JPH0329128Y2 - - Google Patents

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JPH0329128Y2
JPH0329128Y2 JP1985180086U JP18008685U JPH0329128Y2 JP H0329128 Y2 JPH0329128 Y2 JP H0329128Y2 JP 1985180086 U JP1985180086 U JP 1985180086U JP 18008685 U JP18008685 U JP 18008685U JP H0329128 Y2 JPH0329128 Y2 JP H0329128Y2
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JP
Japan
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rollers
roller
ceramic sheet
dividing
ceramic
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は横方向と縦方向に伸びる井桁格子状の
分割溝を表面に設けたセラミツクシートの分割装
置に関するものである。
IC,LSI、その他電気部品の絶縁基板として使
用されるセラミツク基板は、普通、ドクターブレ
ード法あるいはローリング法によつて成形したセ
ラミツクグリーンシートの表面に、横方向及び縦
方向に伸びる井桁格子状の分割溝を刻設し、しか
る後焼成して得られたセラミツクシート(第1図
参照)を前記の溝に沿つて剪断し、多数の小片に
分割することによつて作られていた。従来はこの
分割作業を、手で直接折割るか、又はハンドパン
チ等で行つていたため良好な分割がなされず、欠
損を生じ易く製品として使用できなくなり、歩留
まりが非常に低いという問題があつた。
他方、ガラス板の表面に複数の切目線を横方向
又は縦方向のいずれか一方向に入れ、これをベル
トコンベアに載せて移送するとともに任意の曲率
をもつたロール間隙を通過させることによりガラ
ス板を湾曲させ切目線に沿う剪断応力を与えて多
数の条片に自動的に分割する装置が特公昭43−
30049号公報及び実公昭52−13333号公報に開示さ
れ、公知であるが、かかる装置は一方向の切目線
をもつたガラス板の分割を対象とし、縦折割又は
横折割のいずれか一方向の分割しか行い得ず、し
たがつて考案の対象とする井桁格子状の分割溝を
もつたセラミツクシートを分割するような場合二
度に分けて分断作業をしなければならないという
欠点の他、ベルトコンベアに載せて分割用ローラ
まで移送させる間に、駆動モータ等の振動や揺動
によりガラス板がズレたり、斜めに変動して分割
精度を不良にする危惧があるので、このような欠
点を有するガラス板分割装置を、以下に述べる本
考案のような高精度が要求される電子部品用セラ
ミツク板に適用し得るものではなかつた。
本考案は、上記問題点に鑑み井桁格子状分割溝
のように異なる二方向の分割溝をもつたセラミツ
クシートに対し、一度に分割できる装置を提供し
ようとするもので、以下図面について説明する。
1は基台、2,2′は該基台1の両端に軸着さ
れた下部ベルトローラ、3,3′は該ベルトロー
ラ2,2′よりも内側にあり、かつその上方位に
軸着された上部ベルトローラ、4及び5は前記下
部ローラ2,2′及び上部ローラ3,3′に適当な
張力をもつて巻掛けられたシリコンゴム等よりな
る第1、第2の無端ベルトで、各送り側摺動帯は
後述するセラミツクシートの肉厚に応じた所定の
間隙tを介して対向させる。而して前記上下部ロ
ーラ2,2′,3,3′と第1、第2の無端ベルト
4,5は搬送要素を構成する。6は表面に横方向
(移送方向と同方向を指す)及び縦方向に伸びる
井桁格子状の分割溝6a……,6b……を有する
セラミツクシート(第1図参照)で、前記第1、
第2の無端ベルト4,5の送り側摺動帯の対向間
隙tに挾持されつつ矢印方向に移送される。この
移送過程中に、後述する曲面ローラと三本ローラ
によつて多数の単位片6c……に切断されるもの
である。7は下部ベルトローラ2,2′と上部ベ
ルトローラ3,3′間に、前段側に軸着された曲
面ローラで上位の凹面ローラ7aと下位の凸面ロ
ーラ7bとで構成され、各ローラ7a,7bの摺
動曲面はそれぞれ無端ベルト4,5の送り側摺動
帯の外面に接している。この曲面ローラ7は前記
セラミツクシート6の表面に刻設された横方向の
分割溝6aに沿う剪断応力を与えるものである。
8は同じく後段側に軸着された三本ローラで、上
位2個の押えローラ8a,8bと下位の受けロー
ラ8cによつて構成され、各ローラ8a,8b,
8cの摺動面は無端ベルト4,5の送り側摺動帯
の外面に接している。この三本ローラ8は前記曲
面ローラ7から送出されてきた横方向分断済みシ
ート6を、更にその縦方向分割溝6bに沿う剪断
応力を与えるものである。
なお、図中9は下部ベルトローラのうち、一方
のローラ2′にチエーン10を介して連結した駆
動モータ、11は複数のセラミツクシート6を連
続してベルト間に供するシユート、12は横方
向、縦方向とも分断された多数のセラミツク小片
6c……を容器13に回収するシユートである。
而して本考案の装置によれば、セラミツクシー
ト6を、分割溝6a,6bのある表面を上向きに
してシユート11より供すると、セラミツクシー
ト6は直ちに第1、第2の無端ベルト4,5の送
り側摺動帯の対向面間隙tに挟持されるため駆動
モータによる振動や揺動によりズレたり斜めに変
動することなく、その挟持態のまま矢印の方向に
確実に移送される。この移送過程中に、先ず曲面
ローラ7の凹面ローラ7aと凸面ローラ7b間に
送り込まれると、セラミツクシート6は第2図C
に示したように移送方向と同方向に湾曲されるよ
うになり、そのためセラミツクシートの表面に刻
