JPH03183543A - 化粧板の製造方法 - Google Patents

化粧板の製造方法

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JPH03183543A
JPH03183543A JP32148489A JP32148489A JPH03183543A JP H03183543 A JPH03183543 A JP H03183543A JP 32148489 A JP32148489 A JP 32148489A JP 32148489 A JP32148489 A JP 32148489A JP H03183543 A JPH03183543 A JP H03183543A
Authority
JP
Japan
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paper
decorative
film
hot
melt adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP32148489A
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English (en)
Inventor
Manabu Nagasawa
長澤 学
Yoshiyasu Imamura
今村 良叶
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、化粧板用紙を剥離する事が困難で、表面平滑
性に優れ、隠ぺい、光沢、色相が均一な塗装化粧板、も
しくは化粧板用紙を剥離する事が困難で、表面平滑性に
優れるプレコート紙貼り化粧板の製造方法に関するもの
である。
「従来の技術」 従来、塗装化粧板は、合板、パーティクルボード、MD
F、ハードボード等の化粧板用基材に酢酸ビニル樹脂エ
マルジョンや、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂エマル
ジョン等の不揮発分30〜60%の水系接着剤をロール
コータ−等で塗布し、タックがでる程度までドライヤー
で半乾燥した後、23g薄葉紙、30g強化紙等の塗装
化粧板用目止め紙、グラビア印刷化粧紙の如き化粧板用
紙を熱ロール等でラミネートするか、同様の接着剤を紙
の裏面にコーティングし、熱風ドライヤー等で半乾燥し
た後、熱ロール等でラミネートした板にロールコータ−
、フローコーター、スプレー等の常法で上塗り塗装して
製造していた。
この方法では、接着剤の水分の影響により基材の部分的
な膨潤が発生し、ホモダクと呼ばれる凹凸が生じたり、
ラミネート後に接着剤の乾燥により目やせが生じたりす
るため、上塗り塗装を施しても凹凸や目やせが消えず、
フラットな表面を得る事が難しかった。又、祇貼り状態
での凹凸や目やせの部分は、上塗り塗料の膜厚が他の部
分と異なるため、部分的な隠ぺい、光沢、色相のむらが
生じ、化粧板の品質を著しく落とす原因になっていた。
又、接着剤の水分が残った状態で塗装すると、塗料の硬
化阻害を生ずる事があるため、水系接着剤でラミネート
した直後には、塗装する事が出きず、通常、ラミネート
から塗装まで1日程度の養生時間を必要としていた。
水系接着剤を使用するこれらの欠点を解決するために、
従来は、基材に目止め処理を施した後にサンダー処理を
してからラミネートしたり、塗装化粧板では、祇貼り後
にサンデイングシーラーを塗装し、サンダー処理の後上
塗り塗装をするか、樹脂100%のホットメルトフィル
ムを裏面にラミネートしたプレコート紙を、基材に熱圧
する方法が知られている。
しかし、目止め処理やザンディングシーラー処理を施す
方法では大幅なコストアンプになり、又、樹脂100%
のホットメルトフィルムをラミネー)した化粧板用紙を
常法で基材に熱圧する方法では、ラミネー[−後に化粧
板用紙を剥離しようとする力が働いたとき、基材とフィ
ルム間よりも、化粧板用紙とフィルムの方が強固に接着
していることと、フィルムが化粧板用紙を強化し、剥離
時に化粧板用紙とフィルムがそれぞれ切れる事無く一体
となって容易に基材から剥離する欠点があった。
「発明が解決しようとする課題」 本発明者等は、化粧板用紙を剥離する事が困難で、ホモ
ダク、目やせ、隠ぺいむら、光沢むら、色相むらの無い
