JP2751067B2 - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
- Publication number
- JP2751067B2 JP2751067B2 JP1043127A JP4312789A JP2751067B2 JP 2751067 B2 JP2751067 B2 JP 2751067B2 JP 1043127 A JP1043127 A JP 1043127A JP 4312789 A JP4312789 A JP 4312789A JP 2751067 B2 JP2751067 B2 JP 2751067B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- conveyor
- main conveyor
- guide plate
- flat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/22—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、上下面が平坦な略薄板状のワークをコンベ
ア上に不揃いに載せて搬送する間に所定の向きに整列さ
せて次工程に送り出す搬送装置に関するものである。
ア上に不揃いに載せて搬送する間に所定の向きに整列さ
せて次工程に送り出す搬送装置に関するものである。
（発明の背景） 前工程からその向きや位置が不揃いな状態で連続的に
送り出されて来るワークを、次工程に搬送する間にその
向きや排出位置を揃えて送り出す搬送装置がある。
送り出されて来るワークを、次工程に搬送する間にその
向きや排出位置を揃えて送り出す搬送装置がある。
第６図は従来装置の斜視図、第７図はその断面図であ
る。この図で符号１は主コンベアとしてのフラットコン
ベア、２、２は一対の対向する案内板であり、この案内
板２、２はコンベア１の上面に接近して起立し、コンベ
ア１により移動されるワーク３をこれら案内板２、２に
当ててワーク３の方向と位置を揃えるものである。しか
しこの装置においてはコンベア１の上面と案内板２の下
縁との間に間隙があるため、特に上下面が平坦で薄い板
状のワークの場合には第７図のようにこの間隙にワーク
３が入り込み搬送不能となったりワークを傷めるという
問題があった。
る。この図で符号１は主コンベアとしてのフラットコン
ベア、２、２は一対の対向する案内板であり、この案内
板２、２はコンベア１の上面に接近して起立し、コンベ
ア１により移動されるワーク３をこれら案内板２、２に
当ててワーク３の方向と位置を揃えるものである。しか
しこの装置においてはコンベア１の上面と案内板２の下
縁との間に間隙があるため、特に上下面が平坦で薄い板
状のワークの場合には第７図のようにこの間隙にワーク
３が入り込み搬送不能となったりワークを傷めるという
問題があった。
またフラットコンベアの一側に案内板を設け、ワーク
に空気を吹き付けてワークを滑らせ、この案内板に押付
けることも考えられるが、薄いワークの場合にはワーク
の受圧面積が小さくてワークの位置修正が困難であっ
た。さらにフラットコンベア上のワークを左右両側から
他の一組のコンベアで挟みながら搬送するものもある
が、やはり薄いワークに対してはその側面を挟むのが困
難であったり側面を挟むコンベアのベルト間隔の微調整
が困難であった。
に空気を吹き付けてワークを滑らせ、この案内板に押付
けることも考えられるが、薄いワークの場合にはワーク
の受圧面積が小さくてワークの位置修正が困難であっ
た。さらにフラットコンベア上のワークを左右両側から
他の一組のコンベアで挟みながら搬送するものもある
が、やはり薄いワークに対してはその側面を挟むのが困
難であったり側面を挟むコンベアのベルト間隔の微調整
が困難であった。
（発明の目的） 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、
特に上下面が平坦で薄い板状のワークを円滑にかつワー
クを傷めることなく所定の方向に揃えて所定の位置に送
出することができる搬送装置を提供することを目的とす
る。
特に上下面が平坦で薄い板状のワークを円滑にかつワー
クを傷めることなく所定の方向に揃えて所定の位置に送
出することができる搬送装置を提供することを目的とす
る。
（発明の構成） 本発明によればこの目的は、上下両面が平坦な薄い略
板状のワークをこのワークより十分に広い幅を持ったコ
ンベア上に載せて所定方向に配列させつつ次工程へ搬送
する搬送装置において、上面が平坦かつ幅広であって前
記ワークを載せて搬送する主コンベアと、この主コンベ
アの一側に沿って配設された側面案内板と、前記主コン
ベアの上面のほぼ全幅に亘って対向して位置しその搬送
方向下流側が前記側面案内板に接近するように前記主コ
ンベアに対して斜めに走行する断面円形のベルトからな
る片寄せコンベアとを備え、前記主コンベアと片寄せコ
ンベアとに前記ワークの下面および上面をそれぞれ接触
させて両コンベアの間に前記ワークを挟む一方、このワ
ークを片寄せコンベアによって前記側面案内板に当てて
所定方向に配列させつつ送出することを特徴とする搬送
装置により達成される。
板状のワークをこのワークより十分に広い幅を持ったコ
ンベア上に載せて所定方向に配列させつつ次工程へ搬送
する搬送装置において、上面が平坦かつ幅広であって前
記ワークを載せて搬送する主コンベアと、この主コンベ
アの一側に沿って配設された側面案内板と、前記主コン
ベアの上面のほぼ全幅に亘って対向して位置しその搬送
方向下流側が前記側面案内板に接近するように前記主コ
ンベアに対して斜めに走行する断面円形のベルトからな
る片寄せコンベアとを備え、前記主コンベアと片寄せコ
