JP2503216Y2 - ピラ―ドハ―ドトップ車のモ―ル取付け構造 - Google Patents

ピラ―ドハ―ドトップ車のモ―ル取付け構造

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JP2503216Y2
JP2503216Y2 JP1989118790U JP11879089U JP2503216Y2 JP 2503216 Y2 JP2503216 Y2 JP 2503216Y2 JP 1989118790 U JP1989118790 U JP 1989118790U JP 11879089 U JP11879089 U JP 11879089U JP 2503216 Y2 JP2503216 Y2 JP 2503216Y2
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JP
Japan
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flange
molding
weather strip
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pair
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JPH0360424U (ja
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善一 立川
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Toyota Motor East Japan Inc
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Kanto Auto Works Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、センタピラーに取付けられたリテーナに装
着されたウエザストリップの中央部分にモールを取付け
るためのピラードハードトップ車のモール取付け構造に
関するものである。
〔従来の技術〕 第4図はこの種のドアガラス14に当接するウエザスト
リップを示すもので、センタピラー1に装着されたリテ
ーナ2に、車両前後方向に両側のウエザストリップ部
4、4aよりなるウエザストリップが装着されている。そ
して、リテーナ2の中央部分には、クリップ6を収容す
るために空間2aを形成する平坦面2bが突設されている。
これにより、クリップ6は、モール5の両端縁をウエザ
ストリップに抑え込んだ状態で平坦面2bの穴に挿入さ
れ、その突起6aが平坦面2bに係止されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
つまり、クリップ6がリテーナ平坦面2bの穴に装着さ
れているために、モール5にガタを生じ易く、クリップ
取付けのスペースも広くなるために意匠上の自由度がな
かった。また、クリップを穴に係入させる構造では、予
めウエザストリップにクリップをセットして穴が見えな
くなると、取付け作業が難しくなる。組付け作業に際し
てウエザストリップ4、4aをリテーナ2に取付けた後に
モール5を別に取付けねばならなかった。
よって、本考案は、取付け作業性を向上させ、意匠上
も有利なピラードハードトップ車のモール取付け構造を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、この目的を達成するために、前後のリテー
ナ部分の互に隣り合う端部には、センタピラー中央部分
で車室外方向へ突出し、かつ背合せ状態で溶接されて上
下方向へ延在するフランジを形成し、モール裏面には、
前記モールをフランジに支持させるための一対のクリッ
プを上下方向へ複数対設けると共に、各対のクリップ
は、モール裏面をウエザストリップの中央部分に当接さ
せるようにこの中央部分を貫通し、かつフランジを挟持
する両側の脚部と、フランジ側面に形成された長穴に係
止されるように、両側の脚部にそれぞれ形成された爪と
から構成し、さらに、各対の脚部は、爪が互に当たらな
いように上下方向へオフセットさせると共に、各対の爪
間の上下方向の幅は、長穴の幅にいずれか1個所のみ一
致させ、残りの長穴の幅にはクリアランスを持たせてあ
ることを特徴とする。
〔作用〕
モールは、そのクリップがウエザストリップ中央部分
を貫通した状態でウエザストリップに装着される。クリ
ップの脚部がフランジを挟持した状態で、脚部の爪がフ
ランジの長穴に係止される。その際、いずれかの対の脚
部が一致した幅の長穴で上下方向へ位置決めされ、残り
の長穴にはクリアランスを伴って容易に係止される。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は、本考案の一実施例によるピラー
ドハードトップ車のモール取付け構造を示す。
第1図において、10は断面三角形状に突出したセンタ
ピラー1に取付けられたリテーナであり、前後両側のリ
テーナ部分10a、10bから構成されている。それぞれの外
端には、ウエザストリップ15の底面端部15aを係止する
溝11が形成されている。一方、内端には、車幅方向への
突出部を背合せ状態で溶接してフランジ12が形成されて
いる。
モール19の裏面には、フランジ12を挟持する位置に一
体に形成された一対のクリップ20が、上下方向に複数対
