JPH0613369Y2 - 部品固定具の結合構造 - Google Patents
部品固定具の結合構造Info
- Publication number
- JPH0613369Y2 JPH0613369Y2 JP5925887U JP5925887U JPH0613369Y2 JP H0613369 Y2 JPH0613369 Y2 JP H0613369Y2 JP 5925887 U JP5925887 U JP 5925887U JP 5925887 U JP5925887 U JP 5925887U JP H0613369 Y2 JPH0613369 Y2 JP H0613369Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic arm
- fixing
- tip
- locking hole
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connection Of Plates (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案は、自動車の車体などに部品などを取付けるため
の固定具に関する。
の固定具に関する。
従来の技術 種々の部品などを支持体に取り付けるに当って、それぞ
れに部品固定用の部材を形成しておき、これらを装着嵌
合することにより部品を固定することが普通に行われて
いる。そのうちでも、たとえば自動車の組立に際して車
体に部品などを固定するに当っては、第３〜４図に示す
ように、車体の一部の係止用の穴ａを有するブラケット
ｂを形成しておき、一方部品ｃの側面などに設けた枠状
の固定部ｄには係合爪ｆを有する弾性アームｅを形成
し、ブラケットｂを固定部ｄに挿入することにより係止
穴ａと係合爪とを係合させるなどの方法が用いられてい
た。
れに部品固定用の部材を形成しておき、これらを装着嵌
合することにより部品を固定することが普通に行われて
いる。そのうちでも、たとえば自動車の組立に際して車
体に部品などを固定するに当っては、第３〜４図に示す
ように、車体の一部の係止用の穴ａを有するブラケット
ｂを形成しておき、一方部品ｃの側面などに設けた枠状
の固定部ｄには係合爪ｆを有する弾性アームｅを形成
し、ブラケットｂを固定部ｄに挿入することにより係止
穴ａと係合爪とを係合させるなどの方法が用いられてい
た。
解決しようとする問題点 このような従来の部品固定具においては、ブラケットｂ
と固定部ｄを嵌着する作業を容易にするために固定部の
挿入窓をブラケットの寸法より大き目に形成する必要が
あった。この場合、ブラケットと挿入窓との隙間がある
ために、自動車車体の振動に伴って異音が発生するとい
う問題があった。
と固定部ｄを嵌着する作業を容易にするために固定部の
挿入窓をブラケットの寸法より大き目に形成する必要が
あった。この場合、ブラケットと挿入窓との隙間がある
ために、自動車車体の振動に伴って異音が発生するとい
う問題があった。
さらにまた、かかるブラケットは車体の特定位置に精度
よく形成される必要があり、部品取付位置の変更が困難
であるという欠点があった。
よく形成される必要があり、部品取付位置の変更が困難
であるという欠点があった。
そこで本考案は部品がガタつきがないよう緊密に固定で
き、取付位置の変更も容易な部品固定具を提供しようと
するものである。
き、取付位置の変更も容易な部品固定具を提供しようと
するものである。
問題点を解決するための手段 前述のような本考案の目的は、断面Ｌ形に折曲げて形成
した先端部を有する板状部材の折曲げ線より後方に係止
孔を設けてなる支持体に対し、該先端部の背面に当接で
きる基底部と該基底部の一端から立設されて該板状部材
の背面を押圧することができる弾性アームであって該係
止孔に嵌合できる係合部を有するものと該基底部の他端
から該弾性アームと対向するよう立設され該先端部の端
縁を係止できる係止突起とを備えた固定用構造体を、装
着嵌合してなる部品固定具の結合構造によって達成でき
る。
した先端部を有する板状部材の折曲げ線より後方に係止
孔を設けてなる支持体に対し、該先端部の背面に当接で
きる基底部と該基底部の一端から立設されて該板状部材
の背面を押圧することができる弾性アームであって該係
止孔に嵌合できる係合部を有するものと該基底部の他端
から該弾性アームと対向するよう立設され該先端部の端