塗装化粧板と、化粧板用紙を剥離する事が困難で、ホモ
ダク、目や七の無いプレコー・ト紙貼り化粧板を生産す
る事を目的として研究を進めた際に、ホットメルト接着
剤を使用した時ホットメルト接着剤によって形成される
フィルムの伸び率が接着性能に大きく影響していること
と、粒状体を含み伸び率が150%以下になるホットメ
ルト接着剤を使用すると剥離し難いことを見出し、本発
明に到達した。
「課題を解決するための手段」 本発明は、化粧板用紙を基材に接着させて化粧板を製造
する方法に於いて、粒状体を配合することによってフィ
ルム状にした時の伸び率が150%以下であるホットメ
ルト接着剤を化粧板用紙に塗布し、次いで熱圧により基
材と接着させることを特徴とする化粧板の製造方法に関
するものである。
本発明に於いて使用し得る化粧板用紙としては、薄葉紙
、強化紙等の塗装化粧板用目止め紙、化粧紙、プレコー
ト化粧紙等を挙げることができる。
本発明に於けるホットメルト接着剤とは、ポリウレタン
系、湿気硬化ウレタン系、ポリアミド系、飽和ポリエス
テル系、EVAを含むポリオレフィン系、エポキシ系、
アクリル系、ポリビニルアセクール系等の熱可塑性樹脂
を主成分とし、これに、炭酸カルシウム、タルク、カオ
リン、珪酸の如き体質顔料、酸化チタンの如き着色顔料
、中空樹脂粒子等の粒状体を配合することにより、フィ
ルム状にした時の伸び率が150%以下のものをいう。
本発明に於ける基材としては、合板、パーティクルボー
ド、MDF、ハードボード等を挙げることができる。
化粧板用紙として塗装化粧板用目止め紙、化粧紙を使用
した場合には、化粧板用紙を基材に接着した後に−E塗
り塗料を塗装する必要がある。本発明に於いて使用し得
る上塗り塗料としては、アミノアルキッド樹脂塗料、ウ
レタン樹脂塗料等を挙げることができ、無色透明でもよ
いし、着色不透明であってもよい。
本発明に従って化粧板を製造するには、23g薄葉紙、
30g強化紙等の塗装化粧板用目止め紙、グラビア印刷
化粧紙、プレコート化粧紙等の化粧板用紙の裏面に、体
質顔料、顔料、中空樹脂粒子等の粒状体を2〜60重量
部重量転配不揮発分100%で、フィルムの伸び率が1
50%以下となるホットメルト接着剤をロールコータ−
等の常法により10〜100μの厚さに塗布するか、体
質顔料、顔料、中空樹脂粒子等の粒状体を2〜60重量
部重量転配不揮発分100%で、フィルムの伸び率が1
50%以下となる10〜100μの厚さのホットメルト
接着剤フィルムをラミネートした接着剤付き紙を作威し
、次いで、平プレス、金属ロール等で120〜180°
Cで熱圧、又は熱圧と冷圧によりホットメルト接着剤を
基材の導管等の凹凸にフローさせればよいが、化粧板用
紙として目止め紙、グラビア印刷化粧紙を使用する場合
にはロールコータ−、フローコーター、スプレー等で上
塗り塗料を塗装する。
第1図は本発明に従って製造した化粧板の一例を示す部
分断面図である。第1図に於いて、紙工、印刷層2、上
塗り塗料3よりなるプレコート化粧紙が粒状体を配合す
ることによってフィルム状にした時の伸び率が150%
以下であるホットメルト接着剤4によってラワン合板5
に貼り合わされている。第1図に示す化粧板は、祇lを
剥離させようとしても、第2図に示すように部分的に千
切れてしまうために紙1が全体的に簡単に剥離すること
がない。これに対して、粒状体を配合しないことによっ
てフィルム状にした時の伸び率が150%以上のホット
メルト接着剤6を使用した化粧板は、祇lを剥離させよ
うとすると、紙1が全体的に簡単に剥離してしまう。
「実施例」 実施例1 23gプリント紙の裏面にニップフィード式ロールコー
タ−(クロイナート社製)を用いて、炭酸カルシウムを
30重量部、タルクを20重量部含む、フィルム伸び率
140%で軟化点110°CのEVA系ホットメルト接
着剤(デイックメルトAX(大日本インキ化学工業(株
)製)100重量部を40μの厚さに塗布し、直ちにチ
ルロールで冷却後巻きとり、接着剤付きのプリント紙を
作成した。次に、接着剤側を赤外線で非接触で加熱し、
150°Cの金属ロール3本で熱圧して、2.5膜厚の
ラワン合板にラミネートしてプリント紙貼り合板を作成
した。次に、プリント紙表面にナチュラルロールコータ
−で、単色のア≧ノアルキッド樹脂塗料を塗布して塗装
化粧板を得た。
