JPH04121848U - 電動調理装置 - Google Patents

電動調理装置

Info

Publication number
JPH04121848U
JPH04121848U JP3217691U JP3217691U JPH04121848U JP H04121848 U JPH04121848 U JP H04121848U JP 3217691 U JP3217691 U JP 3217691U JP 3217691 U JP3217691 U JP 3217691U JP H04121848 U JPH04121848 U JP H04121848U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
notch
power
control plate
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3217691U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2540854Y2 (ja
Inventor
吉弘 塩谷
Original Assignee
株式会社国盛化学
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社国盛化学 filed Critical 株式会社国盛化学
Priority to JP1991032176U priority Critical patent/JP2540854Y2/ja
Publication of JPH04121848U publication Critical patent/JPH04121848U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540854Y2 publication Critical patent/JP2540854Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】本体3にボール容器が装着される前の状態で
は、電源ONスイッチ47あるいは解除スイッチ49が
押下されたとき、電源ONスイッチ47の掛止片47a
が爪部57aにより第3の切欠67内へ侵入すること
が、また解除スイッチ49の掛止片49aがカム面59
aにより第4の切欠69内に侵入することが夫々規制さ
れる。【効果】電源スイッチのON状態を保持すること
ができる電源スイッチにあって、本体にボール容器が未
装着の場合には電源スイッチのON操作を不可能化する
とともに本体にボール容器が取り付けられて電源スイッ
チがON操作されたときには本体からボール容器の取り
外しを不可能化し、作業者の安全性を確保することがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、野菜、チーズなど各種の野調理材料をすりおろしたり、スライス したりする電動調理装置、詳しくは本体にボトル容器を取り付けたときにのみ、 電源スイッチをON操作することを可能化するとともに電源スイッチのON作動 時にはボトル容器の取り外すことを不可能化する電源スイッチ機構に関する。
【0002】
【従来技術】
本出願人は、例えば実開平2−86444号公報に示すように、本体側に弾性 部材により付勢された規制部材を移動可能に取り付けるとともに本体に基端部が 回動可能に支持されたスイッチの先端部を当接させ、本体に対するボトル容器の 装着時に蓋体の作動片ににより規制部材を弾性部材の弾性力に抗して移動させて スイッチの押圧操作を可能化するスイッチ構造を提案した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のスイッチ構造にあっては、電源スイッチのON作動時に はスイッチの押圧状態を保持しなければならず、片方の手で調理材料をボール容 器内に投入したりする際の作業性が悪かった。
【0004】 本考案は、上記した従来の欠点を解決するために考案されたものであり、その 目的とするところは、電源スイッチのON状態を保持することができる電源スイ ッチにあって、本体にボール容器が未装着の場合には電源スイッチのON操作を 不可能化するとともに本体にボール容器が取り付けられて電源スイッチがON操 作されたときに本体からボール容器の取り外しを不可能化し、作業者の安全性を 確保することができる電動調理装置の電源スイッチを提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