ンベアとに前記ワークの下面および上面をそれぞれ接触
させて両コンベアの間に前記ワークを挟む一方、このワ
ークを片寄せコンベアによって前記側面案内板に当てて
所定方向に配列させつつ送出することを特徴とする搬送
装置により達成される。
（実施例） 第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図はワーク
の斜視図、第3A〜Ｃ図はこの装置の作動説明図、第4A、
4B図は第3A、Ｃ図におけるＡ−Ａ線およびＢ−Ｂ線断面
図である。
の斜視図、第3A〜Ｃ図はこの装置の作動説明図、第4A、
4B図は第3A、Ｃ図におけるＡ−Ａ線およびＢ−Ｂ線断面
図である。
この実施例で使用されるワーク10は、第２図のように
IC（集積回路）12を組み付けたリードフレーム14であ
る。すなわち中心部に向って突出する多数のリード線を
形成した薄板からなるリードフレーム14にIC基板をボン
ディングしてから樹脂封止をし、IC12をリードフレーム
14と一体化したものである。このワーク10は例えばIC12
の厚さが1.5mm程度、リードフレーム14の厚さが0.15mm
程度であり、非常に薄く上下面が平坦で略板状である。
IC（集積回路）12を組み付けたリードフレーム14であ
る。すなわち中心部に向って突出する多数のリード線を
形成した薄板からなるリードフレーム14にIC基板をボン
ディングしてから樹脂封止をし、IC12をリードフレーム
14と一体化したものである。このワーク10は例えばIC12
の厚さが1.5mm程度、リードフレーム14の厚さが0.15mm
程度であり、非常に薄く上下面が平坦で略板状である。
16は主コンベアとしてのフラットコンベアであり、モ
ータ18（第１図）により矢印Ｘ方向に走行される。20は
このコンベア16の一側に沿って延在する側面案内板であ
る。
ータ18（第１図）により矢印Ｘ方向に走行される。20は
このコンベア16の一側に沿って延在する側面案内板であ
る。
22はフラットコンベア16上に設けた片寄せコンベアで
あり、断面円形のベルトを有する。このコンベア22のワ
ーク接触面である下面22aは、16の走行方向Ｘに対して
傾いた方向Ｙ、すなわち走行方向下流側が側面案内板20
に接近する方向Ｙに走行する。
あり、断面円形のベルトを有する。このコンベア22のワ
ーク接触面である下面22aは、16の走行方向Ｘに対して
傾いた方向Ｙ、すなわち走行方向下流側が側面案内板20
に接近する方向Ｙに走行する。
ワーク10は図の左側の前工程（図示せず）からフラッ
トコンベア16上に載せられ、フラットコンベア16と片寄
せコンベア22との間に上下から挟まれる。ここにワーク
10とフラットコンベア16との間に発生するすべり抵抗力
は、ワーク10と片寄せコンベア22との間に発生するすべ
り抵抗力よりも小さくなるように抵抗係数を設定するの
が望ましい。
トコンベア16上に載せられ、フラットコンベア16と片寄
せコンベア22との間に上下から挟まれる。ここにワーク
10とフラットコンベア16との間に発生するすべり抵抗力
は、ワーク10と片寄せコンベア22との間に発生するすべ
り抵抗力よりも小さくなるように抵抗係数を設定するの
が望ましい。
従ってフラットコンベア16に載ったワーク10は第3A、
4A図に示すように両コンベア16、22間に挟まれ、その後
は第3B図に示すようにワーク10はすべり抵抗力の大きい
片寄せコンベア22によってＹ方向に移動しつつコンベア
16上を滑ってゆく。この時片寄せコンベア22のベルトは
断面円形なので、ワーク10がＸ方向に移動するときに僅
かに捩じれながらワーク10を側面案内板20側へ移動させ
る。このためワーク10を傷めることなく移動させること
ができる。そしてワーク10は第3C、4B図のように側面案
内板20に当たって案内板20と並行になり、そのままフラ
ットコンベア16と並行なＸ方向に移動する。この結果ワ
ーク10はその方向と、排出位置が決まった状態で後工程
に送出される。
4A図に示すように両コンベア16、22間に挟まれ、その後
は第3B図に示すようにワーク10はすべり抵抗力の大きい
片寄せコンベア22によってＹ方向に移動しつつコンベア
16上を滑ってゆく。この時片寄せコンベア22のベルトは
断面円形なので、ワーク10がＸ方向に移動するときに僅
かに捩じれながらワーク10を側面案内板20側へ移動させ
る。このためワーク10を傷めることなく移動させること
ができる。そしてワーク10は第3C、4B図のように側面案
内板20に当たって案内板20と並行になり、そのままフラ
ットコンベア16と並行なＸ方向に移動する。この結果ワ
ーク10はその方向と、排出位置が決まった状態で後工程
に送出される。
第５図は他の実施例の平面図である。この実施例では
前記第１〜４図の実施例におけるフラットコンベア16に
代えて主コンベアとして走行方向Ｘに対して側面案内板
24方向に傾いた多数の丸ベルト26を用いたものである。
すなわち多数のプーリ28を同方向に回転駆動し、走行方
向の下流側プーリ28が案内板24に近付くように斜め方向
に位置する２つのプーリ28間に丸ベルト26を巻き掛けた
ものである。この実施例によればワーク10は一層円滑に
案内板24方向に送られ、位置決め速度が速くなる。
前記第１〜４図の実施例におけるフラットコンベア16に
代えて主コンベアとして走行方向Ｘに対して側面案内板
24方向に傾いた多数の丸ベルト26を用いたものである。
すなわち多数のプーリ28を同方向に回転駆動し、走行方
向の下流側プーリ28が案内板24に近付くように斜め方向
に位置する２つのプーリ28間に丸ベルト26を巻き掛けた
ものである。この実施例によればワーク10は一層円滑に
案内板24方向に送られ、位置決め速度が速くなる。
（発明の効果） 本発明は以上のように、上下面が平坦で薄い略板状の
