JPH0353817B2 - - Google Patents

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JPH0353817B2
JPH0353817B2 JP55084425A JP8442580A JPH0353817B2 JP H0353817 B2 JPH0353817 B2 JP H0353817B2 JP 55084425 A JP55084425 A JP 55084425A JP 8442580 A JP8442580 A JP 8442580A JP H0353817 B2 JPH0353817 B2 JP H0353817B2
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1809Pulse code modulation systems for audio signals by interleaving
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1876Interpolating methods

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、バーストエラー及びランダムエラー
の何れに対してもエラー訂正能力が高く、然もエ
ラー検出の見逃しのおそれが低減されたエラー訂
正方法に関する。
本出願人は、先にバーストエラーに対して有効
なデータ伝送方法としてクロスインターリーブと
称するものを提案している。これは、第1の配列
状態にある複数チヤンネルのPCMデータ系列の
各々に含まれる1ワードを第1のエラー訂正符号
器に供給することによつて第1のチエツクワード
系列を発生させ、この第1のチエツクワード系列
及び複数チヤンネルのPCMデータ系列を第2の
配列状態とし、夫々に含まれる1ワードを第2の
エラー訂正符号器に供給することによつて第2の
チエツクワード系列を発生させるもので、ワード
単位でもつて二重のインターリーブ(配列の並び
変え)を行なうものである。インターリーブは、
共通のエラー訂正ブロツクに含まれるチエツクワ
ード及びPCMデータを分散させて伝送し、受信
側において元の配列に戻したときに、共通のエラ
ー訂正ブロツクに含まれる複数ワードのうちのエ
ラーワード数を少なくしようとするものである。
つまり、伝送時にバーストエラーが生じるとき
に、このバーストエラーを分散化することができ
る。かかるインターリーブを二重に行えば、第1
及び第2のチエツクワードの夫々が別々のエラー
訂正ブロツクを構成することになるので、チエツ
クワードの何れか一方でエラーを訂正できないと
きでも、その方法を用いてエラーを訂正すること
ができ、したがつてエラー訂正能力を一層向上さ
せることができる。ところで、1ワード中の1ビ
ツトでも誤つているときには、1ワード全体が誤
つているものとして取り扱われるので、ランダム
エラーが比較的多い受信データを扱う場合には、
必ずしもエラー訂正能力が充分であるとは言えな
い。
そこで1ブロツク内の所定ワード例えば2ワー
ドエラーまで検出訂正でき(最大検出訂正可能エ
ラー数2ワード)、エラーロケーシヨンが判つて
いるときには、例えば3ワードエラー或いは4ワ
ードエラーも訂正することができる(最大訂正可
能エラー数4ワード)訂正能力の高い誤り訂正符
号(隣接(b−adjacent)コードの一種)を上述
の多重インターリーブと組合せる。また、この誤
り訂正符号は、1ワードエラーだけを訂正の対象
とする場合には、復号器の構成を頗る簡単とでき
る特徴を有している。
このように、第2のエラー訂正ブロツクに対す
る初段の復号を行ない、次に第1の配列状態に戻
してから第1のエラー訂正ブロツクに対する次段
の復号を行なう場合、次段の復号でエラーがある
にも拘らずエラーがないと判断するようなエラー
検出の見逃しが生じるおそれがある。
本発明では、初段の復号エラーを検出した際に
は、エラーのあることを示すポインタを付加する
ようにし、次段の復号でこのポインタの1ブロツ
ク内の個数を判別することにより、次段の復号で
のエラー検出のミスのおそれを防止している。こ
のようにして、エラー検出の見逃しのおそれを軽
減し、例えばオーデイオPCM信号を伝送する際
に、異音が発生するような問題点を解決してい
る。
まず、本発明に用いる誤り訂正符号について説
明する。誤り訂正符号を記述する場合、ベクトル
表現或いは巡回群による表現が用いられる。GF
(2)上では、既約なm次の多孔式F(x)を考える。
“0”と“1”の元しか存在しない体GF(2)の上で
は、既約な多孔式F(x)は、根を持たない。そ
こで(F(x)=0)を満足する仮想的な根αを考