このため本考案は、電動モータに連結された回転軸が回転可能に支持されると ともにスイッチ機構が取り付けられた本体と、本体に対して着脱可能に取り付け られ、内部に回転軸が挿通されるボール容器と、ボール容器内に挿通した回転軸 に着脱可能に取り付けられる刃物と、ボール容器の上端開口を覆う蓋とからなる 電動調理装置において、蓋の一部には本体に設けた開口内に侵入する作動部材を 設け、スイッチ機構は、第1および第2の腕部と当接腕部を有し、開口に応じた 本体に回動可能に支持された規制レバーと、常には第1の腕部が開口外の本体内 に位置するように付勢する第1の弾性部材と、スイッチ機構のフレームに上下移 動可能に支持された電源ONスイッチおよび解除スイッチと、常には電源ONス イッチおよび解除スイッチを夫々非操作位置側へ付勢するスイッチ弾性部材と、 フレームにスイッチの操作方向と直交する方向へ移動可能に指示され、電源ON スイッチに応じた箇所に電源ONスイッチの掛止片が侵入可能な第1の切欠、第 1の切欠の一部を塞ぐ爪部と掛止片を第1の切欠へ案内するカム面、解除スイッ チに応じた箇所に解除スイッチの掛止片が侵入可能な第2の切欠、第2の切欠の 側面に設けられたカム面を有した第1の制御板と、第1の制御板に移動可能に支 持され、第1および第2の切欠に応じた箇所に第3および第4の切欠を有した第 2の制御板と、第1および第2の制御板を付勢し、第2の制御板の第3の切欠に 第1の制御板の爪部を位置させる第2の弾性部材とを備えたことを特徴としてい る。
【0006】
【考案の作用】
本考案は上記のように構成されるため、本体に対して蓋が取り付けられたボー ル容器が未装着の状態では、第1の弾性部材の弾性力により回動付勢された規制 レバーの当接腕部が第1のおよび第2の制御板に当接して第2の弾性部材の弾性 力に抗して移動させ、第3の切欠に対して電源ONスイッチの掛止片を、また第 4の切欠に対して解除スイッチの掛止片の侵入を規制し、これらのスイッチの押 下操作を不可能化している。
【0007】 次に、本体に対して蓋が取り付けられたボール容器が装着されると、第2の腕 部に蓋の作動片が当接して規制レバーを第1の弾性部材の弾性力に抗して回動さ せる。
【0008】 これにより第2の制御板は第2の弾性部材の弾性力により第3の切欠が電源O Nスイッチの掛止片に、また第4の切欠が解除スイッチの掛止片と一致するよう に移動される。
【0009】 このため、上記状態で電源ONスイッチが押下操作されると、その掛止片と第 1の切欠のカム面との摺接により第1の制御板を第2の弾性部材の弾性力に抗し て移動させて第1および第2の制御板における第3の切欠に対して掛止片を侵入 させる。
【0010】 上記侵入後、第1の制御板が第2の弾性部材により付勢されているため、第1 および第3の切欠に侵入した掛止片に対して爪部を係合させる。
【0011】 これにより電源ONスイッチが上方へ戻ることを規制している。
【0012】 また、電源ON状態で解除スイッチが押下操作されると、その掛止片と第2の 切欠のカム面との摺接により第1の制御板を第2の弾性部材の弾性力に抗して移 動させ、電源ONスイッチの掛止片に対する爪部の係合を解除して電源ONスイ ッチをOFF作動させる。
【0013】 さらに、電源ONスイッチが押下された状態で、蓋を取り外そうとする場合、 このスイッチの掛止片が第3の切欠ないに侵入して第2の制御板の移動が規制さ れている。
【0014】 このため、上記したように移動が規制された第2の制御板に当接する当接腕部 により規制レバーの回動が規制されるため、開口内に侵入した第1の腕部に蓋の 作動片が当接して蓋の取り外しを規制する。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
【0016】 図1は電動調理装置の概略を示す一部破断斜視図である。
【0017】 電動調理装置1の本体3は下部に駆動部5および駆動部5の一部外周に起立部 7を有している。
【0018】 駆動部5の中心には上下方向に軸線を有した回転軸(図示せず)が回転可能に 支持され、回転軸には電動モータが歯車あるいはベルト(何れも図示せず)を介 して連結されている。
【0019】 駆動部5の上面には複数の取り付け壁11が、回転軸を中心とする同心位置に 一体形成されている。
【0020】 そのうち、対向する一対の取り付け壁11の外周面には係合突部13が一体形 成されている。
【0021】 また、起立部7の側面上部には開口15が形成され、開口15に応じた起立部 7上部内には後述する電源スイッチ機構17が取り付けられている。
【0022】 駆動部5の上部にはボール容器19が取り付けられている。
【0023】 ボール容器19の下部にはスカート部21が各取り付け壁11を結ぶ外径と一 致する内径で一体形成されている。
【0024】 そしてスカート部21の内周面には凹所(図示せず)が各係合突部13の外周 面と一致する深さで形成され、凹所の側方に応じたスカート部21には開口25 が形成されている。
【0025】 ボール容器19の底面中心部には回転軸を挿通する貫通孔が形成された軸受( 図示せず)が取り付けられている。
【0026】 軸受を挿通した回転軸にはスライス用の刃物29が回り止めした状態で着脱可 能に取り付けられている。
【0027】 刃物29のボス31は回転軸の上面および外周を覆うように形成され、その外 周には一対の刃物ブレード33がボール容器19の内周面に向って延出するよう に取り付けられている。
