JPS6320814Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6320814Y2 JPS6320814Y2 JP1982128123U JP12812382U JPS6320814Y2 JP S6320814 Y2 JPS6320814 Y2 JP S6320814Y2 JP 1982128123 U JP1982128123 U JP 1982128123U JP 12812382 U JP12812382 U JP 12812382U JP S6320814 Y2 JPS6320814 Y2 JP S6320814Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- inner pipe
- shell
- fixed
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 23
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 4
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内燃機関の排気系用マフラーに関す
る。
る。
従来、この種のマフラーにおいて、シエルとイ
ンナーパイプとの空間を仕切る仕切板を、シエル
の内面に対しスポツト溶接して固着するものがあ
るが、このようにスポツト溶接にて固着するもの
においては次のような問題点があつた。すなわ
ち、シエルには、その腐蝕対策上よりアルミメツ
キ等の表面処理が施こされているが、前記のよう
に仕切板をスポツト溶接すると、該溶接部におけ
るシエルに施こされたメツキが剥離し、耐久性が
低下する欠点があり、また、耐久性を向上させる
ために、前記のようなメツキの目付量(厚み)を
大きくすると、前記のようなスポツト溶接が困難
になる上に固着強度も低下するなどの欠点があつ
た。
ンナーパイプとの空間を仕切る仕切板を、シエル
の内面に対しスポツト溶接して固着するものがあ
るが、このようにスポツト溶接にて固着するもの
においては次のような問題点があつた。すなわ
ち、シエルには、その腐蝕対策上よりアルミメツ
キ等の表面処理が施こされているが、前記のよう
に仕切板をスポツト溶接すると、該溶接部におけ
るシエルに施こされたメツキが剥離し、耐久性が
低下する欠点があり、また、耐久性を向上させる
ために、前記のようなメツキの目付量(厚み)を
大きくすると、前記のようなスポツト溶接が困難
になる上に固着強度も低下するなどの欠点があつ
た。
そこで本考案は前記のような欠点を解消するこ
とを目的とするもので、すなわち、周縁に支承部
3aを板面より側方に向つて突出形成した仕切板
3に、インナーパイプ2を挿通する孔を設け、該
孔縁に上記と同様に支承部3aを突出形成し、上
記仕切板3に設けた孔にインナーパイプ2を挿通
し、該インナーパイプに仕切板の支承部を挟んで
係合突起2aを突出形成してインナーパイプを仕
切板にかしめ付け、このようにインナーパイプ2
をかしめ固着した仕切板3を、金属板を複数層に
巻いて形成したシエル1の内面に、圧入固着する
ようにしたことを特徴とするものである。
とを目的とするもので、すなわち、周縁に支承部
3aを板面より側方に向つて突出形成した仕切板
3に、インナーパイプ2を挿通する孔を設け、該
孔縁に上記と同様に支承部3aを突出形成し、上
記仕切板3に設けた孔にインナーパイプ2を挿通
し、該インナーパイプに仕切板の支承部を挟んで
係合突起2aを突出形成してインナーパイプを仕
切板にかしめ付け、このようにインナーパイプ2
をかしめ固着した仕切板3を、金属板を複数層に
巻いて形成したシエル1の内面に、圧入固着する
ようにしたことを特徴とするものである。
次に図面に示す本考案の実施例について説明す
る。
る。
1はシエルで、重合したインナーシエル1aと
アウターシエル1bとにより複数層に形成されて
いると共に、夫々の継ぎ部1c,1dが相互に反
対側になるように設定してかしめ形成されてお
り、このようにシエル1を複数層に形成すること
によりシエル1の遮音性、耐圧性の向上が図られ
ている。インナーパイプ2に対する仕切板3の固
着方法は、仕切板3をインナーパイプ2に圧入嵌
合した後、インナーパイプ2における仕切板3の
両側部を、押型によつて外方へ押圧***させて係
合突起2aを形成し、この係合突起2aによつて
仕切板3がインナーパイプ2に対してかしめ固着
されている。シエル1に対する仕切板3の固着
は、前記のようにインナーパイプ2を固着した仕
切板3を、その外周部に折曲形成した支承部3a
がシエル1の内面に圧接するように圧入し、シエ
ル1の内面と支承部3aの外周面との摩擦力によ
り固着されている。
アウターシエル1bとにより複数層に形成されて
いると共に、夫々の継ぎ部1c,1dが相互に反
対側になるように設定してかしめ形成されてお
り、このようにシエル1を複数層に形成すること
によりシエル1の遮音性、耐圧性の向上が図られ
ている。インナーパイプ2に対する仕切板3の固
着方法は、仕切板3をインナーパイプ2に圧入嵌
合した後、インナーパイプ2における仕切板3の
両側部を、押型によつて外方へ押圧***させて係
合突起2aを形成し、この係合突起2aによつて
仕切板3がインナーパイプ2に対してかしめ固着
されている。シエル1に対する仕切板3の固着
は、前記のようにインナーパイプ2を固着した仕
切板3を、その外周部に折曲形成した支承部3a
がシエル1の内面に圧接するように圧入し、シエ
ル1の内面と支承部3aの外周面との摩擦力によ
り固着されている。
以上のように本考案は仕切板3のシエル1に対
する固着を、溶接固着とすることなく、圧入によ
る摩擦力のみによつて固着するようにしたので、
仕切板3のシエル1に対する固着に際し、従来の
スポツト溶接の如く、シエル1のメツキが剥離す
ることがない。そのため腐蝕による耐久性の低下
を防止することができる。しかもシエル1に対す
るメツキを耐久性の向上を図るために厚く施こし
ても、仕切板3の圧力固着を確実に行なうことが
できる。更に前記のように単なる圧入固着であつ
ても、シエル1を複数層に形成したから、遮音効
果は第3図に示すように従来品のものの特性がイ
であるのに対し本案のものの特性はロのようにな
る。更に本案は、仕切板3に対するインナーパイ
プ2の固着を、インナーパイプに***形成した係
合突起2aでかしめ固着したのでマフラー本体を
溶接部分を全く設けずに構成できる。従つて前記
した溶接による弊害を一掃できる。
する固着を、溶接固着とすることなく、圧入によ
る摩擦力のみによつて固着するようにしたので、
仕切板3のシエル1に対する固着に際し、従来の
スポツト溶接の如く、シエル1のメツキが剥離す
ることがない。そのため腐蝕による耐久性の低下
を防止することができる。しかもシエル1に対す
るメツキを耐久性の向上を図るために厚く施こし
ても、仕切板3の圧力固着を確実に行なうことが
できる。更に前記のように単なる圧入固着であつ
ても、シエル1を複数層に形成したから、遮音効
果は第3図に示すように従来品のものの特性がイ
であるのに対し本案のものの特性はロのようにな
