JPH03267519A - 自動車用マフラ - Google Patents

自動車用マフラ

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JPH03267519A
JPH03267519A JP6896490A JP6896490A JPH03267519A JP H03267519 A JPH03267519 A JP H03267519A JP 6896490 A JP6896490 A JP 6896490A JP 6896490 A JP6896490 A JP 6896490A JP H03267519 A JPH03267519 A JP H03267519A
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JP
Japan
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shell
end plate
muffler
plate
titanium
Prior art date
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Pending
Application number
JP6896490A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Ito
和俊 伊藤
Akira Hayakawa
彰 早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、耐食性がよく、製造コストも低下できる自動
車用マフラに関する。
(従来の技術) 自動車に搭載されるエンジンの排気系には、消音器(マ
フラ)が取付けられている。このマフラには、空洞形(
拡張形)、挿入管式空洞形、共鳴形及び吸音形などの種
類があるが、いずれも両端が開口されたシェルと、シェ
ルの両端開口部を閉塞するエンドプレートとから構成さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) 排気系に用いられるマフラ内部は、排気ガス中の水蒸気
が凝結してできる水と、排気ガス中に含まれるイオウ酸
化物や窒素酸化物とに由来して生じた硫酸や硝酸等に曝
される。従って、例えば、普通鋼にアルミニウムメッキ
を施したものでは、鋼が錆てしまい、この錆によりアル
ミニウムメッキ層が持ち上げられ、やがてはシェルに穴
ができることかある。そのために、従来より、マフラ用
材料として耐食性のよい19Cr系ステンレス鋼にアル
ミニウムメッキを施したものが用いられている。
しかし、19Cr系ステンレス鋼は非常に高価であり、
それが製造コストを上昇させる要因の一つにもなってい
る。また、マフラのより一層の耐食性の向上も望まれて
いる。
そこで本発明は、耐食性が優れており、製造コストも低
下できる自動車用マフラを提供する。
(課題を解決するための手段) 本発明は、両端が開口された筒体であるシェルと、前記
シェルの両端開口部を閉塞するように取付けられたエン
ドプレートとからなる自動車用マフラにおいて、 前記シェルが、一側面にチタン層を有する長尺状の鋼板
をチタン層が外側に露出するように長手方向に二つに折
り曲げられてなる折曲材を、折り曲げ部が内部空間に臨
むように長手方向に巻回して、筒体に形成されてなるも
のであり、前記エンドプレートが、一側面にチタン層を
有し、他側面に金属メッキ層を有するプレート材料を、
チタン層が前記内部空間に臨むように前記シェルの開口
部を閉塞してなるものであり、前記シェルと前記エンド
プレートとがシェルの開口端周縁部と、エンドプレート
周縁部との巻き締めにより結合・一体化されていること
を特徴とする自動車用マフラを提供する。
(作用) 自動車用マフラを構成するシェルとエンドプレートの内
側面は、すべて耐食性が優れたチタン層で被覆されてい
る。また、このようにチタン層を設けたことから、ステ
ンレス鋼に比べて安価な普通鋼をシェルとエンドプレー
トの構成基材として使用できる。
さらに、シェルとエンドプレートとの接合部は、巻き締
めにより密着・結合されており、シェル部材端面及びエ
ンドプレートの端面が共に内部空間に露出することがな
い。
(実施例) 以下、本発明の自動車用マフラの一実施例を図面に基つ
いて説明する。
本発明の自動車用マフラの斜視図である第1図に示すと
おり、自動車用マフラ1は、シェル2と、その両端開口
部を閉塞する二枚のエンドプレート3とから形成されて
おり、シェル2とエンドプレート3とは、結合・一体化
されている。なお、第1図中、5a及び5bは、排気管
と接続するための連結管である。
シェル2は、第2A図に示す折曲材10を、その長手方
向に巻回してなるものである(第1図の■−■に沿う断
面図である第3図参照)。
折曲材10は、外側にチタン又はチタン系合金からなる
チタン層12を有し、普通鋼板11が内側に納められた
構造の一定幅の長尺体であり、その長手方向の一端縁で
ある折曲部10aはチタン層12で被覆されているが、
その反対端縁である合わせ部10bは普通鋼板(軟鋼板
)11が露出している。
この折曲材10は、普通鋼板11 (厚み例えば、0、
3 mm)の一側面に、銅を介してチタン箔を積層し、
圧延ロールで圧接してチタン層12(厚み例えば、0.
