JPH0212261Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212261Y2 JPH0212261Y2 JP1984153215U JP15321584U JPH0212261Y2 JP H0212261 Y2 JPH0212261 Y2 JP H0212261Y2 JP 1984153215 U JP1984153215 U JP 1984153215U JP 15321584 U JP15321584 U JP 15321584U JP H0212261 Y2 JPH0212261 Y2 JP H0212261Y2
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- JP
- Japan
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- steel plate
- stainless steel
- silencer
- steel plates
- plate
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- Expired
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- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 23
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 23
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 19
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 19
- 230000003584 silencer Effects 0.000 claims description 13
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 6
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 考案の目的
〔産業上の利用分野〕
本考案は自動車等の内燃機関の消音器に関す
る。
る。
この種の消音器は、従来一般に普通鋼板もしく
はアルミニウムメツキ等の表面処理鋼板で形成さ
れる。ところが最近、消音器の長寿命化が要求さ
れ耐食性の向上が望まれている。
はアルミニウムメツキ等の表面処理鋼板で形成さ
れる。ところが最近、消音器の長寿命化が要求さ
れ耐食性の向上が望まれている。
そこで消音器をステンレス鋼板のみで構成すれ
ば、耐食寿命は飛躍的に増すが、コストが数倍と
なる。一方そのコストを低減させるために肉薄に
すると消音器壁面からの放射音は板厚の3乗に反
比例して増大し騒音特性を悪化させる。
ば、耐食寿命は飛躍的に増すが、コストが数倍と
なる。一方そのコストを低減させるために肉薄に
すると消音器壁面からの放射音は板厚の3乗に反
比例して増大し騒音特性を悪化させる。
本考案は上記の点に鑑みて提案されたもので、
耐食性のよい消音器を安価に得ることを目的とす
る。
耐食性のよい消音器を安価に得ることを目的とす
る。
ロ 考案の構成
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために以下の構成とした
ものである。即ち、普通鋼板もしくは表面処理鋼
板(以下便宜上単に普通鋼板という)11の両面
にステンレス鋼板12を重ね合せて3層構造と
し、かつ、普通鋼板11をステンレス鋼板12よ
り短くして、その端部をステンレス鋼板12のみ
の重ね合せにより結合した消音器を要旨とする。
ものである。即ち、普通鋼板もしくは表面処理鋼
板(以下便宜上単に普通鋼板という)11の両面
にステンレス鋼板12を重ね合せて3層構造と
し、かつ、普通鋼板11をステンレス鋼板12よ
り短くして、その端部をステンレス鋼板12のみ
の重ね合せにより結合した消音器を要旨とする。
層状に形成した消音器の内外面がステンレス鋼
板12で形成され、端部はステンレス鋼板12の
みの重ね合せにより結合されるので、耐食性の小
さい普通鋼板11がその結合部Aにおいても露出
せず耐久性のある消音器が得られる。
板12で形成され、端部はステンレス鋼板12の
みの重ね合せにより結合されるので、耐食性の小
さい普通鋼板11がその結合部Aにおいても露出
せず耐久性のある消音器が得られる。
第1図は本考案消音器1の斜視図、第2図はそ
の外筒1aの横断面図にして、形成すべき外筒1
aの周長よりも予めやや短めに形成した普通鋼板
11に、上記周長の約2倍の長さのステンレス鋼
板12を重ね合せ、ステンレス鋼板12を内面に
して横断面長円形の筒状に巻き、その巻端でステ
ンレス鋼板12の一部12bをその巻始端12a
と重ね合せる。そしてステンレス鋼板12を普通
鋼板11の外面に重ね巻きし、その巻終端12c
を前記重ね合せ部12a,12bと一体に溶接W
により結合した例である。2は排気管、3は尾管
を示す。
の外筒1aの横断面図にして、形成すべき外筒1
aの周長よりも予めやや短めに形成した普通鋼板
11に、上記周長の約2倍の長さのステンレス鋼
板12を重ね合せ、ステンレス鋼板12を内面に
して横断面長円形の筒状に巻き、その巻端でステ
ンレス鋼板12の一部12bをその巻始端12a
