JPH0536764Y2 - - Google Patents

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JPH0536764Y2
JPH0536764Y2 JP1987112759U JP11275987U JPH0536764Y2 JP H0536764 Y2 JPH0536764 Y2 JP H0536764Y2 JP 1987112759 U JP1987112759 U JP 1987112759U JP 11275987 U JP11275987 U JP 11275987U JP H0536764 Y2 JPH0536764 Y2 JP H0536764Y2
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JP
Japan
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side rail
roof side
molded ceiling
side edge
inner panel
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JP1987112759U
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JPS6417853U (ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は成形天井の端部取付構造に関するも
のである。
(従来技術) 第4図および第5図は車体のルーフサイドレー
ル部にパツシブシートベルトのガイドレールを備
えた自動車を示したものである。即ち、この自動
車では、ルーフサイドレール1のルーフサイドレ
ールインナーパネル3と成形天井5との間に、下
方に開口し、車体前後方向に沿つた断面コの字状
のガイドレール7が取り付けられている。このガ
イドレール7内には、アンカープレート9を取付
けた摺動子11がガイドレール7に沿つて摺動自
在に取付けられている。
したがつて、このようなガイドレール7が取付
けられた自動車では、アンカープレート9に取付
けられたウエビング15が車体前後方向に沿つて
摺動可能となる。なお、第5図において符号17
はルーフサイドレールインナーパネル3と成形天
井5との間に配置されたハーネスを示しており、
符号19はルーフパネルを示し、符号21はルー
フサイドレール1にウエザストリツプ23を介し
て取付けられたウインドシールドガラスを示した
ものである。
ところで、通常、成形天井5をルーフサイドレ
ール1に固定する場合には、成形天井5の平面部
とルーフサイドレールインナーパネル3との間に
クリツプ等を装着することによつて行われている
(実開昭50−48314)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した如く、ルーフサイドレ
ールインナーパネル3にガイドレール7が取付け
られたり、成形天井5の曲部5a裏面にハーネス
17等が配置される場合には、成形天井5にクリ
ツプ座となる十分な平面部を確保することが困難
であつた。すなわち、成形天井5の側縁部は曲部
5aをもつて構成されており、ガイドレール7等
が存在すると、この曲部5aとガイドレール7と
の間の僅かな範囲でしか平面部Pが残らない。
そこで従来の構造では、成形天井5に図示しな
いブラケツトを別途取付け、そのブラケツトにク
リツプ座を設けて成形天井5を取付けるようにし
ていた。
したがつて、このようなガイドレール7が取付
けられる自動車では、成形天井の端部をルーフサ
イドレールインナーパネル3に取付るに際し、取
付部品が多く、またその作業が煩雑であつた。
そこで、この考案は、成形天井の端部を取付け
るにあたり、取付けスペースが少なく、しかも取
付作業が容易な成形天井の端部取付構造の提供を
目的とする。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案では、成形天井の側縁部の面方
向をルーフサイドレールの内面に対してほぼ直角
に交差するように形成し、この側縁部に支持孔を
穿設し、前記ルーフサイドレールの内面に取付孔
を設け、前記側縁部の支持孔に自由端が側縁部の
面方向に沿うように差し込まれて支持されるコの
字状のフツク部と、このフツク部と接近しかつ、
対向するように連結され前記ルーフサイドレール
の取付孔に前記差し込み方向と同じ方向に押し込
まれ嵌入されるクリツプ部とからなる弾性体のリ
テーナを設け、このリテーナにより成形天井の端
部をルーフサイドレールに取付スペースを少なく
して取付けるようにしたものである。
(作用) 上記構成では、成形天井の側縁部の面方向がル
ーフサイドレールの内面に対して交差し、この側
縁部の支持孔にクリツプを支持してクリツプを側
縁部面方向に突出させ、このクリツプをルーフサ
イドレールの取付孔に嵌入させ、小さなスペース
で成形天井の固定が行なえる。
(実施例) 以下、図面に示した実施例を参照しながら本考