【0028】 ボール容器19の一部外周面には取手35が一体形成されている。
【0029】 また、ボール容器19の上部外周には一対の被係合部37が一体形成されてい る。
【0030】 ボール容器19の上部には蓋39が着脱可能に取り付けられている。
【0031】 蓋39の外周には一対の係合部41が、各被係合部37と係合可能に一体形成 されている。
【0032】 また、蓋39の一部外周には作動片43が開口15内へ侵入可能に一体形成さ れている。
【0033】 図2は電源スイッチ機構の概略を示す略体斜視図である。
【0034】 図3は電源スイッチの分解斜視図である。
【0035】 電源スイッチ機構17のフレーム45には電源ONスイッチ47および解除ス イッチ49が上下方向へ移動可能で、並列状態に配置されている。
【0036】 これら電源ONスイッチ47および解除スイッチ49はスイッチ弾性部材とし ての圧縮ばね51・54により、常に上方に位置するように付勢されている。
【0037】 また、フレーム45および電源ONスイッチ47の軸には掛止片47a・49 aが設けられている。
【0038】 フレーム45の前面側には第1の制御板53が、電源ONスイッチ47および 解除スイッチ49の押圧操作方向と直交する横方向へ移動可能に支持されている 。
【0039】 すなわち、第1の制御板53の一端部はフレーム45の一側に設けられた支持 孔45aに、また他端部はフレーム45の他側に設けられた支持孔45bに支持 されている。
【0040】 この第1の制御板53は縦断面がほぼL時形に形成され、図3に示す右側には 横方向が所定の幅の第1の切欠55が形成されている。
【0041】 この第1の切欠55の右方には電源ONスイッチ47の掛止片47aの厚さと ほぼ一致する幅で左方へ延びる爪部57aおよび爪部57aの左端から右方へ傾 斜して上方へ延びるカム面57bが形成されている。
【0042】 また、図3に示す第1の制御板53の左側には第2の切欠59が形成され、こ の第2の切欠59の右側面には上方から下方へ傾斜するカム面59aが形成され ている。
【0043】 さらに、第1の制御板53の左端部には第1の当接片61が前方へ延出するよ うに一体形成されている。
【0044】 またさらに、第1の制御板53の中央部底面には長孔53aが形成されている 。
【0045】 第1の制御板53には第2の制御板63が横方向へ移動可能に支持されている 。
【0046】 すなわち、第2の制御板63の上部および下部には突部63a・63bが形成 されている。
【0047】 そして上方の突部63aはフレーム45の長孔45cに、また下方の突部63 bは第1の制御板53の長孔53aに移動可能に支持されている。
【0048】 そして第2の制御板63の左端には第2の当接片65が、突部63bが長孔5 3aの右端に位置したとき、第1の当接片61と一致するように形成されている 。
【0049】 また、第2の制御板63の右方には第3の切欠67が、第1の制御板53の第 1の切欠55と一致し、掛止片47aの厚さと一致する幅で形成されている。
【0050】 またさらに、図3に示す第2の制御板63の左方には第4の切欠69が、第1 の制御板53のカム面59aと一致し、掛止片49aの厚さと一致する幅で形成 されている。
【0051】 そして、これらの右端には一端がフレーム45の右側内面に当接した第2の弾 性部材としての第2の弾性部材としての圧縮ばね71の他端が掛止されている。
【0052】 第1の制御板53はこの圧縮ばね71の弾性力により図3に示す左方へ移動す るように付勢されている。
【0053】 フレーム45の下面には基板73が取り付けられ、基板73の中間部には弾性 電極片75およびこの先端部と対向するように電極77が取り付けられている。
【0054】 また、電源ONスイッチ47の軸には電気的絶縁性を有した押圧板79が弾性 電極片75の上方に位置するように取り付けられている。
【0055】 そして電源ONスイッチ47が押下操作されたとき、押圧板79が当接する弾 性電極片75は弾性変形してその先端部を電極77に当接させる。
【0056】 これら弾性電極片75および電極77は電動モータの駆動回路に接続されてい る。
【0057】 開口15に応じた起立部7内には規制レバー81が回動可能に支持され、規制 レバー81には一端が起立部7の内面に掛止された第1の弾性部材としての線ば ね83の他端が掛止されている。
【0058】 そして規制レバー81は線ばね83の弾性力により図2に示す時計方向へ回動 付勢されている。
【0059】 規制レバー81には第1および第2の腕部85・87と当接腕部89とが一体 形成されている。
【0060】 第1の腕部85は、規制レバー81が線ばね83の弾性力により時計方向へ回 動付勢されたとき、開口15に対して非侵入状態になっている。