配列されている。このクリップは、フランジ12を弾性的
に挟持する脚部21と、フランジ側面に形成された爪係止
用の長穴12aに係止される爪22と、ウエザストリップ15
の穿孔15cの前後両側の周縁部15bをモール裏面との間に
係合させる溝23aを形成する突起23とより形成されてい
る。爪22には、先方に向けてフランジ12から離反する方
向に傾斜した爪案内面22aが形成されている。対状の脚
部21は、互の爪22が当たらないように上下方向へオフセ
ットされている。双方の爪22の外端間の幅は、長穴12a
の幅にいずれか1個所のみほぼ一致させ、残りの係止穴
の幅にはクリアランスを持たせてある。
組立に際しては、予めウエザストリップ15の穿孔15c
にクリップ20を嵌入させて、ウエザストリップ15をモー
ル19の裏面及び突起23間の溝23aに係合させる。次い
で、双方の脚部21の爪案内面22aをフランジ12の先端に
当接させ、さらに押すことによりフランジ面から離反さ
せつつ滑動させ、爪22を長穴12aに滑入・係止させると
共に、ウエザストリップ15の底部を溝11に嵌入させ、ト
リム8にも当接させた状態でリテーナ10に装着する。爪
22が長穴12aに一個所で固定され、残りはクリアランス
により容易に係止される。これにより、モール19は、ウ
エザストリップ中央部分に装着されてフランジ12に拘束
される。
尚、前述の実施例によるクリップは、モールに一体成
形することなく、第4図に示すようにモール裏面に形成
された空間部に係止されるように別体に形成することも
できる。
〔考案の効果〕
以上、本考案によれば、モールをリテーナに取付ける
際に、そのフランジをクリップの脚部で挟み込んでその
爪をフランジに係止させるために、モール位置の精度を
出し易く、ガタも生じ難くなる。さらに、モールの取付
けに必要なスペースも小さくできるために、モール、リ
テーナの突出部分及びウエザストリップ中央部分の形状
を小さくでき、意匠上の自由度も大きくなる。挟み込み
式のために、ウエザストリップはモールを予めセットし
た状態でリテーナに取付けることができ、作業性が向上
する。その際、各対の爪間幅は、長穴の幅にいずれか1
個所のみで一致させ、残りの長穴の幅にはクリアランス
を持たせてあることにより、位置精度を確保して組付け
作業を容易にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例によるモール部分の断面図、
第2図は同実施例によるモール裏面の部分斜視図、第3
図は同実施例のモール部分の分解斜視図及び第4図は従
来のウエザストリップの断面図である。 1……センタピラー、10……リテーナ、12……フラン
ジ、12a……長穴、14……ドアガラス、15……ウエザス
トリップ、19……モール、20……クリップ、21……脚
部、22……爪。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタピラーに取付けられたリテーナの前
    後のリテーナ部分に装着され、かつ前後のドアガラスに
    当接するウエザストリップの中央部分に、モールを取付
    けるためのピラードハードトップ車のモール取付け構造
    において、 前後のリテーナ部分の互に隣り合う端部には、センタピ
    ラー中央部分で車室外方向へ突出し、かつ背合せ状態で
    溶接されて上下方向へ延在するフランジを形成し、 モール裏面には、前記モールを前記フランジに支持させ
    るための一対のクリップを上下方向へ複数対設けると共
    に、各対の前記クリップは、前記モール裏面をウエザス
    トリップの中央部分に当接させるようにこの中央部分を
    貫通し、かつ前記フランジを挟持する両側の脚部と、前
    記フランジ側面に形成された長穴に係止されるように、
    前記両側の前記脚部にそれぞれ形成された爪とから構成
    し、 さらに、前記各対の前記脚部は、前記爪が互に当たらな
    いように上下方向へオフセットさせると共に、前記各対
    の前記爪間の上下方向の幅は、前記長穴の幅にいずれか
    1個所のみ一致させ、残りの前記長穴の幅にはクリアラ
    ンスを持たせてある、ことを特徴とするピラードハード
    トップ車のモール取付け構造。
JP1989118790U 1989-10-12 1989-10-12 ピラ―ドハ―ドトップ車のモ―ル取付け構造 Expired - Lifetime JP2503216Y2 (ja)

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JPH0360424U JPH0360424U (ja) 1991-06-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6453301B1 (en) * 2000-02-23 2002-09-17 Sony Corporation Method of using personal device with internal biometric in conducting transactions over a network
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JPH01145619U (ja) * 1988-03-16 1989-10-06
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