JPH0610327U - 接着プレス機の剥離装置 - Google Patents

接着プレス機の剥離装置

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Publication number
JPH0610327U
JPH0610327U JP4847192U JP4847192U JPH0610327U JP H0610327 U JPH0610327 U JP H0610327U JP 4847192 U JP4847192 U JP 4847192U JP 4847192 U JP4847192 U JP 4847192U JP H0610327 U JPH0610327 U JP H0610327U
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JP
Japan
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belt
peeling
conveyor belt
lower belt
roller
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Pending
Application number
JP4847192U
Other languages
English (en)
Inventor
利博 落合
博 小川
Original Assignee
ジューキ株式会社
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Publication date
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Priority to JP4847192U priority Critical patent/JPH0610327U/ja
Publication of JPH0610327U publication Critical patent/JPH0610327U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、生地と芯地を接着する接着プレス
機において、ベルトに付着する生地を剥離する接着プレ
ス機の剥離装置を提供するものである。 【構成】 剥離部材13は、剥離手段を設けたコンベア
ベルト15の上面が下ベルト4の上面と同じレベルにる
ようにベンドローラ16と駆動ローラ17によって支持
され、又、ベンドローラ16と遊動ローラ18によって
コンベアベンド15が下ベルト4と接触するように構成
されている。従って、上ベルト1と下ベルト4の間を通
って送られた製品19は剥離部材13によって剥離さ
れ、コンベアベルト15の上で送られるので、暖かい製
品19はコンベアベルト15上で徐々に冷え、型くずれ
がなく安定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、生地と芯地を接着する接着プレス機において、ベルトに付着する生 地を剥離する接着プレス機の剥離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の接着プレス機として、図5及び図6に示すように、上ベルト1が上駆 動ローラ2、3に掛けられ、又、下ベルト4は下駆動ローラ5、6に掛けられ、 さらに、上ベルト1と下ベルト4は補助ローラ7の部分で互いに接触され、上ベ ルト1と下ベルト4の接触する部分に複数個のヒータ8が装着されたものが提案 されている(特公昭57−54564号公報参照)。
【0003】 又、この接着プレス機では、上駆動ローラ3と下駆動ローラ6の部分で、下ベ ルト4に一部が接触する4枚の剥離板9aを設けた剥離部材9が装着され、さら に、下ベルト4から僅かに離れた位置に送りローラ10、11に掛けられた送り 出しベルト12が設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように構成された従来の接着プレス機では、剥離部材9が回転して4枚の 剥離板9aの先端が順次下ベルト4の表面にそれぞれ接触し、剥離部材9の剥離 板9aで製品を剥離するが、下ベルト4と送り出しベルト12との間に落差があ るため、製品が折れるという欠点があり、又、製品が回転している剥離部材9の 上を乗り越えて行くため、製品の流れがスムーズでなく、さらに、暖かい製品が 剥離部材9によって折れて搬送された後、冷えるため、型くずれを生じるという 問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上駆動ローラによって駆動される上ベルトと、上ベルトと接触され 、かつ下駆動ローラによって駆動される下ベルトと、上ベルト及び下ベルトを加 熱するヒータとからなる接着プレス機において、前記下ベルトの上面とほぼ同じ レベルに支持された送り面を持つ剥離手段を備えたコンベアベルトからなる剥離 部材を前記下ベルトに接触して装着するものである。
【0006】
【作用】
本考案では、剥離部材を下ベルトの上面と同じ搬送面を持つ剥離手段を備えた ベルトから構成されているので、上ベルトと下ベルトの間で接着された製品は剥 離部材の剥離手段で下ベルトから剥離されて剥離部材の上面へ送られる。
【0007】 そして、下ベルトから剥離された製品は剥離部材の上面を送られるので、暖か い製品が搬送されながら徐々に冷えて行くので、製品の型くずれがなく安定する 。
【0008】
【実施例】
図1は、本考案の実施例の接着プレス機の剥離装置の側面図、図2は、図1の 装置の平面図で、剥離部材13は糸14をメッシュ状に編んだ剥離手段を持つコ ンベアベルト15によって構成され、このコンベアベルト15は下ベルト4の上 面とほぼ同じ面になるようにベンドローラ16と駆動ローラ17によって支持さ れ、さらに、ベンドローラ16と遊動ローラ18によってコンベアベルト15が 下ベルト4と接触するように構成されている。