ワークを、上面が平坦な主コンベアと断面円形のベルト
からなる片寄せコンベアとの間に挟みながら搬送するも
のであるから、搬送中に片寄せコンベアのベルトは容易
に捩れることができ、ワークに大きな力が加わることが
なくなり、ワークを確実に保護しながら搬送することが
できる。またワークはその下面を主コンベア上で滑らせ
ながらかつその上面で片寄せコンベアのベルトを捩りな
がら側面案内側に当接され、ワークの方向と排出位置と
を揃えるものであるから、ワークを傷めることなく円滑
に揃えることができる。
ワークを、上面が平坦な主コンベアと断面円形のベルト
からなる片寄せコンベアとの間に挟みながら搬送するも
のであるから、搬送中に片寄せコンベアのベルトは容易
に捩れることができ、ワークに大きな力が加わることが
なくなり、ワークを確実に保護しながら搬送することが
できる。またワークはその下面を主コンベア上で滑らせ
ながらかつその上面で片寄せコンベアのベルトを捩りな
がら側面案内側に当接され、ワークの方向と排出位置と
を揃えるものであるから、ワークを傷めることなく円滑
に揃えることができる。
第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図はワークの
斜視図、第3A〜Ｃ図はこの装置の作動説明図、第4A、4B
図は第3A、Ｃ図におけるＡ−Ａ線およびＢ−Ｂ線断面図
である。また第５図は他の実施例の平面図、第６、７図
は従来装置の斜視図とその断面図である。 10……ワーク、16……主コンベアとしてのフラットコン
ベア、20……側面案内板、22、24……片寄せコンベア、
26……主コンベアとしての丸ベルト。
斜視図、第3A〜Ｃ図はこの装置の作動説明図、第4A、4B
図は第3A、Ｃ図におけるＡ−Ａ線およびＢ−Ｂ線断面図
である。また第５図は他の実施例の平面図、第６、７図
は従来装置の斜視図とその断面図である。 10……ワーク、16……主コンベアとしてのフラットコン
ベア、20……側面案内板、22、24……片寄せコンベア、
26……主コンベアとしての丸ベルト。
Claims (1)
- 【請求項１】上下両面が平坦な薄い略板状のワークをこ
のワークより十分に広い幅を持ったコンベア上に載せて
所定方向に配列させつつ次工程へ搬送する搬送装置にお
いて、 上面が平坦かつ幅広であって前記ワークを載せて搬送す
る主コンベアと、この主コンベアの一側に沿って配設さ
れた側面案内板と、前記主コンベアの上面のほぼ全幅に
亘って対向して位置しその搬送方向下流側が前記側面案
内板に接近するように前記主コンベアに対して斜めに走
行する断面円形のベルトからなる片寄せコンベアとを備
え、前記主コンベアと片寄せコンベアとに前記ワークの
下面および上面をそれぞれ接触させて両コンベアの間に
前記ワークを挟む一方、このワークを片寄せコンベアに
よって前記側面案内板に当てて所定方向に配列させつつ
送出することを特徴とする搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1043127A JP2751067B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1043127A JP2751067B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02225209A JPH02225209A (ja) | 1990-09-07 |
| JP2751067B2 true JP2751067B2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=12655180
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1043127A Expired - Lifetime JP2751067B2 (ja) | 1989-02-27 | 1989-02-27 | 搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2751067B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7249671B2 (en) * | 2005-05-06 | 2007-07-31 | Laitram, L.L.C. | Roller-belt conveyor for accumulating and moving articles laterally across the conveyor |
| DE102013208561A1 (de) * | 2013-05-08 | 2014-11-13 | Gebr. Willach Gmbh | Manipulator |
| CN106241222B (zh) * | 2016-08-31 | 2018-08-21 | 佛山市宏事达食品有限公司 | 一种食品输送的传送带动力装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5425302B2 (ja) * | 1971-09-01 | 1979-08-27 | ||
| JPS581021U (ja) * | 1981-06-23 | 1983-01-06 | 太田 正之 | 単板の姿勢修正装置 |
-
1989
- 1989-02-27 JP JP1043127A patent/JP2751067B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02225209A (ja) | 1990-09-07 |
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