設された井桁格子状分割溝のうち、横方向の分割
溝6aに沿う剪断応力が作用して切断される。続
いてこの分断シートが三本ローラの押えローラ8
a,8bと受けローラ8c間に送り込まれると第
2図Dに示したように、移送方向と直角の方向に
湾曲されるようになり、そのため各分断シートの
縦方向の分割溝6bに沿う剪断応力が作用して切
断される。これら曲面ローラ7及び三本ローラ8
によつて横方向分割溝、縦方向分割溝とも連続し
て分断された多数のセラミツク小片6cはシユー
ト12より容器13内に収納され、次工程に移さ
れる。
なお、上記分割装置において、、セラミツクシ
ートを、分割溝のある表面を下向きにして供する
場合は、曲面ローラの凹面ローラと凸面ローラ及
び三本ローラの押えローラと受けローラの上下を
逆にする。また、曲面ローラと三本ローラの前後
段を逆にしてもよい。更に図示しないが、曲面ロ
ーラの凸面ローラ及び三本ローラの受けローラを
上下可動自在に軸設することによつてセラミツク
シートに対する剪断応力の過剰を防止し、常に一
定した応力を付加し得る利点がある。
以上の通り、横方向と縦方向に伸びる井桁格子
状の分割溝を表面に刻設したセラミツクシートを
多数の小片に分割する装置であつて、前記所定の
搬送要素と曲面ローラと三本ローラとの組合せか
らなり、前記曲面ローラは凸面ローラと凹面ロー
ラとで構成され、該ローラ間をセラミツクシート
が通過するとき、その横方向分割溝に沿つて分断
し、また前記三本ローラは二個の押さえローラと
一個の受けローラとで構成され、該ローラ間をセ
ラミツクシートが通過するとき、その縦方向分割
溝に沿つて分断して搬送要素の他端より分割され
た多数のセラミツク小片を排出するよう構成して
なる本考案の分割装置によれば、従来の手作業に
よる分割方式や、一方向の分割しかできない公知
の分割装置に比し量産性を顕著に高めるだけでな
く、更にセラミツクシートの供給から分割過程、
分割後のセラミツク小片の排出までの間、第1、
第2の無端ベルトにしつかりと挟持されているの
で、移送中にセラミツクシートがズレたり斜めに
変動したりすることがない。そのため精度良く分
割することができるので、歩留まりを大幅に改善
向上して、品質のすぐれたセラミツク基板を安価
に供し得る大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を説明するために掲げたセラミ
ツクシート、第2図は本考案に係るセラミツクシ
ートの分割装置を示し、A図は正面図、B図は平
面図、C図はB図イ−イ線に沿う部分の拡大図、
D図は同じくB図ロ−ロ線に沿う部分の拡大図で
ある。 2,2′……下部ベルトローラ、3,3′……上
部ベルトローラ、4,5……一対の無端ベルト、
6……セラミツクシート、6a……横方向の分割
溝、6b……縦方向の分割溝、7……曲面ロー
ラ、8……三本ローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 横方向と縦方向に伸びる井桁格子状の分割溝を
    表面に刻設したセラミツクシートを多数の小片に
    分割する装置であつて、 下部ベルトローラ間に巻掛けた第1無端ベルト
    の送り側摺動帯と、上部ベルトローラ間に巻掛け
    た第2無端ベルトの送り側摺動帯との対向面間隙
    に、前記セラミツクシートを挟持した状態で一端
    部の供給側から他端部の排出側まで移送する搬送
    要素と、 前記上下部ローラの一端と他端との間に、前記
    第1、第2無端ベルトの送り側摺動帯の外面に接
    するよう上下対向関係に配置した曲面ローラと、 同じく上下部ローラの一端と他端との間に、前
    記曲面ローラの前段側又は後段側にて前記第1、
    第2無端ベルトの送り側摺動帯の外面に接するよ
    うに上下対向関係に配置した三本ローラと、の組
    み合わせからなり、 前記曲面ローラは凸面ローラと凹面ローラとで
    構成され、該ローラ間をセラミツクシートが通過
    するとき、その横方向分割溝に沿つて分断し、ま
    た前記三本ローラは二個の押さえローラと一個の
    受けローラとで構成され、該ローラ間をセラミツ
    クシートが通過するとき、その縦方向分割溝に沿
    つて分断して前記搬送要素の他端より分割された
    多数のセラミツク小片を排出するよう構成されて
    いることを特徴とするセラミツクシートの分割装
    置。
JP1985180086U 1985-11-21 1985-11-21 Expired JPH0329128Y2 (ja)

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JP1985180086U JPH0329128Y2 (ja) 1985-11-21 1985-11-21

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JPS61105113U JPS61105113U (ja) 1986-07-04
JPH0329128Y2 true JPH0329128Y2 (ja) 1991-06-21

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JP4836259B2 (ja) * 2006-12-01 2011-12-14 株式会社研友 基板の自動分割方法、自動分割装置
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Citations (1)

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JPS5213333U (ja) * 1975-07-18 1977-01-29

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