と重ね合せる。そしてステンレス鋼板12を普通
鋼板11の外面に重ね巻きし、その巻終端12c
を前記重ね合せ部12a,12bと一体に溶接W
により結合した例である。2は排気管、3は尾管
を示す。
第3図は普通鋼板11の内外両面に、予め両端
に結合代12d,12eを設けたステンレス鋼板
12,12を重ね合せて筒状に巻き、上記の結合
代12d,12eのみを四重に重ね合せて巻きか
しめ結合した例を示す。
に結合代12d,12eを設けたステンレス鋼板
12,12を重ね合せて筒状に巻き、上記の結合
代12d,12eのみを四重に重ね合せて巻きか
しめ結合した例を示す。
第4図は端板1bとの結合部を示すもので、端
板1bを外筒1aと同様に普通鋼板11の内外両
面にステンレス鋼板12,12を重ね合せた3層
構成とし、外筒1aとの結合部Bもステンレス鋼
板12のみの重ね合せによりかしめ結合した例で
ある。
板1bを外筒1aと同様に普通鋼板11の内外両
面にステンレス鋼板12,12を重ね合せた3層
構成とし、外筒1aとの結合部Bもステンレス鋼
板12のみの重ね合せによりかしめ結合した例で
ある。
なお、高価なステンレス鋼板12の板厚は例え
ば約0.1mmとし、普通鋼板11のそれは約〜.6
mmとして、全体の板厚は従来の消音器を略等しく
なるように構成すると、高価なステンレス鋼板を
用いてもコストを低くおさえることができる。
ば約0.1mmとし、普通鋼板11のそれは約〜.6
mmとして、全体の板厚は従来の消音器を略等しく
なるように構成すると、高価なステンレス鋼板を
用いてもコストを低くおさえることができる。
ハ 考案の効果
本考案は上記の構成であるかな、消音器の内外
両面が耐食性のよいステンレス鋼板12で形成さ
れ、かつ結合部においても普通鋼板を露出させな
いでステンレス鋼板のみを結合したから、耐食性
のよい長寿命の消音器が得られる。しかも、消音
器1を高価なステンレス鋼板12のみで形成する
場合に比べ安価に製作できる。また消音器1を多
層化したことによつて器壁からの放射音を低減す
ることができるもので消音特性が向上する等の効
果がある。
両面が耐食性のよいステンレス鋼板12で形成さ
れ、かつ結合部においても普通鋼板を露出させな
いでステンレス鋼板のみを結合したから、耐食性
のよい長寿命の消音器が得られる。しかも、消音
器1を高価なステンレス鋼板12のみで形成する
場合に比べ安価に製作できる。また消音器1を多
層化したことによつて器壁からの放射音を低減す
ることができるもので消音特性が向上する等の効
果がある。
第1図は本考案消音器の斜視図、第2図はその
拡大横断面図、第3図は変形例の同上図、第4図
は消音器外筒の端板との結合部の拡大縦断面図で
ある。 1は消音器、11は鋼板もしくは表面処理鋼
板、12はステンレス鋼板、Aは結合部。
拡大横断面図、第3図は変形例の同上図、第4図
は消音器外筒の端板との結合部の拡大縦断面図で
ある。 1は消音器、11は鋼板もしくは表面処理鋼
板、12はステンレス鋼板、Aは結合部。
Claims (1)
- 普通鋼板もしくは表面処理鋼板の両面にステン
レス鋼板を重ね合せて3層構造にするとともに、
上記普通鋼板もしくは表面処理鋼板をステンレス
鋼板より短くすることにより、その端部をステン
レス鋼板のみの重ね合せにより結合した消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984153215U JPH0212261Y2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984153215U JPH0212261Y2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6169423U JPS6169423U (ja) | 1986-05-12 |
JPH0212261Y2 true JPH0212261Y2 (ja) | 1990-04-06 |
Family
ID=30711249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984153215U Expired JPH0212261Y2 (ja) | 1984-10-11 | 1984-10-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0212261Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5649215B2 (ja) * | 1976-07-21 | 1981-11-20 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5649215U (ja) * | 1979-09-21 | 1981-05-01 |
-
1984
- 1984-10-11 JP JP1984153215U patent/JPH0212261Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5649215B2 (ja) * | 1976-07-21 | 1981-11-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6169423U (ja) | 1986-05-12 |
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