【0061】 反対に、第2の腕部87は規制レバー81が線ばね83の弾性力により時計方 向へ回動付勢されたとき、開口15内へ侵入状態となっている。
【0062】 また、当接腕部89は、規制レバー81が線ばね83の弾性力により時計方向 へ回動付勢されたとき、第1の制御板53の第1の当接片61および第2の制御 板63の第2の当接片65の双方に当接して第1の制御板53と第2の制御板6 3とを、圧縮ばね71の弾性力に抗して図3に示す右方へ移動させるように形成 されている。
【0063】 次に、上記のように構成された電動調理装置1の作用を図2、図4〜図7にし たがって説明する。
【0064】 図4は本体3に蓋39を取り付けた状態を示す略体斜視図である。
【0065】 図5は電源スイッチのON状態を示す略体斜視図である。
【0066】 図6は解除スイッチの操作状態を示す略体斜視図である。
【0067】 図7は電源ON状態で蓋を取り外そうとしたときの状態を示す略体斜視図であ る。
【0068】 まず、本体3に、蓋39が取り付けられたボール容器19を装着する前の状態 について説明すると、規制レバー81は線ばね83の弾性力により時計方向へ回 動付勢されている。
【0069】 このとき、第1の腕部85は開口15外に位置するとともに第2の腕部87は 開口15内に位置している。
【0070】 また、当接腕部89は第1の制御板53の第1の当接片61および第2の制御 板63の第2の当接片65に夫々当接し、圧縮ばね71の弾性力に抗して第1の 制御板53および第2の制御板63を図2に示す右方へ移動させている。
【0071】 この状態において、第2の制御板63の第3の切欠67には爪部57aが、ま た第4の切欠69にはカム面59aが位置している。
【0072】 このため、上記の状態で電源ONスイッチ47あるいは解除スイッチ49が押 下されたとき、電源ONスイッチ47の掛止片47aが爪部57aにより第3の 切欠67内へ侵入することが、また解除スイッチ49の掛止片49aがカム面5 9aにより第4の切欠69内に侵入することが夫々規制される。
【0073】 これにより、電源ONスイッチ47および解除スイッチ49の押下操作を不可 能化している。
【0074】 上記状態にて駆動部5の取り付け壁11に対し、ボール容器19を、係合突部 13と凹所とが係合し、かつ軸受の貫通孔内に回転軸が挿通するように取り付け る。
【0075】 次にボール容器19内の回転軸に刃物29を取り付けた後、ボール容器19の 上端開口を覆うように蓋39を回動操作して被係合部37に係合部41を係合さ せる。
【0076】 このとき、蓋39の作動片43は開口15内に侵入して第2の腕部87に当接 し、規制レバー81を線ばね83の弾性力に抗して反時計方向へ回動させる。
【0077】 このため、規制レバー81の当接腕部89と第1の制御板53の第1の当接片 61および第2の制御板63の第2の当接片65との当接が解除され、これら第 1の制御板53および第2の制御板63は圧縮ばね71の弾性力により左方向へ 移動される。
【0078】 また、反時計方向に対する規制レバー81の回動にともなって第1の腕部85 が開口15内に侵入される。
【0079】 上記状態にて、ボール容器19内に投入された調理材料をスライスするために 電源ONスイッチ47が押下操作されると、電源ONスイッチ47はその下動に ともなって掛止片47aをカム面57bに摺接させて第1の制御板53を圧縮ば ね71の弾性力に抗して左方へ移動させて第1の切欠55と第3の切欠67を一 致させる。
【0080】 これにより第3の切欠67内に対する掛止片47aの侵入により電源ONスイ ッチ47の押圧操作が可能化される。
【0081】 そして掛止片47aが第3の切欠67内に侵入すると、圧縮ばね71の弾性力 により第1の制御板53が左方へ戻されて第3の切欠67に第1の制御板53の 爪部57aが位置される。
【0082】 これにより電源ONスイッチ47が上方へ移動することが規制される。
【0083】 そして電源ONスイッチ47の押下時に、押圧板79が弾性電極片75に当接 して弾性変形させ、その先端部を電極77に接触させることにより電動モータの 駆動回路がON作動される。
【0084】 これにより駆動する電動モータにより刃物29が所定の方向へ回転し、ボール 容器19内の調理材料が所望の状態にスライスされる。
【0085】 この状態にて解除スイッチ49が押下されると、第2の切欠59のカム面59 aに摺接する掛止片49aにより第1の制御板53が圧縮ばね71の弾性力に抗 して右方へ移動し、第1の切欠55と第3の切欠67とを一致させる。
【0086】 これにより掛止片47aと爪部57aとの係合が解除されるため、電源ONス イッチ47は圧縮ばね51の弾性力により非押下位置に戻って弾性電極片75と 電極77との当接を解除し、電動モータの駆動回路をOFF作動させる。
【0087】 一方、電源ONスイッチ47のON状態において蓋39を取り外そうとする場 合について説明する。