える。このとき、零元を含むαのべき乗で表わさ
れる2m個の相異なる元0、α、α2、α3……α2m-1
は、拡大体GF(2m)を構成する。GF(2m)は、
GF(2)の上のm次の既約多孔式F(x)を法とする
多孔式環である。GF(2m)の元は、1、α=
{x}、α2={x2}、……、αm-1={xm-1}の線形結
合でかきあらわすことができる。即ち a0+a1{x}+a2{x2}+……+an-1{xm-1} =a0+a1α+a2α2+……+an-1αm-1 あるいは(an-1、an-2、……、a2、a1、a0)ここ
で、a0、a1、……、an-1∈GF(2)となる。
一例として、GF(28)を考えると、(mod.F
(x)=x8+x4+x3+x2+1)で全ての8ビツトの
データは a7x7a6x6+a5x5+a4x4+a3x3+a2x2+a1x+a0
又は(a7、a6、a5、a4、a3、a2、a1、a0)で書き
あらわせるので、例えばa7をMSB側、a0をLSB
側に割り当てる。aoは、GF(2)に属するので、0
又は1である。
また、多孔式F(x)から(m×m)の下記の
行列Tが導かれる。
T= 0 0 … 0 a0 1 0 … 0 a1 0 1 … 0 a2 〓 〓 〓 〓 0 0 … 1 an-1 他の表現としては、巡回群を用いたものがあ
る。これは、GF(2m)から0元を除く、残りの元
が位数2n−1の乗法群をなすことを利用するもの
である。GF(2n)の元の巡回群を用いて表現する
と 0、1(=α2n-1)、α、α2、α3、……α2n-2 となる。
さて、本発明の一例では、mビツトを1ワード
として、nワードで1ブロツクを構成するとき、
下記のパリテイ検査行列Hにもとずいてk個のチ
エツクワードを発生するようにしている。
H=1 αo-1 α2(o-2) 〓 α(k-1)(n-1) 1 αn-2 α2(n-2) 〓 αα(k-1)(n-2) … … … … 1 α α2 〓 αk-1 1 1 1 〓 1 また、行列Tによつても同様にバリテイ検査行
列Hを表現することができる。
H= Tn-1 T2(n-1) 〓 T(k-1)(n-1) 1 Tn-2 T2(n-2) 〓 T(k-1)(n-2) … … … … I T1 T2 〓 Tk-1 I I I 〓 I 但し、は、(m×m)の単位行列である。
上述のように、根αを用いた表現と生成行列T
を用いた表現とはお互いに類似している。
例えば、4個(k=4)のチエツクワードを用
いる場合を例にとると、パリテイ検査行列Hは H= 1 αn-1 α2(n-1) α3(n-1) 1 αn-2 α2(n-2) α3(n-2) … ……… 1 α α2 α3 1 1 1 1 となる。受信データの1ブロツクを列ベクトルV
=(W^o-1、W^o-2、……、W^1、W^0)(但しW^i=Wi
+ei、ei:エラーパタン)とすると、受信側で発
生する4個のシンドロームS0、S1、S2、S3は S0 S1 S2 S3=H・VT となる。この誤り訂正符号は、4ワードまでのエ
ラー訂正能力を有している。すなわち、ひとつの
エラー訂正ブロツク内の2ワードエラーまでのエ
ラー検出訂正が可能であり、エラーロケーシヨン
がわかつているときには、3ワードエラー又は4
ワードエラーの訂正が可能である。
1ブロツク中に4個のチエツクワード(p=
W3、q=W2、r=W1、s=W0)が含まれる。
このチエツクワードは、下記のようにして求めら
れる。但し、Σは、o-1i=1 を意味する。
p+q+r+s=ΣWi=a α3p+α2q+αr+s=ΣαiWi=b α6p+α4q+α2r+s=Σα2iWi=c α9p+α6q+α3r+s=Σα3iWi=d 計算過程を省略し、結果のみを示すと p q r s=α212 α153 α152 α209 α156 α2 α135 α152 α158 α138 α2 α153 α218 α158 α156 α212a b c d となる。このようにしてチエツクワードp、q、
r、sを形成するのが送信側に設けられた符号器
の役目である。
次に、上述のように形成されたチエツクワード
を含むデータが伝送され、受信された場合のエラ
ー訂正の基本的アルゴリズムについて説明する。
〔1〕 エラーがない場合:S0=S1=S2=S3=0 〔2〕 1ワードエラー(エラーパターンをeiとす
る)の場合:S0=ei S1=αiei S2=α2iei S3
=α3iei したがつて αiS0=S1 αiS1=S2 αiS2=S3 となり、iを順次変えたときに、上記の関係が
成立するかどうかで1ワードエラーかどうかを
判定することができる。或いは S1/S0=S2/S1=S3/S2=αi となり、αiのパターンを予めROMに記憶され