縁を係止できる係止突起とを備えた固定用構造体を、装
着嵌合してなる部品固定具の結合構造によって達成でき
る。
作用 上記のような構造を有する本考案の部品固定具は、弾性
アームが板状部材の背面を常時押圧するようになってい
るので嵌合後もガタが発生しない。
アームが板状部材の背面を常時押圧するようになってい
るので嵌合後もガタが発生しない。
実施例 本考案の部品固定具の構造を、第１〜２図の例によって
説明する。
説明する。
１は自動車の車体を構成する鋼板の端部でＬ形に折曲げ
られた部分１１を有する支持体であり、係止孔１２が設
けてある。２は支持体１に固定する部品たとえばワイヤ
ーハーネス用プロテクタなどであり、その一側には固定
用構造体３が形成してある。部品２がたとえば硬質プラ
スチックスなどで形成されているときは、部品２と固定
用構造体３とは一体成形によって形成されていてもよ
い。固定用構造体３が別体として形成されたものである
ときは別途適宜の手段で部品２に固着されてよく、この
ときはそれぞれの構成材質は同じであっても異っていて
もよい。
られた部分１１を有する支持体であり、係止孔１２が設
けてある。２は支持体１に固定する部品たとえばワイヤ
ーハーネス用プロテクタなどであり、その一側には固定
用構造体３が形成してある。部品２がたとえば硬質プラ
スチックスなどで形成されているときは、部品２と固定
用構造体３とは一体成形によって形成されていてもよ
い。固定用構造体３が別体として形成されたものである
ときは別途適宜の手段で部品２に固着されてよく、この
ときはそれぞれの構成材質は同じであっても異っていて
もよい。
固定用構造体３は、基端部３１を挟んで弾性アーム３２
と抑え部３３とが対向するように立設され、全体として
コ字状に構成されている。弾性アーム３２の腹面には係
止孔１２に係合できる係合突起３４が形成され、また抑
え部３３の腹面には支持体１の先端縁１３と係合できる
係止突起３５が形成されている。
と抑え部３３とが対向するように立設され、全体として
コ字状に構成されている。弾性アーム３２の腹面には係
止孔１２に係合できる係合突起３４が形成され、また抑
え部３３の腹面には支持体１の先端縁１３と係合できる
係止突起３５が形成されている。
このような固定用構造体３を支持体１に対し挿着嵌合さ
せると、支持体の先端縁１３が係止突起３５に係止さ
れ、係止孔１２が係合突起３４に係止されると共に、支
持体の端部１１の背面が基底部３１の面に当接して固定
される。この際、弾性アーム３２は支持体１の背面に圧
着されるので、これらの間にガタが生ずることがない。
せると、支持体の先端縁１３が係止突起３５に係止さ
れ、係止孔１２が係合突起３４に係止されると共に、支
持体の端部１１の背面が基底部３１の面に当接して固定
される。この際、弾性アーム３２は支持体１の背面に圧
着されるので、これらの間にガタが生ずることがない。
また、抑え部３３の側縁に設けられた立上り壁部３６は
支持体１の側縁１４に当接して固定用構造体３の嵌合の
際のガイド用部材として機能し、固定具の位置決めを容
易にするのに有用である。
支持体１の側縁１４に当接して固定用構造体３の嵌合の
際のガイド用部材として機能し、固定具の位置決めを容
易にするのに有用である。
本考案の部品固定具の結合構造は、部品などをガタつき
がなく確実に固定できるから、振動によって異音が発生
することがない。また板状支持体の端部がＬ形に折曲げ
てある部分でさえあれば、係止孔を設けるだけでどのよ
うな場所にでも形成することができる。従って自動車な
どの車体の場合などでは、構成する鋼板部材の縁がＬ型
に折曲げてあるので特にブラケットを形成する必要がな
く、単に孔明けを行なうのみで固定具の取付ができ、作
業が容易となるほか固定具取付位置の変更なども容易で
ある。
がなく確実に固定できるから、振動によって異音が発生
することがない。また板状支持体の端部がＬ形に折曲げ
てある部分でさえあれば、係止孔を設けるだけでどのよ
うな場所にでも形成することができる。従って自動車な
どの車体の場合などでは、構成する鋼板部材の縁がＬ型
に折曲げてあるので特にブラケットを形成する必要がな
く、単に孔明けを行なうのみで固定具の取付ができ、作
業が容易となるほか固定具取付位置の変更なども容易で
ある。
第１図は本考案の部品固定具の結合構造の一例を示す外