【0088】 上記したように電源ONスイッチ47のON操作状態においては、掛止片47 aは第3の切欠67内に位置するとともに爪部57aによりその抜け出しが規制 されている。
【0089】 これにより第2の制御板63は第3の切欠67内に位置する掛止片47aとの 係合によりその移動が規制されている。
【0090】 上記状態にてボール容器19内の調理材料を取り出すために蓋39が図1に示 す反時計方向へ回動操作されると、規制レバー81は移動が規制された第2の制 御板63の第2の当接片65と当接腕部89との当接により時計方向に対する移 動が規制される。
【0091】 これにより、開口15内における第1の腕部85の侵入状態が保たれるため、 この第1の腕部85に当接する作動片43により蓋39の回動、したがって取り 外しが規制される。
【0092】 したがって、電源ONスイッチ47のON操作時には、ボール容器19から蓋 39を取り外すことが不可能化されるため、回転する刃物29による作業者の怪 我を防止している。
【0093】 なお、解除スイッチ49の操作により電源ONスイッチ47が電源OFF位置 へ移動されると、電源ONスイッチ47の掛止片47aが第3の切欠67から抜 け出すため、第2の制御板63の移動が可能化される。
【0094】 このため、上記状態にて蓋39が反時計方向へ回動されると、第2の腕部87 に対する作動片43の当接が解除されるにしたがって規制レバー81は線ばね8 3の弾性力により時計方向へ回動し、第1の腕部85を開口15外に位置させる 。
【0095】 これにより、作動片43は第1の腕部85に当接しないため、蓋39の取り外 しが可能化される。
【0096】 このように本実施例は、電源ONスイッチ47のON操作時には第3の切欠6 7に係合した掛止片47aにより移動が規制された第2の制御板63の第2の当 接片65と当接腕部89との当接により第1の腕部85を開口15内に位置させ 、これに当接する作動片43により蓋39の回動を規制するため、刃物29が回 転しているボール容器19から蓋39を取り外すことを不可能化して作業者の安 全性を図っている。
【0097】
【考案の効果】
このため本考案は、電源スイッチのON状態を保持することができる電源スイ ッチにあって、本体にボール容器が未装着の場合には電源スイッチのON操作を 不可能化するとともに本体にボール容器が取り付けられて電源スイッチがON操 作されたときには本体からボール容器の取り外しを不可能化し、作業者の安全性 を確保することができる電動調理装置の電源スイッチを提供することが可能であ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動調理装置の概略を示す一部破断斜視図であ
る。
【図2】電源スイッチ機構の概略を示す略体斜視図であ
る。
【図3】電源スイッチの分解斜視図である。
【図4】本体に蓋を取り付けた状態を示す略体斜視図で
ある。
【図5】電源スイッチのON状態を示す略体斜視図であ
る。
【図6】解除スイッチの操作状態を示す略体斜視図であ
る。
【図7】電源ON状態で蓋を取り外そうとしたときの状
態を示す略体斜視図である。1:電動調理装置 3:本体 5:駆動部 7:起立部 15:開口 17:電源スイッチ機構 19:ボール容器 29:刃物 39:蓋 43:作動片 47:電源ONスイッチ 47a:掛止片 49:解除スイッチ 49a:掛止片 53:第1の制御板 55:第1の切欠 57a:爪部 57b:カム面 59:第2の切欠 63:第2の制御板 67:第3の切欠 69:第4の切欠 71:第2の弾性部材としての圧縮ばね 81:規制レバー 83:第1の弾性部材としての線ばね

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータに連結された回転軸が回転可能
    に支持されるとともにスイッチ機構が取り付けられた本
    体と、本体に対して着脱可能に取り付けられ、内部に回
    転軸が挿通されるボール容器と、ボール容器内に挿通し
    た回転軸に着脱可能に取り付けられる刃物と、ボール容
    器の上端開口を覆う蓋とからなる電動調理装置におい
    て、蓋の一部には本体に設けた開口内に侵入する作動部
    材を設け、スイッチ機構は、第1および第2の腕部と当
    接腕部を有し、開口に応じた本体に回動可能に支持され
    た規制レバーと、常には第1の腕部が開口外の本体内に
    位置するように付勢する第1の弾性部材と、スイッチ機
    構のフレームに上下移動可能に支持された電源ONスイ
    ッチおよび解除スイッチと、常には電源ONスイッチお
    よび解除スイッチを夫々非操作位置側へ付勢するスイッ
    チ弾性部材と、フレームにスイッチの操作方向と直交す
    る方向へ移動可能に指示され、電源ONスイッチに応じ
    た箇所に電源ONスイッチの掛止片が侵入可能な第1の
    切欠、第1の切欠の一部を塞ぐ爪部と掛止片を第1の切