05mm)を形成したクラツド材を、その長手方向に普
通鋼板11同士が接するまで折り曲げてなるものである
。なお、前記普通鋼板11の他側面(チタン層12の反
対面)にはエポキシ樹脂塗料を塗布してもよい。また、
この折曲材IOは薄いので、その折曲部10aのチタン
層12に亀裂が入ることがある。従って、折曲部10a
に相当する普通鋼11の間に丸棒(ワイヤ)13を挟み
込んで折り曲げることにより、折曲部10aの表面に丸
みをつけることが望ましい(第2B図参照)。
シェル2は第3図に示すとおり、折曲材10の折曲部1
0aが内部空間2aに臨むように、巻回して筒体に形成
されている。そして、巻き初め部(折り曲げ部)10a
と、巻き終わり部(合わせ部)10bとはスポット溶接
などの方法で、それぞれ融着されている。なお、巻回数
を多くするとシェル2の強度は上がるが、一方で重くな
るので、巻回数はこの二つの要素を考慮して決定する。
シェル2の両端開口部を閉塞する二枚のエンドプレート
3は、シェル2の開口部に略合致する形状の三層からな
るプレート材料20から構成されている(第4図参照)
プレート材料20は、普通鋼板(軟鋼板)21の一側面
に、例えば、圧延法によりチタン又はチタン系合金箔か
らなるチタン層22を設け、他面に耐食性の金属メッキ
層23を設けたものである。
ここで普通鋼板21の厚みは例えば、0.3mmであり
、チタン箔層22及び金属メッキ層23の厚みは例えば
、0.05mmである。また、金属メッキ層23は、例
えば、Af−Mn溶融塩電気メッキにより形成すること
ができる。この場合のメッキ目付量は、20g/rd以
上であることが好ましい。なお、エンドプレート3は、
プレート材料20のチタン層22が、内部空間2a側に
臨むようにシェル2に取付けられてなるものである。
シェル2とエンドプレート3は、接合部4a及び4bに
おいて、第5図(第1図のv−■に沿う断面図)に示す
ようにして巻き締められている。
従って、接合部4a及び4bにおいても、内部空間2a
側には必ずチタン層12及びチタン層22が臨んでいる
ことになる。
この接合部4a及び4bは、シェル2の開口端周縁部2
bとエンドプレート3周縁部3aとを第5図に示すよう
に巻き込み、かしめることにより接合される。なお、第
5図において、シェル2及びその開口端周縁部2bは、
二重又はそれ以上に積層された折曲材10の積層体を表
す。
次に本発明の自動車用マフラ1の作用を説明する。
排気ガスがマフラlの内部空間2aに滞留すると、排気
ガス中に含まれる水蒸気やイオウ酸化物及び窒素酸化物
などに由来して硫酸や硝酸が生じる。従って、シェル2
及びエンドプレート3の内側面は、これらの硫酸や硝酸
に断続的に曝されることになる。
しかし、本発明のマフラlを構成するシェル2及びエン
ドプレート3の内側面は、全てチタン層12及びチタン
層22で被覆されている。このマフラ内部におけるチタ
ンの耐食性はステンレスの10倍以上も優れ、普通鋼板
11.21を保護し、また、本発明のマフラlにおいて
は、シェル2が、折曲部10aが内側になるように(即
ち、普通鋼が露出した合わせ部10bが外側になるよう
に)折曲材10を巻回して形成されており(第3図参照
)、更に、シェル2とエンドプレート3との接合部4a
及び4bが、必ず内側にチタン層12及び22が臨むよ
うに巻き締められている(第5図参照)。
従って、本発明のマフラ1を構成するシェル2及びエン
ドプレート3においては、錆難いチタン層12及び22
が硫酸や硝酸と接触し、錆易い普通鋼11及び21が硫
酸や硝酸に接触することがないので錆が発生し難い。
また、シェル2とエンドプレート3との接合部4a及び
4bは、巻き締めにより密着・結合されているので、前
記接合部4a及び4bから排気にともなう音がマフラ1
外部に漏れることがない。