ている変換テーブルを参照することによりエラ
ーロケーシヨンiが分かる。そのときのシンド
ロームS1がエラーパターンeiそのものとなる。
〔3〕 2ワードエラー(ei、ej)の場合 S0=ei+ej S1=αiei+αjej S2=α2iei+α2jej S3=α3iei+α3jej 上式を変形すると 〔αjS0+S1=(αi+αj)ei αjS1+S2=αi(αi+αj)ei αjS2+S3=α2i(αi+αj)ei したがつて αi(αjS0+S1)=αjS1+S2 αi(αjS1+S2)=αjS2+S3 が成立すれば、2ワードエラーと判定され、そ
のときのエラーパターンは ei=S0+α-jS1/1+αi-j ej=S0+α-iS1/1+
αj-i 〔4〕 3ワードエラー(ei、ej、ek)の場合 S0=ei+ej+ek S1=αiei+αjej+αkek) S2=α2iei+α2jej+α2kek) S3=α3iei+α3jej+α3kek) 上式を変形すると αkS0+S1=(αi+αk) ei+(αj+αk)ej αkS1+S2=αi(αi+αk) ei+αj(αj+αk)ej αkS2+S3=α2i(αi+αk) ei+α2j(αj+αk)ej したがつて、 αj(αkS0+S1)+(αkS1+S2) =(αi+αj)(αi+αk)ei αj(αkS1+S2)+(αkS2+S3) =αi(αi+αj)(αi+αk)ei 上式から αj(αkS0+S1)+(αkS1+S2) =αj(αkS1+S2)+(αkS2+S3) が成立すれば、3ワードエラーと判定できる。
但し、(S0≠0、S1≠0、S2≠0)であること
を条件としている。そのときの各エラーパター
ンは ei=S0+(α-j+α-k)S1+α-j-kS2/(1+αi-j
)(1+αi-k) ej=S0+(α-k+α-i)S1+α-k-iS2/(1+αj-i
)(1+αj-k) ek=S0+(α-i+α-j)S1+α-i-jS2/(1+αk-i
)(1+αk-i) で求められる。実際には、3ワードエラーの訂
正のための構成が複雑となり、訂正動作に要す
る時間も長くなる。そこでポインタによつて
i、j、k、lのエラーロケーシヨンが分かつ
ている場合と組合せ、そのときのチエツク用に
上式を用い、エラー訂正動作を行なうことが実
用的である。
〔5〕 4ワードエラー(ei、ej、ek、el)の場合: S0=ei+ej+ek+el S1=αiei+αjej+αkek+αlel S2=α2iei+α2jej+α2kek+α2lel S3=α3iei+α3jej+α3kek+α3lel 上式を変形すると ei=S0+(α-j+α-k+α-l)S1+(α-j-k
+α-k-l+α-l-j)S2+α-j-k-lS3/(1+αi-j)(
1+αi-k)(1+αi-l) ej=S0+(α-k+α-l+α-i)S1+(α-k-l
+α-l-i+α-i-k)S2+α-k-l-iS3/(1+αj-i)(
1+αj-k)(1+αj-l) ek=S0+(α-l+α-i+α-j)S1+(α-l-i
+α-i-j+α-j-l)S2+α-l-i-jS3/(1+αk-i)(
1+αk-j)(1+αk-l) el=S0+(α-i+α-j+α-k)S1+(α-i-j
+α-j-k+α-k-i)S2+α-i-j-kS3/(1+αl-i)(
1+αl-j)(1+αl-k) ポインタによつてエラーロケーシヨン(i、
j、k、l)が分かつている場合には、上述の
演算によつてエラー訂正を行なうことができ
る。
上述のエラー訂正の基本的アルゴリズムは、
シンドロームS0〜S3を用いて第1ステツプでエ
ラーの有無をチエツクし、第2ステツプで1ワ
ードエラーかどうかをチエツクし、第3ステツ
プで2ワードエラーかどうかをチエツクするも
ので、2ワードエラーまでも訂正しようとする
ときには、全てのステツプを終了するまでに要
する時間が長くなり、特に2ワードエラーのエ
ラーロケーシヨンを求めるときにこのような問
題が生じる。そこで、このような問題を生ぜ
ず、2ワードエラーの訂正を想定する場合に適
用して有効な変形されたアルゴリズムについて
以下に説明する。
2ワードエラー(ei、ej)の場合のシンドロ
ームS0、S1、S2、S3に関する式は、前述と同様
に、 S0=ei+ej S1=αiei+αjej S2=α2iei+α2jej S3=α3iei+α3jej この式を変形すると (αiS0+S1)(αiS2+S3) =(αiS1+S22 更に変形して下記のエラーロケーシヨン多項
式を求める。
(S0S2+S1 2)α2i+(S1S2+S0S3)αi +(S1S3+S2 2)=0 ここで、各式の係数を S0S2+S1 2=A S1S2+S0S3=B S1S3+S2 2=C とおく。上式の各係数A、B、Cを用いること