    欠へ案内するカム面、解除スイッチに応じた箇所に解除
    スイッチの掛止片が侵入可能な第2の切欠、第2の切欠
    の側面に設けられたカム面を有した第1の制御板と、第
    1の制御板に移動可能に支持され、第1および第2の切
    欠に応じた箇所に第3および第4の切欠を有した第2の
    制御板と、第1および第2の制御板を付勢し、第2の制
    御板の第3の切欠に第1の制御板の爪部を位置させる第
    2の弾性部材とを備えた電動調理装置。
JP1991032176U 1991-04-09 1991-04-09 電動調理装置 Expired - Lifetime JP2540854Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991032176U JP2540854Y2 (ja) 1991-04-09 1991-04-09 電動調理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991032176U JP2540854Y2 (ja) 1991-04-09 1991-04-09 電動調理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04121848U true JPH04121848U (ja) 1992-10-30
JP2540854Y2 JP2540854Y2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=31915199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991032176U Expired - Lifetime JP2540854Y2 (ja) 1991-04-09 1991-04-09 電動調理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2540854Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4896765A (ja) * 1972-03-22 1973-12-10
JPS50125062A (ja) * 1974-03-22 1975-10-01
JPS5856332A (ja) * 1981-09-30 1983-04-04 Hitachi Ltd マスクの欠陥修正方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4896765A (ja) * 1972-03-22 1973-12-10
JPS50125062A (ja) * 1974-03-22 1975-10-01
JPS5856332A (ja) * 1981-09-30 1983-04-04 Hitachi Ltd マスクの欠陥修正方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2540854Y2 (ja) 1997-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4297038A (en) Electric blender
US4335860A (en) Electric household blender with motor enabled by lid locking
US3924169A (en) Mixer with speed control
EP0161897B1 (en) Scroller jig saw
JPS5927221B2 (ja) 電動調理器の安全装置
JPS6150606B2 (ja)
GB2061442A (en) Domestic electrical food processing appliance
JPH04121848U (ja) 電動調理装置
CA1118408A (en) Safety lock-switch system for household blenders
US4321741A (en) Method for protecting the feed tube of a food processor
JPH0740267Y2 (ja) 電動調理装置の電源スイッチ構造
JPH0529832Y2 (ja)
JPS6237676Y2 (ja)
JPH0440612Y2 (ja)
JPS5981098A (ja) 食品スライサ−の刃物カバ−の安全装置
JP3771168B2 (ja) 電動調理器
JPH0440613Y2 (ja)
JPH0349631Y2 (ja)
JP2540853Y2 (ja) 小型電動調理装置の安全スイッチ機構
JPH0126354Y2 (ja)
JPS6240794Y2 (ja)
JPH10289639A (ja) 傾斜スイッチ装置
JPH0646445Y2 (ja) 調理機
JPS6150605B2 (ja)
JPH0428541Y2 (ja)