(発明の効果) 本発明の自動車用マフラは、ステンレス鋼に比べて安価
な普通鋼を基材とするシェル及びエンドプレートの内側
面が、すべて耐食性の高いチタン層で被覆されている。
また、シェルが、折曲材を用い、折曲部が内側になるよ
うに巻回して形成されているので、普通鋼材の両面にチ
タン層を設けたものを巻回して形成したシェルのように
、チタン層で被覆されていないエッチ部分がシェル内部
に露出することがない。さらに、シェル及びエンドプレ
ートの接合部が、巻き締めにより密着・結合されている
従って、本発明の自動車用マフラは、安価な普通鋼を使
用でき、また、高価なチタンは耐食性が高いので少量の
使用で十分に目的を達成できることから、従来の19C
r系ステンレス鋼を用いた場合に比べて製造コストを引
き下げることができる。
さらに、本発明の自動車用マフラは非常に錆難く、排気
時の音がシェル及びエンドプレートの接4゜ 合部から漏れることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車用マフラの斜視図、第2A図は折曲材の
長手方向の断面図、第2B図は第2A図の折曲部の変形
態様の断面図、第3図は第1図の■−■に沿う断面図、
第4図はプレート材料の断面図、第5図は第1図の■−
■に沿う断面図である。 ■・・・自動車用マフラ、2・・・シェル、2a・・・
内部空間、2b・・・シェル開口端周縁部、3・・・エ
ンドプレート、3a・・・エンドプレート周縁部、4a
・・・接合部、4b・・・接合部、5a・・・連結管、
5b・・・連結管、10・・・折曲材、10a・・・折
曲部(又は巻き初め部)、lOb・・・合わせ部(又は
巻き終わり部)、11・・・普通鋼板、12・・・チタ
ン層、13・・・丸棒(ワイヤ)、20・・・プレート
材料、21・・・普通鋼板、22・・・チタン層、23
・・・金属メッキ層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 両端が開口された筒体であるシェルと、前記シェルの両
    端開口部を閉塞するように取付けられたエンドプレート
    とからなる自動車用マフラにおいて、 前記シェルが、一側面にチタン層を有する長尺状の鋼板
    をチタン層が外側に露出するように長手方向に二つに折
    り曲げられてなる折曲材を、折り曲げ部が内部空間に臨
    むように長手方向に巻回して、筒体に形成されてなるも
    のであり、 前記エンドプレートが、一側面にチタン層を有し、他側
    面に金属メッキ層を有するプレート材料を、チタン層が
    前記内部空間に臨むように前記シェルの開口部を閉塞し
    てなるものであり、 前記シェルと前記エンドプレートとがシェルの開口端周
    縁部と、エンドプレート周縁部との巻き締めにより結合
    ・一体化されていることを特徴とする自動車用マフラ。
JP6896490A 1990-03-19 1990-03-19 自動車用マフラ Pending JPH03267519A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006046375A1 (ja) * 2004-10-28 2006-05-04 Sango Co., Ltd. 排気系部品の外筒
US8450033B2 (en) 2006-11-30 2013-05-28 Ricoh Company, Ltd. Latent electrostatic image bearing member, and image forming apparatus, image forming method and process cartridge using the same

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