により2ワードエラーの場合のエラーロケーシ
ヨンを求めることができる。
〔1〕 エラーがない場合:A=B=C=0、S0
=0、S3=0 〔2〕 1ワードエラーの場合: A=B=C=0、S0≠0、S3≠0 のときに1ワードエラーと判定される。(αi
=S1/S0)からエラーロケーシヨンiが分かり、 (ei=S0)を用いてエラー訂正がなされる。
〔3〕 2ワードエラーの場合: 2ワード以上のエラーの場合には、(A≠
0、B≠0、C≠0)が成立し、その判定が
頗る簡単となる。また、このとき Aα2i+Bαi+C=0(但し、i=0〜(n−
1)) が成立している。ここで(B/A=D、C/A= E)とおくと D=αi+αj、E=αi・αj であり、 α2i+Dαi+E=0 となる。ここで、2つのエラーロケーシヨン
の差がtである、つまり(j=i+t)とす
ると D=αi(1+αt)、E=α2i+t と形成される。したがつて D2/E=(1+αt2/αt=α-t+αt となる。ROMに変換テーブルを備え、これ
に(t=1〜(n−1))の夫々に関する、
(α-t+αt)の値を予め書込んでおき、ROM
の出力と受信ワードから演算された(D2/E) の値との一致を検出することでtが求まる。
もし、この一致関係が成立しなければ、3ワ
ード以上のエラーである。そこで X=1+αt Y=1+α-t=D2/E+X とおくことにより αi=D/X、αj=D/Y となり、エラーロケーシヨンi及びjが求め
られる。エラーパターンei、ejは ei=(αjS0+S1)/D=S0/Y+S1/D ej=(αiS0+S1)/D=S0/X+S1/D と求められ、エラー訂正を行なうことができ
る。
上述の変形された訂正アルゴリズムは、2
ワードエラーの訂正まで行なうときに、エラ
ーロケーシヨンを求めるのに要する時間を、
基本的アルゴリズムに比べて頗る短くするこ
とができる。
なお、チエツクワードの数kをより増加さ
せれば、エラー訂正能力が一層向上する。例
えば(k=6)とすれば、6ワードまでのエ
ラー訂正能力を有する。すなわち、3ワード
エラーまで検出訂正でき、エラーロケーシヨ
ンが分かつているときに、6ワードエラーま
で訂正できる。
以下、本発明をオーデイオPCM信号の記録再
生に適用した具体例について図面を参照して説明
する。第1図は、記録系に設けられる誤り訂正エ
ンコーダを全体として示すもので、その入力側に
オーデイオPCM信号が供給される。オーデイオ
PCM信号は、左右のステレオ信号の夫々をサン
プリング周波数fs(例えば44.1〔kHz〕)でもつてサ
ンプリングし、1サンプルを1ワード(2を補数
とするコードで16ビツト)に変換することで形成
されている。したがつて左チヤンネルのオーデイ
オ信号に関しては、(L0、L1、L2…)と各ワード
が連続するPCMデータが得られ、右チヤンネル
のオーデイオ信号に関しても(R0、R1、R2……)
と各ワードが連続するPCMデータが得られる。
この左右のチヤンネルノPCMデータが夫々6チ
ヤンネルずつに分けられ、計12チヤンネルの
PCMデータ系列が入力される。所定のタイミン
グにおいては、(L6o、R6o、L6o+1、R6o+1、L6o+2
R6o+2、L6o+3、R6o+3、L6o+4、R6o+4、L6o+5
R6o+5)の12ワードが入力される。この例では、
1ワードを上位8ビツトと下位8ビツトとに分
け、12チヤンネルを更に24チヤンネルとして処理
してる。PCMデータの1ワードを簡単のために、
Wiとして表わし、上位8ビツトに関しては、Wi
AとAのサフイツクスを付加し、下位8ビツトに
関しては、Wi,BとBのサフイツクスに付加して区
別している。例えばL6oがW12o,A及びW12o,Bの2つ
に分割されることになる。
この24チヤンネルのPCMデータ系列がまず偶
奇インターリーバ1に対して供給される。(n=
0、1、2…)とすると、L6o(=W12o,A
W12o,B)、R6o(=W12o+1,A、W12o+1,B)、L6o+2(=
W12o+4,A、W12o+4,B)、R6o+2(=W12o+5,A
W12o+5,B)、L6o+4(=W12o+8,A、W12o+8,B)、R6o+4
(=W12o+9,A、W12o+9,B)の夫々が偶数番目のワー
ドであり、これ以外が奇数番目のワードである。
偶数番目のワードからなるPCMデータ系列の
夫々が偶奇インターリーバ1の1ワード遅延回路
2A,2B,3A,3B,4A,4B,5A,5
B,6A,6B,7A,7Bによつて1ワード遅
延される。勿論、1ワードより大きい例えば8ワ
ードを遅延させるようにしても良い。また、偶奇