観斜視図、 第２図はその結合状態を示す縦断面図、 第３図は従来の部品固定具の例の外観斜視図、 第４図はその結合状態を示す縦断面図である。 １…支持体、１１…先端部、１２…係止孔、１３…端
縁、１４…側縁、２…部品、３…固定用構造体、３１…
基底部、３２…弾性アーム、３３…抑え部、３４…係合
突起、３５…係止突起、ａ…係止穴、ｂ…ブラケット、
ｃ…部品、ｄ…固定部：ｅ…弾性アーム、ｆ…係合爪。
観斜視図、 第２図はその結合状態を示す縦断面図、 第３図は従来の部品固定具の例の外観斜視図、 第４図はその結合状態を示す縦断面図である。 １…支持体、１１…先端部、１２…係止孔、１３…端
縁、１４…側縁、２…部品、３…固定用構造体、３１…
基底部、３２…弾性アーム、３３…抑え部、３４…係合
突起、３５…係止突起、ａ…係止穴、ｂ…ブラケット、
ｃ…部品、ｄ…固定部：ｅ…弾性アーム、ｆ…係合爪。
Claims (1)
- 【請求項１】断面Ｌ形に折曲げて形成した先端部を有す
る板状部材の折曲げ線より後方に係止孔を設けてなる支
持体に対し、該先端部の背面に当接できる基底部と該基
底部の一端から立設されて該板状部材の背面を押圧する
ことができる弾性アームであって該係止孔に嵌合できる
係合部を有するものと該基底部の他端から該弾性アーム
と対向するよう立設され該先端部の端縁を係止できる係
止突起とを備えた固定用構造体を、装着嵌合してなる部
品固定具の結合構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5925887U JPH0613369Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 部品固定具の結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5925887U JPH0613369Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 部品固定具の結合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63166708U JPS63166708U (ja) | 1988-10-31 |
| JPH0613369Y2 true JPH0613369Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=30890585
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5925887U Expired - Lifetime JPH0613369Y2 (ja) | 1987-04-21 | 1987-04-21 | 部品固定具の結合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613369Y2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100798782B1 (ko) | 2006-10-31 | 2008-01-29 | 삼성전자주식회사 | 결합용 후크장치 및 이를 갖춘 세탁기 |
| JP5265478B2 (ja) * | 2009-07-28 | 2013-08-14 | 矢崎総業株式会社 | 部品の固定構造 |
| JP6467306B2 (ja) * | 2015-07-10 | 2019-02-13 | Ｊｆｅ建材株式会社 | 防護柵用横部材取付金具 |
| JP6500794B2 (ja) * | 2016-01-29 | 2019-04-17 | 株式会社デンソー | 車両用筐体固定ユニット及び基板収容筐体 |
| JP6776022B2 (ja) * | 2016-06-30 | 2020-10-28 | 株式会社パイオラックス | フック装置 |
| JP6980565B2 (ja) * | 2018-03-06 | 2021-12-15 | アルプスアルパイン株式会社 | ブラケットと筐体との嵌合構造 |
-
1987
- 1987-04-21 JP JP5925887U patent/JPH0613369Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63166708U (ja) | 1988-10-31 |
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