】 なお、本実施例は、アーム1のハンド部2にハンドリングされるワークWがカ メラの場合を示したが、本考案は、その他の機器、部品等にも幅広く適用できる 。
【0029】 また、本実施例は、ワーク姿勢状態検出装置4およびワーク位置状態検出装置 5として、光センサ10,11,12,13,14を用いたが、ワークWの姿勢 状態およびワークの位置状態は例えば超音波センサ等、光センサ以外の手段によ っても検出できる。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のロボット装置は、アームのハンド部内側に弾性 アクチュエータ手段を備え、この弾力性を有するアクチュエータでワークを保持 するようにしたので、ハンド部が金属性であってもハンドリングするワークに傷 がつくことはない。また、弾性アクチュエータ手段は変形性があるので、形状の 異なるワークであってもハンドリング可能となる。
【0031】 さらに、ワーク姿勢状態検出手段によってアームにハンドリングされたワーク の姿勢状態を検出し、ワークの姿勢態を、ワークハンドリング状態補正手段にて 正しい状態に補正するようにしたので、ハンド部に掴まれたワークの姿勢状態に バラツキがあっても、アームにハンドリングされたワークは正しい位置へ搬送で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるロボット装置の全体構
成図である。
【図2】実施例のロボット装置のハンド部の横断平面図
である。
【図3】実施例のロボット装置のアームのハンド部にハ
ンドリングされたワークの姿勢状態を検出するワーク姿
勢状態検出装置と位置状態を検出するワーク位置状態検
出装置とを示す図である。
【図4】実施例のロボット装置の制御装置が行う、ワー
クの姿勢状態および位置状態の補正制御のプロセスを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 アーム 2 ハンド部 3 制御装置(ワークハンドリング状態補正手段) 4 ワーク姿勢状態検出装置(ワーク姿勢状態検出手
段) 5 ワーク位置状態検出装置(ワーク姿勢状態検出手
段) 7 エアーアクチュエータ(弾性アクチュエータ手段) 8 搬送経路 9 固定台 W ワーク

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アームのハンド部によりワークを保持す
    るロボット装置において、前記アームのハンド部内側
    に、前記ハンド部とワークとの間に介在するように設け
    られた弾性アクチュエータ手段と、前記アームのハンド
    部にハンドリングされたワークの姿勢状態を検出するワ
    ーク姿勢状態検出手段と、前記ワーク姿勢状態検出手段
    からの情報に基づいて前記アームを駆動しワークの姿勢
    状態を正しい状態に補正するワークハンドリング状態補
    正手段とを設けたことを特徴とするロボット装置。
JP688791U 1991-01-24 1991-01-24 ロボツト装置 Pending JPH04133527U (ja)

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JP688791U JPH04133527U (ja) 1991-01-24 1991-01-24 ロボツト装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005028477A (ja) * 2003-07-09 2005-02-03 Bridgestone Corp 把持装置
JP2020078863A (ja) * 2013-03-26 2020-05-28 株式会社ニコン 自動処理装置、および自動処理方法
JP2020161827A (ja) * 2020-06-05 2020-10-01 東京エレクトロン株式会社 処理システム
US11990323B2 (en) 2016-07-14 2024-05-21 Tokyo Electron Limited Focus ring replacement method and plasma processing system

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