インターリーバ1では、偶数番目のワードからな
る12個のデータ系列が第1〜第12番目まで伝送チ
ヤンネルを占め、奇数番目のワードからなる12個
のデータ系列が第13〜第24番目までの伝送チヤン
ネルを占めるように変換される。
偶奇インターリーバ1は、左右のステレオ信号
の夫々に関して連続する2ワード以上が誤り、然
もこのエラーが訂正不可能となることを防止する
ためのものである。例えば(Li-1、Li、Li+1)と
連続する3ワードを考えると、Liが誤つており、
然もこのエラーが訂正不可能な場合に、Li-1又は
Li+1が正しいことが望まれる。それは、誤つてい
るデータLiを補正する場合において、前の正しい
ワードLi-1でもつてLiを補間(前値ホールド)し
たり、Li-1及びLi+1の平均値でもつてLiを補間す
るためである。偶奇インターリーバ1の遅延回路
2A,2B〜7A,7Bは、隣接するワードが異
なるエラー訂正ブロツクに含まれるようにするた
めに設けられている。また、偶数番目のワードか
らなるデータ系列と奇数番目のワードからなるデ
ータ系列毎とに伝送チヤンネルをまとめているの
は、インターリーブしたときに、近接する偶数番
目のワードと奇数番目のワードとの記録位置間の
距離をなるべく大とするためである。
偶奇インターリーバ1の出力には、第1の配列
状態にある24チヤンネルのPCMデータ系列が現
れ、その夫々から1ワードずつが取り出されて符
号器8に供給され、第1のチエツクワードQ12o
Q12o+1、Q12o+2、Q12o+3が形成される。第1のチ
エツクワードを含んで構成される第1のエラー訂
正ブロツクは (W12o-12,A、W12o-12,B、W12o+1-12,A
W12o+1-12,B、W12o+4-12,A、W12o+4-12,B
W12o+5-12,A、W12o+5-12,B、W12o+8-12,A
W12o+8-12,B、W12o+9-12,A、W12o+9-12,B、W12o+2,A
W12o+2,B、W12o+3,A、W12o+3,B、W12o+6,A
W12o+6,B、W12o+7,A、W12o+7,B、W12o+10,A
W12o+10,B、W12o+11,A、W12o+11,B、Q12o、Q12o+1
Q12o+2、Q12o+3) となる。第1の符号器8では、1ブロツクのワー
ド数:(n=28)、1ワードのビツト数:(n=
8)、チエツクワード数:(k=4)の符号化がな
されている。
この24個のPCMデータ系列と、4個のチエツ
クワード系列とがインターリーバ9に供給され
る。インターリーバ9では、偶数番目のワードか
らなるPCMデータ系列と奇数番目のワードから
なるPCMデータ系列との間にチエツクワード系
列が介在するように伝送チヤンネルの位置を変え
てから、インターリーブのための遅延処理を行な
つている。この遅延処理は、第1番目の伝送チヤ
ンネルを除く他の27個の伝送チヤンネルの夫々に
対して、1D、2D、3D、4D、……、26D、27D
(但し、Dは単位遅延量で例えば4ワード)の遅
延量の遅延回路を挿入することでなされている。
インターリーバ9の出力には、第2の配列状態
にある28個のデータ系列が現れ、このデータ系列
の夫々から1ワードずつが取り出されて符号器1
0に供給され、第2のチエツクワードP12o
P12o+1、P12o+2、P12o+3が形成される。第2のチ
エツクワードを含んで構成される32ワードからな
る第2のエラー訂正ブロツクは、下記のものとな
る。
(W12o-12,A、W12o-12(D+1),B、W12o+1-12(2D+1),A
W12o+1-12(3D+1),B、W12o+4-12(4D+1),A
W12o+4-12(5D+1),B、W12o+5-12(6D+1),A
W12o+5-12(7D+1),B、…Q12o-12(12D)、Q12o+1-12(13D)

Q12o+2-12(14D)、Q12o+3-12(15D)、…W12o+10-12(24D),
A

W12o+10-12(25D),B、W12o+11-12(26D),A
W12o+11-12(27D),B、P12o、P12o+1、P12o+2、P12o+3
かかる第1及び第2のチエツクワードを含む32個
のデータ系列のうちで、偶数番目の伝送チヤンネ
ルに対して1ワードの遅延回転が挿入されたイン
ターリーバ11が設けられており、また第2のチ
エツクワード系列に対してインバータ12,1
3,14,15が挿入される。インターリーバ1
1によつてブロツク同士の境界にまたがるエラー
が訂正不可能となるワード数のエラーとなり易い
ことに対処している。また、インバータ12〜1
5は、伝送時におけるドロツプアウトによつて1
ブロツク中の全てのデータが“0”となり、これ