る。更に本案は、仕切板3に対するインナーパイ
プ2の固着を、インナーパイプに***形成した係
合突起2aでかしめ固着したのでマフラー本体を
溶接部分を全く設けずに構成できる。従つて前記
した溶接による弊害を一掃できる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
側断面図、第2図は第1図における−線断面
図、第3図は本案と従来のものの透過音比較図で
ある。 1……シエル、2……インナーパイプ、2a…
…係合突起、3……仕切板。
側断面図、第2図は第1図における−線断面
図、第3図は本案と従来のものの透過音比較図で
ある。 1……シエル、2……インナーパイプ、2a…
…係合突起、3……仕切板。
Claims (1)
- 周縁に支承部3aを板面より側方に向つて突出
形成した仕切板3に、インナーパイプ2を挿通す
る孔を設け、該孔縁に上記と同様に支承部3aを
突出形成し、上記仕切板3に設けた孔にインナー
パイプ2を挿通し、該インナーパイプに仕切板の
支承部を挟んで係合突起2aを突出形成してイン
ナーパイプを仕切板にかしめ付け、このようにイ
ンナーパイプ2をかしめ固着した仕切板3を、金
属板を複数層に巻いて形成したシエル1の内面
に、圧入固着するようにしたことを特徴とする内
燃機関の排気系用マフラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12812382U JPS5932120U (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 内燃機関の排気系用マフラ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12812382U JPS5932120U (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 内燃機関の排気系用マフラ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5932120U JPS5932120U (ja) | 1984-02-28 |
JPS6320814Y2 true JPS6320814Y2 (ja) | 1988-06-09 |
Family
ID=30290758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12812382U Granted JPS5932120U (ja) | 1982-08-25 | 1982-08-25 | 内燃機関の排気系用マフラ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5932120U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0218282Y2 (ja) * | 1985-07-08 | 1990-05-22 | ||
JPH0630292B2 (ja) * | 1986-05-23 | 1994-04-20 | 株式会社村田製作所 | 複合部品の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4516002Y1 (ja) * | 1966-10-25 | 1970-07-03 | ||
JPS5167850A (ja) * | 1974-12-10 | 1976-06-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Sonyushikimafura |
JPS5237142A (en) * | 1975-09-10 | 1977-03-22 | Fuaburikachionsu Ag | Slide fastener and method and device for producing same |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53131149U (ja) * | 1977-03-24 | 1978-10-18 | ||
JPS621385Y2 (ja) * | 1980-12-25 | 1987-01-13 |
-
1982
- 1982-08-25 JP JP12812382U patent/JPS5932120U/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4516002Y1 (ja) * | 1966-10-25 | 1970-07-03 | ||
JPS5167850A (ja) * | 1974-12-10 | 1976-06-11 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Sonyushikimafura |
JPS5237142A (en) * | 1975-09-10 | 1977-03-22 | Fuaburikachionsu Ag | Slide fastener and method and device for producing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5932120U (ja) | 1984-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6320814Y2 (ja) | ||
JPH01156359U (ja) | ||
JPH08128485A (ja) | 液圧緩衝器の取付環および液圧緩衝器の取付環製造方法 | |
JPH0231562Y2 (ja) | ||
JPH0315269Y2 (ja) | ||
JPH0732358Y2 (ja) | アルミニウム合金製構造部材 | |
JPS5943455Y2 (ja) | オ−トバイ用消音器 | |
JPH0210252Y2 (ja) | ||
JPH0730892Y2 (ja) | 金属ハニカム触媒コンバ−タ | |
JP2002087078A (ja) | 車両用遮音部品 | |
JPH053711Y2 (ja) | ||
JPS6133216Y2 (ja) | ||
JPS5943452Y2 (ja) | ***式マフラ− | |
JPS5943451Y2 (ja) | ***式マフラ− | |
JPH0212261Y2 (ja) | ||
JPH0212260Y2 (ja) | ||
JPS581047Y2 (ja) | 小型ホィ−ルキャップの嵌合構造 | |
JP3372380B2 (ja) | 消音器に於けるアルミニウム系金属製の外筒と鉄系金属製の内筒との結合構造 | |
JPH0245465Y2 (ja) | ||
JPH08312367A (ja) | 内燃機関用クランクスプロケット | |
JPS621382Y2 (ja) | ||
JP2501433Y2 (ja) | 消音器のシェル構造 | |
JPH041288Y2 (ja) | ||
JPH0618613U (ja) | 消音器 | |
JPH029176Y2 (ja) |