JPH03198922A - コイニングポンチ - Google Patents

コイニングポンチ

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JPH03198922A
JPH03198922A JP1204842A JP20484289A JPH03198922A JP H03198922 A JPH03198922 A JP H03198922A JP 1204842 A JP1204842 A JP 1204842A JP 20484289 A JP20484289 A JP 20484289A JP H03198922 A JPH03198922 A JP H03198922A
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JP
Japan
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punch
coining
holder
punch holder
sliding surface
Prior art date
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Application number
JP1204842A
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JPH0829363B2 (ja
Inventor
Yoshikazu Niibe
新部 嘉一
Makoto Umezawa
誠 梅沢
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ワークのバリ側端縁にバリ取りを兼ねたコ
イニング加工を施す場合に用いられるコイニングポンチ
に関するものである。
(従来の技術) 上述の如きコイニングポンチとしては例えば、第3図に
示す、タイヤ用ホイールのホイールディスクの孔加工用
コイニング型に用いられているものがある。
図中1で示すそのコイニングポンチは、下型の図示しな
い下ヘースに固定されたカムドライバ2に、図中矢印A
で示す方向へ摺動し得るように支持されるとともに、そ
の下ベースに昇降自在に支持されたポンチホルダ3に、
図中矢印Bで示す進退方向へ摺動し得るように支持され
ており、かかるコイニング型にあっては、上型の下降に
伴ない押下げられるポンチホルダ3の下降によって、コ
イニングポンチ1が、カムドライバ2に対し斜め下方へ
摺動しながらポンチホルダ3に対し前進して突出する方
向へ摺動し、そのポンチホルダ3と上型のダイホルダ4
との間に挟持されたワークとしてのホイールディスク5
の孔5a内に嵌入して、ダイホルダ4に埋設されたコイ
ニングポンチ6との共働により、その孔5aの、第4図
(a)に示す如く孔抜き加工によって生じたハリ5bが
突出している側の端縁を押潰し、その端縁に第4図(b
)に示す如き面取り部5cを形成する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記従来のコイニングポンチ1にあっては
、ポンチホルダ3に対する摺動面1aとそのポンチホル
ダ3との間の微細な隙間に、ハリ5hを押潰すことによ
り発生するカスが入り込んで、その摺動面1aやポンチ
ホルダ3例の支持面に鰯りを生じさせ、これによってポ
ンチホルダ3に対するコイニングポンチ1の進退移動が
妨げられることがあるという問題があった。
この発明は、上述した課題を有利に解決したコイニング
ポンチを提供するものである。
(課題を解決するための手段) この発明のコイニングポンチは、ポンチホルダに摺動自
在に支持され、そのポンチホルダから突出する移動に基
づきコイニングダイと共働して、ワークのハリ側端縁に
コイニング加工を施すものであって、前記ポンチホルダ
に対する摺動面の前端部付近に、そのポンチホルダに密
に摺接するカス止め部材を設けることを特徴とするもの
であり、さらに前記摺動面に、カス受け溝を設けること
としても良い。
(作 用) かかるコイニングポンチによれば、カス止め部材が摺動
面の前端部付近にてポンチホルダに密に摺接して、バリ
の押潰しにより発生するカスがコイニングポンチの摺動
面とポンチホルダとの隙間に入り込むのを阻止するので
、ポンチの摺動面やポンチホルダ側の支持面への舊りの
発生をほとんどもしくは全く無くし得て、ポンチホルダ
に対するコイニングポンチの円滑な進退移動を維持する
ことができる。
そして、上記カス止め部材に加え、コイニングポンチの
摺動面にカス受け溝を設ければ、カス止め部材で阻止し
得なかった微細なカスもその溝内に収容し得るので、上
記コイニングポンチの円滑な作動の維持をさらに確実な
らしめることができる。
(実施例) 以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。
第1図は、この発明のコイニングポンチの一実施例を用
いた、タイヤ用ホイールのホイールディスクの孔加工用
コイニング型を型閉じ状態で示す縦断面図、第2図はそ
のコイニング型を型開き状態で示す縦断面図であり、こ
のコイニング型は、コイニングポンチを除いて第3図に
示す従来の型と同様の構成を有するので、図中第3図に