を再生系において正しいものと判別してしまう誤
動作を防止するため設けられている。同様の目的
で第1のチエツクワード系列に対してもインバー
タを挿入するようにしても良い。
そして、最終的に得られる24個のPCMデータ
系列と8個のチエツクワード系列との夫々から取
り出された32ワード毎に直列化され、第2図に示
すように、その先頭に16ビツトの同期信号が付加
されて1伝送ブロツクとなされて伝送される。第
2図では、図示の簡単のため第i番目の伝送チヤ
ンネルから取り出された1ワードをuiとして表示
している。伝送系の具体的な例としては、磁気記
録再生装置、回転デイスク装置などがあげられ
る。
上述の符号器8は、前述したような誤り訂正符
号に関するもので、(n=28、m=8、k=4)
であり、同様の符号器10は、(n=32、m=8、
k=4)である。
再生されたデータが1伝送ブロツクの32ワード
毎に第3図に示す誤り訂正デコーダの入力に加え
られる。再生データであるために、エラーを含ん
でいる可能性がある。エラーがなければ、このデ
コーダの入力に加えられる32ワードは、誤り訂正
エンコーダの出力に現れる32ワードと一致する。
誤り訂正デコーダでは、エンコーダにおけるイン
ターリーブ処理と対応するデインターリーブ処理
を行なつて、データの順序を元に戻してから誤り
訂正を行なう。
まず、奇数番目の伝送チヤンネルに対して1ワ
ードの遅延回路が挿入されたデインターリーバ1
6が設けられ、また、チエツクワード系列に対し
てインバータ17,18,19,20が挿入さ
れ、初段の復号器21に供給される。復号器21
では、第4図に示すように、パリテイ検査行列
HC1と入力の32ワード(VT)とから、シンドロー
ムS10、S11、S12、S13が発生され、これにもとず
いて前述のようなエラー訂正が行なわれる。αは
(F(x)=x8+x4+x3+x2+1)のGF(28)の元
である。復号器21からは、24個のPCMデータ
系列と4個のチエツクワード系列とが現れ、この
データ系列の1ワード毎にエラーの有無を元す少
なくととも1ビツトのポインタ(エラーを含むと
きに“1”、そうでないときに“0”)が付加され
ている。この第4図及び後述の第5図において、
並びに以下の説明では、受信された1ワードW^i
を単にWiとして表わしている。
この復号器21の出力データ系列がデインター
リーバ22に供給される。デインターリーバー2
2は、誤り訂正エンコーダにおけるインターリー
バー9でなされる遅延処理をキヤンセルするため
のもので、第1番目の伝送チヤンネルから第27番
目の伝送チヤンネルまでの夫々に(27D、26D、
25D……2D、1D)と遅延量が異ならされた遅延
回路が挿入されている。デインターリーバ22の
出力が次段の復号器23に供給される。復号器2
3では、第5図に示すように、パリテイ検査行列
HC2と入力の28ワードとから、シンドロームS20
S21、S22、S23が発生され、これにもとずいてエ
ラー訂正が行なわれる。
かかる次段の復号器23の出力に現れるデータ
系列が偶奇デインターリーバ24に供給される。
偶奇デインターリーバ24では、偶数番目のワー
ドからなるPCMデータ系列と奇数番目のワード
からなるPCMデータ系列とが互いちがいの伝送
チヤンネルに位置するように戻されると共に、奇
数番目のワードからなるPCMデータ系列に対し
て1ワード遅延回路が挿入されている。この偶奇
デインターリーバ24の出力には、エラー訂正エ
ンコーダの入力に供給されるのと全く同様の配列
と所定番目の伝送チヤンネルとを有するPCMデ
ータ系列が得られることになる。第3図では、図
示されてないが、偶奇デインターリーバ24の次
に補正回路が設けられており、復号器21,23
で訂正しきれなかつたエラーを目立たなくするよ
うな補正例えば平均値補間が行なわれる。
本発明の一例では、初段の復号器21において
1ワードエラーまで訂正するようにしている。そ
して、ひとつのエラー訂正ブロツク内において2
ワード以上のエラーがあると検出された場合に
は、このエラー訂正ブロツク内の32ワード又はチ
エツクワードを除く28ワードの全てのワードに対
してエラーがあることを示す少なくとも1ビツト
のポインタを付加する。このポインタは、例えば
エラーがあるときには、“1”、そうでないときに
は、“0”とされるものである。なお、初段の復
号の際、上述の所定のワード数を訂正した場合に
おいてもエラーが存在したことを示すポインタを
付加するようにしてもよい。1ワードが8ビツト
の場合には、最上位ビツトの更に上位の1ビツト
としてポインタが付加され、1ワードが9ビツト
となされ、デインターリーバ22で処理されて次
段の復号器23に供給される。