得られた塗装化粧板は、ホモダク、目やせ、隠ぺいむら
、光沢むら、色相むらが無く、表面品位の良好な外観を
呈していた。
この化粧板の化粧紙を剥そうとしたが、紙屑が破断して
、剥離する事は困難であった。
実施例2 表面をウレタンコートした30gグラビア印刷紙の裏面
にニップフィード式ロールコータ−(クロイナート社製
)を用いて、中空樹脂粒子(ボンコートPP2000(
大日本インキ化学工業(株)製)20重量部、酸化チタ
ン5重量部含むフィルム伸び率120%で軟化点60°
Cの湿気硬化型ウレタン系ホットメルト接着剤(スーパ
ーグリ・ンプ20009802 (大日本インキ化学工
業(株)製)100重量部を30μの厚さに塗布し、直
ちに、150℃の金属製ロール3本で、91厚のパーテ
ィクルボードにラミネートしてプレコート紙貼りパーテ
ィクルボードを作成した。
得られた塗装化粧板は、ホモダク、目やせ、隠ぺいむら
、光沢むら、色相むらが無く、表面品位の良好な外観を
呈していた。
この化粧板の化粧紙を剥そうとしたが、紙層が破断して
、剥離する事は困難であった。
「発明の効果」 本製法によれば、熱圧時に基材の凹凸を接着剤がフロー
し、充填するとともに、化粧面側は平ブレスや金属ロー
ルで平滑にされ、接着剤中にホモダク、目やせの原因と
なる水分を含んでいないために、祇貼り状態でのホモダ
ク、目やせを生じない。又、紙貼りの状態で凹凸がない
ため、上塗り塗料を均一な膜厚に塗装する事が容易に出
来、隠ぺいむら、光沢むら、色相むらの無い平滑な表面
状態を有する塗装化粧板と、プレコート紙貼り化粧板を
安定して製造する事が出来る。
又、接着剤中に水分を含んでいないので紙貼り後、直ち
に上塗り塗装を施しても上塗り塗料の硬化阻害を生じる
事がない。
本製法で得られた化粧板は、化粧板を剥そうとする力が
働いた場合には、体質顔料、顔料、中空樹脂粒子の如き
粒状体の影響により接着剤は伸び率と破断強度が低く、
破断しやすいため、接着剤と化粧紙が一体となって基材
から剥がれることは無く、化粧紙を広い面積で連続して
剥がすことが極めて困難になる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明に従って製造した化粧板の
一例を示す部分断面図並びに第3図は従来法によって製
造した化粧板の一例を示す部分断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 化粧板用紙を基材に接着させて化粧板を製造する方法に
    於いて、粒状体を配合することによってフィルム状にし
    た時の伸び率が150%以下であるホットメルト接着剤
    を化粧板用紙に塗布し、次いで熱圧により基材と接着さ
    せることを特徴とする化粧板の製造方法。
JP32148489A 1989-12-13 1989-12-13 化粧板の製造方法 Pending JPH03183543A (ja)

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JP32148489A JPH03183543A (ja) 1989-12-13 1989-12-13 化粧板の製造方法

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JPH03183543A true JPH03183543A (ja) 1991-08-09

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JP (1) JPH03183543A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005292818A (ja) * 2004-03-10 2005-10-20 Dainippon Printing Co Ltd ホログラム転写箔およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005292818A (ja) * 2004-03-10 2005-10-20 Dainippon Printing Co Ltd ホログラム転写箔およびその製造方法

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