示すと同様の部分はそれと同一の符号にて示す。
すなわち、図中2はカムドライバ、3はポンチホルダ、
4はグイホルダ、5はワークとしてのホイールディスク
、6はコイニングダイをそれぞれ示し、7はこの実施例
のコイニングポンチを示す。
ここで、カムドライバ2は、下ホルダ8にバッキングプ
レート9を介し固定されて、コイニングポンチ7を図中
矢印Aで示す方向へ摺動し得るように支持しており、ま
たポンチホルダ3は、カムドライバ2の外周面に摺接し
てそのカムドライバ2に昇降自在に支持されるとともに
、スプリング10によりビン11を介し上方へ常時付勢
され、ボルト12により第2図に示す位置に上昇限位置
を特定される。
さらに、ポンチホルダの周囲には環状のストリッパ13
が下ホルダ8により昇降自在に支持されて配設されてお
り、このストリッパ13は図示しないクツション装置に
よりブツシュロッド14を介して上方へ常時弾性的に付
勢され、そのクツション装置のストロークから、第2図
に示す位置に上昇限位置を特定される。
尚、ポンチホルダ3には、ロケートピン15が立設され
ており、このロケートピン15は、ホイールディスク5
のボルト孔と嵌まり合って、孔5aの周方向位置をコイ
ニングポンチ7の位置に整列させる。
この一方、グイホルダ4は、上ホルダ16に固定されて
おり、コイニングダイ6はそのダイホルダ4に、スペー
サ17を挟んで埋設されている。
さらに、ダイホルダ4には、ポンチホルダ押下げビン1
8と、ストリッパ押下げビン19とが下向きに立設され
るとともに、エジェクタロッド20が、昇降自在に支持
されており、このエジェクタロッド20は、スプリング
21により突出方向へ常時付勢され、ボルト22により
第2図に示す位置に突出限位置を特定される。
しかして、ここにおけるコイニングポンチ7は、ポンチ
ホルダ3の孔3aに摺動自在に嵌合わされた軸部23と
、その軸部に螺着された高強度の頭部24と、それら軸
部23および頭部24の間に介挿された環状のスペーサ
25とからなり、その頭部24の先端部には、ホイール
ディスク5の孔5aに第4図(b)に示す面取部5cを
形成するための截頭円錐状の成形面が形成されている。
さらに、上記頭部24の周囲には環状溝が形成され、そ
の環状溝内には、カス止め部材としての0リング26が
嵌入されており、加えて、上記軸部の周囲にはこの例で
は三本の環状のカス受け溝23aが形成されている。
かかるコイニング型にあっては、第2図に示す型開き状
態でストリッパ13上にホイールディスク5を載置して
、上記上ホルダ16、ダイホルダ4、コイニングダイ6
等からなる上型を、上記下ホルダ8、カムドライバ2、
ポンチホルダ3、コイニングポンチ7、ストリッパ13
等からなる下型へ向けて下降させると、先ず、エジェク
タロッド20がホイールディスク5に当接してそれをス
トリッパ13上へ押付けながら後退し、次いでグイホル
ダ4がホイールディスク5に当接する前にストリッパ押
下げビン19がストリッパ13に当接してそれを下降さ
せる。そして、上記ストリッパ13の下降に基づきホイ
ールディスク5が下降してポンチホルダ3に嵌まり合う
とともにそのポンチホルダ3とグイホルダ4とがホイー
ルディスク5を挟持した後、ポンチホルダ押下げビン1
8がポンチホルダ3を押下げる。
このポンチホルダ3の押下げにより、確動カムとしても
機能するコイニングポンチ7は、カムドライバ2に対し
図では左斜め下方へ摺動するとともにポンチホルダ3に
対し前進して図では左斜め上方へ突出する方向へ摺動し
、これにより、ホイールディスク5の孔5aの、第4図
(a)に示す如くバリ5bが突出している内側端縁を、
第1図に示すようにコイニングダイ6を当て金として押
潰して、その端縁に第4図(b)に示す如き面取り部5
Cを形成する。
しかる後、上型を上昇させると、上述したと逆の工程を
経て、ストリッパ13がホイールディスク5をポンチホ
ルダ3から外しながら第2図に示す位置まで上昇し、こ
れとともにエジェクタビン20がグイホルダ4から突出
してホイールディスク5のグイホルダ4への付着を防止
する。
そして一方、コイニングポンチ7もポンチホルダ3の上
昇に伴ない、第2図に示すポンチホルダ3内の位置まで
後退するよう、ポンチホルダ3およびカムドライバ2に
対して摺動する。
ところで、上記コイニング加工を行うと、バリの押潰し
によりそのハリの一部がホイールディスク5の内側へ割
れ落ちてカスとなるが、ここではコイニングポンチ7の
頭部24に設けられたOリング26が、その弾性によっ
て、ポンチホルダ3の、コイニングポンチ7の軸部23
を支持する孔3aの内周面に密に摺接しているので、上
記カスはほとんどそのOリング26により、軸部23の
外周面と孔3aの内周面との間の微細な隙間に入り込む
のを阻止され、0リング26で阻止しきれない微細なカ
スがその隙間に入り込んだとしても、この例では、その
カスはポンチホルダ3に対する軸部23の進退移動によ
ってカス受け溝23a内に収容されてしまう。
従って上記コイニングポンチ7によれば、コイニング加
工で発生したカスによる軸部23の外周面や孔3aの内
周面への陥り発生を確実に防止し得て、ポンチホルダ3
に対するコイニングポンチ7の円滑な進退移動を維持す
ることができる。
尚、図では、ホイールディスク5の孔5aは一つしか示