次段の復号器23においては、このポインタに
よつて示される第1のエラー訂正ブロツク内のエ
ラーワードの個数又はエラーロケーシヨンを用い
てエラー訂正を行なう。第6図は、この次段の復
号器23におけるエラー訂正の一例を示してお
り、第6図及び以下の説明では、ポインタによる
エラーワードの個数をNpで表わし、ポインタに
よるエラーロケーシヨンEiで表わす。また、第6
図において、Yは肯定を表わし、Nは否定を表わ
す。
(1) エラーの有無をシンドロームS20〜S23によつ
て調べる。(S20=S21=S22=S23=0)のとき
は、エラーなしとする。その場合(Np≦z1
かどうかを調べる。(Np≦z1)であれば、エラ
ーなしと判定して、そのエラー訂正ブロツク内
のポインタをクリア(“0”)とする。(Np
z1)であれば、シンドロームによる検出が誤つ
ているものとしてポインタをそのままとしてお
くか、そのブロツク内の全てのワードのポイン
タを“1”にする。z1としては、かなり大きく
例えば14とする。
(2) エラーがある場合にシンドロームの演算によ
つて1ワードエラーかどうかを調べる。1ワー
ドエラーの場合に、エラーロケーシヨンiを求
める。このシンドロームの演算により求められ
たエラーロケーシヨンiがポインタによるもの
と一致するかどうかが検出される。ポインタに
よるエラーロケーシヨンが複数個あるときは、
その何れかと一致するかどうかが調べられる。
(i=Ei)であれば、次に(Np≦z2)かどうか
が調べられる。z2は例えば10である。(Np
z2)であれば、これは1ワードエラーと判断
し、1ワードエラーの訂正を行なう。(Np
z2)であれば、1ワードエラーと判断すること
は危険なので、ポインタをそのままとしておく
か、又は全てのワードをエラーとみなして各ポ
インタを“1”とする。
(i≠Ei)の場合には、(Np≦z3)かどうか
が調べられる。z3はかなり小さい数で例えば3
である。(Np≦z3)が成立するときは、シンド
ロームの演算でもつてエラーロケーシヨンiに
ついての1ワードエラーを訂正する。
(Np>z3)の場合では、更に(Np≦z4)か
どうかが調べられる。つまり、(z3<Np≦z4
のときは、シンドロームによる1ワードエラー
の判定が誤つている割には、Npが小さすぎる
ことを意味するから、そのブロツクの全ワード
のポインタを“1”とする。逆に(Np>z4
であれば、ポインタをそのままとする。z4は例
えば5である。
(3) 1ワードエラーでもない場合では、(Np
z5)がどうかが判断され、(Np≦z5)のとき
は、ポインタの信頼性が乏しいので、全てのワ
ードのポインタを“1”とする。(Np>z5)の
ときは、ポインタをそのままとする。
(4) 第6図で破線で示すように、ポインタによる
エラーロケーシヨンを用いてMワードまでの訂
正を行なうようにしても良い。例えば4ワード
エラーまでの訂正が可能である。この場合、ポ
インタによつて示されるエラーロケーシヨンに
基づいてエラーの訂正を行なう。(Np≠M)の
場合には、ポインタをそのままとしておくか、
又は全てのワードのポインタを、エラーを示す
ものに変える。
なお、1ブロツク内のエラーを示すポインタの
個数Npに対する比較値z1〜z5の具体的数値は、
あくまで一例である。上述の例におけるエラー訂
正符号は、5ワードエラー以上の場合に、これを
エラーなしと判断するおそれがあるので、このよ
うな見逃しが生じる確率などを考慮して比較値を
適切な値とすることができる。
この第3図に示す誤り訂正デコーダでは、第1
のチエツクワードQ12o、Q12o+1、Q12o+2、Q12o+3
を用いたエラー訂正と第2のチエツクワード
P12o、P12o+1、P12o+2、P12o+3を用いたエラー訂正
とを夫々1回ずつ行なつている。この各エラー訂
正を2回以上(実際的には、2回程度)ずつ行な
うようにすれば、訂正された結果のよりエラーが
減少されたことを利用できるから、エラー訂正能
力をより増すことができる。このように、更に後
段に復号器を設ける場合には、復号器21,23
においてチエツクワードの訂正も行なつておく必
要がある。
なお、上述の例では、インターリーバ9におけ
る遅延処理として、遅延量をDずつ異ならせるよ
うにしたが、このような規則的な遅延量の変化と
異なり、不規則的なものとしても良い。また、第
2のチエツクワードPiは、PCMデータのみなら
ず、第1のチエツクワードQiをも含んで構成され
る誤り訂正符号である。これと同様に、第1のチ
エツクワードQiが第2のチエツクワードPiをも含
むようにすることも可能である。具体的には、第
2のチエツクワードPiを帰還して第1のチエツク
ワードを形成する符号器に供給すれば良い。