案を説明する。
第1図は本考案に係る成形天井の端部取付構造
を備えた自動車の一部を示したものである。
この自動車では、車体の天井に取付けられる成
形天井31の側縁部33が、上側に湾曲して成形
されている。従つて、成形天井31の側縁部33
の面方向がルーフサイドレールの内面であるルー
フサイドレールインナーパネル34の取付面34
aに対して交差(図面では直交)するように構成
されている。また、その側縁部33には支持孔3
5が穿設されている。
一方、ルーフサイドレールインナーパネル34
における上記成形天井31の取付面34aには、
取付孔41が穿設されている。
これら成形天井31とルーフサイドレールイン
ナーパネル34との間に装着されるクリツプとし
てのリテーナ43は、板ばね等の弾性体からな
り、2つの係止部、即ち、略コの字状に成形され
たフツク部45と、開口47を備えた方形状のク
リツプ部49とを有している。なお、第1図にお
いて、符号51は、クリツプ53によつてルーフ
サイドレールインナーパネル34に取付けられた
ガーニツシユを示したものである。
以下に、このリテーナ43による成形天井31
とルーフサイドレールインナーパネル34との取
付について説明する。
まず、第2図のように成形天井31の側縁部3
3は、ルーフサイドレールインナーパネル34の
取付部付近に配置される。そして、この成形天井
31の支持孔35内にリテーナ43のフツク部4
5を差し込むと同時に、ルーフサイドレールイン
ナーパネル34の取付孔41内にリテーナ43の
クリツプ部49を嵌入し、成形天井31の側縁部
33をルーフサイドレールインナーパネル34に
取付ける。従つて、取付け作業が極めて簡単であ
ると共に、側縁部33がルーフサイドレールイン
ナーパネル34に直交しているため取付スペース
が小さくてよく、ガイドレール37を取付けても
支障はない。
また、これらの取付は、第3図に示したよう
に、リテーナ43のフツク部45を成形天井31
に仮止めし、その後リテーナ43のクリツプ部4
9をルーフサイドレールインナーパネル34に装
着することもできる。
なお、上記実施例において、成形天井31の側
縁部33に形成した支持孔35のフツク差し込み
面の形成方向と、ルーフサイドレールインナーパ
ネル34とのなす角θは、リテーナ43のフツク
部45とクリツプ49との差し込みを同時にかつ
容易に行えるよう略90°に設定されることが好ま
しいが、これに限定されず、ルーフサイドレール
インナーパネル34の取付面34aに対し90°よ
り傾斜したものでもよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る成形天井の端
部取付構造では、成形天井の側縁部の面方向がル
ーフサイドレールの内面に交差しているため、取
付けに要するスペースが少なく、かつ特別なブラ
ケツトが必要なく取付作業が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る成形天井の端
部取付構造が採用された自動車の車体天井部の断
面図、第2図および第3図はそれぞれ第1図に用
いられたリテーナの取付けを示した断面図、第4
図はガイドレールを示し、従来の成形天井の端部
取付構造を備えた自動車の概略透視側面図、第5
図は第4図における−線断面図である。 31……成形天井、33……側縁部、35……
支持孔、34……ルーフサイドレールインナーパ
ネル、41……取付孔、43……リテーナ(クリ
ツプ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 成形天井の側縁部の面方向をルーフサイドレー
    ルの内面に対してほぼ直角に交差するように形成
    し、この側縁部に支持孔を穿設し、前記ルーフサ
    イドレールの内面に取付孔を設け、前記側縁部の
    支持孔に自由端が側縁部の面方向に沿うように差
    し込まれて支持されるコの字状のフツク部と、こ
    のフツク部と接近しかつ、対向するように連結さ
    れ前記ルーフサイドレールの取付孔に前記差し込
    み方向と同じ方向に押し込まれ嵌入されるクリツ
    プ部とからなる弾性体のリテーナを設け、このリ
    テーナにより成形天井の端部をルーフサイドレー
    ルに取付スペースを少なくして取付けるようにし
    たことを特徴とする成形天井の端部取付構造。
JP1987112759U 1987-07-24 1987-07-24 Expired - Lifetime JPH0536764Y2 (ja)

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JPS6417853U JPS6417853U (ja) 1989-01-30
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JPS5367213U (ja) * 1976-11-04 1978-06-06
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