していないが実際には周方向に複数存在し、これに対応
して、コイニングポンチ7およびコイニングダイ6も図
示の軸線Cを中心に周方向に複数づつ設けられており、
それらは同時に上記コイニング加工を行う。
以上図示例に基づき説明したが、この発明は上述の例に
限定されるものでなく、例えばコイニングポンチはワー
クの外側端縁のバリ潰しに用いる、例えば板状のもので
も良く、かかる場合には、カス止め部材は、スプリング
等により押圧されてポンチホルダに密接する剛性部材で
も良い。そして、ワークは上記ホイールディスク以外の
ものでも良いことはもちろんである。
(発明の効果) かくしてこの発明のコイニングポンチによれば、ポンチ
の摺動面やポンチホルダ側の支持面への鰯りの発生をほ
とんどもしくは全く無くし得て、ポンチホルダに対する
コイニングポンチの円滑な進退移動を維持する二よがで
きる。
そして、上記カス止め部材に加え、コイニングポンチの
摺動面にカス受け溝を設ければ、上記コイニングポンチ
の円滑な作動の維持をさらに確実ならしめることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のコイニングポンチの一実施例を用い
たコイニング型を型閉じ状態で示す縦断面図、 第2図は上記コイニング型を型開き状態で示す縦断面図
、 第3図は従来のコイニングポンチを示す断面図、第4図
(a)はコイニング加工前のワーク、同図(b)はコイ
ニング加工後のワークをそれぞれ示す断面図である。 3・・・ポンチホルダ   5・・・ホイールディスク
6・・・コイニングダイ  7・・・コイニングポンチ
23a・・・カス受け溝   26・・・0リング第2
図 第3図 第4図 (a) (b) b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポンチホルダ(3)に摺動自在に支持され、そのポ
    ンチホルダから突出する移動に基づきコイニングダイ(
    6)と共働して、ワーク(5)のバリ側端縁にコイニン
    グ加工を施すコイニングポンチにおいて、 前記ポンチホルダに対する摺動面の前端部付近に、その
    ポンチホルダに密に摺接するカス止め部材(26)を設
    けることを特徴とする、コイニングポンチ。 2、前記摺動面に、カス受け溝(23a)を設けること
    を特徴とする、請求項1記載のコイニングポンチ。
JP1204842A 1989-08-09 1989-08-09 コイニングポンチ Expired - Lifetime JPH0829363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1204842A JPH0829363B2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 コイニングポンチ

Applications Claiming Priority (1)

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JP1204842A JPH0829363B2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 コイニングポンチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03198922A true JPH03198922A (ja) 1991-08-30
JPH0829363B2 JPH0829363B2 (ja) 1996-03-27

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ID=16497296

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1204842A Expired - Lifetime JPH0829363B2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 コイニングポンチ

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JP (1) JPH0829363B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008248698A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Nippon Keiki Works Ltd 薄型水冷ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008248698A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Nippon Keiki Works Ltd 薄型水冷ポンプ

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JPH0829363B2 (ja) 1996-03-27

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