以上の説明から理解されるように、本発明に依
れば、初段の復号において、第2のチエツクワー
ドに対応して定まる最大検出訂正可能エラー数
(ポインタの使用なしにエラーの検出及び訂正が
行える最大数)に達しない所定数までのエラーを
訂正すると共に、少なくともエラーが上記所定数
を越えて存在することが検出されたときには、そ
のエラー訂正対象ブロツクのすべてのワードに対
しエラーの存在を指示するポインタを設定し、次
段の復号においては、第1のチエツクワードを用
いて生成されたエラーシンドロームに基づいて訂
正可能な場合であつても、そのエラー訂正対象ブ
ロツク内のポインタの数が予め設定された値を越
える場合には、エラーの訂正を行わずに設定され
ているポインタをそのままとして、次段の復号終
了時に設定されているポインタに基づいてエラー
ワードに対する補間等の補正を行うようにしたの
で、エラーの誤つた検出または訂正が防止できる
と共に、エラーワードの補正により好適な出力が
得られるものである。
なお、上述の本発明の一例では、初段の復号器
では、1ワードエラーまでのエラーを訂正するよ
うにしているが、2ワードエラーまで訂正するな
どの変形が可能であり、またエラー訂正したワー
ドについてもそのワードが含まれるエラー訂正ブ
ロツク内の全てのワードに関してエラーがあるこ
とを示すポインタを付加するようにしても良い。
同様に次段の復号器において2ワードまでのエラ
ーを訂正する構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された誤り訂正エンコー
ダの一例のブロツク図、第2図は伝送時の配列を
示すブロツク図、第3図は誤り訂正デコーダの一
例のブロツク図、第4図、第5図及び第6図は誤
り訂正デコーダの復号器の動作の説明に用いる図
である。 1,9,11はインターリーバ、8,10は符
号器,16,22,24はデインターリーバ、2
1,23は復号器である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1の配列状態にある複数チヤンネルの
    PCMデータ系列の各々に含まれる1ワードとこ
    れに対する第1のチエツクワードとからなる第1
    のエラー訂正ブロツクが形成され、上記複数チヤ
    ンネルのPCMデータ系列と上記第1のチエツク
    ワード系列をチヤンネルごとに異なる時間遅延さ
    せることによつて第2の配列状態とし、この第2
    の配列状態にある複数チヤンネルのPCMデータ
    系列と第1のチエツクワード系列との各々に含ま
    れる1ワードとこれに対する第2のチエツクワー
    ドとからなる第2のエラー訂正ブロツクとして伝
    送されたデータを受信し、上記第2のチエツクワ
    ードを用いて上記第2のエラー訂正ブロツクに対
    する初段の復号を行い、次に第2の配列状態にあ
    る複数のチヤンネルのPCMデータ系列と第1の
    チエツクワード系列とをチヤンネルごとに異なる
    時間遅延させることによつて第1の配列状態と
    し、この後に第1のチエツクワードを用いて第1
    のエラー訂正ブロツクに対する次段の復号を行う
    エラー訂正方法であつて、 上記前段の復号においては、上記第2のチエツ
    クワードに対応して定まる最大検出訂正可能エラ
    ー数以下の所定数までのエラーを訂正するととも
    に、少なくともエラーが上記所定数を越えて存在
    することが検出されたときには、そのエラー訂正
    対象ブロツクのすべてのワードに対しエラーの存
    在を指示するポインタを設定し、 上記後段の復号おいては、 エラーシンドロームに基づいてエラーが検出さ
    れない場合、そのエラー訂正対象ブロツク内にお
    ける上記前段の復号の際に設定されたポインタの
    数が予め設定された第1の値以内のときは上記ポ
    インタの設定をクリアし、上記第1の値を越える
    ときには上記ポインタの設定はクリアせず、 エラーシンドロームから求められたエラーロケ
    ーシヨンを用いてエラー訂正が可能である場合で
    あつても、そのエラー訂正対象ブロツク内におけ
    る上記前段の復号の際に設定されたポインタの数
    が予め設定された第2の値を越えるときにはエラ
    ーの訂正を行わないと共に、上記ポインタの設定
    をクリアしないようにし、 上記後段の復号終了時に設定されている上記ポ
    インタに基づいてエラーワードに対する補正を行
    うことを特徴とするエラー訂正方法。
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