【0009】 そして、下駆動ローラ6は反時計方向に回転して下ベルト4を駆動し、又、駆 動ローラ17も反時計方向に回転してコンベアベルト5を駆動している(図1参 照)。
【0010】 従って、コンベアベルト15はベルトのテンションによって、下ベルト4と接 触を保ちつつ互いに反対方向に回転されるので、上ベルト1と下ベルト4によっ て送られた製品19はメッシュ状のコンベアベルト15によって剥離されてコン ベアベルト15の上面へ送られる。
【0011】 従って、上ベルト1と下ベルト4の間を通って剥離部材13のコンベアベルト 15の剥離手段である糸14で剥離された暖かい製品19はコンベアベルト15 の上を送られながら徐々に冷えて行くので、型くずれがなく安定する。
【0012】 図3は、本考案の他の実施例の接着プレス機の剥離装置の側面図、図4は図3 の平面図で、剥離部材20は中央部分から両端部に斜めに設けられた多数のV形 状の弾性体の歯を持つ剥離手段21を備えたコンベアベルト22によって構成さ れ、このコンベアベルト22は駆動ローラ23及び遊動ローラ24によって支持 され、又、剥離手段21の一部は下ベルト4に弾性的に接触している。
【0013】 なお、剥離手段21のV形状の頂部は下駆動ローラ6に対して反対方向に形成 されていても良い。
【0014】 このように構成された本実施例の剥離装置では、図示矢符方向に下ベルト4及 びコンベアベルト22が回転されるから、上ベルト1と下ベルト4の間を通って 加熱された製品19はコンベアベルト22の剥離手段21で剥離されてコンベア ベルト22の上面へ送られる。
【0015】 従って、上ベルト1と下ベルト4の間を通って剥離部材20のコンベアベルト 22の剥離手段21で剥離された暖かい製品19はコンベアベルト22の上を送 られながら徐々に冷えて行くので、型くずれがなく安定する。
【0016】 又、上記剥離手段21に代えて多数の直線状の弾性体の歯を持つコンベアベル トとしても、コンベアベルトと下ベルト4とは弾性的に接触を保って互いに反対 方向に回転されるため、実用上同等の効果を奏する。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の接着プレス機の剥離装置では、剥離部材をコンベ アベルトで構成するとともに、コンベアベルトに剥離手段を設けたので、上ベル トと下ベルトで送られた製品は剥離部材の剥離手段によって下ベルトから剥離さ れ、又、剥離された製品は剥離部材のコンベアベルトの上面を送られながら徐々 に冷えて行くので、型くずれがなく安定するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の接着プレス機の剥離装置の側
面図である。
【図2】図1の剥離装置の平面図である。
【図3】本考案の実施例の接着プレス機の剥離装置の側
面図である。
【図4】図3の剥離装置の平面図である。
【図5】従来の接着プレス機の側面図である。
【図6】図5の接着プレス機の一部拡大図である。
【符号の説明】
1 上ベルト 4 下ベルト 6 下駆動ローラ 13 剥離部材 14 糸 15 コンベアベルト 16 ベンドローラ 17 駆動ローラ 18 遊動ローラ 19 製品 20 剥離部材 21 剥離手段 22 コンベアベルト 23 駆動ローラ 24 遊動ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上駆動ローラによって駆動される上ベル
    トと、上ベルトと接触され、かつ下駆動ローラによって
    駆動される下ベルトと、上ベルト及び下ベルトを加熱す
    るヒータとからなる接着プレス機において、前記下ベル
    トの上面とほぼ同じレベルに支持された送り面を持つ剥
    離手段を備えたコンベアベルトからなる剥離部材を前記
    下ベルトに接触して装着することを特徴とする接着プレ
    ス機の剥離装置。
JP4847192U 1992-07-10 1992-07-10 接着プレス機の剥離装置 Pending JPH0610327U (ja)

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JP4847192U JPH0610327U (ja) 1992-07-10 1992-07-10 接着プレス機の剥離装置

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JP4847192U JPH0610327U (ja) 1992-07-10 1992-07-10 接着プレス機の剥離装置

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JPH0610327U true JPH0610327U (ja) 1994-02-08

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ID=12804297

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5054522U (ja) * 1973-09-14 1975-05-24
JPH0894886A (ja) * 1994-09-21 1996-04-12 Nec Corp 光モジュール光軸調整方法
KR20150088674A (ko) * 2014-01-24 2015-08-03 김선태 포장박스 접착기의 프레싱 장치
JP2019104993A (ja) * 2017-12-08 2019-06-27 アサヒ繊維機械工業株式会社 芯地接着装置

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JPH0894886A (ja) * 1994-09-21 1996-04-12 Nec Corp 光モジュール光軸調整方法
KR20150088674A (ko) * 2014-01-24 2015-08-03 김선태 포장박스 접착기의 프레싱 장치
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